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盛り塩の捨て方は?トイレに流して大丈夫?注意点や再利用する方法もご紹介

盛り塩の捨て方には「トイレに流す」という方法があります。

そんなことして大丈夫なの?と驚いてしまいますよね。

そんな謎だらけである、盛り塩の捨て方について詳しく解説していきます。

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盛り塩の捨て方としてトイレに流すのは正解!

出典:canva

結論として「盛り塩はトイレに捨てても大丈夫」です。

まず盛り塩の捨て方としては、次のようなルールがあります。

ルール

  • 使った場所の近くで処分する
  • きれいな水で流す

このルールに則るとどちらもクリアするので、盛り塩はトイレに流しても大丈夫ということになりますね。

しかし、ここで「盛り塩は神聖なはずなのにトイレに流してもいいのだろうか?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

役目が終わった盛り塩というのは、実は周りの邪気を吸いとって穢れたものとなっています。

ですから既に穢れを持つトイレに流すというのは、一番理にかなった処分方法といえるのです。

盛り塩の捨て方におけるその他の方法は?

出典:PAKUTASO

盛り塩の捨て方としては、トイレに流す以外にも、次のような方法があるとされています。

  • 近くの川に流す
  • 土に埋める
  • 除草剤代わりに庭へ撒く
  • 火に焚べて燃やす
  • キッチンで流す
  • 生ゴミとして出す

この中では「生ゴミとして出す」のが一番オススメできる方法です。

穢れたゴミと一緒に盛り塩を捨てるのは一石二鳥の方法といえるでしょう。

一方、他の方法が何故オススメできないのでしょうか?

その理由を見てみましょう。

環境に配慮しない方法はNG

昔は盛り塩を「近くの川に流す」という捨て方が一番ポピュラーでした。

しかし海と違って川には塩分がないため、淡水魚などの生態系に影響を与えてしまう可能性があります

盛り塩を捨てるのが海なら別に良いのですが、川に流すのは止めておきましょう。

同様に「土に埋める」や「除草剤代わりに庭へ撒く」というのも環境に配慮していません。

塩は植物や埋めてある配管などに対して、悪影響を与えます。

塩は思ったよりも土壌に残留して、腐食させる可能性があるからです。

環境に配慮した盛り塩の捨て方を選びましょう。

配管に配慮しない方法はNG

盛り塩はある程度置いておくと、水分を吸って固まってしまいます。

その固まりをそのまま水で流してしまうと、配管内で詰まってしまう可能性があります。

ですから「キッチンで流す」場合は、盛り塩の固まりをある程度小さくして、水で溶かすようにして流してくださいね。

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盛り塩を再利用する効果的な方法とは

出典:フリー素材.com

後ほど解説しますが、盛り塩は思ったよりも交換頻度が多めで、トータルすると結構塩を使ってしまいます。

ですから捨てる前に、何か活用できないかなと考える方もいらっしゃるでしょう。

そこで盛り塩の再利用方法について考えてみました。

お風呂やキッチンのお掃除に

塩にはぬめりを取る効果があるといわれています。

盛り塩をお風呂やキッチンの排水溝などのお掃除に使うのはピッタリです。

また殺菌作用もあるので、お掃除の効果が長持ちします。

ペットのトイレの後始末に

室内犬を飼育するには、トイレトレーが必要ですよね。

犬用のトイレを決まった位置に置いておくと、そこでトイレをしてくれるようになって、散歩にいけない日も安心です。

しかし部屋の中にペットのトイレを置くわけですから、臭いの問題が発生しがち…。

盛り塩には、臭いを防ぐ効果もあるので、ペットのトイレの後始末にも有効ですよ。

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盛り塩の処分方法のタブーとは

出典:pixabay

さて、盛り塩の処分方法にはあるタブーがあるのですが、それは何だと思いますか?

そのタブーとは「盛り塩を食べてはいけない」ということです。

先程もお伝えしましたが、役目が終わった盛り塩というのは、周りの邪気を吸いとって穢れたものとなっています。

その穢れた盛り塩を料理などに入れて食べてしまうと、悪いものを再び身体に取り入れてしまうことになります。

また盛り塩の再利用方法として、キッチンのお掃除に使う方法をお伝えしましたが、盛り塩を食材を乗せるまな板や食器を洗うのに使用するのはやめてください。

その他のタブー

盛り塩をお風呂のお掃除に使う再利用方法をお伝えしましたが、入浴剤のように盛り塩を入れて湯船に入るのもタブーとされています。

実はキッチンに流す方法も、再び穢れたものを部屋に戻してしまう可能性があるので、やめたほうがよいです。

盛り塩はたいてい小さなお皿に乗っていますが、これも洗ってしまうと穢れが付くとして避けることが多いです。

盛り塩を交換する時期とその頻度

出典:photoAC

盛り塩の山の形が崩れてしまったり、変色して茶色になったりした場合は、すでに盛り塩としての効力は失われています。

盛り塩は毎日交換するのが良いという方もいますが、それはさすがに大変ですよね…

ではどのタイミングで盛り塩を新しいものと交換すると良いのでしょうか?

