年々、ハロウィンの仮装は賑やかになりますが、ハロウィンの食べ物といえば?…と聞かれたらわからなかったりします。また、伝統の料理やデザート、飲み物はどんなものでしょうか?
そのため今回は、ハロウィンの食べ物といえば?伝統や飲み物、本場では何を食べる?をご紹介します!^^
スポンサーリンク
ハロウィンの食べ物といえば?ハロウィン発祥の地では?
出典:https://www.photo-ac.com/main/search?q=りんご&pp=40&srt=-releasedate&p=58
リンゴ
ハロウィンの本場のアイルランドでは、「アップルボビング」というゲームで遊びます。
たらいに水を張った中にリンゴを浮かべ、口だけを使って取り出すという、かなり難易度が高そうです。
出典:https://www.youtube.com/watch?time_continue=184&v=GVUD5O5Lwxk
ヨーロッパの秋を代表する果物といえば、なんといってもリンゴですが、
ちょうど収穫時期にあたるので、アイルランドの一部では、11月1日は「リンゴの日」といわれています。
そのためリンゴが、ハロウィンの料理やお祭りのイベントにもいろいろ使われているんですね。
かつてこの地域では、ハロウィンの夜を「スナップアップル・ナイト」と呼び、ぶらさげた角材の片方にリンゴをつけ、反対側にロウソクをつけて回し、それをかわしながらリンゴを口で取るという荒っぽいことをしていたそうです。
それが後になって、「アップルボビング」という、誰でも楽しめる遊びに変わっていったのでしょう。
ハロウィンの日には、リンゴのケームがまだまだいろいろありますよ。
真夜中に鏡の前でリンゴを食べて運勢を占うとか、リンゴを半分に切って種の数で運勢を占うなど。ハロウィンは仮装の日と思い込んでる日本人にとっては、ちょっと知らなかった遊びですね。
ナッツ
「バーニング・ナッツ」と呼ばれ、クルミやヘーゼルナッツの実を暖炉に投げ込み、恋人との運勢を占う遊びがあります。
本命がどちらかわからない時、ふたつのナッツを火の中に投げ入れ、長く炎があがったほうが本命の人です。
ハロウィンの時期には、殻付き落花生が売られていたり、ハロウィンの翌日の万聖節には「パナイェッツ」という松の実をまぶしたものも食べたりします。
秋にたくさん収穫できる木の実は、かつてヨーロッパに支配していた古代ケルト人にとっても大事な食べ物でした。
そのため現在でも、ハロウィンの日のゲームに登場して宝探しをしたり、隠したナッツを見つけるとプレゼントがもらえるという、伝統的な行事が残っています。
キャベツ・ケール
出典:https://www.photo-ac.com/main/search/?q=野菜&srt=dlrank&pp=70&p=7
珍しいところでは、キャベツやケールといった野菜を使って占いをします。
果物や木の実、野菜まで占いの材料にするって、昔の人の工夫って面白いですね!
スコットランドではどんなふうに使われたかというと、ハロウィンの日にケール畑やキャベツ畑に繰り出して、茎を引っこ抜いて恋人との将来を占うというもの。
「茎が大きくてまっすぐかとか」「かじった味が甘いとか苦いとか」、恋人の性格占いの材料にしていたそうですよ。
押し麦
押し麦と塩を混ぜたものを子供の紙に摺りこんでおくと、ハロウィンの日の悪魔除けに役立ったそうです。
アイルランドのある地域では、つい100年前までハロウィンの夜に子供を一人で外に出すと妖精にさらわれると、信じられていたほどです。
ですから、大切な我が子を守るためなら、どんなことでも考えたでしょうね。
押し麦は、大麦の殻を取って蒸したものを押しつぶした食べ物で、これを使った「ポリッジ=お粥」はアイルランドではよく食べられています。
カブ
本場イギリスのスコットランドなどでは、今でもハロウィンに「カブ」が使用されています。
アイルランドやイギリスでよく収穫されるルタバガと呼ばれる種類ですが、日本のカブとは違ってとても大きいので、ランタンとして使用できたというわけです。
このカブで出来た「ジャックランタン」は、紫色で見た目がグロテスクで本当に怖いです!
かぼちゃではなくカブのほうが、魔除けの効果は抜群だと思われます。
カボチャ
アメリカでは、10月頃にかぼちゃがたくさん収穫されたので、かぼちゃの「ジャックランタン」が作られるようになりました。
アメリカではカブが手に入らなかったので、たくさん収穫されていたかぼちゃが主役を占めるようになりました。
大きい品種の改良されたり、加工がしやすいことから、かぼちゃに変化していったものです。
何といっても、ユーモラスな感じが可愛いですから♪
スポンサーリンク
ハロウィンの伝統料理は?
