夜変な鳴き声がして起きちゃって、見渡したら窓の外側にヤモリが張り付いてたんだけど、ヤモリって鳴くんだっけ?
ヤモリは鳴きます!
ヤモリが鳴くのにはいくつか理由がありますので、本記事で詳しく解説していきます。
この記事でわかること
- ヤモリの鳴き声はどんな感じか
- ヤモリが鳴く理由・意味
- ヤモリの生態・特徴
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もくじ
ヤモリの鳴き声はどんな感じ?実際の声を聞いてみよう!
ヤモリの鳴き声1:「キュッキュッ」
撮影者さんが隠れているヤモリを追いかけて突ついているので、ヤモリとしては驚いて威嚇をしています。
そのような際は、威嚇か驚きの意味を込めて「キュッキュッ」と鳴くようですね。
ヤモリの鳴き声2:「ケケケ」
こちらのヤモリはエサを前にして「ケケケ」と鳴いていますね。
ヤモリの鳴き声3:
トッケイヤモリの鳴き声ですね。
カッコウみたいに鳴いてるように聞こえます^^;
聴いてもらった通り、ヤモリの鳴き声は何種類かあります。
ヤモリはあまり鳴き声をあげる生き物という印象はもたれてないかもしれませんね。
私自身もヤモリの鳴き声を聴いた記憶がないので正直鳴き声のイメージがつかなかったのですが、実際に映像で聴いてみると、いろんな鳴き声をするんですね。
では、この鳴き声の違いはどういったときに現れるのか、見ていきましょう。
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【ヤモリの鳴き声】どんな理由で鳴くの?
ヤモリが鳴き声をあげる代表的なシーンとして、以下の4つが挙げられます。
- 威嚇するとき
- 不快に感じたとき
- 驚いたとき
- 求愛するとき
鳴き声そのものはヤモリの種類によって違いますが、鳴き声をあげるシーンは上の4つで、さほど違いはないでしょう。
では、順に見ていきましょう。
威嚇するとき
どんなときに威嚇するのかというと、1番多いのは自分の縄張りを主張するときです。
ヤモリも野生の生き物ですから、縄張りというものを持っています。
ですので、他の生き物が縄張りに入ってきたり、縄張りを荒らされたりしたときには、小さい体を精一杯使って鳴き声をあげ、自分の縄張りを守るために相手を威嚇するようです。
不快に感じたとき
なにか気に食わないことがあった時に鳴くことが多いようです。
例えば、一つの飼育ケースに複数匹のヤモリを一緒に入れたりすると、1匹あたりのスペースが狭くなったらストレスを感じるでしょうし、相手がいることなのでけんかもするでしょうから、怒った鳴き声もあげるでしょう。
また、人間に捕まったときはヤモリ自身は危機を感じますのでストレスがかかるでしょうから、鳴き声をあげることがあるでしょう。
ある意味悲鳴に近い鳴き声なのでしょうね。
他には、身動きとれない状態のときに、大好物のムシが目の前に現れたのにどうにも出来ない状態の時なども、不快感がいっぱいになり強いストレスを感じるでしょう。
その他、排便が上手くいかないときも気持ちが悪いですから、そんな時にも鳴き声をあげることがあります。
驚いたとき
人が飼育ケースの上から覗きこんだり、手をケースの中に入れてヤモリをびっくりさせてしまった時に声をあげることがあります。
そこまでしなくても、人間のような大きな生物がヤモリの目の前に突然現れるだけでも驚いてしまいます。
人間もびっくりしたら声が出てしまいますから、ヤモリが声を出しても不思議ではないですよね。
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求愛
鳴き声で自分のいる場所をアピールし、異性を呼び寄せています。
求愛ですから、声を出して告白しないとお互いの気持ちがわからないですからね(^^;)
ヤモリはオス・メスどちらも鳴きます。
お互い寄り添って愛を語り合ってるかもしれませんね^ ^
ヤモリは夜行性のため、鳴き声は夜うるさくなる
夜鳴くのは求愛のことが多い
ヤモリは夜行性のため、夜によく鳴きます。
天敵が近づいてきた時は昼夜問わず鳴きますが、夜鳴くのは求愛のことが多いです。
オス・メスどちらも鳴くので、家の周りにヤモリがいる場合は少しうるさくなりそうですね。
【鳴き声がうるさい場合】駆除ではなく忌避剤をまく
ヤモリの鳴き声がうるさい時、直接的に駆除や退治するのはやめたほうがいいと思います。
というのは単に鳴いているだけで、ヤモリは害のない生き物なので直接的に駆除したり退治する必要がなく、かわいそうだからです。
ではどうすれば良いのかというと、ヤモリが近くに出ないようにするのがオススメです。
ヤモリを駆除・撃退方法!スプレーや業者、対策や予防法も!
