クリスマスのイベントに行こうかな。
教会でもやってるって聞いたけど、どんな感じなんだろう?
誰でも入れるのかな?なんかルールとかありそう。
多くの教会で、クリスマスはイベントをやっています!
「確かにキリスト教じゃないけど大丈夫かな」と不安になりますよね。
本記事で教会で行うクリスマスイベントについて解説していきますので参考にどうぞ!
この記事でわかること
- 教会で行うクリスマスイベントはどんなことをするのか
- キリスト教信者でなくても誰でも入れるのか
- 献金は必要なのか
スポンサーリンク
もくじ
クリスマスの教会はどんな感じ?誰でも入れる?
教会に礼拝したことがなくても行きやすいのがクリスマス
クリスマスの時期になると、教会には大きなクリスマスツリーがあったり、鮮やかな電飾がされていたりするので、教会へ礼拝に行ったことのない方でも行きやすい機会になります。
また、礼拝できる時間帯も深夜帯がある教会もあり、多くの人が参加しやすいように考えられています。
さらに普段は礼拝に参加する人の割合が、キリスト教徒の人が9割で一般の人が1割程だと言われていますがクリスマスのときはキリスト教徒の人が7割で一般の人が3割程度にまで増えています。
ですので、初めての方にもわかりやすく進めてくれる教会も多いですし、聖書の知識や参加条件などありませんから興味があれば、教会へ出かけてみるといいでしょう。
教会でもツリーや電飾がある
この時期の教会は、クリスマスの雰囲気を最大限に醸し出していますから、大きなクリスマスツリーがあるのは当然のこと、きれいな電飾をしてきらびやかに飾ってあるのでとてもきれいです。
また、イブにはキャンドルサービスがある教会もあり、幻想的で美しいです。
クリスマスの儀式を見ることができる
クリスマス礼拝には聖餐式(せいさんしき:イエス・キリストの最後の晩餐に由来するキリスト教の儀式で、ぶどう酒とパンを裂いて食べる)や洗礼式を行う教会も多いため、普段見ることの出来ない光景が見れるいい機会になります。
儀式は教会によってそれぞれの特色があるのですが、ベースとなるのが、賛美(神様に感謝をささげる歌)、説教(聖書のお話)になります。
クリスマスの賛美には、恐らく多くの人が一度は聴いたことがある曲も多いです。
もし、「あっ、この曲聴いたことがある!」と思ったら口ずさんで見るのもいいですし、分からない曲があっても、何も恥ずかしいと思うことはありません。
その場合は、静かに賛美歌を聴いておけば大丈夫です^ ^
また、もしかしたらテレビなどで見たことがあるかもしれませんが、普段目にしないようなパイプオルガンや大きなグランドピアノがある教会もありますし、あまり教会と結びつかないロックバンドのギターやドラムなどで賛美をする教会もあります。
ほんと教会によって様々ですね。
また、説教は、牧師さんが聖書の話を分かりやすくお話ししてくれる時間です。
特にクリスマスのときは一般の方も多く来ていますから、より分かりやすく話をしてくれます。
スポンサーリンク
参加費は強制?いくらぐらいかかる?
参加費というのもありませんし、払う場合でも強制ではありません。
言い方も参加費ではなく「献金」と呼ばれるものであり、それは「募金」とも「お布施」とも違います。
献金は、「人」にささげるものではなく、「神」にささげるものになります。
献金をするかしないかは気持ちの問題なので、準備出来てなければ無理にすることはないですが、もし献金をしたいと感じたら、必要に応じてすれば大丈夫です。
ちなみに金額は1000円を基準に考える人が多いように感じますが、中には500円の人もいれば、300円や100円の人もいると思います。
逆に数万円献金する人もいます。
献金する際に教会によっては封筒が準備されていて、その封筒の中に入れて、献金箱へ入れる形式のところもあります。
その際、封筒は無記名でも大丈夫です。
あと、特に「縁起の良い数字の金額を入れておかないといけない」などを気にする必要はありません^ ^
基本的には誰でも教会に入ることができる
特にキリスト教徒じゃなくても無宗教の一般の人でも気軽に入ることができます。
教会のホームページにも「未信者の方もお気軽にご参加ください」と記載されている場合がありますので、一度確認してみるといいでしょう。
教会で行うクリスマスイベント【動画】
淀橋教会クリスマス・イブ・燭火礼拝 2022年12月24日
常盤台バプテスト教会 2022.12.24 クリスマスイブ礼拝
1人で教会のクリスマスイベントに行くことはできる?
1人でも特に問題はなし!