オススメは月2回

盛り塩を交換する頻度として、一番オススメなのは月2回です。

神道の神を拝む日として決まっている日は、1日と15日(もしくは28日)とされています。

その日に合わせて盛り塩を交換すると良いですね。

もちろん他の日でも構わないので、自分が交換しやすい日時をあらかじめ決めておくと忘れにくくなりそうです。

梅雨の時期は要注意

梅雨になると周りの空気に湿気を含んでしまい、盛り塩がベトベトになることがあります。

これだと清めの効果がなくなってしまいますよね。

ですから梅雨の時期には、最低でも3日に1回の交換が必要になります。

盛り塩の湿気対策はこちら

・盛り塩が溶けるのは湿気が原因?理由はなぜか、対策や意味も紹介!

交換時間は午前中

さて盛り塩の交換頻度は分かりましたが、交換する時間というのもあるそうです。

特にオススメなのは、太陽が昇る午前中といわれています。

盛り塩をゴミで捨てる方はその日のうちに処分したいので、ゴミの日の午前中に捨てると良さそうですね。

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盛り塩の正しい作法をご紹介


出典:photoAC

新しい盛り塩を作るなら、正しい作法を抑えておきたいですよね。

盛り塩本来の清めの効果を最大限に発揮するために参考にしてみてください。

天然塩を使うこと

盛り塩に使う塩として一番重要なポイントは「天然の塩であるか」どうかです。科学的に精製した塩では、清めの効果がないとされています。

天然塩をクリアしていれば、盛り塩に使う塩は、どこで購入しても値段が安くても、全く問題ありません。

天然塩の中でも、岩塩や天日塩がオススメとされています。しかし岩塩や天日塩はちょっとお高めなので、初心者には手が出ないという方もいらっしゃいますよね。

実は天日以外にも、平釜や立釜といった自然の製法で作られた塩があります。

盛り塩にする場合は、製法や原材料に注意して選んでみてくださいね。

盛り塩の形に決まりはない

盛り塩に使われる塩は、1箇所につき10gほどですが、塩の量に決まりはありません。

また盛り塩は山のように盛るのが一般的ですが、その形にも特に決まりはありません。

盛り塩の形は、三角錐・八角錐・五角錐・円錐など多くの種類があるのですが、それを作るための専用道具もあり、実に奥深いものなのです。

お皿は陶器製のものを使う

盛り塩に使うお皿ですが、陶器製の白い平皿が初心者向きだといえます。

風水では願い事に合わせてお皿の色を変える方もいるようです。

  • 金運や才能アップ→金色のお皿
  • 仕事運アップ→赤のお皿
  • 恋愛運アップ→ピンクのお皿
  • 精神の安定→緑のお皿

また一般的には丸いお皿を使うと思いますが、お皿の形によっても運気が変わるのだとか…。

  • 四角形のお皿→浄化の力がアップする
  • 八角形のお皿→八方位をカバーしてくれるので願いが叶う力が強い

盛り塩の正しい作り方

「セレモニア平安会館」による、盛り塩の正しい作り方の手順をご紹介します。

<必要な道具>

粗塩、固め器、小皿、ヘラ

<作り方の手順>

  1. 塩を固め器の3分の1くらいまで入れ、指で軽く押さえる
  2. 上まで塩を入れ、ヘラで押さえながら平らにする
  3. 固め器のうえに皿を裏返しにして乗せる
  4. 静かにひっくり返しながら塩を小皿に移して、盛り塩を設置する

引用:セレモニー平安会館

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盛り塩の歴史とその効果について

出典:pixabay

盛り塩の捨て方を理解していただいたところで、盛り塩の歴史や効果について解説していきます。

古来から存在している

日本で一番古い書物である『古事記』には、伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)が黄泉の国から帰った後、海で穢れを祓ったと記されています。

また盛り塩の風習も奈良・平安時代には広まっていたといわれています。

令和になった現在でも、葬式後に塩を撒きますし、相撲のときに塩を撒くといった風習は残っていますよね。

盛り塩の効果

盛り塩とは、その場の悪い運気を取り除き、安心安全に暮らせるように願って置くものです。

ですから運気の入口である玄関先に置かれているのは理にかなっているのです。

また水や火を取り扱う場所には、悪い運気が溜まりやすいので、キッチンやお風呂の水場に置くのも効果的です。

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まとめ+関連記事

この記事をまとめると

  • 盛り塩のおすすめの捨て方2つトイレに流して捨てる方法
    • 生ゴミに混ぜて捨てる方法
    • 盛り塩は掃除用に再利用できる
  • 盛り塩は絶対に食べてはいけない
  • 盛り塩は月に2回交換するのがおすすめ
  • 盛り塩には天然塩を使うこと

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