「立春の候」は時候の挨拶で、ビジネス文書や季節の文通の必須な単語です!
その中の「立春の候」の意味や読み方、さらに使える時期が気になりますよね^^
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立春の候の読み方と意味は?
出典:https://www.ac-illust.com/main/dl_info.php?id=1065609
「立春の候」の読み方ですが、「りっしゅんのこう」と読みます。
読み方はほとんど問題ないですよね^^
立春は、立夏、立秋、立冬のように「立」の字がつきますが、
「立」の字がつくものは、それぞれの季節の始まりとされています。
ですので、立春は暦の上では春の始まりを表します。
表すのですが、逆にその時が一番寒い時期でもあることも表しています。
というのも、立春は、この日を境に寒さがすこしずつ和らいでくるので、
「寒の明け」とも呼ばれているからです。
ですので、「立春の候」の意味としては、
「春の始まりの季節になりました」
「ようやく寒の明けとなってきました」
といった感じの意味合いになります。
立春の候の時期はいつ?いつまで使える?
出典:https://illustimage.com/?id=1432
「立春の候」が使える時期は、2月4日頃~2月18日頃です。
昔の中国で使われていた暦では、立春は年始に設定されていました。
そのため、立春は二十四節気の最初の第一にあたります。
二十四節気の最初の節気ということで、その他の節気は立春を基準に節目が決められています。
ちなみに二十四節気とは1年を24等分して、
その区切られた期間につけられた季節の節目を示すものになります。
立春は二十四節気の第一になりますので、次の第二節気「雨水」が始まるのが2月19日頃なので、
その前日の2月18日までが立春になります。
もちろん、その年により1日程度日付が前後する場合もあります。
時候の挨拶の中にはいつ使っていいのかわかりづらいものもあるので、
二十四節気をベースにできるものは利用できる時期がはっきりしていて使いやすいのでいいですね。
ただ、2月の前半に立春といわれても、実際の気候と比べるとちょっと違和感はありますけどね^^
立春は二十四節気の最初の節気なので、旧暦では立春と正月はほぼ同じ時期でした。
ですので、立春が新しい年の始まりだったため、正月の言葉に「新春」「迎春」など春がついた言葉の名残りがあります。
旧暦では立春と正月はほぼ同じ時期だったので、この時期になると中国では旧正月を意味する春節のお祝いがされます。
横浜の中華街や神戸の南京町では毎年「春節(しゅんせつ)」のイベントが開催されているのをテレビなどで見たことがあるかもしれませんね。
お祝いの方法は様々ですが、獅子舞や爆竹を鳴らしたりして盛大にお祝いをしています。
新暦の正月よりも盛大にお祝いすることもあります。
その他、立春の候と同じ2月に使える時候の挨拶もあるので、
それらの読み方と意味を紹介しておきます。
- 早春の候(そうしゅんのこう):「春の始めの季節になりました」
- 向春の候(こうしゅんのこう):「もうすぐ暖かい春が訪れようとしています
- 余寒の候(よかんのこう):「冬の寒さが未だ残る今日この頃」
- 春寒の候(しゅんかんのこう):「春を迎えても時折寒い今日この頃」
- 残寒の候(ざんかんのこう):「春とはいえ、冬の寒さが残る季節」
- 梅鶯の候(ばいおうのこう):「梅の花が咲き、鴬が鳴く季節を迎え」
- 梅花の候(ばいかのこう):「梅の花が咲き始める季節になりました」
などがあります。
これらは立春に関わらず2月に使える時候の挨拶になります。
どれも春の訪れを表していますね。
個人的には、梅鶯の候は読み方が難しいですが、春らしくてきれいに感じますね^^
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立春の候の例文と結び
出典:https://illust-imt.jp/archives/001165/
基本的な構成として、
頭語(拝啓や謹啓など)、時候の挨拶(立春の候など)、本文、結語(結びと敬具や敬白など)
になります。
これらを気にしながら手紙を書いていくといいでしょう。
【書き出し】
- 拝啓 立春の候、ご家族様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
- 拝啓 立春の候、皆様におかれましてはなお一層のご活躍のことと拝察いたしております
- 謹啓 立春の候、貴社ますますご繁栄のこととお喜び申し上げます。
- 謹啓 立春の候 貴社におかれましては益々御清祥のこととお慶び申し上げます。
- 謹啓 立春の候、貴社にはなお一層のご発展のことと大慶至極に存じます
【結びの挨拶】
- 暦の上では春ですが、まだまだ余寒厳しい時期です。くれぐれもご自愛ください。敬具
- 余寒厳しき折、健康管理にご留意の上ますますご活躍ください。敬白
- 立春とは名ばかりの寒さが続いておりますが、何卒ご自愛専一にてお過ごしください。謹言
結びによく使われるのは、相手の健康を気遣うような文章です。
立春とはいえ、実際は2月になりますから、
一番寒い時期になるためぜひ相手の健康を気遣う文章は含めておきたいですね。
その他、本格的な暖かさが待ち遠しいといった意味合いの文章を
いれても良いでしょうね。
あと、書きだしの文章で頭語を書いた場合は、
結語はセットで使用されるので注意してくださいね。
例えば、「拝啓」を頭語で使用した場合は、結語は「敬具」や「敬白」を使用します。
また、「謹啓」を頭語にした場合は、結語は「謹白」や「謹言」を使用します。
拝啓と謹啓の意味の違いはほとんどありませんが、
謹啓の方がやや丁寧な印象を与えます。
また、親しい人に手紙を出すのに、
時候の挨拶ほどかしこまった内容にしたくない場合は、
以下のような書きだしにするのもいいですね。
- 暦の上では春となりました。本格的な春が待たれるこの頃です。
- 立春の空のもと、毎日の散歩にも陽射しの変化を感じる頃となりました。
- 積雪の庭に梅のつぼみをみつけ春の訪れを感じる頃となりましたが、いかがおすごしでしょうか。
- 立春とは名ばかりの寒さが続きますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
- 春の陽気が待ち遠しい今日この頃、皆さんお変わりございませんか。
- 梅のつぼみもまだ堅いようですが、いかがお過ごしですか。
また、結びも以下のような文章になります。
- 立春とは申しますが、お風邪など召しませぬようお気を付けください。
- 皆様が、良き春をお迎えになりますようお祈り申し上げます。
- ご多忙中とは存じましたが、筆を取らせていただきました。
- 何かとご多用とは存じますが、くれぐれもご無理などなさらないようご自愛ください。
立春の候と一緒に使える季語
出典:http://urx.blue/Ncab
【時候】
【地理】
【生活】
【行事】
【動物】
【植物】
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立春の候の時期のおすすめはこちら↓↓↓
こちらは肉厚で食べ応え満点のとらふぐの刺身ですね。
寒い季節、冬の味覚を堪能するのもいいですね。
こちらは希少な特大サイズの広島のかきですね。
鍋やフライなどいろんな食べ方で冬の味覚を楽しみましょう!
こちらは安くておいしいデコポンですね。
訳アリ商品ですが、味には影響ないのでお得に味わえますね。
まとめ+関連記事
立春とはいえ、まだまだ寒い季節です。
大切な人が体調を崩されてないかなど、ぜひ季節の変わり目に挨拶文を送ってみてはいかがでしょうか。
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