季節の雑学

ハロウィンの言葉(トリックオアトリート)の意味・由来!返事やお菓子も

ハロウィンの言葉(トリックオアトリート)には意味や由来があります。それはどんな意味や由来なのでしょうか?またハロウィンの言葉の返事やお菓子を渡すのか等も気になりますね!
そこで今回は、ハロウィンの言葉(トリックオアトリート)の意味・由来!返事やお菓子もをご紹介します!^^

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ハロウィンの言葉(トリックオアトリート)の意味

出典:https://frame-illust.com/?p=8866

トリック オア トリートの意味

Trick or Treat(トリック オア トリート)の意味は「お菓子をくれないといたずらするぞ!」 という意味になります。

この英語を単語に分割して見てみると、
Trick (トリック) は「いたずら」、
or(オア)は「または」、
Treat (トリート) は 「ごちそう、もてなし」となります。

ですので、Trick or Treat (トリック オア トリート)は
直訳すると「いたずら または もてなしか」 という意味になりますよね。

でも、そのままでは文章としてあまりにもわかりにくいので、
子ども向けに「もてなし」を「お菓子」に置き換えて、さらに少し意訳して、
「お菓子をくれないと、いたずらするぞ!」という意味合いになります。

トリック オア トリートは省略されていた!?

Trick or Treat(トリック オア トリート)は元々「Treat me or I’ll trick you.」という文章で、
Treatとtrickの位置が逆になってたんですね。

もともとこういった文章だったわけではなくて、実は単語が省略されてたんですね。

「Treat me or I’ll trick you.」を訳すと、
「私をもてなしなさい。でなければ、あなたにいたずらしちゃうぞ。」ってことになります。

でもこの文章だと長くて言いにくいですから、
文章を短く、言いやすい表現にしたのが、

Trick or Treat

となって今でも使われているんですね。

トリック オア トリートの言葉のイメージ

ではここでもう少し詳しくTrick or Treat(トリック オア トリート)を見てみると、
Treatの意味は先にも書きましたが、
単語自体の意味は「ごちそう、もてなし」なのですが、
単語に含まれるイメージを考えて見ると、
「喜ばせたり、いい感じにしたりするための行為」というイメージになります。

次にtrickのイメージですが、こちらは「ある目的をもってだます、惑わせる」というイメージになります。

トリックという言葉は、推理小説などで良く目にする「犯人の使ったトリック」のトリックのことですので、
犯行をばれないようにする目的で行われた「だまし」ってことになりますね。

でも、このトリックのイメージの「惑わす」から考えると、
子どもたちが使う「いたずら」とはちょっと違うイメージとして感じてしまうかもしれません。

トリック オア トリートは子どものセリフじゃなかった?

実はこのイメージと違うように感じてしまうのは、あながち間違いではなくて、
「Trick or Treat」は元々、子どもたちのセリフじゃなかったんですね。

元々は、ハロウィンは日本のお盆と同じように、
「亡くなった魂がこの世に帰ってきて家族に会いにくる」日になります。

でもその代わり「精霊や悪霊も死者と共に来る」と信じられていたため、
悪霊たちが家に来られては困るので、それらを追い払うために、
悪霊に仮装した子どもたちに家々を訪問してもらい、玄関で “Trick or Treat” と言ってもらう。

そして、家の人たちがその悪霊たちにおもてなしをすることで、
立ち去ってもらっていたんですね。

なので、「Trick or Treat」 は元々は悪霊たちのセリフだったんです。

ハロウィンの言葉の由来・起源

出典:http://www.absolute-london.co.uk/fooddrink/sweets/11934

9世紀ヨーロッパで行われていた「ソウリング(Souling)」と呼ばれる儀式が由来と言われています。
このころは11月2日の「死者の日」になると、クリスチャンが家々を回り、
その家で亡くなった家族の成仏できていない霊のために、天国に導くお祈りをしていました。

家々を回ってソウルケーキ(Soul Cake)をいただいて、
その引き換えとして供養のお祈りをしていました。

ソウルケーキ(Soul Cake)は文字通り、
「Soul=魂」を供養するためのケーキだったということです。

当時は「ソウルケーキ」を出さなければ、
魂を供養出来ずに悪さをすると思われていました。

これを現在「トリックオアトリート」に変えて考えて見ると、
現在家々でもらうお菓子は、元々は「ソウルケーキ」が由来だったとなりますね。

ちなみに、ソウルケーキというのは、
小粒のレーズンと・シナモン・ナツメグが入った平たい卵型のバタークッキーのようなもののことを言いますね。

ハロウィンの食べ物等に関しては別記事で詳しくご紹介しています☆
ハロウィンの食べ物といえば?伝統や飲み物、本場では何を食べる?
ハロウィンの飲み物は?歴史や種類(お酒・子供用等)、作り方やレシピも

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ハロウィンの言葉は、なぜ広まった?

出典:http://yakudatu-jyouhou.com/archives/590.html

「トリックオアトリート」が広まったのは2つのことが考えられています

では、どのように広まっていったのかというと、
これには諸説あるのですが、

1900年代初期に、ハロウィンでお菓子をもらうためにある子どもが、
「Trick or Treat!(お菓子をくれないといたずらするぞ)」と言いはじめたのがきっかけだと言われることがあります。

小さな子どもがそうやってお菓子をおねだりする姿をかわいく思った大人が、
積極的にお菓子をあげたことから、子どもたちの間で、「Trick or Treat!」と言えばお菓子をもらいやすい、と広まっていったということですね。

もう一つは、
1952年のディズニーアニメ「Trick or Treat~ドナルドの魔法使い~」の中で
「Trick or Treat」とセリフとして使われたことで多くの子供たちに認知され、
決まり文句として定着していったと言われています。

このように言われるっていうことは、ディズニーの影響力のすごさは
このころからあったということですね^^

ハロウィンの言葉の返事は?意味も紹介

出典:https://chishikiso.net/trickortreat/

ハロウィンの夜、各家々で子供たちの 「Trick or Treat (トリック オア トリート)」という声が聞こえたら、
Happy Halloween!(ハッピーハロウィン)」といいながら、お菓子を渡してあげましょう。

その他の返し文句としては、
Treat(トリート)
と答えるのが一般的なようですね。

でも、せっかく子どもたちが仮装をして家に来ているのですから、
それに対して、
「可愛いドレスだね」
「おばけがきた!」
などのリアクションしてあげると、お菓子をもらうこともそうですが、
そのリアクションに子どもたちは喜んでくれるでしょうね^^

ハロウィンの言葉を断る・お菓子を持っていないと、どうなる?

出典:https://www.cho-gouriteki.com/entry/matsuko-sekai-mizuteppou/

もし「トリック・オア・トリート!」と言われたのに、
持ち合わせのお菓子がなかった場合は、イタズラをされてしまうことがあります!

ハロウィン本場のアメリカでは、生卵を投げられたり、水鉄砲で水を浴びせたりなど
結構なイタズラが行われているようです。

文化の違いもあるからでしょうが、日本ではあまりそういうイタズラはみかけないでしょうね。

ハロウィンの言葉に関しては別記事でも詳しくご紹介しています☆


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まとめ+関連記事

「トリック・オア・トリート!」の言葉だけとってもいろいろな歴史があって今につながっているんですね。そのあたりの背景を知っているとまた違った形でハロウィンを楽しめそうですね^^
関連記事も良かったらご覧ください↓↓↓^^

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