季節の雑学

お守りを返す・返納の方法は?場所や時期はいつか、持っていくのが難しい時は?

いろんなお守りを持つこともあるかと思います。そのお守りをいつ頃、どこに返せばいいのか気になりますよね。
また、お守りを処分する場合は、どうすればいいのでしょうか?
そこで今回は、「お守りを返す・返納の方法は?場所や時期はいつか、持っていくのが難しい時は?」をご紹介します!^^

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お守りを返す・返納する方法や場所は?

出典:http://engimono.net/articles/4CeXB

お守りをいただいた神社やお寺に返す

お守りを返すのは、お守りをいただいた神社やお寺に返すのが基本です。

お守りは、神様や仏様の魂が宿っていて、守ってもらったり、お願いをかなえていただくために身につける、ありがたいものです。

ですので、雑にごみ箱にポイっとすることはないと思いますが、お守りはきちんと感謝の気持ちを込めて神社やお寺に返すようにしてくださいね^^

ただ、神社やお寺に返すのが基本と言われても、実際どう返すのか迷うこともあると思います。
その場合は、まずそのお守りがどこでいただいたお守りか、確認をしてください。

同じお守りでも神社とお寺のどちらでいただいたものかで返すところが変わりますので、ここは注意して確認しましょう。

ちなみに、お寺でも宗派の違うお寺に返すのは失礼になる場合があるので、この辺りも調べてから返すようにしてくださいね^^

自分でいただいたお守りではなく、親や友達からもらったお守りで、神社かお寺かどちらのお守りかわからない場合は、お守りの名前を確認してください。

お守りに、「○○神社、○○大社、○○神宮」などは神社のお守りですし、「○○寺、○○寺院」であればお寺のお守りですので、確認してから返すようにしましょうね。

古神札納め所やお焚きあげ所

年末年始に神社やお寺に訪れると、「古神札納め所」や「お焚きあげ所」と書かれた古札やお守りを納める専用の箱や場所があります。

神様や仏様に護っていただいたことに感謝をして、その箱や場所に返納してください。
古いお守りをきっちりと返納できたら、また新たなご加護を祈願して新しいお守りをいただきましょう。

もし、納札所がなかったり、見つからなかった場合は、神社やお寺の人に渡してくださいね。

人によっては、お守りをそのまま返納することに抵抗がある場合や、複数のお守りがあるのでまとめて返納したい場合は、半紙にくるんだり、紙の封筒に入れたりして納めてもいいでしょう。

お守りをいただいたときにお守りが入っていた紙袋を、返納するときに利用するのもいいでしょう。
ただこれは様々ですが、神社やお寺によっては袋にいれて返納することを禁止していることもあるので、気を付けてくださいね。

また、お守りを返納するときでもマナーはきちんと守ってください。

例えば、お守りと一緒に燃えないものを入れたり、その他、古くなった人形や縁起物の置物なども入れないでくださいね。

多くの神社で、お焚き上げ(おたきあげ:燃やすこと)をするので、燃えるものと燃えないものを分別をしないと神社の人が困ってしまうからです。

お守りを返納をするときの賽銭

お守りを「古神札納め所」や「お焚きあげ所」に返納したときに、もしその横に賽銭箱が置いてある場合は、護っていただいたことに対して気持ちだけお賽銭してくださいね。

目安は、お守りをいただいた時と同額程度を入れるのが一般的と言われています。
きっちりと感謝とお礼をしてから、お守りを返納するようにしましょうね。

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お守りを返す・返納する時期・タイミングはいつ?

出典:http://urx3.nu/MJqO

目安は1年(1年守り)

1年守りとは期限のないお守りのことで、ずっと願い続けているお願いごとに対していただいたお守りのことをいいます。

1年守りで分かりやすいのが、家内安全、商売繁盛、交通安全などになりますね。

ただ、ずっとお願いし続けている目的だとしても、ずっとそのまま持ち続けていては、お守り本来の効果が発揮できなくなってきます。

ですので、初詣の時に、古いお守りを返納して新しいお守りをいただくようにすれば、年始に今年1年の祈願をすることになるので、分かりやすくておススメです。

そうはいっても、1年守りについては返納するタイミングは難しいですよね。

特に、効果がある間は気持ち的にはずっと持っていたいと思いますよね。
でも、先にも書きましたが、お守りの効果には期間があります。
その期間の目安を1年と考えてください。

とはいえ、1年経った直後から急に効果がなくなってしまうということはありませんが、本来の御利益が発揮できなくなります。

1年ごとに新しいお守りに変えていくことで、常にお守りの効果を最大限受けられるようにしていきましょう^^

願いが叶ったタイミング(満願守り)

出典:https://11mono.net/909.html

ある目的が叶うようにとお願いしたときに、いただいたお守りを満願守りといいます。
満願(まんがん)とは、期限を決めて神様や仏様にお願いし、その期限に達することをいいます。

