季節の雑学

神棚の配置・場所・位置は?方角や向き、マンションやアパートの場合やNGな所は?

神様をお祀りする神棚ですが、神棚の配置や場所、位置はどこにしたら良いのでしょうか?また、マンションやアパートでは、配置の仕方に何か違いがあるのか、NGな場所はあるのでしょうか?
そのため今回は、神棚の配置・場所・位置は?方角や向き、マンションやアパートの場合やNGな所は?をご紹介します!^^

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神棚の正しい配置・場所・位置は?

出典:http://qq4q.biz/LIhI

人の目線よりも高い位置に配置する

神棚は、神様をお祀りする場所なので、人の目線よりも高い位置に配置しましょう。

目線よりも低い場所に神棚を配置してしまうと、神様を見下ろすことになってしまいます。
神様という敬うべき存在を見下ろすのは、失礼にあたりますよね。

家族全員が見下ろすことのないよう、一番身長の高い人よりも上に配置するとよいですね。
高いところに取り付けるのは大変ですが、脚立などを使い、
振動で神棚が揺れることのないように、しっかりと取り付けましょう。

ただし、家族の中に足腰の悪い人がいるなど、
高いところに配置してしまうと、毎日のお参りができない場合は、この限りではありません。
毎日のお参りがしやすい高さに配置し、神様を敬う気持ちの方が大切なのです。

清浄な部屋などの場所に配置する

神棚は、なるべく清浄な部屋に配置するようにしましょう。

清浄な部屋とは、単純に綺麗な部屋というだけでなく、
清らかな場所、運気の集まりやすい場所ということです。

たとえば、水回りの場所などは、清浄な場所ではありません。

リビングや客間など人を通せる場所へ配置する

出典:http://urx.blue/MxTf

神棚は、リビングや客間など、人を通すことができる場所に配置しましょう。

リビングや客間といった部屋は、家族が集まったり、お客様を呼んだりと、
日常的に人が出入りをする場所です。

人が集まり、明るい雰囲気になる場所というのは、神棚を配置するのにふさわしい場所です。

また、普段から人が集まる場所の方が、神棚にお参りしやすいですね。

神棚の下がドア、窓といった場所はNG

清浄な場所、人を通す部屋であっても、神棚の下にドアや窓がある場所は、
神棚を配置するのにはふさわしくありません。

ドアや窓は、開け閉めするたびに振動が発生し、落ち着きのない場所です。
また、神棚の下にドアがあるということは、神様の下を人がくぐり抜けるということになってしまいます。

ですから、神棚の下にはドアや窓がこないような場所に配置するようにしましょう。

神棚の正しい向きと方角は?

出典:https://www.isemiya.com/user_data/matsurikata.php

南向き、東向きが正しい方角

神棚を配置する方角は、南向き、東向きが正しいとされています。

神社の本殿も、南向き、東向きに建てられているところが多くなっています。

北向き、西向きには配置しないように気を付けましょう。

南向きが良い理由

神棚を南向きに配置すると良いといわれている理由は、
太陽が南の空を通るからです。

太陽が通る南向きは、太陽のエネルギーを存分に受けることができ、
縁起が良いとされています。

また、古来から偉い人、地位の高い人は南を向いて座るという習慣があります。
天皇陛下も、南向きで座っておられます。

東向きが良い理由

神棚を東向きに配置すると良いと言われている理由は、
太陽が東の空から昇るからです。

朝日が昇ってくる姿には、誰しもが勇気づけられますよね。
東向きは、勢いのある姿、エネルギーのある姿を示す方角として、
神棚を配置するのにふさわしいといわれています。

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マンションやアパートでは神棚はどの配置・場所・位置が良い?

出典:http://qq4q.biz/LIid

現代ではリビングがスタンダードの配置

マンションやアパートに神棚を配置する場合は、
最近ではリビングが最もスタンダードな配置場所とされています。

最近のマンションやアパートには、和室や客間といったものがないところも多いですが、
リビングは必ずありますよね。

リビングは、皆が集まる場所であり、神棚を配置するのにも適しているので、
迷ったらリビングに配置することをおすすめします。

上階の住人がいる場合はお札を貼ろう

マンションやアパートで、上の階に住人がいる場合は、
天井に「雲」や「天」と書かれたお札を貼りましょう。

本来、神棚の上には何もないことが理想です。
神棚の上に部屋があり、神様の上を人が通るということは、
神様に対して失礼にあたります。

しかし、マンションやアパートでは、最上階でない限り、
上に人が通らない場所を探すのは難しいですよね。

そういった時に、「雲」「天」と書かれたお札を天井にはると、
この上には何もありません。という意味となり、
「神様の上には誰も通りませんよ。」という目印になります。

このお札のことを、「雲字」といいます。

雲字、雲板の違い

神棚の上に人が通る場合に、上に何もないことを示すものとして、
雲字のほかに、雲板というものがあります。
雲字と雲板に意味の違いはなく、どちらを使っても大丈夫です。

