時としてクモやヤドカリの仲間と言われるカニですが、一体なぜそう言われるのでしょうか。
また、カニやクモ、ヤドカリのそれぞれの味も気になりますね。
そのため今回は、「カニはクモやヤドカリの仲間?なぜそういわれるか、味は?」をご紹介します!^^

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カニはクモの仲間?

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/815838?title=ズワイガニ

確かにカニとクモは同じ「節足動物」ですが、厳密にはカニは「甲殻亜門」、クモは「鋏角亜門」に分類されますので、仲間どころか全くの別物です

ではなぜ全く別の生き物であるにも関わらず、仲間と言われることがあるんでしょうか。

仲間と言われる理由

実はこれにははっきりとした正解は無いんですが、その一説として「カブトガニとクモがごっちゃになってしまったのではないか」というものがあります

というのもカブトガニは「カニ」という名前こそついているものの、節足動物門・鋏角亜門・カブトガニ目に属しているので、実際はカニではなくクモやサソリの仲間なんです

このことから、カブトガニがクモやサソリの仲間という話が広がって拡張され、
「カニはクモの仲間」と言われることになったのではと考えられます。

カニからすれば「ちょっと勘弁してよ」という感じかもしれませんが、ある意味人の噂というのは怖いものですね。

タラバガニは?

よく「タラバガニはカニじゃない」という話を聞きますが、かと言って上で名前を挙げたカブトガニのようにクモの仲間という訳でもなく、実はタラバガニはヤドカリの仲間なんです

そもそもヤドカリは節足動物門甲殻綱十脚目に属しており、タラバガニは異尾下目(ヤドカリ下目)タラバカニ科に属していて、生物学上はヤドカリに分類されているんです
また、タラバガニの足の本数は見た目には8本ですが、ヤドカリと同じく甲羅(ヤドカリの場合は貝殻)の中に小さい足が2本あることからも、ヤドカリの仲間であることは明らかですよね。

毛ガニは?

毛ガニはクモやヤドカリの仲間ではないどころか「エビ目カニ下目クリガニ科毛ガニ属」という、まさに生粋のカニです

タラバガニや一般的に「タラバガニより安く味が良い」と言われているズワイガニと比べると、毛ガニの大きさは小ぶりですが、1年間の水揚げ量が少ないことから、これらのカニの中では最も高額なことで知られています。

そして、産地ごとに味が異なると言われる「カニ味噌」が最大の特徴であり、濃厚で甘みがあるその味は多くのカニ味噌好きを虜にしています

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そもそもカニとは

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/815835?title=ズワイガニ

カニは、「十脚目短尾下目」に属する甲殻類の総称です。
国内外を問わず、世界中の海に様々な種類が生息しており、その大きさも変化に富んでいるんですよ。

また、同じ十脚目であるエビやヤドカリとは違い腹部が小さく、胸頭部に折りたたまれているんですが、メスは腹部に卵を抱くためにオスより大きいことが特徴です

その生態は種類によって異なるんですが、大部分は主に夜に活動し、藻や海に生息している他の生き物(貝やヒトデなど)を食べて生きていることが多いです。

なお、カニと言えばやはりそのハサミが有名ですが、このハサミは言わずもがな餌を摑んだり敵を威嚇したりする際に使うもののため、指などを挟まれてしまうと大怪我をしかねないので、十分に気を付けることが大切です。

カニはヤドカリの仲間?その違い

出典:https://pixabay.com/ja/photos/ヤドカリ-甲殻類-蟹仙人-2879637/

先述したように、カニの中でもタラバガニは厳密にはカニではなく、ヤドカリの仲間です。
もちろん全てのカニがヤドカリの仲間という訳ではなく、毛ガニのように…いわゆる「生粋のカニ」も存在しています

その違いが顕著に表れるのは、やはり何と言っても「貝殻を被っているかいないか」ですが、実はヤドカリのトレードマークとも言えるあの貝殻はヤドカリ自身のものではなく、他の生物のものであるということが判明しているんです。

