メルカリでブランド物のバッグを買ったのだけど、明らかに偽物だったわ。
返品とかできるのかしら?評価はしない方がいいのかな・・・
偽物が届くとショックですよね。
取り急ぎですが、評価はまだしないでください!
落ち着いて本記事の説明している対処法を試してみましょう!
スポンサーリンク
もくじ
【メルカリ】偽物を買ってしまっても、泣き寝入りはしないで大丈夫!
安心してください。
結論から言いますと泣き寝入りする必要はありません。
偽物が届いても、きちんと対処すれば「返品」「返金」できるんです!
皆さん、無理だと思って諦めずに、最後まで一緒に返品・返金を目指して頑張りましょう!
偽物の販売は禁止されている
下記、メルカリの偽物の商品などに関して出品者側に注意喚起している文面です。
偽ブランド品・模倣品・レプリカについて
ブランド品の偽物を販売、譲渡する行為は商標法、意匠法、著作権法などの法律で禁止される違法行為であり、懲役10年以下、罰金1000万円以下の刑罰が科される可能性があります。
本物、正規品と確証のない商品は削除の対象となることがありますので、正規品の証明となる購入時のレシートやシリアルナンバーを写真に掲載し、入手経路を商品説明に記載してください。
偽物の出品は絶対におやめください。正規品かどうか不確かな場合も出品をご遠慮ください。
メルカリ
メルカリのルールだけでなく、法律の面からも偽物の販売は禁止されています。
そのため、偽ブランド品などを出品した人には、下記のような対処がとられます。
偽商品の出品者には
- 取引キャンセル
- 商品削除
- 退会処分の対象
ここに取引キャンセルとありますね。
つまり、商品を購入した側は商品を返品して取引をキャンセルすることができるのです。
メルカリは3N(ノークレーム、ノーリターン、ノーキャンセル)を禁止
こちらに関しても偽物の出品と同様に禁止されています。
「ルールとマナー」における【禁止されている行為】には、
ノークレーム、ノーリターン、ノーキャンセル、3Nなど、商品に問題があっても返品に応じないという記載をすること(プロフィール含む)
と、はっきり禁止の記載があります。
そのため、不備があった場合はキャンセル・返品してもいいんです!
泣き寝入りせず、落ち着いて対応しましょう。
本物か偽物か判断がつかない場合
もしも受け取った商品を見て怪しいと感じたら、コメ兵などのブランド買取店にその商品を持ち込んで見てもらいましょう。
そうすれば本物か偽物かがわかります。
鑑定は無料な所が多いですし、最近ですと昔の質屋のイメージはなくただのショッピング店の雰囲気なので安心できると思います。
もし持っていくのが面倒であれば、商品の写真を撮ってSNSで「#メルカリ #偽物」とハッシュタグをつけて聞いてみるのも良いですね。
その際、出品者の名前などは出さないようにしましょう。
【メルカリ】偽物商品の返品・取引キャンセルの流れ
まず、大まかな流れは下記のようになります。
返品・キャンセルの流れ
- 出品者に返品したい旨メッセージを送る
- 同意を得る
- 出品者側からキャンセル申請してもらう
- キャンセルに同意
基本この流れが1番スムーズなのですが、出品者が素直に応じてくれない場合もあります。
そういった場合はメルカリ運営側が対応してくれるので安心してください。
では、具体的に返品→取引キャンセルについて説明していきます。
※いきなりメルカリに問い合わせても対応してくれず、「出品者と話し合ってください」のようなメッセージが返ってきます。
ただ、出品者から返事がない場合は問い合わせれば対応してくれます。
スポンサーリンク
[STEP1]返品前にしておくこと
偽物と判断した商品の部分や、相手の情報を写真に残しておく!
これはかなり大切です!
商品を偽物だと判断したパーツ(縫製、タグ、素材、刻印、シリアル番号の有無、製造国等)等を写真にしっかりと撮っておきましょう!
相手も知らずに販売しており、「一応、見せてくれ」と言われる場合もありますし、証拠を残しておくに越したことはありません。
また、相手の取引履歴・商品の説明欄をしっかりと撮影しておきましょう!
取引後の文章の改変はできませんが、いつ何が起こるか解らないため記録を残しておきましょう!
他の商品や評価もチェックする
他のユーザーも被害にあっていて、商品欄や評価欄が荒れている場合があります。
その場合も、そのやり取りを撮影しておきましょう!
運営としても他にもトラブルの事例があるだけでも被害者を擁護、相手を摘発しやすくなるためです。
[STEP2]返品する旨同意を得る
その商品の取引メッセージのところで、返品したい旨同意をもらいます。
返品について出品者と決めること
- 相手の住所が必要な場合は確認する必要がある
- 返品にメルカリ便は使えません
- 送料の負担はお互いで話し合う
- 追跡サービス付きの配送方法を推奨
- 届いたら取引キャンセルしてもらうよう出品者に依頼
最初のメッセージ例
- 本物ではない商品だと事実を伝える
- 相手が知らずに出品していた場合もあるので、「偽物」とは書かない
- 規約違反だということを明記する
- 商品の返送先の住所を確認する
- 発送方法により表示されている場合もあるが再確認しておく
- 着払いで送って良いかを確認する
- 「送料はどちらが負担しますか?」と聞くより、こう聞いた方がスムーズ
- 連絡の返信期限を書いておく
- 期限内に返事がなかったらメルカリに問い合わせる
これらが確定する前に商品を返品はしないでください。
稀にですが、「返品は無しでいいから取引はキャンセルでいいです」となるパターンがあります。
その場合、返品せずキャンセル申請してもらって大丈夫です。
[STEP3]返品〜キャンセル申請〜完了
- 返品する旨同意を得られたら、返品作業に取り掛かる
- 梱包する際の動画を撮影しておく
- 受け取った相手方が商品をすり替えるのを防ぐため
- 郵便局・コンビニなどで発送
- 追跡ができる配送方法にする
- 発送伝票は保管しておきましょう
- 出品者側は返品商品が届いたらキャンセル申請を行う
- 購入者側がキャンセル申請に同意をもらう
- メルカリ側がキャンセルの処理を行う
- 完了
これで返品が完了します。
[番外編]出品者が応じてくれない場合
上記の流れは、メルカリで決められているスムーズに行った時の流れです。
偽物と分かって出品している人の場合、返品・キャンセルに応じてくれない場合もあるかもしれません。
ただそんなときでも、時間はかかるかもしれませんがメルカリが対応してくれるので大丈夫です。
取引メッセージでご連絡後、2〜3日経過しても取引相手から連絡がない場合は、メルカリ事務局で取引状況を確認してくれています。
もし相手方とやり取りできなくなった場合は、「マイページ→お問い合わせ」からメルカリに問い合わせます。
その際、商品IDが必要なので、取引画面にあるその商品のIDをメモ・コピーしておきましょう。
返品をしたのだけど、キャンセル申請がなかなかこないわ...
