Bluetoothイヤホンをしながらゲームをしてるんだけど、
映像より音が遅れて聞こえてきてやりづらいんだよな...
音楽を聴くだけならまだしも、映像が伴うものの場合、音の遅延があると困りますよね。
本記事でBluetoothの音遅延の解消法について解説していくのでぜひ試してみてください!
この記事でわかること
- Bluetoothイヤホンが遅延する原因
- 音の遅延・ラグを解消する方法
- 音の遅延が少ないBluetoothイヤホン
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もくじ
Bluetoothワイヤレスイヤホンが遅延する原因・理由
Bluetoothイヤホンが遅延する原因は、そもそもBluetoothという機能自体が遅れがちということと、Bluetoothイヤホンの使い方に原因があります。
Bluetooth機能が遅延する原因
Bluetooth自体の遅延の主な原因はプロファイルの仕様によるものです。
高音質の音楽の転送に使うA2DPプロファイルなどは、仕様上0.2秒ほどの遅延が起こります。
通話や音楽再生時は気にならないのですが、動画を再生した時や音楽ゲームをした際にこの遅延を実感します。
例えばスマートフォンで映像を再生し、音をBluetoothイヤホンで聞く時に、画面上の映像とイヤホンから流れてくる音が0.2秒ズレて聞こえるので、違和感を感じたりします。
Bluetoothイヤホンが遅延する原因
Bluetoothイヤホンの遅延で、前述以外の理由で遅延することがあります。
「Bluetooth」は先に話した通り無線ですので、通信時の環境に大きく左右されます。
例えば、通信対象との間に物を挟んだりすると、音ズレが起きたり途切れたりします。
その他に対象同士の距離が離れすぎても遅延などが起きたりします。
- イヤホンと端末の間に障害物がある
- 他のBluetooth機器が近くにある
- Bluetoothのバージョンが古い
- 内蔵されているコーデックが合っていない
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【Bluetoothイヤホンの遅延】調整・解消方法
対応しているBluetoothコーデックを使用する
【iPhone・iPadの場合】"SBC"or"AAC"
iPhoneやiPadは『SBC』と『AAC』という、2つのBluetoothコーデックしか対応していません。
残念ながらこの2つは、Android端末が対応しているコーデックと比べ音の遅延が発生しやすいのです。
そのため、音ズレを解消するにはワイヤレスイヤホン側が音ズレを解消するような機能が別で備わっている必要があります。
例えば、「低遅延モード搭載」「ゲーミングモード搭載」のように書いてあるものです。
やはり、コーデックが遅延しやすいものでも、ゲームモード搭載だと遅延は少ないようですね!
こういった機能のあるBluetoothイヤホンはコーデックとは別で遅延を抑えてくれるため、iPhoneやiPadを使っている方は試してみてください。
関連:【Bluetooth】AACとは?対応のイヤホンもご紹介!
【Androidの場合】※対応コーデックは端末による
まずは、あなたが使っている端末の対応コーデックを調べましょう。
手順は下記の通りです。
- 『設定』アプリ起動
- 端末情報を複数回タップ
- 開発者向けオプションを選択
- 開発者向けオプションの有効化
- Bluetoothオーディオコーデックを選択
- 対応コーデックの確認
調べた結果、『aptX』や『aptX LL』に対応している場合は、それらのBluetoothコーデックに対応した完全ワイヤレスイヤホンを購入して使えば音の遅延は気にならないでしょう。
上記の2つのコーデックは遅延がほぼないことが強みです。
もしこの2つが対応していなかった場合は、「低遅延モード搭載」「ゲーミングモード搭載」とあるようなイヤホンを使うことで音ズレを少し軽減できるかもしれません。
間に障害物を置かない
Bluetoothイヤホンが遅延するのを解決するには、間に障害物を置かないことです。
通信する際に障害物があると電波を遮ってしまうので、前項に記載したように遅延や途切れの原因になってしまいます。
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距離をあまり離し過ぎない
もう一つは距離をあまり離し過ぎないことが大切です。
Bluetoothは通信速度があまり高速ではないので、距離が離れすぎるとその分遅延も大きくなります。
各機器の有効距離を確認して、その範囲内で使いましょう☆
Bluetoothの通信距離に関しては関連記事でまとめています↓
関連:Bluetoothの通信距離はどれぐらい?伸ばす方法は?
他のBluetooth機器から距離を置く
近年では、いろんな機器がBluetooth対応なので、ゲームしている場所の周りにいくつもBluetooth機器があることもあるでしょう。
例えば、電子レンジ・パソコンのキーボード・スピーカーなどなど、他にBluetooth対応機器が近くにある場合はそこから離れることで解消される可能性があります。
初期化→再ペアリングで遅延解消することもある
これまで紹介した方法で音の遅延を解消できなかった場合、再生デバイスのBluetooth接続機器一覧から使用しているイヤホンを削除し、再度ワイヤレスイヤホンを認識させてください。
ペアリングがうまくいってなかった場合はこれで解決することがあります。
その他の対処法
その他の対処法はこちらにもまとめています!
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そもそもBluetoothとは?
これまで音の遅延について解説しましたが、そもそもBluetoothを知らない人のためにBluetoothの説明をします。
「Bluetooth」とは、無線通信の技術のひとつです。
最近ではスピーカーやイヤホン以外に、Bluetooth機能が使える車(カーナビゲーションに搭載)も出ています。「無線通信」ですのでケーブルやコードがなく、無駄に場所を取ったりしない所が利点です。
例えば、スマートフォンとBluetooth機能の付いたイヤホンをBluetoothで接続すると、ケーブルで繋ぐことなくイヤホンを使うことができます。
服装などに左右されないし、絡まる心配も邪魔にもならないので大変便利ですね。
遅延が少ないBluetoothワイヤレスイヤホン紹介
【低遅延】 ノイズキャンセリング機能付きイヤホン
コーデックはAACですが、低遅延にする機能が備わっています。
そのため、iPhoneユーザーはこちらを使うと遅延を多少解消できるかもしれません。
【遅延なし】Bluetoothイヤホン
5.1Bluetoothを使用しており、遅延がかなり解消されています。
中でもこのイヤホンはゲームをする方にも人気で、音のラグがないと好評です。
さらにノイズにも強くなっているので、ゲームに集中することができます!
【Androindユーザー向け】pstXのBluetoothイヤホン
Bluetoothコーデックの中でも最強レベルのaptX Adaptive対応のイヤホンです。
iPhoneはaptX対応ではないので、このコーデックが対応しているAndroid端末を使っている方はぜひこちらを使ってみてください。
ゲームの音のラグが無くなるのはもちろん、電車などの人混みでも途切れたりしづらいです。
また、ノイズもかなり軽減してくれるため、歩きながら通話していても鮮明に相手の声が聞こえます。
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【まとめ】Bluetoothワイヤレスイヤホンは自分の端末に合ったものを!
Bluetoothイヤホンの音の遅延の原因・解消法などについて解説しました。
Bluetoothイヤホンは使い方を誤るとむしろストレスに感じることもあります。
しかし、理想的な使い方をすると有線のイヤホンよりも圧倒的に使いやすく便利です。
ケーブルがないので場所を取らず、かさばることもありません。
Bluetoothイヤホンは音楽を聴いたり通話する際に大変便利なので、今回の記事で今お使いのBluetoothイヤホンを見直しや、遅延の解決に繋がればうれしいです。
Bluetoothワイヤレスイヤホンや、トレンドの「Airpods」については関連記事↓↓↓でまとめています!
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【Apple製】
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