満願守りで分かりやすいのが、合格祈願や安産祈願などになります。
これらは具体的に、受験や出産が終わった時が返納タイミングになるのでわかりやすいですね。

例えば、他にわかりやすい返納のタイミングは以下のようになりますね。

  • 恋愛成就、縁結び・・・良縁に恵まれたら、お守を返す
  • 病気平癒など・・・病気が治ったら、お守を返す
  • 合格祈願・・・受験が終ったら、お守りを返す
  • 安産祈願・・・出産が終ったら、お守りを返す

など、これらは目的の時期が終わったときが返納タイミングになります。

あと、願い事が叶ったか、もしくは叶わなかったにかかわらず、目的の時期が終わったらお守りに感謝して返納するようにしましょう。

どんど焼きで返納する

どんど焼きとは、お正月飾りの門松やしめ縄、書き初めなどを、火にくべて焼き払う日本の伝統行事になります。
もしかすると、近くの神社などで行われているのを見たことがあるかもしれません。

どんど焼きは、お正月に天から下りてきた歳神様が、どんど焼きの煙に乗って天に帰るとされていて、それをお見送りするために行われると言われています。

基本的に、お守りはいただいた神社やお寺に返納するのが一般的となっていて、自分で火を起こして焼き払うのは厳禁とされています。

されていますが、どんど焼きの火に関しては、お守りや古いお札を一緒に火にくべて焼いてもよいという場合がほとんどです。
ですので、どんと焼きをしていたら、自分でお守りを火の中に入れても大丈夫です。

もしかすると、中にはお正月飾り以外は持ち込み禁止となっている場合もあるかもしれません。
ですので、どんど焼きに持って行ってもよいか事前に問合せをしてみるのがよいでしょう。

お守りは必ず返すもの?

非常に思い出深いお守りで、手放したくない、ずっと持ち続けておきたいと思うお守りの場合は大切に持ち続けましょう

お守りは「必ず返さないといけない」とか「絶対に交換しないといけない」という決まりはありません
逆に、1年守りを手にしてから1年経っていなくても、返納しても大丈夫です。

要は、手放すタイミングの判断は、お守りを大切にする気持ちになります。

例えば、お守りで目的の時期が終わって新たな気持ちで次のステップに進みたいと思った場合は、最初にしたお願い事とは違う目的を持っていることになるので、その場合はお守りを返納する時期になります。

ですが、お守りを見た時に、目標を立てた時のやる気が出てきたり、頑張ってきた思い出がよみがえってきたときに嬉しい気持ちになれたりするのなら、そのお守りはまだあなたには必要で、お守りを大切に持ち続けることができるはずです。

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お守りを返すのが難しい場合は?

出典:https://uranaru.jp/topic/1036664

遠方の場合は違う神社やお寺でもOK

修学旅行先でいただいたお守りや、親や友達からいただいたお守りが、遠方の神社やお寺だった場合には、直接返しに行くのは難しいですよね。
そんな時は、近くの神社やお寺に返納しても大丈夫です。

その時に注意してほしいのは、神社のお守りは神社へ、お寺のお守りはお寺へ返納するようにすれば、大丈夫です!

違う場所でも受け取ってくれます^^

郵送で返してもOKな場合も

近くの神社やお寺でも返納してもいいのはわかったけど、せっかく1年守っていただいたお守りなので、出来ればいただいた神社やお寺に返納したいと思うこともあるでしょう。

ただ、遠くて気軽に行けない場合は、封筒に「お焚き上げ希望」と書いてお守りをいれて郵送で返納することができます
そのとき、お守りを白い紙に包み、感謝の言葉などを一筆添えて送るといいでしょう。

ほかの神社やお寺のお守りが含まれていたとしても、先の神社は神社へ、お寺はお寺へ返納することを守っていれば、一緒にお焚き上げしてくれます。

ただ、神社やお寺によっては郵送で対応していないところも中にはあるようなので、郵送で返納することは可能かどうか事前に確認をしてくださいね。

あと、お焚き上げ料として1000円位を目安にお守りと一緒に現金を送られることが多いです。
この場合は、普通郵便では現金を送れませんので、現金書留や定額小為替を利用しましょう。

どうしても自分で処分する場合

出典:https://4meee.com/articles/view/773511

白い半紙に包んで、粗塩をかけて清めてから焼却することはできます。

本来でしたら、神社やお寺で祈祷しながらお焚き上げするので、自分で焼却するときも感謝の気持ちを声に出しながら焼却するのがいいようです。
焼却後の灰は水で流します。

もしくは、火を扱うのが難しい場合は、白い半紙に包んで、粗塩をかけてそのままゴミとして処分することもできます。

守ってくださったこと、願いを叶えてくださったこと、日々の感謝の気持ちを込めて処分しましょう。

神社のお守りをお寺に返しても良い?

神社は神様を祀っていて、お寺は仏様を祀っています。
ですので、神社でいただいたお守りは神社へ、お寺でいただいたお守りはお寺へ返すようにしましょう。

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まとめ+関連記事

大事にしていたお守りを返納するのは勇気がいることかもしれませんが、これまでの感謝の気持ちを込めてお守りを返納し、気持ちを切り替えて新たな目標を立てていきましょう!

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