冬至(とうじ)という言葉は耳にした事があると思います。ところで、冬至の意味や由来はご存知でしょうか?また冬至がいったいいつで何をする日なのでしょうか?
そのため今回は、冬至の意味・由来は?日付はいつか、何をする日、ゆず湯・食べ物等もご紹介します!^ ^
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冬至の意味と由来は?
出典:https://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=967035
1年中で最も日照時間が短くなる日が冬至
一年の中で最も夜が長くなる日のことを『冬至(とうじ)』といいます。
つまり、1年中で最も日照時間が短くなる日ということになりますね^ ^
日照時間が短いため太陽の光を浴びる時間が取りにくくなるので、
昔の人々は生活に不安を感じていました。
さらに不安をあおるかのように、冬至の日は「死に一番近い日」と言われていました。
その厄を払うためや不安を取り除くために、
柚子湯に入り体を温め、無病息災を祈っていました。
中国では太陰暦で暦の起点となっていた
中国の太陰暦では冬至は暦の起点とされ、
古くから冬至は太陽が生まれ変わる日。
つまり、新年の起点として考えられていました。
というのも、先にも書きましたが、冬至は一年で最も日が短く、
この日を境に昼間の時間がだんだん長くなっていくから起点と見られていました。
ただ、昼は長くなってはいきますが、寒さは一段と厳しくなりますよね^ ^
また、中国では冬至の日に厳粛な儀式を行っていました。
日本にも中世になって伝わってきて、
宮中などで朔旦冬至〔さくたんとうじ〕という祝宴を催していました。
二十四節気の1つ
出典:http://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/nijyushisekki/
冬至とは二十四節気の一つで、立冬と立春の真ん中にある節気です。
暦の上ではちょうど冬の真ん中に位置し、一年の内で最も昼が短く夜が長い日になります。
2018年の冬至はいつ?
2018年の冬至は12月22日(土)です。
冬至は、太陽の黄経が270度になる日の事で、
だいたい毎年12月22日頃になります(毎年変わります)。
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冬至は何をする日?食べ物は?
出典:http://deargarden.seesaa.net/article/431543977.html
かぼちゃを食べる!
冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼び込めると言われています。
冬至に食べる「ん」のつく食べ物の中で一番有名なものは
「かぼちゃ(南京:なんきん)」だと思いますが、
こちらも運盛りとして食べられていたものです。
また、かぼちゃは「陰(北)から陽(南)へ向かう」事も意味している為、縁起もよいと言われています。
本来、かぼちゃの旬は夏ですが、長期保存がきくため、冬に栄養を取るのに最適な食べ物でもあります。
かぼちゃは栄養面でも優れていてビタミンAやカロチンが豊富なので、
冬で空気の乾燥したこの時期の風邪の予防にも効果的です。
ゆず湯に入る!
「冬至にゆず湯に入ると風邪をひかない」と言われますが、なぜ冬至にゆず湯なのでしょうか?
柚子には鎮痛作用のある成分や血行を促進するための成分が含まれています。
冷え性の方には効果がありますね。
さらにビタミンCも多く含まれているため、お湯につかりながら、
全身でそれらの効果のある成分を吸収することで、風邪をひきにくくする狙いがあります。
そのほかにもいくつか説がありますが、
- 運を呼び込むために身を清めることが必要だから
邪気が起こらないようにするために、ゆずの強い香りで身を清めるのが良いとされていました。 - 柚子の木は寿命が、長く病気にも強いと言われていて、ゆず湯に入ることで無病息災を祈る風習になった。
- 冬至=「湯治」、ゆず=「融通」と少し強引なゴロ合わせでゆず湯に入ることで融通がきくように^ ^
冬至は一番寒さが厳しい時期ですので、栄養価の高いかぼちゃを食べて、
ゆず湯に入って体を温めるという寒さを乗り越えるための昔ながらの知恵ですね。
これまでゆず湯と普通に言ってましたが、
どのようなものなのかわからない部分もあるかもしれませんので、様々あるゆず湯の方法をご紹介します。
- 柚を丸ごとお風呂へ入れる。
私の家はこのパターンでした。ただ、1個や2個では香りがあまり感じられませんので、たくさん入れたほうが良いでしょう。 - 輪切りや半分にカットしてお風呂へ入れる。カットすることで成分も出やすいですし、香りも感じるのでいいですね。
ただ、果肉とか種がお湯に浮いてくるので、最後の掃除が大変ですね。 - 輪切りや半分にカットし、袋に入れてからお風呂へ入れる。
先の果肉対策です。目が細かい袋にカットした柚子を入れて中身が出ないようにします。
香りや成分も出やすさそのままで、かつ掃除も楽になります。
このほかにも様々な方法がありますので参考にして下さいね。
- 皮を何ヶ所か削いで、丸ごと入れる。
- 浅く切り込みを入れてから、丸ごと入れる。
- 皮だけしか入れない。
- 液をしぼって入れる。
- >半分に切って熱湯でよく蒸らしてから、お風呂へ入れる。
小豆を使った冬至粥を食べる
出典:https://colocasia.exblog.jp/17105863/
冬至に食べる行事食として小豆(あずき)を使った冬至粥があります。
小豆の赤は邪気を祓うと言われていて、冬至粥で邪気を祓い、運気を呼び込もうという狙いですね。
かぼちゃなどの運盛りのほかにも、運を呼び込むために考えられているんですね。
小豆とかぼちゃを煮た「いとこ煮」を食べる
いとこ煮とは硬いものをおいおい(甥)入れて、めいめい(姪)炊き込んでいく料理のことをいとこ煮 と言います。
ここに冬至の運気を上げる食べ物の定番の小豆とかぼちゃを使って、じっくり炊き込むいとこ煮を食べる地方もあります。
ちなみにいとこ煮の料理方法もご紹介します。
材料:かぼちゃ400g、小豆100g、
調味料:砂糖大さじ4、醤油小さじ2(4人分)
- 小豆を水煮しておく。
- 小豆とかぼちゃに水を加えて20分煮る。
- 砂糖と醤油を加えて味を整え5分煮る。
- 火を止め、しばらく置いて味をしみ込ませれば出来上がりです。
こんにゃくを食べる「砂おろし」
他には、こんにゃくを食べて体内にたまった毒をさらい体内を清めることを目的に
こんにゃくを食べる地方もありますね。これを「砂おろし」といいます。
冬至だけでなく、大晦日や節分、大掃除のあとなどに食べられていました。
その他冬至についての豆知識
出典:https://www.travel.co.jp/guide/article/14855/
冬至は運が上昇する日
1年で最も日が短いということは、翌日から少しずつ日が長くなっていくということになります。
そこで、冬至を太陽が生まれ変わる日として、この日を境に再び力が甦ってきて、
陰から陽に変化する日という意味で一陽来復(いちようらいふく)と言われています。
冬至を境に運が向いてくるとしています^ ^
冬至はクリスマスのルーツ?
冬至を境に日が伸びることから、冬至を「太陽の誕生日」とされ、様々なお祝いの行事が行われてました。
その中のいくつかがキリストの生誕と結びついたんですね。
その年の冬至が12月25日だったため、諸説あったキリストの誕生日が12月25日になったといわれています。
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最近では冬至にあまり柚子湯もしなくなってるかもしれませんが、冬至の意味や由来も分かったでしょうから、今年は先人の知恵の通りやってみてはいかがでしょうか。
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