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「多肉植物って縁起悪いの?」種類ごとの置き方で風水効果はさまざま!

多肉植物って縁起悪いって聞いたことがあるんだけど実際はどうなんだろう?

風水・スピリチュアルな観点から考えると、多肉植物の種類や置き方次第で縁起の良し悪しは変わるようです。

本記事で詳しく解説していきますので、多肉植物で縁起の良い生活を送りましょう!!

この記事でわかること

  • 風水的に多肉植物は縁起は良いのか、悪いのか
  • 【多肉植物の種類】風水効果も変わる!
  • 部屋ごとのおすすめの多肉植物

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多肉植物は縁起が悪い?風水的にはどうなの?

結論からいうと、多肉植物と縁起の良しあしは、多肉植物の特徴と置く場所の相性によって決まります。

ですから、「この多肉植物は縁起が悪いから、置かないほうが良い」…ということはありません。

この「縁起」は古代中国の思想、風水によって決められるものです。

多肉植物の特徴と置く場所の相性について紹介する前に、風水の基礎について触れておきます。

風水の基本的な考え方として、「陰陽五行説」というものがあるのをご存じですか?

「陰陽五行説」は「陰陽説」と「五行説」が合わさったもので、それぞれに風水の核となる考え方があります。

陰陽説

「陰陽説」とは、万物は陰と陽に分けられ、そのバランスを取ることを良しとする考え方です。

具体的には 「陽」=プラス、陽気、プラス思考、明るい、能動 「陰」=マイナス、陰気、マイナス思考、暗い、受動 このようなイメージです。

現代では「陽=良い、陰=悪い」と捉える風潮がありますが、両方とも単に「状態」であり、善悪の差はありません。

「陽」と「陰」のバランスを取ることが大切であり、どちらも欠いてはいけない、というものです。

五行説

「五行説」とは、自然界のものはすべて「木・火・土・金・水」の5つの要素(=五行)から成る、という考え方です。

これら5つの要素には、それぞれ関係があり、その関係は「相生」(そうしょう)・「相剋」(そうこく)に分けられます。

「相生」(そうしょう)とは、双方の性質を生かすことを指し、水によって木が育つ、木材によって火が燃える・・・などに例えられます。

「相剋」(そうこく)とは、双方の性質を打ち消す、反発することを意味します。

たとえば、水は火によって消える、金(のこぎり等の刃物)は木を切る・・・などです。

この五行説についても、善悪は存在しません。

以上で紹介した「陰陽五行説」は、縁起の良い組み合わせ・バランスをはかるときに役立ちます。

風水の面から多肉植物の縁起について考えるときは、主に植物の特徴を「陰陽説」置く場所について「五行説」を参考にしましょう。

なぜ多肉植物は風水でよくないと思われがちなのか

陰陽説・五行説どちらの場合でも、多肉植物は一概に風水でよくないというわけではありません。

では、なぜ風水でよくないという認識の方が多いのでしょうか?