まず、なぜヤモリが家の中に入ってくるのかというと、単純に入って来たところにエサがあるからなんですね。
つまり家の中にヤモリのエサとなるような小虫がいることを示しています。
なのでヤモリそのものではなく、ヤモリのエサとなる小虫を駆除すること、もしくは家の中に寄せ付けないようにすることで、間接的にヤモリが出ないようにするということになります。
では、その小虫たちを駆除する方法ですが、一つは、ヤモリや小虫などが活動を始める暖かくなってきたタイミングで、家庭で使える煙タイプの殺虫剤を使用することでよくなるでしょう。
それに加えて、小虫が入ってこられるような隙間をできるだけふさいでいくことで、ヤモリも小虫も入ってこられない状態にします。
このような対策を行うことでヤモリの鳴き声を聴く頻度は減っていくので、ストレスは軽減されるでしょう。
ヤモリに関わらず、害虫や鳥なども普段生活していると、不快に感じることがあるでしょう。
そのとき、駆除や退治するのではなく、寄せ付けなくする方法ですね。
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ヤモリは縁起の良い生き物!
ヤモリは漢字で「家守」と書くことからも、縁起のよい生き物とされています。
ヤモリの縁起/幸運体験【一覧】白いヤモリ見たら宝くじを買うべし!
↑ヤモリの縁起に関してはこちらの記事で詳しく解説していますが、簡単にご紹介します。
- 努力が報われる
- 金運がUPする
- 夢に見るとさらに金運UP
- 人間関係の改善
- 妊娠の前兆
- 行動する時を知らせている
また、ヤモリの出る家は火事が起きないともいわれています。
さらに世界に目を向けると、バリ島ではトッケイヤモリが連続して7回鳴くのを聞くことができると「いいことがある」という言い伝えがあります。
このように日本だけでなく世界でも縁起のよい小動物としてヤモリは扱われています。
【ヤモリの生態や特徴】イモリとの違いは?
ヤモリは爬虫類なのでヘビやトカゲと同じ仲間に分類され、水がない場所で生活しています。
見た目もヘビと同じような鋭い目を持っています。
ヤモリ自体の特徴は前足、後ろ足ともに5本の指を持っていて、陸上で生活しますので爪をもっています。
5本指に爪って人間に似ている部分もありますね(^^;)
他の特徴としては、毒も持っていませんし、歯がないので噛まれても痛くはないんですね。
また、ヤモリは体の表面はイモリと違って濡れていることがありません。
よくヤモリと比較されるイモリは両生類に分類され、カエルと同じ仲間に分類されています。
【ヤモリとイモリの違い】簡単見分け表あり!特徴を写真付きで解説!
子どもの頃、夜帰って来たときに家の玄関のガラスの部分に張り付いているのをよく見かけ、当時はそれがヤモリかイモリか分からずにいてましたが、実は全く違う生き物だったんですね。
私の家の近くには水辺がないですから、玄関のガラスの部分に張り付いているのはヤモリだったんでしょうね。
一方、イモリは主に田んぼや川など、水のある環境で生活しています。
イモリはヤモリと違って毒を持っています。
ですので、イモリの場合は気をつけなければいけませんね。
住んでいる場所は異なりますが、ヤモリとイモリに共通していることは、害虫を食べてくれるので、人間にとっては有益な生き物であるということです。
ヤモリの餌・食べ物は家にあるもので代用不可!生き餌は市販で買える!
しかも、ヤモリは漢字で『家守』と書くんですね。
ヤモリは日本では家を害虫から守ってくれる特別な生き物として扱われているんですね。
そのため、ヤモリはペットとしても人気の生き物なので、縁起担ぎにでも飼ってみてはいかがでしょうか?
ヤモリはなつく?触りたい時の注意点、性格や臭いか、ペットとして飼う時の必要な物も
ちなみに害虫というのは、家の中にいる小虫(小バエやゴキブリの幼虫など)です。
ヤモリはこうしたものを食べてくれるので、ありがたいですね^ ^
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【まとめ】ヤモリの鳴き声は種類・理由によって異なる
ヤモリの鳴き声や、ヤモリの生態などについて解説しました。
まず、ヤモリは鳴く生き物でしたね!
鳴くのには理由があり、夜鳴くのは求愛のことが多いです。
もし鳴き声がうるさくて困っている場合は、見つけて退治するのではなく、できるだけ近寄ってこなくなるようなアイテムを使用してあげてくださいね!