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キジバトの鳴き声は?その意味・種類・リズム、生態や対策も!

今回は『キジバトの鳴き声』についてです。鳴き声を聞けば聞いたことがある人も多いとおもいますが、どのような鳴き声でしょうか?
そのため今回は、キジバトの鳴き声は?その意味・種類・リズム、生態や対策もをご紹介します!^^

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キジバトの鳴き声はどんな感じ?


出典:https://www.youtube.com/watch?v=qYAOo43QQYo

キジバトは雌を呼ぶための縄張り宣言として鳴いているようです。
この鳴き声を一度は聞いたことがあると思います。キジバトだったのか!と
言いたくなる、動画です。動画の中でも『デデーポッポー』と表現していますが、
なんとも言葉では表しにくい鳴き声です。


出典:https://www.youtube.com/watch?v=bHiqb7A9PqE

こちらの動画でも、聞きなれたキジバトの鳴き声が!
いつも静かな休日の朝に聞こえてきますよね。

キジバトの鳴き声の意味は?

出典:www.yunphoto.ne

キジバトといわれても、すぐにどんな鳥かを想像できる人は、あまりいないかもしれませんが、
キジバトの鳴き声を聞いた時に、聞いたことがあると反応する人はとても多いのではないでしょうか?
キジバトの鳴き声は誰もが聞いたことがあるのですが、その鳴き声を忠実に再現できる人は
少ないようです。

鳴き声の真似を聞いて、『あーそれ聞いたことある!』となることは多いのですが、
その鳴きまねは、なんか少し違っているように感じてしまいませんか。
音程は結構あっているということが多いみたいですが、音程よりもリズムがちょっと違ってしまうみたいです。
ある人は、小さい時からキジバトの声でリズムをとっていたので、少し違うリズムで真似をされると
気持ち悪いとまで言っています。

ちなみにキジバトの音程とリズムは譜面で示されているものもあるようです。
楽譜での表現にも人によってさがあるようです。確かにもともと音楽として作られた音ではなく
自然にある音を楽譜に落とすので、聞く人の感じ方で楽譜が変わっても不思議ではありません。
ちなみに、Wikipediaではこのようの表現されているようです。

出典:Wikipedia

この楽譜には否定的な意見もあるようで、そこでは上記のような9/8ではなく4/4だといっています。
さらに8分ではなく16分のシンコペーションであるとも言っています。
上記の楽譜でキジバトの鳴き声を再現すると、間の空白が不自然になってしまうことと、
リズミカルさが足りず、キジバト特有のリズムにならないそうです。
そこである人が考えた『キジバトの正しいリズム』はこちらだそうです。
出典:blog.hkrg.net

ポイントは

・鳴き声の最初の一音は2拍目である事
・鳴き声の後ろの二音は16分のウラでとる
・鳴き声の最後の一音はシンコベーション

だということです。
この楽譜でだす音は、実際のキジバトの鳴き声に非常に近いのではないかと思います。
ただ、自然にいる鳥が発する鳴き声なので、毎回同じリズムで同じ始まりではありませので、
途中から音を出すこともあります。
あくまで、鳴き声の中の一部を抜き取ったようなものだと考えていただければと思います。

そしてキジバトの鳴き声もただリズムをとって楽しんでいるわけではなく
鳴くことには意味があります。その意味を4つ紹介したいと思います。

さえずり

雄が求愛活動や縄張りを守るために出す鳴き声です。複雑で長い声や、単調な声を連続して
出すなど、鳥によっても鳴き方は様々です。
春から夏にかけての繁殖期の時だけ鳴く鳥が多いみたいです。

地鳴き

鳥の性別や年齢、季節に関係なく、コミュニケーションや警戒をするときに出す鳴き声です。
一般的に短い短音を発することが多いみたいです。

ドラミング

オスが求愛活動や縄張りを守る為に威嚇をするときなどに、鳴き声ではない方法で音を出すことを指します。
例えば、キツツキが木の幹をたたいたりするような、音を出す行動のことです。

クラッタリング

これは、鳴くことが出来ない鳥などが鳴き声の代わりにコミュニケーションをとる手段として
くちばしを激しく打ち鳴らすような行為をさします。
オスが求愛するときや、威嚇をするときに行うことが多いようです。
ドラミングと似ていますが、別のものとして呼ばれているそうです。

実際の鳴き声や、キジバトの出す音が何を表しているかを考えながら聞くのも面白そうです。

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キジバトの鳴き声がうるさい時の対策は?

出典:yukemuri2.blog.fc2.com

キジバトは羽もきれいで、癒される存在だと思う人がいる反面、鳴き声に困っている人も
いるみたいです。出来れば駆除したいと思う人も多いようですね。
そして多いのが、ベランダなどに侵入されてしまい、すぐそこで鳴き続けるパターンです。
ベランダというのは、猫やほかの鳥などの天敵から身を守る最適な場所のようで、
キジバトにとってはとても居心地の良い場所のようです。

スプレーで侵入を防ぐ!

キジバトがよく来る場所にスプレーをするだけで、寄せ付けなくなります。
雨が降ると効果がなくなってしまいますが、再度スプレーをし
キジバトが何度か来ても学習するまで使用を続けることで、キジバトなどを寄せ付けなくなります。

首振りフクロウで追い払う!

本物そっくりの風で首を振るフクロウです!特に目玉が本物そっくりで設置効果は抜群です。
キジバトがよく来るところに置いておくことで威嚇効果で寄り付かなくなると思います。

超音波でキジバトを寄せ付けない!

設置場所を選ばない超音波式のキジバト除け!ついでに猫などにも効きます。
人間には聞こえない超音波なので、人体や環境に無害でにおいなどもなく、
手軽にキジバト対策が出来ます。

光の反射で追い払う!

ひもを結ぶだけの簡単設置で、ぎらぎらと良く光り、キジバトなどの鳥が寄り付きにくくなります。
単純な対策ですが、手軽に出来て効果の高い対策です。

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音で追い払う!

火薬を使った音でキジバトを追い払います。何度か使用することで、キジバトに学習させ、
その場所に来ないようにする効果が期待できます。

ネットを張って侵入を防ぐ

侵入させない最善の方法は侵入口をふさいでしまうことですね、少し手間はかかりますが、
ネットを張ることで侵入を防ぐことが出来、キジバトもあきらめて他の場所を求めて移動するようです。

キジバトの生態は?

出典:onorinbeck.blog40.fc2.com

キジバトは全長が33㎝程度で体は雄雌同色で茶褐色や紫灰色です。翼に黒と赤褐色のうろこ状の模様があるのが特徴です。
生息地域としては全国に繁殖しています。ただし北海道のような寒い地域では夏鳥として認識されているようです。
生息場所は人家周辺の屋敷林や公園の林、街路樹などにも巣を作って子育てをすることもあります。
もともと警戒が強い鳥で、山岳地帯に生息をしていましたが、1960年代に都市部での銃猟が
制限されるようになってからは人間を怖がらなくなり、街路樹や建造物にも巣を作るようになったとのことです。
巣は、下から見ると透けて見える程に雑なつくりだそうです。
体の大きさのわりに、小さめな卵を2つしか産まないので2つの卵に熱がしっかりと伝わって
しっかりとヒナがかえります。
ドバトとはちがうので、間違えないように注意してください。ドバトは群れを作りますが、
キジバトは群れを作らずつがいでいることが多いようです。

まとめ

キジバトの鳴き声1つでも人によって聞こえ方が違い、それの表現も様々ですね!この鳴き声が聞こえた時にこの記事を思い出して、友達同士や職場で盛り上がるネタの参考にしてもらえればと思います^^
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