出典:https://www.photo-ac.com/main/search?q=ハロウィン&srt=dlrank
メイン&サイドディッシュ
器ごと食べられる「かぼちゃスープ」
かぼちゃの中身をくり抜いた、「かぼちゃのスープ」は、見た目もインパクトがありますね。
皮は蒸したり焼いたりして、器の代わりになって一石二鳥。
寒い地域なので、体がぽかぽかと温まる、ハロウィンの代表的な料理です。
「コルカノン」キャベツ入りマッシュポテト
ハロウィンの本場アイルランドでよく知られている「コルカノン」。
じゃがいもを潰してケールやキャベツを加え、牛乳かクリームを加えて、マッシュポテトに香草を混ぜたもので、各家庭ごとに味もさまざまです。
ハロウィンでは、ハムやベーコンなどのサイドメニューとして、大人も子供も大好きです!
コルカノンに指輪を隠して入れる習慣もあり、当たった人は1年以内に結婚するという占いに、未婚の人はドキドキします!
こちらはマッシュポテト作りに大活躍mの
氷も砕くパワーが自慢のブレンダーです☆
かぼちゃのポタージュを作るのに使ったり、様々な料理の時短に役立ちます。
「ボクスティ」じゃがいものパンケーキ
かつては、じゃがいもを主食にしてきたアイルランドで、最も伝統的といわれる「ボクスティ」といわれるパンケーキがあります。アイルランド語で「貧しい人を救うパン」という意味で、
これが作れないとお嫁に行けないというほど、受け継がれてきたおふくろの味です。
摺りおろしたじゃがいもにマッシュポテトを合わせて焼くと、もちもちしてバターの風味も最高!
じゃがいもの相乗効果?ですね。
デザート
バームブラック
伝統的なハロウィンディナーでは、「コルカイン」の後に、デザートとして「パームブラック」が出てくるそうです。
「バームブラック」の意味は、古い英語のバーム=イーストと、アイルランド語のブラック=斑点から付けられたものです。
キャンディーアップル
出典:http://gahag.net/009158-candy-apple/
「キャンディーアップル」はリンゴ飴のことで、ハロウィンで親しまれているお菓子です。
イギリスでは、「トフィーアップル」と呼ばれて、こちらでも大人気のデザート。
日本の縁日でも並んでいるリンゴ飴と似ていて、キャラメルやチョコでコーティングしたりしていてとてもカラフルで美味しいですよ☆
パンプキンパイ
ハロウィンで主役のかぼちゃは料理や、「パンプキンパイ」デザートとしても大活躍です。
この時期は店頭にも並んでいるので、パーティーの手土産に持っていく人もいます。
ちょっとデコレーションすると雰囲気も出て、ハロウィンには欠かせないですね。
こちらは国産かぼちゃをふんだんに使ったパンプキンパイ☆
お子さんも大好きなお菓子ですね♪
飲み物
アップルサイダー
ハロウィンの伝統的な飲み物はといえば、「アップルサイダー」です。
名前からすると、サイダー入りのリンゴジュースを思うかもしれませんが、サイダーは入っていません。
シードルというリンゴで造ったビールに、生姜やナツメグなどのスパイスや砂糖を混ぜて温めたもの。
アイルランドではラムスール(Lambswool)と呼ばれ、リンゴとスパイスの入った暖かい飲み物です。
・シードルビールorアイルランドのビール1,5l
・青りんご6個
・ナツメッグ1つ
・生姜一片
・黒糖150g
簡単に出来そうです、寒い時には、温まりますよね!
ゾンビカクテル
「ゾンビカクテル」は、ラム・ベースですっきり感のあるカクテルと思いきや、とんでもない!
その名の通り危ないです!
度数はほかのカクテルとあまり変わらないそうですが、すごいスピートでアルコールが回るタイプです。アルコールに弱い女性は、一口飲んだら倒れてしまうかもしれないので気をつけてください。
飲み物に関しては別記事で詳しくご紹介しています☆
スポンサーリンク
ハロウィンの本場では何を食べる?
バームブラック
アイルランドの代表的なお菓子といえば、ハロウィンの夜に「バームブラック」を食べます。
紅茶に浸した干しぶどうとスパイスをきかせた、大人のテイストのデザートです。
この中に指輪やコイン、ボタンなどを入れておきます。カットしてお皿に盛りつけ、指輪が出てきた人は「結婚が近いとか」、コインが出できた人は「お金持ちになる」と、参加した人たちで占いを楽しむのも伝統的な過ごし方です。
まとめ+関連記事
ハロウィンはかぼちゃの前はカブだったことや、伝統料理も美味しそうでしたね。とにかく、今年もハロウィンを思いっきり楽しみましょう!^^
関連記事も良かったらご覧ください↓↓↓^^
【関連記事】
記事がお役に立ちましたら、ブックマーク・お気に入り登録をお願いします☆
スポンサーリンク