返品に関して同意はもらい、返品はできたが、キャンセル申請がなかなか来ないパターンもあるようです。
その際、相手がまだ届いていないと言ってきても大丈夫なように、追跡サービス付きの配送方法がオススメです。
もう配送は完了しているはずなのにキャンセル申請が来ない場合はメッセージで、
- 届いているかの確認
- 届いていればキャンセル申請の依頼
を行います。
これに返事がなかった場合は、前述したのと同様にメルカリ側に問い合わせをして対応してもらいましょう。
過去にあった例だと、
その後出品者が無視し続けてメルカリに問い合わせた後、2日後にはキャンセル処理がなされたようです。
スポンサーリンク
偽物を買った後にしてはいけないこと
実際に偽物を買ってしまったらどうしますか?
ここでは、してはいけないこと!について解説していきたいと思います。
受け取り評価をしてしまう
納得できる状況になるまで、絶対に受け取り評価はしないでください。
なぜなら、受け取り評価をしてしまうとその後の事務局側での対応が難しくなるので、たとえ偽物の商品であっても返品、キャンセル、返金ができなくなる可能性が高くなります。
相手に怒りのメッセージを送る
偽物を送りつけられて気持ちが高ぶってしまうのは当然です。
ですが、勢いにまかせて相手に「これは偽物!すぐに返金しろ」などと、一方的にメッセージを送るのはやめておきましょう。
取引をスムーズにキャンセルするには、相手方に協力してもらうのが1番手っ取り早いです。
そのため、相手と喧嘩腰になるとなかなか返金もされないことになるので、感情に流されずに冷静に対応しましょう。
情報が載ったラベルを捨てる
梱包箱や荷物に入れられていた、相手の個人情報や取引履歴が解るものはしっかりと保存しておきましょう!
いざという時の証拠は多めに確保しておいて損はありません!
メルカリで偽物を売るとどうなる?
もしメルカリで偽物を売ったらどうなるのでしょうか?
メルカリで偽物を売ったら違反でペナルティ・罰則の対象に
偽物を売ると、メルカリのルール違反だけでなく法律でも罰せられ、場合によっては逮捕されます。
特にブランド品に対する処罰が厳しくなっていて、購入者に偽物であることを伝えずに販売すると詐欺罪の適用もありえます。
スポンサーリンク
商品説明欄に「偽物」と書いていたら?
出品の際、「偽物」と説明があってもブランド品の場合は商標法違反にあたり、アニメのグッズや音楽CDなどは著作権違反にあたります。
偽物と解って売っていてもNGというわけですね。
購入者だけでなく、ただ商品をみている方でも、商品ページから「商品の報告」ができるようになっています。
これをされると、メルカリ側のチェックが入りアカウントを消される場合もあります。
偽物か本物か解らなかったら?
本物であれば問題ありませんが、結果的に偽物であれば罰せられることがあります。
取引した後に偽物と言われ、「知らなかった・分からなかった」と主張しても意味がありません。
そのため、解らない際は、鑑定可能ならば一度、みてもらうことをお勧めします。
返品や返金したら許される?
犯罪であることに変わりはありませんが、返品・返金することで罪・違反・ペナルティが軽くなる可能性はあります。
また、知らずに売ってしまっているケースもありますので、その場合は返品・返金で済む場合もあります。
著作権法違反は親告罪では?
著作権法違反は親告罪ですが、メルカリの利用者が多くなってきている昨今では音楽会社や放送会社もメルカリに目を光らせているので、逮捕されることが十分に考えられます。
受け取り評価後であっても返金する必要はあるの?
受け取り評価をすると取引が完了し問題がなかったことになるので、受け取り評価後に返金する必要はありません。
だからと言って受け取り評価をしてもらえば偽物を売ってもいいというわけにはならず、この場合はメルカリの規約違反になるのでアカウント削除の対象になります。
また禁止商品を売ってスルーするのはありえないので、相手と話あって解決までやりきりましょう!
スポンサーリンク
【まとめ】メルカリで偽物を買ってしまっても、落ち着いて返品対応をしよう!
メルカリで偽物を買ってしまった際の対処法について説明してきました。
偽物を買ってしまって憤る気持ちも分かりますが、それを相手にぶつけるとなかなか返品もキャンセル処理もスムーズにいきません。
そのため、マニュアルに沿って冷静に対応するようにしてください。
今後は、偽物をそもそも買わないように購入前にしっかり確認してから購入しましょう!
【メルカリの関連記事はこちら】