季節の雑学

猛暑の候の意味や読み方は?時期はいつ使えるか、例文や結び、同じ時期の季語や挨拶も

「猛暑の候」という時候の挨拶がありますが、その意味や読み方は何でしょうか?また、使える時期がいつからいつまでかも気になりますよね☆
そのため今回は、『猛暑の候の意味や読み方は?時期はいつ使えるか、例文や結び、同じ時期の季語や挨拶も』をご紹介します!^^

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猛暑の候の読み方は?

出典:http://ur0.work/0PP8

「猛暑の候」は「もうしょのこう」と読みます。

その漢字からも、夏のギラギラとした強い太陽の日差しをイメージすることができますよね^^

また、「候」はそうろうではなく「こう」と読むので、こちらも間違えないように覚えておきましょう。

猛暑の候の意味は?

出典:http://ur0.work/tGBv

「猛暑の候」は「暑さの厳しい時期になりましたね」という意味になります。

「猛暑」というのは厳しい暑さを表す言葉で、天気予報では最高気温が35℃以上になる日を「猛暑日」といいます。
類語として「酷暑」「極暑」「炎暑」などがありますが、一般的には「猛暑」が一番良く使われていますよね。

天気予報でも、「猛暑日」が正式な気象用語となっています。

気象用語では、夏日(25℃以上)、真夏日(30℃以上)、猛暑日(35℃以上)の順で最高気温の高さを表します。
このように、「猛暑」というのは暑さを表す言葉の中でも「最も厳しい暑さ」のことをいいます。

ちなみに、「猛暑日」というのは2007年に気象庁が定義し、使用され始めた言葉です。
「猛暑」という言葉が定着したのは意外にも最近なんですね。

猛暑の候の時期はいつ?いつまで使える?

出典:http://urx.blue/gwT4

「猛暑の候」は7月上旬~8月6日頃(立秋の前日)まで使うことができる時候の挨拶です。

「猛暑の候」というのは、二十四節気に基づく時候の挨拶と違い、厳密に「いつからいつまで」という期間があるわけではありません。
なので、比較的使いやすい時候の挨拶といえますね^^

使える時期としては、7月上旬~8月6日頃(立秋の前日)とされていますが、一般的には7月に使われることが多い時候の挨拶です。
「猛暑」というのは7月よりも8月に良く使われる言葉、という印象がありますが、8月7日頃には「立秋」を迎え、暦の上では秋となります。
8月に使っても問題はありませんが、立秋を過ぎると「残暑」となるので、8月に使う場合は立秋の前日までにしておきましょう☆

また、いくら7月に使うことのできる時候の挨拶といっても、平年に比べ気温の低い冷夏などに使うのはやめておきましょう。
実際の季節感や、相手の地域の気候も考慮して使うことが大切です^^

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猛暑の候と一緒の時期の時候の挨拶

出典:http://ur0.work/ulmV

「猛暑の候」と同じ時期に使える時候の挨拶として、「文月の候」「盛夏の候」「盛暑の候」「大暑の候」「酷暑の候」「炎暑の候」「炎熱の候」「厳暑の候」「極暑の候」などがあります。

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猛暑の候と一緒の時期の時候の挨拶

  • 「文月の候」「ふづき(ふみづき)のこう」と読み、陰暦の7月の異称です。
    7月いっぱい使うことができます。
  • 「盛夏の候」「せいかのこう」と読み、本格的な夏の訪れを表す言葉です。
    7月いっぱい使うことができます。
  • 「盛暑の候」「せいしょのこう」と読み、夏の最も暑い盛りを表す言葉です。
    「盛暑」とは「盛夏」よりも暑さを強調する言葉で、7月いっぱい使うことができます。
  • 「大暑の候」「たいしょのこう」と読み、二十四節気の第12で、一年で最も暑い時期を表します。
    7月23日頃(大暑)~8月6日頃(立秋の前日)まで使うことができます。
  • 「酷暑の候」「こくしょのこう」と読み、厳しい暑さを表す言葉です。
    7月23日頃(大暑)~8月6日頃(立秋の前日)まで使うことができます。
  • 「炎暑の候」「えんしょのこう」と読み、真夏の焼けつくような暑さを表す言葉です。
    7月23日頃(大暑)~8月6日頃(立秋の前日)まで使うことができます。
  • 「炎熱の候」「えんねつのこう」と読み、燃え盛るような夏の暑さを表す言葉です。
    7月23日頃(大暑)~8月6日頃(立秋の前日)まで使うことができます。
  • 「厳暑の候」「げんしょのこう」と読み、「酷暑」と同じ意味で使われます。
    7月上旬~8月6日頃(立秋の前日)まで使うことができます。
  • 「極暑の候」「ごくしょのこう」と読み、「酷暑」「厳暑」と同じ意味で使われます。
    7月上旬~8月6日頃(立秋の前日)まで使うことができます。

