占い

【注意】お守りを袋から出すのはNGです【正しい身につけ方も解説】

神社でお守りを買ったんだけど、袋から出すのはアリ?

昔からお守りの袋は開けたらダメって言われているけど…

開けたらダメな袋って、どれに当たるのかな?

お守りを袋から出すのはNGだよ!

ただし、パッケージの部分は開けてもいいよ!

開けたらダメな袋について、お守りの正しい身に着け方、お守りの処分方法を紹介するね!

この記事でわかること

  • お守りを袋から出してはいけない
  • お守りの正しい身に着け方
  • お守りを処分する方法

スポンサーリンク

【注意】お守りを袋から出すのはNGです!

お守りを袋から出すのはNGです。

「そんなの日本人として当たり前」と感じる人もいると思います。


しかし「お守りを袋から出すのはNG」の「袋」とは、どの袋を指すのか、自信を持って答えられるでしょうか?


ここでは「お守りを袋から出すのはNG」のときの「袋」について確認していきます。


お守りと言って多くの人がイメージするのは「○○祈願」の文字が縫い付けられた布製のものでしょう。

実は、この布製のものがお守りを保護する袋で、中に入っているものがお守りなのです。


ですから「お守りを袋から出すのはNG」の「袋」とは、布製の「○○祈願」の文字が縫い付けられたものを指します。

布製の袋をよく見ると、どれも上部が紐で閉じられていますよね!

これはお守りを保護するためです。


それではなぜ、お守りを布製の袋の中に入れて厳重に保護する必要があるのでしょうか?


一般的に、布製の袋の中身のお守りとしてお札が入っています。

お守りのお札は祈祷が施され、神様が宿っているのです。


お守りを袋から出すということは、神様が剥き出しになっている状態ということ。

汚れも付きやすくなってしまいます。

神様は不浄を嫌うため、むやみにお守りを袋から出さないようにしましょう。


また、お守りを袋から出すと、ご利益がなくなるという説もあります。

これは人間が神様を見ると、神様が去ってしまうという言い伝えから。

お守りには神様が宿っているため、お守りを見ることは神様を見ることと同義なのです。

スポンサーリンク

お守りを購入した袋から出すのはOK

布製の袋からお守りを出すのはNGということが、わかりましたね!


それではお守りを購入したときの袋から出すのは問題ないのでしょうか?

もちろん、問題ありません。


お守りを購入したときの袋とは、ビニール製や紙製のパッケージを指します。

大切なのは、布製の袋の中に入っているお札が剥き出しにならないことです。


ただし中には判断に迷うビニールのパッケージもありますよね!

下の投稿の写真には2つのお守りが写っています。

左のお守りはパッケージから出しても問題なさそうです。

ところが、右のお守りはどうでしょう。

布の袋の外側に、ビニール状の袋が見えます。

明らかにお守りを保護するはたらきをしていますね!


右のお守りのような場合でも、お守りが入った布製袋をビニールの袋から出しても問題ありません。

しかしお守りを保護するために使えそうなときは、あえてビニールの袋から出す必要もないでしょう。


もちろん、お守りを購入したときのパッケージに入った状態で保存しておくのも自由です。

布製の袋だけでお守りを保護すると、どうしても水を通してしまいますよね!


このように、布の袋からお守りのお札を出して、神様を剥き出しにしたりしなければ、お守りを購入した袋から出す・出さないは自由です。


最も大切なのは、神様に対する気持ちです。

「お守りには神様が宿っている」と説明したように、お守りを大切に扱うことを心がけましょう。

ちなみに、お守りの中身については「お守りの中身は何が入っている?見る・開けてはいけない理由や見るとご利益がなくなる?」にまとめているので、そちらも参考にしてみてください。

スポンサーリンク

お守りの正しい身につけ方とは

お守りと布製の袋やビニール製のパッケージの扱い方がわかりましたね!

ここでは、お守りの正しい身につけ方を紹介します。

お守りの正しい身につけ方

  • 自宅で大切に保管する
  • カバンやポーチに取り付ける
  • 財布やポケットに入れる

自宅で大切に保管する

お守りは肌身離さず持ち歩くと良いと言われていますが、自宅で保管しても特に問題はありません。

自宅で保管する際には、購入したときの袋のまま保管すると、埃や傷みの対策にもなりますよ!


お守りを自宅で大切に保管するには、やはり神棚が最も有効的です。

神棚は常に清潔に保っておく必要があるので、こまめに掃除をしておきましょう。

神棚に埃が溜まっている場合は、神様が逃げてしまうかもしれません。


また、賃貸など神棚がないという場合は、立った時の目線よりも上の位置に代わりの神棚を作ります。

代わりの神棚には、壁に取り付けられる棚がおすすめです。

お守りの下に白い布か紙を引くだけで完成します。


その他にも寝室に置いて保管する方法もあります。

寝室に置く際は、例外的に高い位置である必要はありません。

枕元に置くことで、寝床を守ってくれます。


お守りを自宅で保管する場合は、神様に対して感謝の気持ちを持って、こまめな清掃やお祈りをしましょう。

カバンやポーチに取り付ける

普段から持ち歩くカバンやポーチに取り付けると、神様が常にあなたを守ってくれます。


カバンやポーチに取り付けるとき、特にカバンの場合はお守りを保護する布製の袋が外気に触れる状態になることが多いでしょう。

外気に触れると、おのずと布製の袋に汚れや傷が付きやすくなってしまいます。

雨が降った場合には、布製の袋だけだと、中身のお守りが濡れてしまい頼りないですよね!


