盛り塩は意味がない？本来の効果と効果的な置き場所を紹介

お塩を三角の状態に盛って置いておく盛り塩。  

塩には災いを寄せ付けない効果や浄化効果があると言われていますが、作り方や置き方を間違えると意味がなくなります。 

そこで今回は、盛り塩の効果を最大限活かすために以下の内容を紹介します。 

盛り塩の効果を得られていないと不安な方は、ぜひ最後まで読んでください。

 盛り塩の意味がない？本来の効果とは 

出典：白川葵の開運秘伝 神仏仏閣不思議紀行

盛り塩にはちゃんとした意味や効果があります。 

では、盛り塩の本来の効果は一体何なのでしょうか？ 

 ここでは、盛り塩の本来の効果を5つ紹介します。 

厄除け・魔除け 

 盛り塩には、災いや穢れから身を守る厄除けや魔除けの効果があります。 

 また、盛り塩は浄化効果も強いので下の2つの役目も果たしてくれます。 

 厄除けや魔除けの効果が最大限に得られれば、毎日の生活が確実に良い方向へ向かっていきます。 

邪気払い 

家の中に充満している悪いエネルギーを外へ放出する、邪気払いの効果もあります。

引っ越し前に盛り塩をした方が良いとされていますが、その時の盛り塩はこの邪気払いの効果を得る為に行います。 

引っ越し先の家がリフォームや清掃済みでも、前の住人のエネルギーが残っています。 

それに加え、清掃や工事業者のエネルギーも部屋には広がっています。 

引っ越し後に以下のような不調や事態が起こった時は、悪いエネルギーが強く残っている可能性があります。 

荷物を運ぶ前には清掃をきちんと行い、盛り塩で邪気払いをしましょう。 

商売繁盛 

人を引き寄せることができる盛り塩は、商売繁盛の効果もあります。 

盛り塩を置くことで悪事を企む人を引き寄せず、良い気の流れを持つ人を引き寄せます。 

そのため、自分のお店を守る為に盛り塩を取り入れる経営者の方は多いです。 

経営者になる際、下のような願望を強く持つ方は盛り塩を置くと運気が急上昇するかもしれません。 

仕事をする事への安心感が運気上昇をもたらし、金運の流れも良くします。 

開運効果 

出典：ホトカミ

盛り塩には運気を好転させ、開運を与える効果もあります。 

盛り塩で悪い気を吸収して浄化を行った末には、良いエネルギーが必ず訪れます。 

良いエネルギーは気持ちを前向きにし、体調の改善も最終的にもたらします。 

楽しい事に一生懸命になれるのはもちろん、辛い事でも前向きに取り組む精神力も与えてくれます。

今までに味わった事のない、幸福感を抱けるかもしれません。  

チャンスを与えてくれる人を引き寄せる 

盛り塩は対人関係に変化をもたらし、新しい出会いやチャンスを与えてくれる人を引き寄せてくれます。 

盛り塩には悪いエネルギーを吐き出すだけでなく、良いエネルギーを引き込む効果もあります。 

良いエネルギーを持つ人を引き寄せ、そこから運気を変える展開を広げることができます。 

盛り塩の由来は古代中国にあった 

出典：雑学カンパニー

古代中国の故事が由来で、客を招く縁起物としての意味でした。

秦の始皇帝時代、中国には牛車に乗って女性の家を訪ねる風習がありました。

その時代に女性が訪問を促す手段として使ったのが、盛り塩でした。

牛は塩を好むので発見すると動かなくなり、結果的に秦の始皇帝が今まで訪ねなかった家にも訪ねるようになります。

この風習は奈良時代の日本には既にあり、現在でも千客万来を願うお店では残っています。 

盛り塩に天然の塩を使うことで本来の効果を得られる 

出典：楽しみ発見

盛り塩を作る際には、天然の塩を使うと本来の効果を得られます。

具体的には、下のような塩を使うのがおすすめです。 

海水には厄除けの効果があることから、天然の塩を使うと本来の効果が得られると言われています。 

神社には盛り塩専用の塩も売っている場合があるので、近くに神社があったら訪ねてみて下さい。 

正しい盛り塩の作り方 

出典：健康×コーチング 

盛り塩を正しく作るには、どういった部分に気を付ければ良いのでしょうか？ 

ここでは、正しい盛り塩の作り方を紹介します。 

山型に塩を盛る 

まずは塩を山の形に見立てて盛ります。 

形のバランスが悪かったり、天辺が平坦になっていなければ高さは気にする必要はありません。 

盛り塩を固める必要もありませんが、可能な限りでキレイな山型を作るのがポイント。 

同じ山型でも大きく分けて下の2種類があり、意味も異なります。 

霧吹きなどで塩に水分を含ませると、固まりやすくなってキレイに仕上がります。 

器に盛り塩を置く 

