別名「師走(しわす)」と呼ばれる12月ですが、この月に行われる行事をまとめるとどんな物があるのでしょうか。
また、12月のイベントや記念日なども気になりますよね。
そのため今回は、「12月の行事・イベント・記念日といえば一覧まとめ!画像や動画で解りやすく」をご紹介します!^^
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もくじ
12月の行事といえば?
出典:https://pixabay.com/ja/photos/クリスマス-クリスマス-ツリー-1869902/
12月に行われる行事と言えば・・・
12月の行事一覧
- 針供養
- 事始め
- 年賀状
- お歳暮
- 冬至
- 正月飾り
- 大祓(はら)え
- 大晦日
などがあります。
順に解説すると・・・
針供養
出典:https://www.youtube.com/watch?v=JeQxteUzF5w
毎年12月8日に行われる、折れたり・曲がったり・錆びたりして使えなくなってしまった縫い針をお寺や神社に収め、供養してもらうことにより裁縫の上達を願う行事です。
また、この時には、これまで硬い生地にばかり繰り返し糸を通してきた針に対し「これまでお疲れ様でした」というねぎらいの意味を込め、豆腐やこんにゃくといった柔らかい物に針を刺すことが知られています。
そう考えれば、ほんのちょっとしたことに対しても感謝の意を表すことを忘れない、日本人の気質を表しているかのような行事ですね。
事始め
出典:https://www.youtube.com/watch?v=oMY7lVRFJDE
毎年12月13日から始まり、煤払い(すすはらい) や餅つきなど本格的に正月を迎える準備を始める行事です。
ちなみに、煤払いは単なる年末の大掃除とは違い、年神様を迎えるためにすでに平安時代から行われていたという非常に古い歴史を持っているんですよ。
このことから、自宅にお仏壇や神棚がある方は、これらの掃除を念入りにすると、きっと良い気分で新年を迎えられることでしょう。
年賀状
毎年11月1日に販売され、12月15日から受付が開始される年賀状。
その歴史は明治時代にまで遡り、年始に客人が多く訪ねてくる家では直接の挨拶を受けず、年賀用の名刺受けが置かれだしたことがきっかけとなり、1899年(明治32年)から東京で始まったんです。
近年はハガキではなくメールやLINEなどで手軽に年始の挨拶をする人が増えていますが、やはりまだまだハガキでの挨拶にこだわる人もいらっしゃるので、ある程度年配の方や会社の上司の方に対しては年賀状を出すのが望ましいと言えるでしょう。
お歳暮
出典:https://www.irasutoya.com/2019/05/blog-post_0.html
1年間お世話になった方々に対し、感謝の気持ちを込めて贈るものであり、12月上旬~25日くらいまでに先方に届くようにするのがマナーと言われています。
ちなみに、お歳暮の由来は年の瀬に先祖の霊に様々な物をお供えするために、嫁いだ娘や分家の人間が本家にお供え物を届けたことが始まりとされ、それが時代と共に年末に帰省できない子どもや遠方に住む親戚が祖先の霊や新年の神様を指す年神様に供える供物を本家に贈るようになり、やがて日頃お世話になっている親類や上司などに贈られるようになったということです。
冬至
二十四節気のひとつで、12月22日を指し、1年でお昼(日照時間)が最も短い日のことです。
ちなみに、冬至には、「ん」の付く物を食べると「運」が呼びこめるという言い伝えから「南瓜(なんきん)」と呼ばれるかぼちゃを食べたり、体の免疫力と抵抗力を高めるため・香りの強い物で邪気を払うために「柚子湯」に入ったりなど様々なゲン担ぎのようなものがあるんですよ。
良い新年を迎えるためにも、これらのゲン担ぎをしっかりと行うようにしましょう。
正月飾り
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2155784?title=門松
一般的に12月26日~28日にかけて行われる、玄関や神棚などに門松やしめ縄・鏡餅といったお正月の飾りを付ける行事です。
これらの飾り付けがされている光景を見ると「ああ、お正月だなあ」と思うと同時に、どこか気持ちが引き締まるような感じがしますよね。
それぞれの飾りの意味は、門松が年神様をお迎えするための目印として、しめ縄が神の領域と現世の境目とし不浄な物が中に入らないようにするため、鏡餅は獲れたお米でできたお餅を年神様に供えて新しい年の豊作を願うためと言われています。
大祓(はら)え
毎年6月30日と12月31日の年2回行われる神道(しんとう)の儀式であり、人が知らず知らずの間に犯した様々な罪や過ち、心身の穢(けが)れを祓い清める神事です。
これは、日本神話に登場する「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」の禊(みそぎ)祓いを起源としており、飛鳥時代の西暦701年に定められた「大宝律令(たいほうりつりょう)」によって、正式な宮中の年中行事となりました。
新しい年が良い年になるように、あなたもぜひ神社で大祓をして頂いてはいかがですか?
