季節の雑学

秋はいつから・いつまで?秋服のコートやブーツの時期、花粉は?

ほどよく涼しくなってきましたね!では、秋はいつから始まり、いつ終わるのでしょうか?また、秋のファッションはいつから着ていいのでしうか?
そのため今回は、秋はいつから・いつまで?秋服のコートやブーツの時期、花粉は?をご紹介します!^^

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定義では?

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1224143?title=日本酒%20紅葉酒%20秋の味覚%20猪口と徳利

暦の上では

暦の上では秋は立秋から立冬の前日ということになります。
暦の上では立春、立夏、立秋、立冬の4つで1年を四季に分けているのです。

立秋も立冬もその年によって若干にズレはありますが、立秋は8月7日ごろ、立冬は11月7日ごろとなっています。ですから、暦の上での秋は、8月7日ごろから11月6日ごろまでということになります。

よく「今日から暦の上では秋です」という言い方をしているのを天気予報で聞きますよね。
これはあくまでも暦の上での話であって、実際はまだまだ夏真っ盛りの時期であることが分かります。

気象庁の区分では

気象庁は9月から11月を秋としています。
気象庁の定義によると、3〜5月が春、6〜8月が夏、12〜2月が冬となっています。

ですが、温暖化の影響や異常気象の多発により、春や秋が短くなっています。
そのため、実際の気候とは噛み合わないことも増えています。

例えば、気象庁は最高気温が25℃以上の日を夏日と定めていますが、早いときには4月の終わりに夏日が観測されます。9月もまだ残暑が厳しく、中旬までは毎日のように夏日が続きます。

ですから、あくまでも気象庁の定義は便宜上の物であって、実際の気候を踏まえてのものではないことが分かります。

天文学的な区分では

天文学的な区分においては、1年を春分、夏至、秋分、冬至で4つに分けます。
秋は秋分の日から冬至の前日までです。

秋分は昼と夜の長さがほぼ同じになった日のことで、太陽が赤道の真上に位置しています。
その年によって若干のズレがありますが、基本的に秋分は9月23日頃です。

冬至は1年で一番昼の長さが短い日で、太陽高度が一番低い日です。
冬至もまた、その年によって日は異なっていますが、12月22日頃です。

ですから、天文学的な区分では、秋は9月23日ごろから12月11日ごろまでということになります。

旧暦では

旧暦では、秋は7〜9月です。

1〜3月が春、3〜6月が夏、7〜9月が秋、10〜12月が冬となっています。
かつて使われていた月の異名でいうと、葉月、長月、神無月が秋に当たるわけです。

旧暦の7〜9月は現在の新暦のいつに当たるでしょうか。その年によってかなり幅があります。
旧暦の7月は新暦の7月20日から8月20日頃に始まります。1ヶ月も幅があるのです。

ですから、旧暦の秋は、早くて現在の7月20日ごろから10月20日ごろまで。
遅いときで、8月20日ごろから11月20日ごろまでということになるのです。
まだまだ暑い盛りから旧暦では秋になることが分かります。

平均気温では?

出典:http://urx.blue/KcCU

気象庁は、最高気温が25℃以上であった日を、夏日と定めています。

気象庁のデータによると、東京で日ごとの平均気温が25℃を下回るのは9月6日が最初です。
これは1891年から2010年の平均値を示した統計です。

その後も、25℃を下回る日が続くので、このデータから言うと、秋は9月6日から始まるというということになります。

ですが、このデータは30年の平均値から求めた数値を示しています。
言うまでもなく、近年は温暖化により気温が上がっています。

ですから、ここ数年だけの記録で見れば、もっと秋の始まりは遅くなることが推測されます。

では、秋の終わりはいつでしょうか。

多くの人が寒さを感じ、暖房を使いたくなる温度は16℃くらいだと言われています。

先ほどの気象庁のデータによると、平均気温が16℃を下回るのは10月25日です。
ですから、このデータの平均気温に基づいて考えると、秋は9月6日から10月24日までということになります。
参照:国土交通省気象庁

最高気温では?

出典:https://www.photo-ac.com/main/download/秋の味覚/1251963?url=%2Fdl%2F%3Fp_id%3D1251963%26sz%3Ds%26f%3D175ff87c4942fcf789d7b09365432cd8#

では、最高気温が25度を下回るのはいつぐらいでしょうか。

東京の最高気温の記録を見てみましょう。

2017年は9月2日に早くも25℃を下回っています。
その後も、比較的気温の低い日が続き、9月4、6、7日も、最高気温は25℃未満でした。

ですが、2016年は最高気温が25℃を下回るのは9月13日です。
その後は16日に25度未満を記録し、19日以降は毎日25℃未満の日が続いています。

その年によって、初めて最高気温が25℃を下回る日は異なっていますが、大体、9月の15日くらいに連続するようになります。

ですから、最高気温で考えると、東京に秋が来るのは9月の中旬以降であると言えるでしょう。

もちろん、気温はその土地によって異なるので、最高気温によって秋だと判断するタイミングはその土地によって異なることになります。

例えば、2016年の大阪では、最高気温が25℃を初めて下回ったのは9月20日です。
東京とは一週間のズレがあります。そして、その後も、夏日が続き、再び最高気温が25℃を下回るのは、9月29日のことです。

ですから、最高気温で秋の始まりを考えるのであれば、東京よりも大阪の方が秋の始まりが遅いということになります。

では、秋の終わりはいつでしょうか。気象庁は、最低気温が0℃以下の日を「冬日」としています。

東京で最低気温が0℃以下となったのは、2016年は12月17日、2017年は12月18日でした。
ですから、最低気温で考えると、12月の中旬頃までが秋ということになります。

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体感では?