「猛暑の候」と一緒の時期に使える時候の挨拶には、「酷暑」「炎暑」「炎熱」「厳暑」「極暑」など、夏の暑さを強調する言葉が多くありますね☆
猛暑の類語であるこれらの言葉も、時候の挨拶では暦の上で秋となる「立秋の前日」までに使うようにしましょう。

8月はまだまだ暑い時期ですが、暦に合わせて正しく使うことで、相手への印象も良くなりますよ^^

猛暑の候と一緒に使える季語一覧

出典:http://ur0.work/uwLa

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猛暑の候と一緒に使える季語

・風鈴
・枇杷
・夏帽子
・汗
・棕櫚の花
・合歓の花
・ねむの花
・雲海
・登山
・だんじり
・金魚草
・ナイター
・麦わら帽子
・夏痩せ
・睡蓮
・山開き
・蝉
・蛇
・神輿
・カブトムシ
・クモの巣
・百合
・名古屋場所
・蛍
・楝の花
・打ち水
・海の日
・日傘
・ホトトギス
・ラムネ
・アマガエル
・水遊び
・さるすべり
・木天蓼の花
・海桐の花
・川開き
・パイナップル
・避暑
・野牡丹
・時計草
・アイスクリーム
・夏休み
・さくらんぼ
・夏大根
・団扇
・かき氷
・トマト
・土用
・うなぎ
・メロン
・ナス
・白雨
・タマムシ
・日射病
・夕焼け
・赤富士
・みつ豆
・虹
・金魚
・ビール

「猛暑の候」と一緒に使える季語には、夏の暑さを連想させるものや、夏の風物詩などがたくさんありますね♪
猛暑の候と一緒に使う時は「風鈴」「金魚」「かき氷」など、涼しげのある季語を入れるのもおすすめですよ☆

■この時期の季語に関しては別記事で詳しくご紹介しています↓↓↓
7月の季語一覧まとめ!俳句や花、この時期の時候の挨拶、使い方や例文も

猛暑の候を使った例文(書き出し・結び)

出典:http://qq4q.biz/LIir

「猛暑の候」の意味や使う時期が分かりました。 では、手紙やハガキでは、どうやって書き始めればいいのでしょうか?
「猛暑の候」を上手に使った手紙の書き出しや、結びの例文をご紹介します^^

書き出しの挨拶

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あらたまった相手へ

  • 拝啓 猛暑の候 貴社におかれましてはますますご発展のこととお慶び申し上げます。
  • 拝啓 猛暑の候 皆様ますますご壮健のことと拝察いたしお慶び申し上げます。
  • 拝啓 猛暑の候 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
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親しい相手へ

  • 蝉の声がにぎやかな季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
  • 厳しい暑さが続いておりますが、皆様おかわりございませんでしょうか。
  • 花壇のひまわりが美しく咲き乱れています。皆様お元気でいらっしゃいますか。

親しい相手に出す手紙であれば、「拝啓 晩春の候~」で書き始めるのは、少々かしこまりすぎている印象があるので、夏の暑さを表す言葉や、くだけた言葉にして、「お元気ですか。」「いかがお過ごしでしょうか」と繋げると良いですね☆

結びの挨拶

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あらたまった相手へ

  • 猛暑のみぎり、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。
  • 暑さ厳しき折、くれぐれもご自愛ください。
  • 今後とも変わらぬご厚誼のほど、よろしくお願い申し上げます。
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親しい相手へ

  • うだるような暑さが続いております、体調を崩さないようにお気をつけてお過ごしください。
  • 夏バテには気を付けて、元気に夏を乗り切りましょう。
  • 夏休みが待ち遠しいですね。再開を楽しみにしています。

「拝啓」で始めたら「謹言」「敬白」で終わる、がセットになっています。
女性は「かしこ」や、友達なら「では、また。」などフランクな言葉にしても良いですね^^

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この時期の旬のおすすめ

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まとめ+関連記事

「猛暑の候」は「もうしょのこう」と読み、7月中~8月6日頃(立秋の前日)まで使うことができる時候の挨拶です。
手紙やハガキを書く際には、ぜひ参考にしてみてくださいね^^
関連記事も良かったらご覧ください↓↓↓☆

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