ススキは秋の風物詩にもなっていますが、ススキの季節や時期はいつ頃になるのでしょうか?また、花言葉や由来、生態についても気になりますよね☆
そのため今回は、『ススキの季節や時期はいつ?生態や種類、花言葉やその由来、どこで見れるかも』をご紹介します!^^
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もくじ
ススキの季節・時期はいつ?
出典:http://u0u1.net/Z3Wt
ススキの開花時期は8~10月になります。
地域によって時期がズレるのは、桜前線と同じようにススキ前線があるからです^^
一般的に、桜前線は南から北へ進行するのに対し、ススキ前線は北から南へと進行します。
ススキと言えば、夏の終わりや、秋の気配が感じられるような時期に見頃を迎える植物、というイメージですよね☆
そのイメージ通り、涼しくなる時期に開花するため、北海道では8月中旬頃、東京では9月下旬頃、鹿児島では10月中旬頃が開花時期となります。
ススキの花言葉と由来
出典:http://u0u1.net/z8vf
「ススキ」の花言葉には、「活力」「勢い」「元気」などがあります。
そして、ススキに似た植物で「ススキもどき」と呼ばれることもある「荻(おぎ)」の花言葉は「爽やか」「片思い」「方恨み」となっています。
「ススキ」の花言葉は全体的に陽気で明るいものとなっていますね^^
細長く、どこか儚げなイメージもあるススキですが、実はススキはとても生命力が強い植物で、花言葉もススキの強い生命力が由来となっています。
山火事などが起きた後、一番最初に生えてくるのはススキであるともいわれているほどです。
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ススキの生態
出典:http://u0u1.net/UdcI
ススキは、イネ科ススキ属の多年生植物で、全国の草地に生息しています。
草丈は1~2メートルで、短い地下茎を持ち、地下茎からたくさんの花茎を立てます。
そして、夏~秋にかけて、茎の先に約20~30センチの「花穂(かすい)」を付けます。
「花穂(かすい)」というのは、ススキのように「穂の形で咲く花」のことを言います。
その見た目から、あまり「花」という感じはしませんが、ススキもしっかりと花を咲かせる植物なんですよ^^
見頃にはふわふわとしたホウキのような姿になり、太陽の光を浴びてとても美しく輝きます。
桜の場合は、開花時期がニュースでも取り上げられますが、ススキの場合はあまりスポットが当たりませんよね・・・。
ススキは秋の訪れを感じられる風物詩の一つなので、開花時期には金色に輝くススキを楽しみたいものですね^^☆
ススキの種類
出典:http://ur0.link/TPxm
ススキは、世界で約20種類生息しており、その中でも日本で見られる代表的な種類には「ハチジョウススキ(八丈薄)」「トキワススキ(常磐薄)」「イトススキ(糸薄)」などがあります。
他の植物と同様に、一見すると同じような見た目でも、種類によってそれぞれ異なる特徴があるものです。
ここでは、それぞれの特徴についてご紹介します^^
ハチジョウススキ
出典:http://morimo2.info/TAJ8
「ハチジョウススキ(八丈薄)」は日本の固有種で、関東地方~沖縄の海岸、伊豆諸島、小笠原諸島に分布します。
開花時期は8~10月頃になります。
全体的に太く、葉の幅も広い大型種で、茎は直径約2センチ、草丈は約1~2メートルになります。
赤茶色で葉裏が白く、触ってもトゲが引っ掛かりにくいという特徴があります。
トキワススキ
出典:http://morimo2.info/RKZc
「トキワススキ(常磐薄)」は別名、「カンススキ」「アリワラススキ」とも呼ばれ、関東地方以西の海岸近くに分布しています。
開花時期は7~9月と、他の種類の中でも早いのが特徴です。
草丈は約1~2.5メートルで、花序は30~50センチと長いのも特徴です。
また、「トキワススキ(常盤薄)」という名前は、冬にも葉が枯れないことが由来となっています。
イトススキ
出典:http://urx2.nu/TqZY
「イトススキ(糸薄)」は、北海道から沖縄まで、広い範囲に分布しています。
葉幅が約5ミリメートルと非常に細く、草丈も1メートル程なので、園芸用としても人気の高い品種です。
「イトススキ(糸薄)」というのはその名の通り、葉や茎が糸のように細いことが由来となっています。
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ススキはどういう所で見れる?
出典:http://u0u1.net/ZwUJ
ススキは、日本全国の高原、草原、道端などに広く見られます。
日当たりの良い場所に群生するので、全国各地にススキの名所があります^^
前述したように、太陽の光を浴びて黄金色に輝くススキは秋の絶景ですよ☆
ススキは何に利用される?