大晦日
言わずと知れた1年最後の日である12月31日が大晦日です。
ちなみに、昔は1日の始まりが深夜0時ではなく日没であったため、12月31日の日暮れとともに新年が始まっていたんですよ。
その名残りなのか、北海道や東北の一部の地域では、大晦日におせち料理を食べる習慣があるんだとか。
また、この日に食べる年越し蕎麦には「今年1年の厄を断ち切る」という意味が、そして年始の前後に打ち鳴らされる除夜の鐘には「人間の煩悩(全部で108個あると言われている)を鐘を鳴らすことで取り除き、まっさらな気持ちで新年を迎える」という意味が込められています。
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12月のイベントといえば?
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2003079?title=冬の夜空
12月のイベントにはどんな物があるかというと・・・
12月のイベント一覧
- お台場レインボー花火
- 秩父夜祭
- なまはげ
- 忘年会
- クリスマス
などがあります。
順に解説すると・・・
お台場レインボー花火
出典:https://www.youtube.com/watch?v=7Qx2f6dIY_Q
花火というと夏のイメージですが、このイベントは東京・お台場の冬の風物詩であり、12月の毎週土曜日に行われるケースが多いことで知られています。
計2000発近くにもなるダイナミックな花火と、お台場のイルミネーションのコラボレーションが生み出す幻想的な空間は、まさに圧巻の一言!
東京のみならずその近郊にお住まいの方…のみならず全国のみなさん、ぜひ1度参加してみることをオススメします。
秩父夜祭
出典:https://www.youtube.com/watch?v=z7ROog60-yY
埼玉県秩父市において12月2日(宵宮)、3日(本宮)の2日間行われ、江戸時代の寛文年間(1661~72)には既にこの祭りが行われていたという記録があることから300年以上の歴史があるお祭りで、京都祇園祭、飛騨高山祭と共に「日本三大曳山祭り」の1つに数えられています。
見どころは、狭い道幅の場所で山車(だし)が90度方向転換をする「ギリ廻し」や、宵宮でしか見ることができない「山車のすれ違い」をはじめ、祭り全体のクライマックスとなる「団子坂(だんござか)」という坂を12トン〜20トンもの重さの山車を、多くの人が綱を引いて人力で上がっていく光景は、一見の価値ありですよ。
なまはげ
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1702024?title=なまはげ像%E3%80%80男鹿半島
大晦日~翌年の1月15日にかけて行われ、無病息災や田畑の実りなどを願って1年の節目に突如訪ねてくる神様です。
秋田県を代表するお祭りで国の重要無形文化財に指定されています。
また、その歴史は古く、江戸時代にまで遡るんだとか…。
ほとんどの人が知るお祭りだけに、相当な歴史があるんですね。
ちなみに、なまはげという言葉の語源は、怠ける心を戒めるために行う「ナモミ剥ぎ」から来ていると言われ、子供の誕生や初陣を祝福する意味があると言われています。
忘年会
出典:https://pixabay.com/ja/photos/ビール-ドリンク-醸造-バブル-3445988/
特に「いつ頃」という決まりはありませんが、「12月の定番」として一般的に定着しているイベントです。
いつから行われるようになったのかは定かではありませんが、古い文献(時期は不明)にある記述によると、その当時そういった催しを行ったとあるので、そう考えればかなりの昔から「年末に宴会を行う」という風習があったということになりますよね。
1年の労を労うという意味で行われるイベントだけに、どうしても羽目を外し過ぎてしまいがちになることが多いですが、お酒を飲む際などは節度を守ってほどほどに楽しむようにしましょう。
クリスマス
もはや説明不要と言っても過言ではない12月25日のクリスマス。
明治時代に入ってから日本でも知名度が出てきたと言われています。
このクリスマスの大義は本来「イエス・キリストの誕生日を祝う」というものなんですが、そもそもイエス・キリストの誕生日はこの日ではないどころか、誕生日がいつなのかさえ正確には判っておらず、たまたま冬至を祝う風習と結びついたからだと言われています。
ですが、信仰心がある無いに関わらず、世界中で多くの人がこの日を祝っていることを考えれば、やはり必要不可欠なイベントであることは間違いないでしょう。
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12月の記念日は?
