ヤモリといえば、家の外壁などにペタッと張り付いている姿が印象的ですよね♪害虫を食べてくれることから、家の守り神ともいわれているヤモリですが、ヤモリはいつ頃卵を産み、繁殖しているのでしょうか?また、ヤモリを孵化させる際の注意点についても気になりますよね☆
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もくじ
ヤモリの卵の特徴
出典:https://bit.ly/2v4jg95
- 薄ピンク色に変化する
- 1度に2個の卵を産む
- 接着する
薄ピンク色に変化する
ヤモリの卵は、薄ピンク色に変化します。
一般的に、生き物の卵の言うと白色を想像しますよね。
ヤモリの場合は、産卵直後の卵の色は白色をしているのですが、徐々に薄ピンク色に変化していきます。
白色だった卵が薄ピンク色になるなんて、なんだかオシャレですよね^^
白色から薄ピンク色になった卵は、時間の経過とともに灰色っぽく変化していきます。
薄ピンク色の時期にはうっすらと血管が見える段階ですが、卵の中で成長していくと、徐々に姿がしっかりとしていくので、ヤモリの色である灰色が透けて見えるようになるというわけです。
1度に2個の卵を産む
ヤモリは、1度に2個セットの卵を産みます。
数字の8のようにセットで産まれる卵は1個1センチ程の大きさです。
とても可愛らしい大きさですが、ヤモリのスラリとした姿から1センチ程の卵が1度に2個産まれるなんて、驚きですよね><
ヤモリ自身、大きいサイズの生き物ではないので、とても大変そうです・・・。
ヤモリはお腹の部分が透けているのですが、妊娠中のメスのお腹は卵でパンパンになります。
妊娠中で、お腹の中に卵があるお母さんヤモリは、天敵に見つからない場所でひっそりとしているので、もし見かけた時にはそっとしておいてあげたいものですね。
接着する
ヤモリの卵は、壁などに接着された状態で見つかることが多くあります。
お母さんヤモリは天敵に見つからない場所に卵を産み付けることが多く、卵には粘着性があるため、壁などにピッタリと接着します。
産み付けられた時点では卵は柔らかいので、割れることはないのですが、時間が経過するにつれて卵は固くなり、定着していきます。
無精卵と有精卵がある?
ヤモリの卵には、無精卵と有精卵があり、無精卵の場合は白またはクリーム色っぽく、有精卵の場合は薄ピンク色をしています。
出典:https://bit.ly/2wHnFiA
↑この画像では、上の薄ピンク色の卵が有精卵、下の白い卵が無精卵のものです。
このように、卵が有精卵の場合は薄ピンク色になるのですが、前述したように、最初からから薄ピンク色というわけではありません。
有精卵の場合でも、最初は白く、しばらくすると薄ピンク色になっていきます。
薄ピンク色に変化する有精卵の場合は、光の当たり方によってうっすらと血管が見えることもあります^^
反対に、卵の色がいつまでも白またはクリーム色から変化がないものは、残念ながら無精卵なのでいつまで経ってもヤモリの赤ちゃんは生まれてきません。
ヤモリはいつ卵を産むの?
出典:https://bit.ly/38D8Vil
ヤモリが卵を産む時期は、だいたい6月~9月頃とされています。
そして、産卵から孵化するまでの期間は1~2ヶ月程度となっています。
産卵から孵化するまでの期間は気温によって違いが出ます。
暖かい時期であれば比較的早く産まれやすく、反対に涼しい時期の場合は孵化するまでに、暖かい時期よりも時間が掛かります。
そのため、1ヶ月程で孵化する個体もあれば、2ヶ月程掛かって孵化する個体もいるというわけです。
同じお母さんから生まれても、孵化するまでの期間は気温によってはかなり差があるので、温かく見守ってあげるようにしたいですね^^
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ヤモリが産卵する時の前兆は?
