12月は忘年会のシーズンですね。今では年末の恒例イベントとなっている忘年会には、どんな意味があるのでしょうか?また、忘年会が始まった由来についても気になりますよね。
そのため今回は、忘年会の意味は?由来やいつから始まったか、年忘れからきてる?注意点等もご紹介します!^^
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忘年会の意味や目的って何?
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忘年会の意味って何?
忘年会とは年を忘れる会ということで、
「一年を振り返り、その年の苦労を忘れて、気持ちを新たに新年を迎えましょう。」
という意味で行う宴会のことです。
忘年会というのは年末の恒例行事ですが、
職場の忘年会以外にも、学生時代の仲間であったり、
仲の良い友達同士で忘年会をすることもありますよね。
12月に入ると、毎週忘年会がある、という人も多いのではないでしょうか。
普通の飲み会でも、年末には「忘年会」という言葉を使うことも多くなっています。
忘年会シーズンには、二日酔い対策のドリンクも良く売れるようになりますよね。
ちなみに、中国や台湾、韓国でも、忘年会と同じ意味合いで年末に宴会を開くという文化があります。
会社内では従業員を慰労する忘年会
会社内で実施する忘年会は、従業員を慰労するための忘年会という意味合いが強いものです。
こういった忘年会での挨拶は、上司が「今年一年間お疲れさまでした。
今日は存分に楽しんで疲れを吹き飛ばしてください。」
などといった言葉がかけられることが多くなっています。
また、忘年会に関する費用は会社が負担してくれることも多いです。
従業員を慰労する目的の忘年会では、上司や目上の人に失礼のないように心がけながら、
存分に楽しむことができると良いですね。
会社内で開催される忘年会は、普段あまり話すことのない
上司や役員などと話すことができる貴重なチャンスです。
忘年会をキッカケに上司や役員に気に入ってもらうことができれば、
大きな仕事を任されたり、昇進に有利になったりすることもあるかもしれません。
「上司とお酒を飲むというのは、気を遣うから嫌いだ。」という方も多いとは思いますが、
どうせ参加するなら、自分を売り込むチャンスだと思いたいですね。
営業の接待としての忘年会
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懇意にしている取引先の方との忘年会の場合は、営業の接待という意味合いが強くなります。
接待を目的とした忘年会の場合は、自分が存分に楽しむことよりも、
取引先の方に楽しんでもらう。ということが大切になってきます。
くれぐれも、自分ばかり飲み過ぎて失礼な言動のないように、
ある程度セーブしながら、取引先の参加者には楽しんでもらえるように心がけましょう。
取引先の方に楽しんでもらうことができれば、今後の継続取引や、
もっと大きな取引のきっかけになるかもしれません。
逆に失敗してしまえば、取引がなくなってしまう恐れもあるので、
くれぐれも言動には注意が必要です。
逆に、自分が接待をされる側で忘年会に誘われる場合もあります。
取引先から忘年会に誘われた場合は、自分が接待をされる側なので、
「今日はとても楽しむことができた。今後ともよろしく」
といったことを伝えることができると良いですね。
取引先との忘年会では、取引先よりも先に到着し、
下座に座っておくのがマナーです。
友人関係などでは親睦を深める忘年会
友人、同級生などが集まって開催する忘年会は、
親睦を深めるという意味合いが強いものです。
あまり話したことがない同級生と仲良くなったり、
人間関係を深めるチャンスです。
友人との忘年会であれば、上座、下座など気を使う必要もありません。
友人関係の忘年会は、会社関係の忘年会と違って気を張ることなく楽しむことができますが、
一番羽目を外して失敗をしやすい忘年会でもあります。
調子に乗り過ぎて逆に人間関係を壊すことがないように、
くれぐれも気を付けましょう。
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忘年会の由来とは?いつから始まったの?
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もともとの由来は鎌倉時代「年忘れ」から
忘年会というのは、鎌倉時代の「年忘れ」という
年末行事が由来になっていると言われています。
この「年忘れ」というのは、現代の忘年会のように、
飲み会や食事をメインにしたものではなく、
貴族や武士が連歌を詠み合うことを目的とした会でした。
現代と違い、騒がず優雅に過ごす会、という印象ですね。
江戸時代には、「年末に一年の締めくくりとして皆で集まり酒を飲む」というのが
庶民の間で広がるようになりました。
江戸時代には、現代の忘年会に近いものが行われていたんですね。
江戸時代、庶民の間で広まった忘年会ですが、
武士は忘年会は行わず、新年会をすることで身分の違いを表していました。
現代の忘年会が定着したのは明治時代
現代のように、皆で飲んでわいわい盛り上がるというような忘年会は、
明治時代に定着しました。
この文化の中心となったのは官僚や学生で、
官僚は年末のボーナスや、御用納めがあるため、
「皆で楽しく飲もう!」という流れになり、忘年会が定着していきました。
学生の場合は、年明けには帰省するため、
皆が集まることのできる年末に、忘年会を開くようになりました。
忘年会という文化には、意外にも長い歴史があったんですね。
忘年会に関する注意点や知識
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無礼講ってどこまでOK?