それは、「多肉植物というとサボテン」と連想する方が多いからです。

サボテンのようにトゲのある多肉植物は、悪い気だけでなく良い気も遠ざけてしまいます。

置く場所によってはサボテンが効果を発揮する場合もありますが、基本的に多肉植物を家に置きたい場合はサボテンは避けたほうが良いです。

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多肉植物の種類によって、風水効果が変わる

多肉植物というと、サボテンのようなトゲが目立つものから、グリーンネックレスのような丸みをおびた葉を持つものまで、その特徴は様々です。

風水の面では、植物の特徴を「陰陽説」を参考にして捉えることをお伝えしました。

以下では、この「陰陽説」を利用した多肉植物の特徴と風水効果について説明します。

葉っぱの形

陰陽説では、トゲや尖った葉の特徴を「陽」丸い葉の特徴を「陰」とします。

「陽」の特徴を持つ多肉植物は、サボテンやアロエ、アガベなどが挙げられるでしょう。

前述の 「陽」=プラス、陽気、プラス思考、明るい、能動 から連想して、鋭気、活気、活動、前進、仕事なども「陽」の性質です。

これらの要素から、「陽」の特徴を持つ多肉植物は仕事場にピッタリだといえます。

また、尖った葉やトゲを持つ多肉植物は、邪気を吸う・良い運をつかむという特徴もあります。

ですから、邪気が入りやすい、溜まりやすい、玄関に置くのが、おすすめです。

反対に、丸い葉などの「陰」の特徴を持つ多肉植物として、セネシオ(グリーンネックレス)やグリーンドラムが挙げられます。

「陰」=マイナス、陰気、マイナス思考、暗い、受動 から連想して、落ち着き、安定、休み、穏やか、リラックスなども「陰」の性質です。

これらの要素から、「陰」の特徴を持つ多肉植物は寝室やリビングといった、疲れを癒し、リラックスを目的とする場所に置くと良いでしょう。

育つ向き

育つ向きについても「陽」と「陰」に分けられ、上に伸びていく多肉植物は「陽」の性質が、下に垂れていく多肉植物は「陰」の性質があります。

上に伸びる多肉植物は、上記のサボテンやアロエ、アガベなど、多くの多肉植物に該当します。

上昇、成長、活発という性質が、「陽」の性質と当てはまりますね。

下に垂れる多肉植物は、上記のグリーンネックレスやビアポップ(新玉つづり)などがあり、鎮静、降下、緩慢、低調という性質が「陰」の性質に当てはまります。

このように、風水では多肉植物の特徴を把握し、適した場所に置くことで、運気が上がるとされています。

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【部屋別】オススメ多肉植物の種類を紹介~風水に良い!~

ここからは、部屋の性質と多肉植物の相性の良い組み合わせ・種類を紹介します。

玄関

良い運気も悪い運気も出入りする玄関には、「陽」の性質を持つ多肉植物がおすすめです。

尖った葉によって、良い運をつかみ、邪気を吸収してくれます。 玄関にはアカべやアロエ、ハオルチアのような、尖った葉を持ち、上に向かって育つ植物を置くのがベストです。

ハオルチアはこんな感じの植物です!

サボテンなどと比べるとトゲトゲしすぎてなくて良いですね!!

また、トゲを持つサボテンについては「陽」の性質から、玄関に置くのに向いている、と思われるかもしれません。

しかし、サボテンを玄関に置くには気を付けるべき点がいくつかあります。

・サボテンは良い運・悪い運ともに吸収するため、玄関が鬼門(北東)に位置する場合は置いてOK。
吉方位の場合は良い運を吸ってしまうため、サボテンを置くのは避けるべき。

・玄関の内側に置くと、邪気が入ってきてしまう。

玄関の外側に置くことで、悪運がシャットアウトされ、家の中に入ってこない。
暗い玄関は風水的に良くない!?簡単にできる対策を7つ紹介!

まずは玄関の方位を調べ、部屋の状態に合った多肉植物を取り入れましょう。

リビング

家族団らんの場のリビングでは、リラックスの性質を持つ「陰」の多肉植物がおすすめです。

丸い葉、垂れ下がった特徴のある「陰」の多肉植物、おすすめはペペロミア、ビアポップ、グリーンネックレス、コチレドンなどです。

さらに、リビングの鬼門の位置(北東)には「陽」の性質を持つ植物を置くと、なお良いでしょう。

リビングの空間は他の空間と異なり、部屋ではありませんから、空間の区切りとしても利用できますね。

そして、「陽」の性質の鋭気、活気、活動、前進は仕事に関わるものです。

リビングで仕事や作業、勉強をする際にも、「陽」の多肉植物が活躍するため、邪気を払う多肉植物と一緒に飾ってみましょう。

このようにして、団らんの場、リラックスの場、仕事・勉強の場として使われるリビングには、「陽」と「陰」の多肉植物を両方飾ると良さそうです。
ガジュマルのおかげで幸せになった体験談!風水効果は置く場所で変わる?

寝室

疲労を取るための寝室は、生活の中で最もリラックスしたい場所ですよね。

寝室におすすめの多肉植物は、もちろん「陰」の性質を持つ多肉植物です。

※「陰」の性質は、落ち着き、安定、休み、穏やか、リラックス さらに、丸い葉と垂れ下がる特徴を併せ持つ、グリーンネックレスやビアポップ(新玉つづり)が、落ち着いた睡眠を促進してくれます。

また、例外ではありますが、反対の「陽」の性質を持つアロエを置くのも効果的です。

アロエは風水において、健康アップの意味を持ちます。

尖った葉を持つ「陽」の多肉植物のため、ベッド付近というよりも、鬼門の北東の方角に置きましょう。

以上を実践することで、魔よけに健康、リラックス、安眠が手に入ります。

キッチン

キッチンは「陰陽五行説」の「五行」でいう「火」と「水」が使用される場所です。

火は水によって消えるため、両者は互いの性質を打ち消しあう「相剋」の関係にあります。

またキッチンは一般的に陽光が入りづらい場所として、「陰」の空間です。

このためプラス、陽気、プラス思考、明るい、能動といった性質を持つ「陽」の多肉植物を飾ることで、運気がアップします。

ハオルチア、アエオニウム、エケベリアなどが「陽」の多肉植物としておすすめです。

アエオニウムはこのような多肉植物です。

とてもキレイな花が咲きますね!