出典:https://pixabay.com/ja/photos/時間-カレンダー-土曜日-週末-273857/
12月の記念日はどんな物があるのかというと・・・
12月の記念日一覧
- 映画の日
- 太平洋戦争開戦記念日
- 障害者の日
- 漢字の日
- 電話創業の日
- 天皇誕生日
- プロ野球誕生の日
などがあります。
順に解説すると・・・
映画の日
出典:https://www.irasutoya.com/2013/09/blog-post_8715.html
12月1日にある記念日で、日本で初めて映画が一般公開された日に当たります。
この記念日が制定されたのは1956年(昭和31年)で、1896年11月25日~29日にかけて、日本で初めてとなる映画が神戸の「神港倶楽部」で上映されたことを記念して、日本映画連合会により制定されたんですよ。
ちなみに、記念日がこの日になった理由としては、日本初の映画の公開日が11月の末だったことから、キリが良いところまで延ばしたからだと言われています。
太平洋戦争開戦記念日
12月8日にある記念日で、1941年(昭和16年)に太平洋戦争が始まったことに由来します。
そもそもこの戦争は日本海軍がアメリカの真珠湾を攻撃し、アメリカとイギリスに宣戦布告をしたことから始まり、最後には数えきれないほどの犠牲者を出すこととなった原爆の投下によって幕を閉じることとなりました。
終戦記念日である8月15日には多くの犠牲者の方を悼んで黙祷を捧げられることがありますが、この記念日のことも決して忘れることなく、亡くなった先人達に対して心の中でそっと手を合わせてみてはいかがでしょうか。
障害者の日
12月9日にある記念日で、1975年(昭和50年)に国連が「障害者の権利宣言」を行い、完全参加と平等を掲げたことを記念して1981年(昭和56年)に制定されました。
その後、2004年に行われた「障害者基本法」の改正によって12月3日から9日までの期間を「障害者週間」としたことからこの記念日自体は無くなりましたが、全国各地の障害者団体および施設などでは、この日にシンポジウムなどを行っているところも存在しています。
漢字の日
12月12日にある記念日で、1(いい)2(じ)1(いち)2(じ)の語呂合わせが日付の由来になっています。
この記念日を制定したのは1992年(平成4年)に設立された「日本漢字能力検定協会」で、「漢検」の呼び名で知られている漢字検定や、毎年京都・清水寺で行われる「今年の漢字」の発表もこの協会が運営しているんですよ。
漢字は毎日必ず目にするものであるだけに、この漢字の日に学生の方であれば漢字ドリルや、テレビ番組の漢字の読み書き問題にチャレンジしてみるのも面白いのではないでしょうか。
電話創業の日
出典:https://www.irasutoya.com/2018/02/blog-post_184.html
12月16日にある記念日で、1890年(明治23年)のこの日に日本で初めて電話が開通したことから制定されました。
ちなみに、当時はかけそば一杯が1銭(現在で言えば100円ぐらい)だったんですが、
東京~横浜間の通話は5分間で15銭という驚きの料金だったんですよ。
現代はスマートフォンなどの携帯電話が当たり前の時代なので、こういう話を聞くと思わず「嘘だろ!?」と驚いてしまいますが、こういった時代があって今の通信産業が発達してきたんだということを肝に銘じておきたいものですね。
天皇誕生日
皆さんご存知のこの記念日は言わずもがな12月23日にあり、今年4月30日をもって退位された明仁(あきひと)様の誕生日を祝う目的で、明仁様が天皇に即位された1989年(平成元年)に制定されました。
この日は宮中において一般参賀や祝賀の儀などが行われ、参列者は日章旗の小旗を振りながら出迎えをするんですよ。
なお、2019年にはこの記念日はありませんが、2020年からは現天皇の誕生日である2月23日に制定される予定です。
プロ野球誕生の日
12月26日にある記念日で、1934年(昭和9年)に東京・丸の内の「日本興業倶楽部」で、日本初のプロ野球球団「大日本東京野球倶楽部」(現在の読売ジャイアンツ)が誕生したことを祝う目的で制定されました。
このことから、この日は「ジャイアンツの日」とも呼ばれているんですよ。
現在ジャイアンツは、阪神タイガースと並ぶ「プロ野球界の巨頭」であり、無くてはならない存在ですので、これからもタイガースと共にトップ戦線を走ってもらいたいですね。
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傷等の訳ありですが、
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クリスマスや大晦日・年賀状など、やはり1年を締めくくるにふさわしい行事やイベントが多い12月。これらを楽しみつつ、新しい年を迎えましょう。
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