春の気配を感じさせる「立春の候」という時候の挨拶がありますよね。では、「立春の候」の読み方や意味はなんでしょうか?また、使う時期はいつからいつまでか等も気になりますね☆
そのため今回は、立春の候の時期や読み方!意味やいつまで使うか、使い方や例文もご紹介します!^^
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もくじ
立春の候の読み方と意味は?
出典:http://wish39.web.fc2.com/category1920/nature/801300-1920.html
「立春の候」は、「りっしゅんのこう」と読みます。
立春という言葉はわりと耳慣れた言葉なので、読み方は大丈夫ですね!
「立春の候」の意味は、
「寒さも緩み、日に日に暖かくなつていくこの頃」
など、時候の挨拶として手紙の最初に書く言葉です。
古代中国の暦の上では、立春は正月のことをさし、この日から春が始まります。
この「春」とは、旧暦2月4日頃のことで、寒さはまだまだ続いて、立春の頃に寒気や荒天のピークになることもしばしばです。しかし、この日あたりから徐々に寒さも緩み始めるので、「寒の明け」とも呼ばれ、春という言葉を聞くと、何となく気持ちも明るくなってきます。
「候」の意味は「~の季節」「~天候」など、自然現象が表れるようすで、「きざし」などの意味になります。じつは、「候」というのも中国の歴からきていて、二十四節気は半月ごとの季節の変化を示していますが、さらに陰暦の一年の360日を72等分して5日ごとに区切り、この気象の動きや動植物の変化を示す「七十二候」が作られています。「気候」という言葉は、この「節気」と「候」のことをさしています。昔の人は季節の移ろいに目を向けながら、敏感に山や川、自然の変化を感じとっていたのですね。
また「候」には、「~時節 ~折、~頃」といった意味もあるので、これも合わせて頭に入れておくと理解しやすいですね。
立春というと、「今から春になりますよ」「春の気配をどことなく感じる」といった、日差しが暖かく、春の風が氷を解かし始める頃を想像しますが、2月は実際はまだ寒さが厳しい最中です。旧暦の春と新暦の春は約1.5か月のズレがあるので、暦の上の春と季節の推移と一致しないことがあるのです。
立春の候の時期はいつ?いつまで使える?
出典:http://sozai.yutorilife.com/w_nanohana.html
使えます。
立春とは1年間を24等分した二十四節気の第1番目にあたります。
二十四節気の最初とは、2月4日頃のことをさします。第2番目の節気が2月19日頃の「雨水」になります。
つまり、「立春の候」は、2月上旬~中旬頃まで使う時候の挨拶になります。
その年によって、1日程度違いがある年もあります。
立春は暦の上では、冬季が終わり、春が始まった1日目のことをいいます。
二十四節気の1つ1つが限られた期間を示しているので、きちんと区別できる言葉である反面、
「立春の候」は使える時も限られてくるということですね。
立春の候以外に2月に使える時候の挨拶は?
暦の上では立春ですが、2月上旬は寒さも厳しい冬の最中の場合もあります。
そのため立春の候の代わりには、
2月4日頃~3月4日頃までは、
「厳寒の候」「春寒の候」「残寒の候」「余寒の候」「晩冬の候」などを使うといいでしょう。
2月中旬で、
春がもうそこまで来て、暖かな方向に向かっていますという表現には、「向春・早春」などを使うといいでしょう。
2月下旬で、
梅の便りも聞こえてきそうな時候の挨拶なら、「梅花・紅梅・梅月・梅鶯」などが適しています。
2月は温度差もいちじるしく、北は一番寒い時期でも南からは花の便りが届くなど、地域によって気候はさまざまです。一言で春といっても、三寒四温を繰り返すこの頃の天候ですから、手紙を出す相手のことを考えて時候の挨拶の言葉を選ぶようにしましょう。
「二十四節気」の「候」を表した「立春の候」なら2月上旬〜中旬まで、
「季節感を表わした言葉」なら、2月始めから2月いっぱいは使えます。
立春の時期でも、何だかしっくりこないと思ったら季節感のある言葉を使うといいですね
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立春の候の使い方や例文・結び
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ビジネス文章や案内状、お礼状など、いろんなシーンで時候の挨拶を覚えておくと役に立ちます。
立春の候の使い方、例文・文例をご紹介します!まず、並び順は下記の順番で使います。
1.頭語 拝啓・謹啓 など
2.時候の挨拶 立春の候 など
3.相手の安否を尋ねる言葉
4.本文〜
5.結びの挨拶 結語 敬具・かしこ など
【書き出しの挨拶】
- 拝啓 立春の候 ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
- 拝啓 立春の候 平素より格別のご高配を賜りありがとうございます。
- 拝啓 立春の候 貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
相手先に失礼のないように、誤字・脱字に注意しましょう。
- 立春の候 皆様にはお元気にてお過ごしのこととお喜び申し上げます。
- 立春が過ぎたとはいえ、まだ寒い日が続きますがお変りなくお過ごしでしょうか。
個人などに送る時候の挨拶文です。
立春の候以下の文章は、自分でアレンジして気持ちのこもった手紙を届けたいですね。
【結びの挨拶】
- 貴社ますますのご発展ご活躍をお祈り申し上げます。敬具
- 時節柄、お体を大切に、ますますのご活躍をお祈り申し上げます。 敬白
手紙の最後は相手の会社の繁栄や活躍を祈って結ぶのがいいでしょう。
- 暦の上では春とはいえ、厳しい寒さも続きます。どうぞご自愛ください。敬具
- 春とはいえ寒暖定まらない時期、お風邪など召しませんようお気をつけください。敬具
- 立春とは名ばかりの今日この頃ですが、ご健康でご活躍のほどお祈りいたします。かしこ
手紙を送る相手によって、いろいろ言葉遣いも違っています。読んだ人が心温まるフレーズを考えてみましょう。
女性であれば、親しい相手への手紙で、結びの「敬具」を「かしこ」と言い換えると、やわらかな表現になりますね。
- 春の訪れもすぐそこまで、お元気でお過ごしください。
- また近いうちにお会いできるのを楽しみにしています。
- 時節柄、くれぐれもご自愛くださいね。
カジュアルな文書の場合はこんな感じでもOKです☆
書き出しには、「拝啓」「謹啓」などを、結びの言葉には「謹言」「敬具」「敬白」などを使います。
「拝啓」より「謹啓」のほうがより丁寧な頭語に、結びも「敬具」より「謹言」がより丁寧な表現になります。
特に、春とは名ばかりの寒さが残るこの時期は、結びに相手の健康や体調を気遣う言葉を入れておくのを忘れないようにしましょう。
ただし、ビジネス文章や案内状では、時候の挨拶を省いたり、いつの季節でも使える「時下」、この頃はという意味を用いることもあります。
立春の候と一緒に使える季語
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水菜・海苔・梅・梅咲く・紅梅・黄梅・ウグイス・バレンタイン・草餅・受験…など
ミモザの花・水温む・春田・春雨・木の芽・田楽・水流し…など
同じ時期を表す季語をさりげなく手紙の中に入れると、季節感のある良い文章になりますよ^^
fa-arrow-circle-o-rightその他の季語に関しては別記事で詳しくご紹介しています☆
2月の季語は?時候の挨拶、花や俳句、手紙で使える書き出しと結びの例も
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「立春の候」は春の気配を感じる頃の時候の挨拶に使います。これ以外にも、2月中に使える時候の挨拶はいろいろありましたね。三寒四温の気候が定まらない時期だけに、季節感のある言葉を選んで使ってみてください☆
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