盛り塩を置く時、原則的には以下の特徴の器を使います。

新しい物 もし白い陶器がない場合は、自然に近い木製の器を使用して下さい。 

盛り塩を置くべき場所とは？ 

出典：運気アップガイド

盛り塩は置く場所によって、効果が変わってきます。 

ここでは盛り塩を置く場所と、それぞれの箇所の効果について紹介します。 

玄関 

玄関に盛り塩を置く意味は下の2つです。 

玄関は家の入口なので悪い運気も良い運気も入ってきます。 

置く時は人の出入りやドアの開閉に邪魔されないよう、玄関の外側に扉を挟むよう2つ置きましょう。 

キッチン 

キッチンに盛り塩を置くのは、浄化の目的があります。 

水回りは運気が流れにくく、火気も運気の流れを停滞させます。

キッチンに盛り塩を置くことで、水と火のバランスが整って良い運気を流しやすくします。 

水を扱うシンクと、火を扱うコンロの間に置きましょう。 

家全体の気のバランスが保たれます。 

お風呂 

お風呂に盛り塩を置く理由は下の2つです。 

キッチン同様に火と水を使うお風呂も、悪い運気が流れやすくなっています。 

水がかからない棚の上か、隅っこに置きましょう。 

トイレ

トイレの盛り塩は、健康面で良い効果を発揮するとされています。 

トイレは悪い運気が溜まりやすい場所です。

そのため、盛り塩を置くことで健康面に良いと言われています。

隅やタンクの上など、安定しやすい場所に置きましょう。 

洗面所 

出典：パブリックドメインQ

洗面所の盛り塩は、家庭円満に効果があります。  

トイレと同じく水を使う洗面所も、悪い運気が溜まりやすくなっています。

更に洗濯機の設置で、運気が停滞するとも言われています。

盛り塩で悪い運気を取り除いて、家庭円満をもたらします。 

リビングと寝室 

リビングはリラックス効果、寝室は安眠効果が得られます。 

2部屋とも家の中で最も長い時間を過ごすので、悪い運気が溜まりやすいです。 

部屋の四隅に置いて結界を作ると、悪い運気の侵入を防ぎます。 

盛り塩を逆効果にしないための注意点

出典:おりざつ

盛り塩は正しく扱えば効果がありますが、1つ間違えると逆効果になります。

ここでは盛り塩を逆効果にしないための注意点を紹介します。 

食用として再利用しない 

盛り塩は様々なエネルギーを吸収しているので、口に入れると悪い運気も体内に入ります。 

その結果、危険を引き寄せて大きな事故に繋がる可能性があります。 

 少しなら大丈夫、と考えて口にするのは止めましょう。 

鬼門と裏鬼門の対角線上に置かない 

鬼門は北東、裏鬼門は南西に当たります。 

鬼の通り道とされている鬼門と裏鬼門の対角線上に盛り塩を置くと、邪気や厄が溜まります。 

そして、負の連鎖を引き起こします。 

鬼の道を塞いで邪気や厄を浄化する為にも、盛り塩は北東と南西の対角線上には置かないようにしましょう。 

置く場所を清潔にする

出典：パブリックドメインQ

盛り塩を置く前は必ず掃除を行い、その場所を清潔に保ちましょう。 

魔除けなどの効果がある盛り塩は環境の良い場所を好み、汚れると効果が落ちます。 

居心地の良い場所を維持することで、最大限の効果が得ることが可能です。 

また、掃除をするという行為が良いエネルギーの動きを活発にさせます。 

丑三つ時の設置を避ける  

丑三つ時とは、現在の深夜2時～2時半位を示します。 

この時間は陰の気が強く、霊や悪い運気が彷徨いやすいです。 

そのため丑三つ時に盛り塩を設置すると、入り込んだ霊や悪い運気を止めてしまいます。 

霊や悪い運気を止めないよう、丑三つ時に盛り塩をするのは避けましょう。 

盛り塩を定期的に交換する 

盛り塩を変えずに放置していると、悪い運気がどんどん集まって浄化が難しくなります。

すると、悪いエネルギーや霊を呼び寄せて運気の回復が滞ります。 

明確な期間は決まってませんが月に2回程度、水や湿気で塩が溶けやすいので水回りは1週間を目安に変えて下さい。 

ただし、以下の状態になった時には目安の期間より早くてもを交換しましょう。 

盛り塩の捨て方 

紙に包んで袋に入れてから処分しましょう。 

邪気が外に出るのを予防できます。 

悪いエネルギーが充満するので、捨てる盛り塩を再利用するのは止めて下さい。 

枕元に置かない 

枕元に置くと霊に憑依されたり、悪夢を見る可能性があります。 

浄化の効果がある盛り塩は、悪い運気を引き寄せる性質もあります。 

そのため、寝る部屋に盛り塩を置く際は結界の役目をする神棚に置きましょう。 

まとめ 

今回は盛り塩の効果と置き方について紹介しました。