生活お役立ち・雑学

コートのカビの自宅でのクリーニング・取り方・落とし方!臭いもとれる?

つい先日まで、熱かったのに、最近、肌寒くなってきたな?!と思って、クローゼットからコートを取り出してみるとコートにカビが!
そんなことありませんか?
カビの種類によっては、比較的、簡単に取り除けるカビもあります。ブラシや酸素系漂白剤、逆性石鹸液を使う方法です。
そのため今回は、コートのカビの自宅でのクリーニング 取り方、落とし方はある?臭いも取れる?をご紹介します!^^

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コートの本気のカビは、クリーニング業者でないと取れない?

出典:http://kawaclinic.seesaa.net/article/383062870.html

黒いカビはクリーニング屋さんで!

カビは多くの種類があり、カビの色もさまざまです。
カビ菌は繊維の組織に菌糸という根を張って、繊維を分解し生地を傷めていきます。
また、傷んだ繊維は、なかなか元に戻りません。

衣類に付着するカビの多くは、白カビと黒カビですが、黒い色のカビであれば、
クリーニング屋さんに持っていった方がよいかもしれません。
根をきちんと除去する必要があるからです。

色素系カビは、黒の他、赤・緑・オレンジ等がありますが、
赤・緑・オレンジのカビは主に砂糖やご飯といった炭水化物系を好みますので、
服につくことはあまりありません。

クリーニング屋さんに持っていった方がよい理由

クリーニング屋さんでは、多種多様の衣類の状態を把握していることから、
衣類の生地、染料などを見て、

染み抜きがよいのか、カビ取りがよいのか、どんな溶剤を使えば適切か、
なにか他の化学薬品を混ぜて使用した方がよいのか、
色落ちしないようにするには、どうしたらよいのか、 などなど。
良い方法を選んで対処してくれるでしょう。
衣類の状態にもよりますが、軽いカビであれば、500円程度の追加料金で
解決できる場合もあります。

カビ取りやシミ抜きの得意なクリーニング屋さんも多いです。
一度、街で探してみてはいかがでしょうか?
クリーニング屋さんは、適切な処理の手段と材料、処理の順番などを把握しています。

もし、自分でカビ取りをしたいと思うのであれば、一度、クリーニング屋さんに
相談してみてはいかがでしょうか

コートの軽いカビだったら、自宅でも取れる?クリーニング法、取り方、落とし方は?

出典:http://s-aica.com/kabikaizen-219/

白カビなどの簡単なカビであれば、自宅でも、カビ取りすることができます。
一度、トライしてみましょう?

ただし、自宅では取れないこともあるので、
その場合はクリーニング屋さんに持っていくことが必要かもしれません。

逆性石鹸液とは?カビを退治するメカニズム

カビを取り除くのには、逆性石鹸液を使うのが効果的と言われています。
逆性石鹸液とは、陽イオン界面活性剤のことで、石鹸の名前になっていますが、洗浄力そのものはほとんどありません。

細菌やカビは、マイナスに帯電するタンパク質やセルロースが主成分です。
そこへ逆性石鹸を近づけると、陽イオンが細菌やカビの細胞表面に強く吸着します。
そして、タンパク質やセルロースを変質させて細胞の構造を破壊し、殺してしまうというわけです。

逆性石鹸の使い方

例えば、「オスバンS]という逆性石鹸液の商品があります。
薬品名は、逆ベンザルコニウム塩化物ザルニコン液Pという名前です。
手指の殺菌消毒や創傷面の殺菌消毒やうがいにも使われます。
洋服だけでなく、家具の殺菌にも使われます。

洗える素材の場合のクリーニング法、取り方、落とし方の手順


出典:https://www.youtube.com/watch?v=CuuD-DY8QSM

こちらコートではないですが、参考になると思います。

水洗いが可能なものは、一度、家庭で洗ってみましょう。
きちんとカビが取れているのであれば、OK!

洗濯機で洗う前に漂白剤に浸けておくとより効果的です。

粉の酸素系漂白剤を溶かして、50~60℃の溶液に浸け置きすることをおすすめします。
もし、白いコートであれば、塩素系漂白剤を使っていただいても結構です。

動画のようなレザー素材の場合は、こちらも有効のようです☆

洗える素材でない場合の洗える素材の場合のクリーニング法、取り方、落とし方の手順

  1. カビをブラシで落とします。(歯ブラシなどで。)
  2. その部分にあて布をして、アイロンをかけて殺菌します。
  3. 酢に重曹を加えた液を作ります。
  4. タオル等を浸してカビのあった部分を叩きます。
  5. 終わったら、風通しのよいところに干しておきます。

黒カビは自宅で除去可能?