雲字とは、紙に「雲」「天」「空」などという文字が書かれたもの、
あるいは、木材をこれらの文字の形に切り出したもののことです。
天井にテープや画鋲などで固定して取り付けます。

雲板とは、雲をイメージしたデザインの木の板のことで、
神棚板の上に取り付けます。

天井に穴を開けたくない場合や、天井の壁紙の素材の関係で、
貼ってもすぐに落ちてきてしまう場合などは、
神棚板に取り付けることができる、雲板がおすすめです。

神棚は、神棚板の上に配置する

出典:http://urx.blue/MxT8

神棚は、神棚板という神棚を置くための板の上に設置するようにしましょう。

神棚板とは、壁に取り付ける小さな板のことで、
ホームセンターやネット通販で販売されています。

神棚板の多くは、壁に穴をあけて固定するものが多くなっています。
賃貸住宅などで、壁に穴をあけたくない場合は、
両面テープ方式など、壁に穴を開けなくても良いものを探しましょう。

家具の上に設置してもOK、御札で対応も可能

神棚をドアや窓の上に設置するのはNGですが、
家具の上に設置するのはOKです。

神棚を設置するのにちょうど良い高さの家具があるなら、
家具の上を綺麗にし、板や白い布などを敷いてから、
神棚を置くようにしましょう。

家具の上に置くことができれば、神棚板が必要ないので、
壁に穴をあけたり、傷をつける心配もありませんね。

家具の上のスペースが狭く、神棚を置くことができない場合は、
お札だけを壁に立てかけるようにして対応することも可能です。

神棚を設置する配置や場所でNGなのはどこ?

出典:http://urx.blue/MxTG

台所、トイレや浴室などはNG

神棚を、台所やトイレ、浴室など、水回りの場所に配置するのはふさわしくありません。

トイレに神棚を配置するのがよくないということは、言われなくても分かるかと思いますが、
台所や浴室など、水回りの場所は、不浄とされています。

最近の住宅は、リビングダイニングキッチンなど、
水回りの部屋とリビングが一体となっている間取りも多いですが、
そういった部屋に配置するときは、できるだけ水回りから離れた場所を選びましょう。

寝室、玄関はNG

出典:http://urx.red/MMJc

寝室や玄関に神棚を配置するのは、あまり良くないとされています。

神棚は、人が集まる、明るい雰囲気の場所に配置するのが良いとされています。
寝室は、夜寝る時に使う部屋で、どちらかというと暗い部屋ですよね。

玄関は、人が出入りして落ち着きのない場所です。
また、人が集まる場所ではなく、通り過ぎる場所なので、ふさわしくありません。

家族が過ごさない・使わない部屋はNG

神棚を、家族が過ごさない部屋、使わない部屋に配置するのも、良くありません。

余っている部屋などを神棚専用の部屋にすると、
特別な部屋に神様をお祀りしていて、一見良いことのように感じます。

しかし、神棚というのは、普段から人が集まり、
明るい雰囲気の部屋に配置するのが良いとされています。

普段家族が過ごさない部屋、使っていない部屋というのは、
当然人が集まることもなく、どちらかというと暗い雰囲気になってしまいます。

ですから神棚は、人が集まらない、使っていない部屋には配置しないようにしましょう。

方角より、場所を優先する

南向きか東向きで、人が集まり明るい雰囲気の場所がない場合は、
方角よりも場所を優先して配置するようにしましょう。

たとえば、リビングだと北向きにしか配置することができないが、
南向きに配置できる部屋は普段使っていなくて暗い部屋しかない。
という場合は、リビングに配置することをおすすめします。

神棚の配置場所の決め方

神棚の配置場所は、配置する部屋→配置する方角→配置する場所の順番で決めていくと、
スムーズに場所を決めやすいのでおすすめです。

まず、配置する部屋の候補を挙げます。(明るい雰囲気の部屋)

それぞれの候補について、神棚が東~南に向きそうな場所を探します。

最後に、その場所の中で、目線よりも高く、下にドアや窓がない場所を探します。

いくつかの部屋の候補の中から、もっとも適切に配置することができる部屋を、
神棚の配置場所に決定します。

条件を満たすことができる部屋がない場合は、
方角よりは場所を優先するので、東~南向きという条件を外して、
もう一度場所を探しましょう。

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神棚にお供えをするものは?

出典:http://qq4q.biz/LIhS

神棚には、米、塩、水、酒などをお供えし、毎日取り換えます。

お供え物にも置く場所が決まっており、米、酒、塩、水という順番で、
神棚に近い場所にお供えをします。

これは、重要なものを神様の近くにお供えをする。という習慣からですが、
塩や水よりも酒の方が重要とされていたんですね。

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まとめ+関連記事

神棚は、東向きか南向きで、リビングなど人の集まる明るい雰囲気の場所に置くのが、正しい配置です。神様をお祀りする大切な場所ですから、正しい場所に配置したいですね^^
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