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アヒルは飛ぶ・飛ばない?飛べなくなった理由、鴨との違いや生態も

最近ではCMなどにも起用され、ペタペタと歩く姿が可愛らしいアヒルですが、アヒルは飛ぶことができるのでしょうか?また、その生態についても気になりますよね☆
そのため今回は、『アヒルは飛ぶ・飛ばない?飛べなくなった理由、鴨との違いや生態も』をご紹介します!^^

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アヒルは飛ぶ?飛ばない?

出典:http://ur0.biz/wcNS

アヒルはパタパタと空を飛ぶことはできないものの、数メートル程は飛ぶことができます。

アヒルと言えば、「飛べない鳥」というイメージが強く、実際に空を飛んでいる姿を見ることもありませんよね。
日常で良く見るのは、水辺でバシャバシャと翼をばたせている光景くらいでしょうか。

そんなアヒルですが、数メートル程度は飛ぶことができるんです。
とはいっても、あまり飛んでいる姿を想像できませんよね。

そこで、アヒルが飛んでいる様子をいくつか動画でご紹介します^^☆


出典:https://youtu.be/Uf3fh10UMfc

こちらは、コールダックが飼い主さんの元へ飛ぶ様子です☆
コールダックというのはアヒルを品種改良してできた鳥で、世界最小のアヒルと言われています。
体が小さいからか、意外にもパタパタと軽快に飛ぶ姿が印象的ですね^^


出典:https://youtu.be/3BTQ7Ytz9yI

こちらもコールダックの飛ぶ様子です☆
白い柵を楽々乗り越えていますね!
最後は着地に失敗して仰向けになってしまう姿がお茶目で可愛いアヒルちゃんです^^


出典:https://www.youtube.com/watch?v=KwDrQdysccM

こちらは、アヒルが飛ぶ様子をスローモーションにしたものです☆
飛ぶというよりは、翼をバタつかせながら走っている様子ですが、バタつかせた時に足が地面から少し浮いています。
正面から見ると、ぽってりとした体に対して、翼が小さいことが分かりますね。

アヒルはなぜ飛べなくなった?

出典:http://ur0.biz/Ylem

アヒルは、マガモを原種として、人間の生活に役立つよう品種改良されたものなので、体に対し翼が小さく、空を飛ぶことができません。
家畜化することで、重く、大きな体に変化したという事も飛べなくなった原因となります。

先に説明したように、数メートル飛ぶことは出来ても、それ以上の距離を飛ぶことができないのは「飛ばないよう改良された」という理由もあります。
野生のマガモを飼い慣らしていくうちに、体が大きく重くなり、次第に「飛び方を知らない鳥」となっていきました。
飛び方を知らない鳥は、雛に飛び方を教えることもできないため、その結果「アヒルは飛べない鳥」となったというわけです。

そして、飛べない分水掻きのついた足が大きくなり、当初は「足広(アシヒロ)」と呼ばれていたのですが、それを略した「アヒロ」が転じて次第に「アヒル」と呼ばれるようになりました。

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鴨は飛べるの?アヒルとの違い

出典:http://ur0.biz/pLVu

鴨にも多くの種類がありますが、その中でも日本で見かけることの多いマガモは渡りをするので、長距離飛行することができます。

アヒルと同じような体型をしているのに、飛んで海を越えることができるなんて、驚きですよね!
鴨もアヒルも生物としての分類は同じなのですが、先に説明したように、アヒルはマガモを原種とした家禽で、体に対して翼が小さいため鴨のように飛ぶことはできません。

反対に、鴨はアヒルよりも翼が大きく、翼を広げると80~100センチ程にもなるといわれています。
翼がアヒルよりも大きいので、同じような体型に見えても、アヒルと違いパタパタと空高く飛ぶことができるんですね^^

鴨のほとんどが冬鳥で、冬になると日本にやってきます。
日本で見かけることが多い種類としては、他にはカルガモがあげられますが、カルガモはマガモと違い渡りをしないので、一年中見かけることができます。