繊維の内部にまで根を張ってしまったカビは、ホワイト(カビ取り除去剤)の使用が効果的と言われていますが、生地の問題がありますので、衣類に使用してよいものか、クリーニング屋さん等で確認してお使いください。
黒カビの場合は、自宅で取るのが難しいことが多いため、上記の方法を試してダメな場合は、クリーニング屋さんに相談しましょう!

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コートのカビ臭の取り方

カビ臭の原因は?

カビ臭さが起こる原因は、カビ菌自体が衣類に残っているからだと考えられています。
カビを退治するには、最低でも80℃で30分以上の加熱が必要で、
カビが多い衣類は天日干し程度では退治できません。

コートのカビ臭の取り方

出典:http://plaza.rakuten.co.jp/

カビの臭いを取るのにも、やはり、洗濯できるものについては、洗濯するのが基本です。

洗濯できないものについては、天気の良い日に陰干ししてみてください。それだけで、臭いがましになります。更に、ファブリーズをふりかけると効果的です。

先ほどの水洗いの手順と同じですが、臭いまで落とすには、何度か漂白するのもポイントです。

  1. 水500mlに対して、オスバン20mlをスプレー式の容器に入れます。
  2. カビの生えている部分によく吹き付けます。
    (カビには菌が根付いているので、確実に殺菌、消毒を行います。)
  3. ハンガーにかけて、5~10分間放置します。
  4. 次に、衣類を浸け置きできる器を準備して、その中へ酸素系漂白剤を50度のお湯に混ぜます。
    目安としては、1リットルのお湯に対して、漂白剤は、約10gです。
  5. お湯が温かいうちに、浸け置きし、カビをもみ洗いします。
    生地が厚手のものであれば、歯ブラシでゴシゴシ洗っていただくのもよいです。
  6. 漂白剤には、1時間くらい浸けてください。
  7. カビの状態を確認してまだ、完全に落ちていないようであれば、
    再度、ブラシで落として、50度の漂白剤につけます。
  8. 完全にカビが落ちていることを確認できたら、洗濯機にかけて洗ってください。

コートがカビない防止法と対策

湿度の高い日本の気候では、梅雨の雨の多い時期と、暑い夏を越えた秋のシーズン
にもカビの被害が多発します。
自宅での洋服の保管方法を工夫して、カビの生えやすい環境を改善するのがポイントです。

カビの生えやすい条件とは?

①温度:20℃~30度の温度
②湿度80%以上ではカビが繁殖しやすい。
6月~9月にかけてが、この条件に当てはまります。
③栄養源:
洋服についた汗や汚れ、ホコリなどが、カビの栄養源になります。

カビを引き起さないための防止法と対策

①カビは通気性の悪いところに生えます。
そのため、ギューギューにコートやジャケットが詰め込まれた状態は、
カビの生えやすい環境になります。
間隔をあけて、クローゼットに入れることが大切です。
②クリーニングの時についてくるビニールを外す。
クリーニングが完了した際に衣類に付けられてくるビニールは、
ホコリがつかないようにするための物です。
ビニールを被せたままの保管では、通気性が悪くなり、カビの繁殖しやすい状態になりますので、家に持って帰ったらビニールは外しましょう。
③カビの大きな原因の一つは「湿気」です。
カリカリに乾燥していさえすれば、カビは発生しにくいものです。
特にコートは厚手で中綿であったり、
ウールの生地の奥の方がしっかり乾ききっていない状態のままだとカビる原因になります。
風通しのいい室内で数日かけて乾燥させることが大切です。
⑤コートの使用のシーズンが終わったらクリーニングに出しましょう。
カビの栄養源は、汗などの汚れです。
襟や前部分にカビが生えやすい理由も、そこに汚れがついていることが多いからです。
翌年まで持ち越しせず、出しましょう。

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まとめ

クリーニングというと、すぐに、ドライクリーニングを思い浮かべますが、ドライクリーニングは基本的には、衣類についた脂分をおとす洗濯機であり、素材の柔らかい着心地を楽しみたい場合などは、水洗いをクリーニングやさんに依頼するのも効果的です。
仕上げやコーティングのオプションもありますので、
必要に応じて、アドバイスをもらうようにしては、いかがでしょうか?

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