このため、カバンやポーチに取り付けるときには、ビニール製の袋に入ったお守りを選び、ビニール製の袋から出さないようにしましょう。

ビニール製の袋(パッケージではない)に入ったお守りは下の投稿のようなものです。

また、ご利益を授かりたい分野に関連したものに、お守りをつけるのもおすすめですよ!

たとえば、出世祈願の場合にはビジネスバッグ、合格祈願の場合にはペンケース、必勝祈願の場合にはスポーツバッグという具合です。

このように普段から身に着けるものや、ご利益を授かりたい分野に関連したものにお守りを付けると良いです。


しかし、お守りが身近なものになると「モノ」として雑に扱ってしまいがちです。

神様が宿っていることを忘れず、普段からきれいな状態で持ち歩くことを意識しましょう。

財布やポケットに入れる

お守りを財布やポケットに入れるのも、普段からお守りを身に着けることになるので良い方法でしょう。


お守りを財布に入れるときも、可能であれば購入したときの袋やビニール製の袋に入れておくべきです。

財布からお札やコインを出し入れするときに、お守りが擦れたり、汚れたりするのを防いでくれます。

財布のカード用のポケットがあって、ポケットにお守りが入る場合は、財布のポケットをお守りの保護に活用しても良いですね!


ただし、財布の中がレシートだらけ、という状況は感心できません。

財布は毎日整理整頓して良い状態に保つと、お守りに宿った神様が金運上昇にはたらきかけてくれるでしょう。


ポケットにお守りを入れる場合も同様に、ゴミと一緒に持ち運ぶのは神様に不敬になってしまいます。

神様に感謝し、清潔かつ大切に扱おうとする気持ちが大切なのです。

スポンサーリンク

お守りの袋を処分する方法

お守りの正しい身につけ方や、身につける注意点がわかりましたね!

最後に、お守りの袋やお守りを処分する方法について紹介します。


ここで扱うお守りの袋とは、お守りを保護する布製の袋ではなく、お守りを購入したときのビニール製のパッケージや紙の袋を指します。


これらの袋に貴重そうな紋様が付いていたりすると、処分してもいいのか不安になりますよね。

しかしお守りの袋を処分するときには、神様への感謝の気持ちがあれば大丈夫。

以下で3つ紹介していきます。

お守りの袋を処分する方法

  • 神社に返納する
  • 燃えるゴミとして処分
  • 自宅で焼却する

神社に返納する

最も安心なのが、お守りを紙の袋に入れた状態で神社に返納する方法です。

神社の敷地内の「納札所」「古札納所」にお守りを入れ、お焚き上げしてもらいます。


通年にわたって納札所を設置している神社、年末年始のみ納札所を設置している神社など神社によって対応が分かれています。

神社にお守りを返納したい場合は、ホームページを確認するか、神社に直接問い合わせてみましょう。


また「お守りは一年おきに交換すべき」という考え方もありますが、この考え方を守らないからと言って悪いことが起きたりはしません。

気分を切り替えたいタイミングや、願いが叶ったタイミングなど、自分に合った時期でOKです。

ただし、お守りを購入したときのビニールのパッケージは、燃やすと有毒ガスが発生してしまうため、納札所に入れないようにしましょう。


納札所にお守りを返すときは、神様への感謝を込めてお祈りをすることが大切です。

燃えるゴミとして処分

お守りを購入したときの紙の袋は、燃えるゴミとして処分しても問題ありません。

紙の袋は、お守りを入れるための役割を既に終えています。


お守りについても燃えるゴミとして処分することは可能です。

ただし、お守りをゴミとして処分するのに抵抗感を覚える人もいるでしょう。


以上のような方は、自宅でできるお清めをしてからゴミとして処分するのがおすすめです。

お清めの方法は白い紙の上にお守りを置き、塩をふりかけて白い紙でお守りを包む、というもの。

お清めするときには、神様への感謝の気持ちを念じるのを忘れてはいけません。

自宅で焼却する

自宅でお守りを焼却するも一つの方法ですが、あまり現実的ではありませんね。

仮に自宅で焼却する際には上で紹介したように、塩をふりかけたお守りを白い紙で包むお清めをして、感謝の気持ちを念じながら焼却しましょう。


なお、ベランダのような小さいスペースでは火災の危険があるので、お守りを焼却する作業は控えてください。

詳しくは、「お守りの処分・捨て方!いつするか、自宅やどんど焼き、返納・返すのは寺や神社?」にて解説しているので、そちらも参考にしてください。

スポンサーリンク

まとめ:お守りの扱い方より気持ちが大切

お守りを袋から出すのはOKかNGか、布製の袋やビニール製のパッケージについて、正しい身につけ方と処分方法を紹介しました。

お守りには神様が宿っているので、大切に扱うべきということがわかりましたね。


この記事で紹介したように、お守りを正しく扱うことはもちろん大切なことです。

しかし正しい扱い方の前に、まずは神様への感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。


神様への感謝の気持ちを持って、こまめに清掃をしたり祈ったりすることで、ご利益を授かることができますよ!

-占い