アヒルの生態

出典:http://ur0.biz/rpaW

アヒルは、カモ目カモ科マガモ属のマガモを原種とした家禽で、漢字では「家鴨」と書きます。
「家鴨」という文字通り、家畜として世界中で飼育されています。

体の特徴

アヒルの成鳥は、全長約50~80センチ、体重は約3~5キロになります。
オスよりもメスの方が少し小さいのが特徴です。

日本で良く飼われているのは「シロアヒル」と呼ばれる種類で、体は白く、くちばしは黄色、水掻きはオレンジ色をしています。
オスとメスは、尻尾を見ることで判別することができ、尻尾がくるんとカールしているのがオスで、していないのはメスになります。
尻尾で性別が分かるのは面白いですよね☆

また、メスはくちばしに黒い斑点があるのも特徴です。
同じように見えるアヒルでも、よく観察してみるとオスとメスの違いが分かるので、是非観察してみてくださいね^^

繁殖する時期

出典:http://ur0.link/XSh4

アヒルは早春~秋にかけて、繁殖期を迎え、年間で150~200個程の卵を産みます。
産卵は2~3日に一度、産卵が盛んになる春には毎日産卵する個体もいます。

野生のアヒルは春から秋にかけて産卵しますが、家の中で飼われている場合は、季節を問わず年中産卵することがあります。
家の中で飼われている場合は、電気による室内の明るさやエアコンなどの影響で季節感を感じにくいので、季節を問わず産卵するんですね。

産卵してから1ヶ月弱で雛が孵化しますが、孵化するまでの間、卵を抱卵せず放置してしまう個体も多く、その場合は孵化することはありません。
アヒルは改良種なので、基本的に抱卵するという習性は失われています。
なので自然に繁殖するというのは難しく、人間が孵化器を用いて孵化させることが多くなっています。

アヒルは生後5ヶ月程で卵を産めるようになりますが、この時点ではまだ繁殖できるほど成熟していません。
6~7ヶ月程で成熟し、繁殖するために卵を産むことができるようになります。

成鳥になってから2~3年経つと産卵することはなくなります。

寿命

アヒルの寿命は10~15年程になります。

近年では、ペットとしてのしての人気も高くなっているアヒルですが、平均して飼育下でのアヒルは、野生のアヒルよりも寿命が短くなる傾向があります。
ペットとして飼育されているアヒルの方が長生きしそうなイメージがあるのでちょっと意外ですよね。

飼育下でのアヒルの方が寿命が短い傾向にあるのは、ストレスなどが大きく関係します。
野生のアヒルは、水浴び、日光浴など、のびのびと自由に行動することができますが、飼育下では人間に合わせて行動しなければいけません。
なので、飼育環境がしっかりしていないと、どんどんストレスが溜まってしまい、寿命が短くなってしまいます。

逆に言えば、飼育環境や衛生管理をしっかりとして、ストレスを溜めないようにすることで、平均よりも長生きすることもあります。
中には飼育下で20年以上生きた個体もいるんですよ^^
天寿を全うさせてあげるには、ストレスを溜めない環境づくりと、綺麗好きなアヒルのために衛生管理をしっかりとしてあげることが大切です。

食性

アヒルは雑食性なので、野菜や果物、草の新芽、昆虫など、食べられそうなものは何でも食べます。
ペットとして飼う場合は、水鳥用のペレットやキャベツ、キュウリ、トマトなどの野菜が主となります。

雑食性なので人間の食べ物も食べるのですが、人間の食べ物を与えると「そのう炎(食べ物を一時蓄えておく部分の炎症)」になってしまう場合があるので注意が必要です。
特に、ネギ類、ゴボウ、チョコレート、炊いたお米、パン、お菓子などは要注意です。
これらの食べ物は、消化しにくかったり、アヒルにとって有毒になることもあるので、与えないように気を付けましょう。

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まとめ+関連記事

アヒルは、マガモを原種として品種改良されたもので、鴨のように長距離飛ぶことはできませんが、数メートル程度は飛ぶことができます☆
アヒルは雑食性ですが、人間の食べ物はアヒルにとって有毒なものもあるので十分に気を付けましょう!

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