出典:http://u0u1.net/IsWB
ススキは「茅(かや)」と呼ばれ、「茅葺(かやぶき)屋根」の材料として利用されてきました。
また、十五夜には、月見団子と共にススキをお供えするという風習もあります。
現在は、茅葺屋根はめったに見られなくなってしまいましたが、「十五夜にはお月見団子とススキ」というのは現在でも色濃く残っていますよね。
実際に、「十五夜には月見団子とススキを用意している」というご家庭は少ないかもしれませんが、時期にとらわれず、ススキを窓辺に置いて秋を感じながら月を楽しむのも良いのではないでしょうか^^
ススキは秋の七草。他の七草は?
出典:http://u0u1.net/2wWG
秋の七草は、「尾花(オバナ)・萩(ハギ)・葛(クズ)・撫子(ナデシコ)・女郎花(オミナエシ)・藤袴(フジバカナ)・桔梗(キキョウ)」となっています。
「尾花(オバナ)」というのはススキの別名です。
このように、ススキは秋の七草の一つとなっているのですが、七草粥を食べる風習がある「春の七草」に比べると、食べるのではなく、秋の代表的な草花である「秋の七草」というのは知らない人も多いかもしれません。
「秋の七草」や「春の七草」の他にも、「夏の七草」、「冬の七草」というのもちゃんとあるんですよ☆
秋の七草については冒頭で紹介したので、「春の七草」「夏の七草」「冬の七草」についてもそれぞれご紹介します^^
(※現在の名称が異なるものは、そちらも補足しています。)
春の七草
- 芹(セリ)
- 薺(ナズナ)・・・ぺんぺん草
- 御形(ゴギョウ)・・・母子草(ハハコグサ)
- 繁縷(ハコベラ)・・・小繁縷(コハコベ)
- 仏の座(ホトケノザ)・・・田平子(タビラコ)
- 菘(スズナ)・・・蕪(カブ)
- 蘿蔔(スズシロ)・・・大根(ダイコン)
春の七草は、無業息災を願って食べる「七草粥」でお馴染みですね^^
春の七草は、平安時代に四辻の左大臣が詠んだ「せりなづな 御形はこべら 仏の座 すずなすずしろ これぞ七草」という短歌から定着しました。
次にご紹介する「夏の七草」は、春の七草と違い、3種類もあるんです!
夏の七草【1】
- 葦(ヨシ)
- 藺(イ)・・・い草
- 沢瀉(オモダカ)
- 未草(ヒツジグサ)
- 蓮(ハチス)・・・ハス
- 河骨(カワホネ)・・・コウホネ
- 鷺草(サギソウ)
夏の七草【2】
- 藜(アカザ)
- 猪子槌(イノコヅチ)
- 莧 (ヒユ)
- 滑莧(スベリヒユ)
- 白詰草(シロツメクサ)
- 姫女苑(ヒメジョオン)
- 露草(ツユクサ)
夏の七草【3】
- 白茅(チガヤ)
- 昼顔(ヒルガオ)
- 藪萱草(ヤブカンソウ)
- 蕺 (ドクダミ)
- 三葉(ミツバ)
- 野薊(ノアザミ)
- 露草(ツユクサ)
「露草(ツユクサ)」は「夏の七草」と言われている3種類のうち、2種類に含まれていますね☆
「夏の七草」には、昭和初期に「勧修寺 経雄(かじゅうじ つねお)」という園芸研究家が詠んだ、「涼しさは よし い おもだか ひつじぐさ はちす かわほね さぎそうの花」という短歌が由来となっているものもあります。
冬の七草
- 葱(ネギ)
- 白菜(ハクサイ)
- 大根(ダイコン)
- 春菊(シュンギク)
- 法蓮草(ホウレンソウ)
- 甘藍(キャベツ)
- 小松菜(コマツナ)
冬の七草は、「春・夏・秋」の七草とは違い、諸説ある上、選ばれた根拠などは明確になっていません。
冬は他の季節と違い、多くの草花が芽吹く季節ではないので、旬の食材を「冬の七草」とする風習が出来たのかもしれませんね^^
この他にも、運が良くなるとして冬至に食べる風習のある「運(ん)」の付く食べ物、「南瓜(カボチャ)・蓮根(レンコン)・人参(ニンジン)・銀杏(ギンナン)・金柑(キンカン)・寒天(カンテン)・うどん」を「冬の七草」とすることもあります。 スポンサーリンク
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ススキの開花時期は8~10月と、地域によってズレがあります。開花時期には、黄金色に輝くススキを見に出掛けたいものですね^^☆
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