クリスマスでも教会にカップルで、来ている人はほとんどいないです。
よく見かけるのは老夫婦とか家族連れですね。
もちろん一人で行くことは全く問題ないですし、ひとりで来ている人もたくさんいます。
スポンサーリンク
カップルに会うことも少ない
クリスマスに幸せそうなカップルを見てると、テンションがダダ下がりになってしまいますが、教会でカップルに会うことも少ないです。
ですので、一人ででもクリスマスムードを味わいたい人には教会に行くというのは、ぴったりの選択ですね。
お金も特にかからない
参加費も強制ではありませんので、特にお金はかかりません。
もちろん、教会に入るための入場料もかかりません。
先にも書きましたが、献金を求める教会はありますが、強制ではありませんので、献金をするかどうかもその人の自由に決めて大丈夫ですよ^ ^
決して、教会に来たんだから献金くらいは当然と思って参加費のように献金する必要はありませんので、しっかり考えて献金する、しないと決めてくださいね。
儀式などを見てクリスマスの雰囲気を味わえる
一般の人が普段見ることが出来ない聖餐式や洗礼式が見れていい経験が出来ますし、バイオリンなどでクリスマスの曲が演奏されたりしてクリスマスの雰囲気を味わえます。
中には豚汁を出してくれる教会もあります。
寒い季節なので身体が温まる豚汁はうれしいですね^^
こんなところでも季節感は感じることが出来ます。
牧師さんと話ができる
もし礼拝が終わって時間があれば、牧師さんは話をしに来てくれるのを待っています。
特に初めて教会に来たというような人と話すのをとても楽しみにしています。
話の内容はなんでもよく、自分の悩みの話をする人も中にはいるようです。
クリスマスの教会に行く時の服装や注意点
派手な服装は避ける
服装は特に決まりはなく、何でもいいといえば何でもいいのですが、以下のものは避けた方がいいです。
- 短すぎるスカート
- 肌の露出が多いもの
- 華美なもの
これ以外のものをと思って、必ずしもフォーマルなものを着ていく必要はありません。
スポンサーリンク
聖餐式は洗礼を受けていない場合は遠慮する
聖餐式は、イエス・キリストを救い主として受け入れた信徒のための大切な時間ですので、洗礼を受けてない人は遠慮してください。
やっていることはパンとぶどう酒(教会によってはぶどうジュース)を食べるのですが、「ちょっと軽食を食べる」といった意味合いのものではなく、聖書の教えに基づくものですので、洗礼を受けてない人は控えて下さいね。
もし、パンやぶどう酒(ぶどうジュース)が自分に回ってきたら、軽く会釈をして隣の方に回してください。
時間としてはわずかな時間ですし、あまり見かけない光景なので興味深く見学してください^ ^
ちなみに、聖餐式はパンをキリストとみたてこれを裂いて、一人一人が少しずつ口にしたり、ぶどう酒(ぶどうジュース)をイエス・キリストの十字架上の血とみたて、みんなでいただく儀式です。
こうすることで、キリストを受け入れたとして、感謝するのです。
泥酔、喫煙などは避ける
泥酔状態で礼拝に行ったりするのはよろしくないですから、避けてくださいね。
また、教会内で喫煙場所とか灰皿の説明を聞いてくる人がいるのですが、
教会では喫煙できないので、喫煙したい場合は参加するのは遠慮してくださいね。
あと、多少注意して欲しいことがあるのですが、教会には聖人君子が集まっているわけではありません。
いろいろな考え方の人がいるので、あまりいろいろ考えず、地域のちょっとしたイベントに参加するつもりで教会に行ってみてもいいでしょう。
事前にカルト教会などでないか確認を
カルト教会かどうかの確認方法として、第一にイエス様を救い主としていないところはNG。
あからさまに「自分がキリストだ」と教祖になっていたりする教会はないでしょうが、注意は必要です。
また、これもあまりないかも知れませんが、聖書以外の書物を聖書と同等に「バイブル」としている教会にも注意が必要です。
最後に、三位一体(「父(天の父)・子(イエスキリスト)・聖霊」が合わさって、一つの『神』という考え方)を信じていない教会も危険ですね。
イベントを行う予定かどうか確認しよう
「教会に行ってみよう」と決めたら、インターネットなどで礼拝の時間やキャンドルサービスの有無、駐車場があるかないかなどの基本情報は調べておきましょう。
また、キリスト教の宗派の牧師のいる「プロテスタント」の教会なのか、神父がいる「カトリック」の教会なのかも調べておくといいでしょう。
教会で行うクリスマスイベントについてよくある質問
献金はいくら?
支払い自体強制というわけではなので支払う必要はないです。
一方、献金は参加費というわけではなく神に献げるものなのですが、無宗教の方は「イベントと開催してくれてありがとう」という気持ちで献金する方もいます。
もし支払わないことに罪悪感を感じるようであれば、100円または500円などワンコインを献げる程度で良いでしょう。
クリスマスミサとクリスマス礼拝って?
クリスマス(Christmas)は、キリストの祭日(ミサ)を意味する「Christes maesse」が由来となっています。
キリスト教には「カトリック」・「プロテスタント」があり、イエス・キリストの教えをもとにした宗教であることに変わりはないのですが、重点を置くところが少し異なります。
その点で、クリスマスミサ・クリスマス礼拝と呼び分けています。
教会のミサでは何をする?
カトリックでは、有名な絵画「最後の晩餐」に描かれているように、キリストに感謝してパン・ぶどう酒などで聖体拝領を行う祭儀を「ミサ」と呼び、これをカトリックの礼拝儀式としています。
一方プロテスタントでは聖書の言葉が信仰の対象となるため、細かく考えると「ミサ」と「礼拝」は使い分けて考えられています。
スポンサーリンク
【まとめ】教会のクリスマスイベントは無宗教でも誰でも入れる!
教会で行うクリスマスイベントについて解説しました。
大半の教会は、キリスト教を信仰していない一般の方も入れるようなイベント開いてくれています。
日本ではただプレゼント交換をしつつ楽しくパーティーをするイメージがあったりもするかもしれません。
クリスマスとは本当はどういった祭事なのかを知る良い機会かもしれませんので、ぜひ近所に教会があれば行ってみてください!