季節の雑学

春分の候の意味や読み方は?時期はいつ使えるか、例文や結び、同じ時期の季語や挨拶も

時候の挨拶で使われる「春分の候」!その意味や読み方は何でしょうか?また、使える時期がいつからいつまでかも気になりますよね☆
そのため今回は、『春分の候の意味や読み方は?時期はいつ使えるか、例文や結び、同じ時期の季語や挨拶も』をご紹介します!^^

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春分の候の意味や読み方は?

出典:http://urx.blue/PEnS

「春分の候」は「しゅんぶんのこう」と読みます。

3月には祝日である「春分の日」があるので、馴染みのある言葉ですよね^^
9月には語感の似ている「秋分(しゅうぶん)の日」があるので、読み方がごっちゃになってしまいがちですが、「春夏秋冬(しゅんかしゅうとう)」という言葉を頭に入れておけば間違えることはありませんね☆

春分の候は、「桜の咲く、暖かい季節(春)になりましたね」という意味で使われます。

また、「春分」は二十四節気の4番目にあたり、昼と夜の長さが同じになる日といわれていますが、実際は昼の方が14分程度長くなっています。

春分の候の時期はいつ?いつまで使える?

出典:http://urx.blue/PEFn

「春分の候」は3月20日頃(春分)~4月3日頃(清明の前日)まで使うことのできる挨拶です。

二十四節気では、3月20日頃が「春分」となっています。
二十四節気での順番は「啓蟄(3月5日頃)」→「春分(3月20日頃)」→「清明(4月3日頃)」となるので、春分を迎えてから清明の前日までに使うようにしましょう^^

春分の候と同じ時期に使える時候の挨拶は他にもいくつかありますが、例えば「春暖の候」や「陽春の候」などは、春の暖かさを表す言葉なので、地域によっては使う時期に悩んでしまう挨拶でもありますが、「春分の候」は二十四節気に基づいて使うことができるので分かりやすいですね^^

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春分の候と一緒の時期の時候の挨拶

出典:http://urx.blue/PEGb

「春分の候」と同じ時期に使える時候の挨拶として、「弥生の候」「卯月の候」「仲春の候」「春雨の候」「春暖の候」「陽春の候」「春風の候」「春桜の候」などがあります。

  • 「弥生の候」「やよいのこう」と読み、陰暦の3月の異称です。
    3月いっぱい使うことができます。
  • 「卯月の候」「うづきのこう」と読み、陰暦の4月の異称です。
    4月いっぱい使うことができます。
  • 「仲春の候」「ちゅうしゅんのこう」と読み、二十四節気の「啓蟄」から「清明の前日」までを指す言葉です。
    3月5日頃(啓蟄)~4月3日頃(清明の前日)まで使うことができます。
  • 「春雨の候」「しゅんうのこう」と読み、春にしとしとと降る雨を表す言葉です。
    3月5日頃(啓蟄)~4月3日頃(清明の前日)まで使うことができます。
  • 「春暖の候」「しゅんだんのこう」と読み、春の暖かさを表す言葉です。
    3月中旬頃~4月いっぱい使うことができます。
  • 「陽春の候」「ようしゅんのこう」と読み、春の暖かい陽気を表す言葉です。
    3月中旬頃~4月いっぱい使うことができます。
  • 「春風の候」「しゅんぷうのこう」と読み、春に吹く暖かい風を表す言葉です。
    3月中旬頃~4月いっぱい使うことができます。
  • 「桜花の候」「おうかのこう」と読み、桜の咲く時期を表す言葉です。
    3月下旬頃~4月中旬頃まで使うことができます。

春分の候と一緒に使える季語一覧

出典:http://urx.blue/PEHd

「春分の候」と一緒に使える季語をご紹介します^^

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3月の季語

桜・初蕾・あたたか・山桜・雪解・山笑ふ・たんぽぽ・彼岸・彼岸桜・木の芽・土筆・蜂・蝶・しだれ桜・椿・卒業・春祭り・花・三つ葉・夜桜・花狩・春休・風花・うらら・草餅・春一番・春の月・紅梅・楓の芽・ぺんぺん草・花種・春雨・なずな・茎立・春疾風…など
■3月の季語に関しては別記事で詳しくご紹介しています↓↓↓
3月の季語一覧まとめ!俳句やこの時期の時候の挨拶、手紙での書き出しや結びの例も
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4月の季語