出典:https://bit.ly/2TH80ZL
産卵が近くなると、画像のように、お腹に卵の影が見えるようになります。
ヤモリの体色によっては卵の影が見えにくいこともありますが、体色が薄い場合は画像のように、2個の卵が確認できます^^
そして、産卵が近くなるにつれて、卵が尾の辺りまで降りてきます。
また、産卵間近のヤモリは餌をほとんど食べなくなります。
餌を食べなくなると心配になってしまうかもしれませんが、これは産卵の兆候なので、ヤモリが安心して産卵できるよう環境を整えてあげましょう。
ヤモリの卵を孵化させる際の注意点
出典:https://bit.ly/2TB7LQ6
- 卵を無理やり剥がさない
- 卵を乾燥させない
卵を無理やり剥がさない
ヤモリの卵は産み付けた場所に接着しているため、無理やり剥がそうとすると割れてしまう可能性があります。
前述したように、ヤモリの卵は産卵直後は柔らかいのですが、しばらくすると固くなり、産み付けた場所にしっかりとくっつきます。
そのため、卵だけを移動させようとすると殻が割れてしまうことがあります。
ヤモリは産卵した後、卵を食べてしまう事もあるので、無事に孵化させるためには卵を移動させる必要がある場合もありますが、その際は卵を産み付けた土台ごと移動させるようにしましょう。
卵の移動が難しい場合は、親ヤモリを別の場所へ移動させましょう。
卵を乾燥させない
卵が乾燥してしまうと、卵の中のヤモリが死んでしまう可能性があるため、乾燥させないように定期的に卵に水分を与える必要があります。
とはいえ、過剰なほどの水分を与えてはいけないので、定期的に霧吹きなどで湿らせるくらいにしておきましょう。
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卵が孵化したら何を食べさせたらいい?
出典:https://bit.ly/2TB7LQ6
赤ちゃんヤモリは、自分の頭のサイズよりも小さなハエやコオロギなどの生き餌を食べます。
生き餌というのは文字通り、生きたままの状態の餌のことです。
大人のヤモリは通常、昆虫、蜘蛛、バッタ、コオロギ、蛾などの自分より小さな生き物を餌としています。
ですが、赤ちゃんヤモリの場合はまだ体のサイズが小さいため、食べられる餌も限られてきます。
ヤモリの中には、人工飼料のみで飼育できる種類もありますが、基本的にヤモリは生きている餌しか食べないので、赤ちゃんヤモリにも、生き餌を用意する必要があります。
爬虫類を扱っているペットショップであれば、小さなサイズのコオロギも売られていたりするので、そこで購入するといいですね^^
自分の頭のサイズよりも大きな生き物は食べようとしないので、ペットショップなどで売られているコオロギを与えても、サイズによっては食べてくれないこともあります。
そのため、コオロギを購入するときは「赤ちゃんヤモリの頭よりも小さいサイズ」を選ぶようにしましょう。
その他にも、ミルワームなども食べますが、ミルワームは脂肪分が多いので、栄養バランスを考えるとコオロギの方がおすすめです。
生き餌以外には、昆虫ゼリーなども食べるのですが、ヤモリを飼育する場合には、生き餌もコンスタントに与える必要があります。
また、小さい虫ならどんなものでも食べるというわけでもなく、あまりに小さい虫は食べなかったりもします。
初心者にとっては難しいですが、しっかりと餌を食べて糞をしていれば元気な証拠でもあるので、赤ちゃんヤモリが「餌を食べているか」「きちんと糞をしているか」をしっかりと観察するようにして下さいね☆
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夜になると現れ、光に集まる虫を食べて家を守ってくれるヤモリは、「家守(やもり)」と呼ばれ、縁起が良いものとされています☆
そんなヤモリの姿を再現した可愛いオブジェは、引っ越し祝いなどにもおすすめです♪
ヤモリのエサやり、メンテナンスに役立つ竹製のピンセットです☆
竹製のピンセットなので、生体が誤って噛んでも歯や顎を傷めにくいのが特徴です^^
先端部分が曲がっているので、活餌も楽に掴むことができます♪
コオロギを乾燥させたドライフードは、栄養満点の状態で乾燥させてあるので栄養価は抜群です^^
生餌を管理する手間もないので、生餌が苦手な方におすすめです☆
後ろ足はカット済みで、消化がしやすいのも特徴です♪
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ヤモリは6月~9月頃に産卵し、その後1~2ヶ月程度で孵化します。
卵はとても繊細なので、移動させる場合は卵を割らないよう、土台ごと移動させるようにして下さいね^^☆
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