花言葉も「永遠」とのことで素敵です。

お手洗い

トイレは基本的には邪気が溜まる場所という捉え方をします。

また、トイレ自体が汚いと健康運・金運に影響が出て、さらに悪運を溜めることがあるようです。

このため、トイレにこそ陽気、プラス、明るいという「陽」の性質を持った植物を飾りたいところです。

しかしトイレという限られたスペースの中に、植物を飾るのは困難でしょう。

また、窓のないつくりの場合は植物との相性が良くありません。

ですから、トイレの運気を上げる場合は、多肉植物の写真やポストカード、フェイクグリーンを置くのがおすすめです。

もちろん、トイレの清掃と換気も忘れずに行いましょう。
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以上では、多肉植物の特徴と置く場所の相性、多肉植物の種類について説明しました。

邪気の溜まる場所、仕事・勉強の場には「陽」の性質を持つ尖った多肉植物落ち着きたい場所には「陰」の性質を持った、丸くて垂れ下がった葉の多肉植物が、運気アップに貢献してくれます。

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【多肉植物の置き方】間違えると風水的に良くない!

かわいらしい見た目ながら、運気アップやリラックス効果を発揮してくれる多肉植物、実は場所や種類の選択によっては、邪気を導く原因になってしまいます。

以下では、風水面での注意点と、日当たり、水やりなどの実践的な面について説明します。

トゲのある植物の扱い

トゲのある植物、サボテンは注意点の多い多肉植物であることを前述しました。

ここでは、サボテンの注意点を3つ挙げたので参考にしてみてください。

・玄関に置く際は、玄関の外側がベスト(前述)

・サボテンのトゲは風水上、争いに関係するため、寝室などのリラックスしたい空間には不向き

一人暮らしの部屋では「陽」の運気が吸い取られてしまうため、サボテンを飾らない方がよい 以上の注意点があるサボテンですが、かわいらしいフォルムも魅力のひとつです。 どうしても部屋に飾りたい場合は、柱サボテンなどのトゲのないものを選ぶと良いでしょう。

置く場所

多肉植物の風水面について紹介してきましたが、日当たりや水やりなどの実践的な面はどのようにするのが良いのでしょうか。

そもそも多肉植物は、葉にたっぷりと水分を含んでいるため、乾燥に強く、繊細な世話を必要としません。

必要なのは、主に日当たりへの配慮高温多湿を避けることです。

日当たりについては、多肉植物の種類によって僅かに差があるので説明します。

・春秋型(アロエ、グリーンネックレス※セネシオ、ハオルチア、エケベリア、ビアポップ)

春…風通しの良い日なた 夏…風通しの良い半日陰 ※真夏の直射日光は避ける

秋口…風通しの良い日なた 冬…日当たりの良い室内 ・夏型(サボテン科、アガベ、セネシオ、コチレドン、グリーンドラム、ペペロミア)

春…風通しの良い日なた 初夏…風通しの良い日なた ※真夏の直射日光は避ける

秋口…風通しの良い日なた 冬…日当たりの良い室内 ・冬型(アエオニウム、セネシオ)

春…風通しの良い半日陰

夏…風通しの良い半日陰

秋…風通しの良い日なた

冬…日当たりの良い室内

カッコ内には、本記事で紹介した多肉植物を当てはめました。 実際に育てる際には、参考にしてみてください。

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【まとめ】多肉植物は置き方を間違えると風水にも良くない

この記事をまとめると

  • 多肉植物と縁起の関係は、多肉植物の特徴と置く場所の相性で決まる
  • 尖った葉やトゲを持ち、上に向かって成長する多肉植物は「陽」の性質を持つ
  • 丸い葉を持ち、垂れ下がっている多肉植物は「陰」の性質を持つ
  • 「陽」の多肉植物は邪気の溜まる場所、仕事・勉強の場に、「陰」の多肉植物は落ち着きたい場所に置く

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