桜餅・花の雨・エイプリルフール・桃の花・風光る・山葵・花冷え・挿し木・大根の花・犬ふぐり・春灯り・シクラメン・アネモネ・風車・桜鯛・しゃぼん玉・花見・ウグイス・杏の花・遠足・初花・春色・春探し・菜の花・菜種梅雨・のどか・杉の花・初音・ツバメ・紙風船・若葉・新社員・入学・パンジー・チューリップ…など

春分の候を使った例文(書き出し・結び)

出典:http://qq4q.biz/LIir

「春分の候」の意味や使う時期が分かりました。
手紙やハガキでは、どうやって書き始めればいいのでしょうか?
残寒の候を上手に使った手紙の書き出しや、結びの例文をご紹介します^^

書き出しの挨拶

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あらたまった相手へ

  • 拝啓 春分の候 貴社におかれましてはますますご発展のこととお慶び申し上げます。
  • 拝啓 春分の候 皆様ますますご壮健のことと拝察いたしお慶び申し上げます。
  • 拝啓 春分の候 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
  • 拝啓 春分の候 皆様ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
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親しい相手へ

  • 寒さも緩み、暖かくなってまいりました。お元気でお過ごしのことと存じます。
  • 日を追うごとに暖かくなってきましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
  • 春風が心地良い季節となりました、皆様いかがお過ごしでしょうか。
  • 寒暖定まらぬ時期ですが、皆様おかわりございませんでしょうか。

「拝啓」より「謹啓」のほうがより敬った言い方となります。

結びの挨拶

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あらたまった相手へ

  • 春風が心地よい季節となりました。皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
  • 新天地での、ますますのご活躍をお祈り申し上げます。
  • 花冷えの折、くれぐれもご自愛ください。
  • 今後とも変わらぬご厚誼のほど、よろしくお願い申し上げます。
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親しい相手へ

  • 寒暖の差の大きい時期です。体調を崩さないようにお気をつけてお過ごしください。
  • 季節の変わり目です。くれぐれもご自愛ください。
  • 暖かく過ごしやすい季節となりました。お元気でお過ごしください。
  • 近々花見にお誘いしようかと思っております。

「拝啓」で始めたら「謹言」「敬白」で終わる、がセットになっています。
女性は「かしこ」や、友達なら「では、また。」などフランクな言葉でもいいですね。
ただしビジネス文章では時候の挨拶を省いたり、季節に関係なく「時下」(この頃はの意味)とすることもあります。

かしこまった相手に出す手紙の場合、「ご発展」「ご健勝」「ご清栄」
「ご盛栄」「ご清祥」「ご隆昌」といった表現を使うのですが、「ご健勝」「ご清祥」は個人に使うもの、「ご発展」「ご清栄」「ご盛栄」「ご隆昌」は、企業・団体に使うものなので、注意が必要です。

親しい相手に出す手紙であれば、拝啓 春陽の候~で書き始めるのは、少々かしこまりすぎている印象があるので、暖かい春の陽気を表す言葉や、くだけた言葉にして、「お元気ですか。」「いかがお過ごしでしょうか」と繋げるとよいですね☆

また、女性が書く場合、「春分の候」ではなく、「春分のみぎり」としても良いです。

「拝啓 春分の候」のあとに続く言葉に困ったら、「お元気でお過ごしでしょうか」
など、体調を気遣う言葉を続けることをおすすめします^^

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春分の候のおすすめはこちら☆

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まさに高級料亭の味!福井県産さわら西京漬です☆
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クセがなくしっとりとした柔らかな身質と上品な旨みが特徴です^^

まとめ+関連記事

春分の候は、しゅんぶんのこうと読み、桜の咲く時期に使うことのできる挨拶です。季節感のある上手な手紙を書く参考にしてみてくださいね^^
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