「無礼講(ぶれいこう)」というのは、
「地位や身分の上下を取り払い楽しむ宴会」という意味です。
「今夜は無礼講で〜」という言葉は、会社など、
上下関係のある飲み会で、よく使われています。
「堅苦しい礼儀は無しにして、皆で楽しみましょう」ということですね。
決して「無礼なことをしてもいい」
という意味ではないので気を付けましょう!
無礼講の意味を履き違えて、
酔った勢いで目上の人に対して失礼な言葉遣いをしたり、無礼な態度をとったり、
酔い潰れて迷惑を掛けたりするなど、
後から怒られるようなことになってはいけません。
中には、多少の無礼も笑って許してくれるようなこともありますが、
今後の為にも、最低限のマナーは守りたいですね。
忘年会の余興、出し物とは?
忘年会シーズンには余興や出し物を考える機会が多くなりますよね。
せっかくの機会なので、皆で盛り上がることができる、楽しい余興や出し物をしたいですよね。
流行りの芸人ネタ(一発ギャグ)などは鉄板ですね♪
芸人になりきってネタをする姿は、その場の雰囲気もあり、
盛り上がること間違いなしです。
芸人ネタをする際は、衣装にもこだわりたいですね^^
その他には、流行りの曲や盛り上がる曲を数人で踊りながら歌ったりするのも、大変盛り上がります。
例えば、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の
「恋ダンス」なんかは、一大ブームになりましたよね。
曲調も明るいので、余興にピッタリです^^
他にも盛り上がる曲は沢山あるので、忘年会の年齢層などを踏まえて選ぶと良いですよ。
踊りにこだわりたいなら、振り付けの解説動画がある曲もあるので、
調べてみると良いですよ♪
1年を締めくくるイベントなので断る場合は要注意
会社や職場の忘年会というのは、「気を遣って疲れてしまう」
「楽しくない」「面倒臭い」など、様々な理由で「行きたくない!」
と思ってしまうことも良くありますよね。
特に新入社員の場合だと、今後の立場や人間関係に影響することもあるので、
「1年の締めくくりである忘年会」を断る場合は要注意です。
断っただけで他の部分にまで影響が出てしまうのもおかしな話なんですけどね^^;
とはいえ、最近では仕事終わりに上司が飲みに誘うことも
パワハラと言われるようになり、「飲みニケーション」なんていう言葉も、
今ではあまり使われなくなりました。
どうしても行きたくない人は、1年の締めくくりである忘年会だけは、
「今後の為の勉強」だと思って参加するのもいいですし、
「それでも絶対に行かない」と、固い決意がある人は、
「それなら仕方ない」と思ってもらえるような上手な断り方を考えましょう。
その際は、余計な波風を立てないためにも、
「本当は行きたい気持ちがある」というのをアピールすることが大切です。
忘年会のマナー
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楽しい忘年会ですが、特に会社の忘年会の場合には、
守るべきマナーがいくつかあるので、紹介します。
・上座、下座に注意する
・乾杯までグラスは持ち上げない
・目上の人からお酌をする
・料理、ドリンクを取り分ける
・翌日にお礼を言う
役職が同じ場合は、年齢が上の人から順番にしましょう。
特にお酒は、なくなる前にお酌するのがマナーです。
できれば、周りの人にも聞こえるくらい大きな声で言うのが良いですね。
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忘年会の余興や出し物、くじ引きで一等が当たった人に使うなど、
ここぞという場面に盛り上げることができます。
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ホメる、もてなす、断る、謝る、説明する、反論するなど、
様々な場面で上手に使える言い回しが収録されています。
忘年会の上手な断り方も書いてある本です。
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忘年会は、社員の慰労、取引先の接待、親睦など、様々な意味合いがあります。上手に楽しんで一年の苦労を吹き飛ばし、新しい気持ちで新年を迎えたいですね。
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