これではまるで「ヤドカリ」ではなく「ヤドトリ(宿盗り)」といった感じですが、海という広大なフィールドで生きていれば、これぐらいのことは「ギブ&テイク」、もしくは、「暗黙の了解」になっているんでしょうね。

その他は、見えている足の本数の違いが有名であり、カニがハサミを含めて計10本なのに比べ、ヤドカリはハサミの部分を含めて計6本ですので、この両者はまさに「似て非なるもの」という表現がピッタリですよね。

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カニとクモとヤドカリの味は?

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/754458?title=蟹イメージ

カニの味は?

まず、蟹についてですが、カニの身には甘み成分であるグリシンやアラニンのほか、旨み成分のグルタミン酸、苦み成分のアルギニンなどの様々な遊離アミノ酸が含まれており、これらの成分がカニ独特の味を引き出しているんですよ。

ですが、驚くべきことにカニはその種類において「味の違い」というのはあまりなく、専門家でも区別がつかないほどなんだとか…。

ただし中には、フグと同じような毒を持っている「スベスベマンジュウガニ」のように食べられない種類も存在するので、もし見慣れないカニを見つけたら「ん?これは大丈夫(食べられる)なのか?」と疑ってかかったほうが良いと言えるでしょう。

クモの味は?

続いてクモですが、クモの場合に食用とされるのは、主に強い毒性を持っていることで知られている「タランチュラ」であり、その味はカニのようといいいます。
また、その他のクモ類はチョコレートのような味だと形容されます

僕からすると、カニやヤドカリはともかくタランチュラを含めたクモ類は極力食べたくありませんが「珍しいゲテモノが好き」という方は、1度チャレンジしてみてはいかがですか。

ヤドカリの味は?

最後にご紹介するヤドカリは、元々エビやカニの仲間であることからそれらと同じく甘みや旨みがあり、とても美味しいんです

また、食べ方のバリエーションもいろいろとあり、一般的に知られているのは「塩茹で」。
茹でることによってその甘みが最大限に引き出され、エビにも負けない甘さになるんですよ。

そのほか、旨みを存分に味わうことができる「お味噌汁」や、新鮮なものであれば「お刺身」として食べることもあり、その味はとても甘みが強く、まるで伊勢エビのようだと言われています。

タラバガニと毛ガニ旬の時期はいつ?

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2327580?title=カニ鍋

どうせ食べるなら1番美味しい旬の時期に食べたいですよね。
ですので、美味しくて人気の高いタラバガニと毛ガニの旬の時期についてご紹介します。

タラバガニ

タラバガニの旬は、北海道・オホーツク海の流氷が溶け出した「海明け」後の4月~5月にかけてと言われています

そのほか、脱皮をしたことで殻が完全に硬くなり、最も身の詰まりが良いとされる11月から2月も旬と言われ、この時期のタラバガニは「硬ガニ」と呼ばれています
これは1度食べてみる価値ありですね。

毛ガニ

毛ガニは1年を通して日本中の港で水揚げされているため、明確な旬の時期というのはありません。
一般的に言われているのは12月から2月の冬ですが、オホーツク海であれば4月から7月といった具合ですね。

また11月から3月にかけては、脱皮や産卵をすることから味が落ちてしまうとも言われていますが、これは必ずしも当てはまるという訳ではなく、きちんと旬に合わせて漁が行われているので、そういう意味ではやはり「年中が旬」と考えて間違いないでしょう。

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「蟹刺し」や「鍋」、「バター焼き」などいろいろな食べ方のバリエーションがあるのが嬉しいですね。
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また「特大」という言葉通り、全体の量はもちろん、身の詰まりもGOOD!

まとめ+関連記事

タラバガニがヤドカリ、カブトガニがクモやサソリの仲間であることから、誤解を受けることもあるカニ。
正しい知識を身に付けて美味しく頂きましょう。