出典:https://www.photo-ac.com/main/download/月明かりとカップル/

では、私たちが体感で秋が始まったと感じるのはいつからでしょうか。

体感で秋の始まる要素としては以下が考えられます。

・肌寒さ
・虫の声
・紅葉
・日の短さ

肌寒さに関しては、既に見てきたように最高気温が25℃を超えないようになると、夏には感じなかった肌寒さを感じるようになります。

秋に鳴く虫の声が聞こえるようになっても、私たちは秋が来たなあと感じますよね。気象庁ではエンマコオロギの初鳴きを秋の生物季節観測としています。

桜の開花を春の合図とするように、エンマコオロギが初めて鳴いた日を秋の合図とするのです。

横浜気象台ではエンマコオロギの初鳴きは、平年9月3日としています。
ですが、早いときには8月の中旬にはもう初鳴きの観測がされています。

紅葉もまた、秋を感じさせる要素の1つです。

紅葉は当然北から順に進んで行きます。北海道では9月の中旬ころから紅葉が始まります。

東京で紅葉が見られ始めるのは10月上旬、九州では10月下旬となっています。

日の短さについては、後で詳しく見てきましょう★

秋服はいつから?コート・ブーツ・ニット・タイツは?

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/194821?title=舞い落ちる落葉と女性7

秋の始まりをいつと見るか、色々な基準があることが分かりました。
では、秋のファッションはいつから始めればいいのでしょうか。

ショップでは8月中旬には秋物が並び始めます。
ですが、さすがに8月に秋物を着るのは暑いし、見た目も暑苦しく感じられます。

秋服を着るタイミングの目安としては、最高気温が25℃未満、すなわち、夏日ではない日になったら着ると考えればいいでしょう。

実際、最高気温が25℃未満だと半袖では肌寒く感じます。
東京だと9月の中旬から下旬にかけて、最高気温が25℃未満になり始めます。

まずは、それほど厚手ではない、秋っぽい色合いのカットソーなどを取り入れるといいでしょう。
秋っぽい色とは、ベージュやカーキ、ブラウン、ダークグリーンなどです。

半袖のカットソーの上に薄手のジャケットを羽織ってもいいでしょう。

10月に入ると、本格的に秋服を取り入れていっていい時期となります。
制服も10月1日から衣替えになりますよね。

ストッキングを少しずつデニール数の高いタイツに履き替えていってもいいでしょう。
足元もブーツやブーティに替えてもいいでしょう。
9月中ですと、まだロングブーツだと暑いですし、蒸れてしまいます。
まずはショートブーツかブーティにするのがオススメです★

トップスもコットン生地だったものを、10月以降は薄手のニットに替えていっていいでしょう。
厚手のコートやニット、ロングブーツといった冬服は最高気温が15℃以下の日がちょうどいいと言われています。東京だと11月の中旬以降になります。

このように東京では、秋服は9月の中旬ごろから少しずつ取り入れていって、11月の中旬からは冬服を着るほどに気温が下がることになります。

秋の花粉は?

秋の花粉と知られているのは、以下の植物の花粉です。

・イネ    8〜10月
・ブタクサ  7〜10月
・ヨモギ   8〜11月
・カナムグラ 8〜11月

もし、秋になってなかなか風邪が治らない、くしゃみが止まらないといったようなことがあったら、それは風邪などではなく花粉症かもしれません。
風邪薬を飲んでも症状が改善しないようであれば、改めて受診して花粉症かどうかを調べてもらうべきでしょう。

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日が短くなるのは?

出典:https://www.photo-ac.com/main/download/満月とお月見団子1/

秋になると日が短くなり、日没の時間が早くなります。

夏至を過ぎると日ごとに昼間の時間が短くなります。
夏至は1年で一番昼間の時間が長い日で、それを過ぎると昼間の長さが短くなり、秋分の日には昼と夜の長さがほぼ同じになります。

その後はまた昼の長さが短くなっていき、冬至の日になると1年で一番夜の時間が長い日になります。

ですから、日が短くなり始めるのは夏至以降ということになります。

立秋はいつ

出典:https://www.photo-ac.com/main/download/秋サンマ_下氷ザルのせ/

立秋は毎年8月7日頃です。
毎年時期が異なるのは、夏至と冬至の時期もまた、毎年時期がまちまちだからです。

立秋は1年を24つに分ける、二十四節気の考えに基づいています。立秋は1年を24分割したうちの1つに当たります。

1年を24分割する際に基盤となるのが、夏至と冬至です。
夏至と冬至の時期が太陽の動きによって毎年若干のズレがあるので、結果的に立秋も数日の幅でズレがあるのです。

立秋の意味は

立秋には「秋の始まり」という意味があります。「暦の上では今日から秋」というフレーズは、立秋の日に使われるわけです。

ですが、実際、立秋はまだお盆も迎えていない時期なので、暑さの盛りの時期にやってきます。
これは、二十四節気という考え方が、もともと中国の黄河の中流域で始まったことに由来します。
黄河の中流域の気候は日本とは異なり、たしかに立秋の時期に少し秋の訪れを感じさせるような気候の変化があったのです。

ですから、日本で立秋になっても秋めいた様子が見られなくても、それは仕方がないことなのです。

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まとめ+関連記事

いつから秋とするか、定義は色々ありました。でもやっぱり、自分が「ああ秋だなあ」と感じたときが、秋の始まりでいいのではないでしょうか。そのきっかけは虫の音であっても、食べ物であっても、秋めいた風であっても何でもいいと思います★
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