冬至になるとお風呂にゆずが浮かんでいるのを見たことがあると思います。なぜ冬至になるとゆずをお風呂に入れるのでしょうか?また、ゆず湯の効果や意味や入り方も気になりますよね。
そのため今回は、冬至にゆずやゆず湯に入る意味や由来は?効果や入り方、かぼちゃの関係もご紹介します!^^
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冬至にゆず湯に入る意味や由来は?
出典:https://matome.naver.jp/odai/2136431206696450601/2136431440996953503
なぜ冬至にゆず湯に入るのか?
「冬至にゆず湯に入ると風邪をひかない」という言葉を
耳にしたことがあるかと思います。
冬至にゆず湯に入る意味は諸説あるのですが、
ザックリ書くと以下の3つがあります。
- 運を呼び込むために身を清めるため
- 無病息災を祈る
- 語呂合わせ
では順番に詳しく見ていきましょう。
運を呼び込むために身を清めるため
まず運を呼び込む前にすることとして、身体を清めるということをします。
というのは、身を清めることで運を呼び込みやすくしようという考えに基づいています。
その身を清める方法として、ゆず湯に入るという説があります。
ゆずは結構強い香りを出すので、その周りには邪気が起こらないと言われていて、
冬が旬のゆずは香りが強いので身を清めるのに最適と言われています。
無病息災を祈る
ゆずは実るまでに長い年月がかかるので、長年の苦労が実りますようにとの願いや
寿命が長く病気に強いゆずの木にならって、ゆず湯に入り無病息災を祈るという説もあります。
語呂合わせ
ゆず=「融通」がきく、冬至=「湯治」。
こうした語呂合せから融通がきくようにという意味でゆず湯に入るという説もあります。
冬至に入るゆず湯の由来、一陽来復とは?
一陽来復(いちようらいふく)とは陰が極まり再び陽にかえる日という意味になりますが、それに合致するのが、冬至になります。
冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくることから、
冬至を境に運が向いてくると言われています。
ですので、みんながこの日を境にして上昇運に転じる日になるんですね!
その上昇運を呼び込むために、ゆず湯に入って身体を清めるんですね。
冬至にゆず・ゆず湯に入る効果は?
血行促進効果
出典:https://ikumouzai-ladies.com/hairtrouble/kekkoufuryou.html
ゆずにはリモネンやα-ピネンなどの成分が含まれているので、
血液の流れを良くする血行促進効果があることがわかっています。
そのほか、その血行促進することによって体温が上がるため、
風邪の予防になるだけではなく、
冷え性や神経痛、腰痛なども和らげる効果があると言われています。
美肌効果
ゆずは美肌やアンチエイジングにかかせない「ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE」を
一度に取ることができる果物になります。
ビタミンCはレモンの3倍、温州みかんの5倍含まれていると言われていますし、
ビタミンEはアボカド以上含まれています。
ゆずに含まれているビタミンの影響もありますが、ほかには先の血行促進により
身体が芯から温まってぽかぽかになるので、夜ぐっすり眠ることができます。
身体を温めることで質の良い睡眠がとれるため、そのことが美肌にもつながります。
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冬至の時のゆず湯の入り方
出典:http://www.1010.or.jp/event-yuzuyu2016/
まるごとお風呂に入れる
お風呂の広さやお湯の量にもよりますが、さすがに1個や2個ゆずをいれたくらいでは
香りはほとんど感じられませんから、できればたくさん入れたほうが良いでしょう。
カットしてお風呂に入れる
カットすることで、果汁が出やすいですし、香りもよく、成分も出やすい方法です。
ただし、果肉や種が外から見えているため、だんだんグシャグシャになってくると、
その果肉や種がお湯に浮いてくるので後片付けが大変かも知れませんね。
またレモンのように絞って遊んでしまうこともありますからね^ ^
カットして袋に入れ、お風呂に入れる
出典:https://curazy.com/archives/159777
目の細かい洗濯ネットやガーゼで袋を作るなどして、
その中にカットしたゆずを入れることで果肉や種が出ないようにします。
でも香りや成分はそのまま出やすいですし、後片付けも楽になりますから、オススメですね。
リモネンの影響で肌がピリピリすることも
ただゆずを切って入れてしまうと、ゆずに含まれる成分が出やすいです。
ゆずに含まれる成分の中にリモネンがありますがその影響で肌がピリピリと痛くなる場合があります。
ですので、皮膚が弱い場合はゆずをお風呂に入れる前に、
別で熱湯に20~30分程度入れて蒸らしておきます。
そうすることで、熱湯にリモネンがでますので、
その後でお風呂に入れればリモネンの量も少なくなっているので、
肌のピリピリを軽減することができます。
ゆず湯で肌がピリピリと感じたことがある方にはオススメの方法です。
赤ちゃんは敏感なので要注意
普通の大人でも肌がピリピリすることがあるので、刺激は強いです。
ですので、特に肌が弱い方や赤ちゃんの肌は敏感なので気をつけてあげて下さいね。
冬至の意味や由来、かぼちゃについて
出典:https://robamimireport.com/touji-kabotya-tabekata/
1年中で最も日照時間が短くなる日が冬至
冬至はその年の夏至の日から徐々に日照時間が減っていき、冬至で最も昼が短く夜が長い日になります。
太陽の高さも一番低くなる事から太陽の力が一番衰える日と考えられていたんですね。
冬至の日は毎年変わってきますが、おおむね12月22日頃になります。
中国では太陰暦で暦の起点となっていた
古代で使われていた暦は、多くが月の満ち欠けの繰り返しで成り立つ太陰太陽暦(いわゆる旧暦)でした。
この太陰太陽暦では冬至が暦を計算する上での起点となっていました。
というのも、太陰太陽暦では暦と季節のずれを正すためにうるう月が暦に入れられていたため、
いつうるう月を入れるかについては冬至を基準にして定めていたためです。
二十四節気の1つ
出典:http://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/nijyushisekki/
冬至は二十四節気の一つで、立冬と立春の真ん中にある節気になります。
二十四節気は地球が太陽周りを一周する日数を24等分して約15日毎に分けたものになります。
その15日ごとに分けたものを「春分」「夏至」「秋分」「冬至」の名前を付けています。
これら二十四節気を実際の季節の目安としています。
なぜ二十四節気を季節の目安としているのかというと先に書いたうるう月の考え方だと、
年によっては暦が実際の季節からひと月もずれることがありました。
そのずれを少なくするために
暦に二十四節気を用いるようになりました。
冬至でかぼちゃを食べる理由
冬至に「ん」のつくものを食べると「運」を呼びこめるといわれています。
そのため、かぼちゃやだいこんやにんじんなど「ん」のつくものを運盛りといい、
縁起をかついで食べていました。
縁起だけでなく、栄養もあるので栄養をつけて冬を乗り切ることも考えられています。
でも、先に挙げた中の食べ物をみたところ、かぼちゃは「ん」がついていないと思われたと思いますが、
かぼちゃを漢字で書くと南瓜(なんきん)となります。
つまり、運盛りのひとつになります。
また、かぼちゃにはビタミンAやカロチンが豊富に含まれているので、風邪や脳血管疾患の予防にも効果的です。
かぼちゃの旬は夏になりますが、長期保存が可能なため、冬に栄養をとるためにも食べられます。
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身体のケアのためにも、ゆず湯で身体を温めるのは効果がありますので、かぼちゃを食べて栄養を蓄え、後はゆっくりゆず湯に入って温まりましょう^ ^
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