花火大会や夏祭り、今年は甚平とか浴衣で楽しみたいですね。ところで、甚平と浴衣ってどこが違うのでしょうか?また、どっちが女子に人気なのかも気になりますね。そのため今回は、浴衣と甚平の違いは?お祭りで女子に人気なのはどっち、モテるのは?をご紹介します!^^
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もくじ
浴衣と甚平の違いは?
出典:http://vogueword.click/archives/9292
浴衣と甚平の違い1:形状
・甚平/上着丈は腰まで、袖は筒袖。帯はなし。
浴衣は、男性も女性も着物と同じで帯をしめて着用します。
本来は素肌に着るものですが、最近は下着を付けて着るのが一般的になっています。
甚平は2部式になっていて、上着は打ち合わせを紐で結んで着用し、下は半ズポンです。
袖も短めで、筒袖の形になっています。
風通しを良くするため、肩と袖ところはタコ糸で編んであるのも特徴です。
素材も、甚平は麻やしじら、サッカーなど、涼しくて風通しのいいものが主流です。
暑い時期のホームウェアーとして、子供からお年寄りまで、夏の定番スタイルとしてよく見かけますね。
浴衣の素材は綿や麻など、柄も粋で夏らしい浴衣専用の反物でできています。
浴衣と甚平の違い2:歴史
出典:http://流行速報.com/1192.html
浴衣の歴史
浴衣とは、漢字からするとお風呂あがりに着る着物という意味があります。
その歴史も古く、平安時代にさかのぼり、蒸し風呂のような方法で入浴していたので、水蒸気でやけどをしないよう、汗をとるため、またお付の人に裸を見せないために着用していたものでした。
「湯帷子(ゆかたびら)」帷子とは麻の着物のことで、現在の浴衣の由来とされています。
その後、江戸時代後期に銭湯が一般的になり、湯あがりに羽織るようなものとして浴衣が広まりました。入浴の時だけでなく庶民の普段着として、夏は暑い江戸の街で発展していったものです。
言い換えると、甚平は部屋着、浴衣はお風呂のあとのバスローブという位置づけで着用されていたんですね。
甚平の歴史
甚平と浴衣は、その歴史や時期もだいぶ違っています。
甚平は、もともと庶民が普段着にしていた「袖無し羽織」のことで、戦国時代に武士が着ていた「陣羽織」に形が似ていることから「陣兵羽織」=「甚平」と呼ばれるようになったそうです。
何となく男性の着用するものというイメージがするのは、勇ましい戦国武士に由来しているからでしょうか。
ところが、甚平の普及は意外と近年になってからで、大正時代に一般的に着られるようになったそうです。
形も上下に別れたスタイルは昭和40年以降のことで、それまでは着丈がくるぶしくらいで、筒袖の着物のようなものだったものです。
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浴衣と甚平の違い3:用途
出典:http://www.itoyokado.co.jp/special/fashion/yukata/
浴衣の用途
何と言っても、日本の夏らしさを肌で感じたければ、浴衣に限りますね。
その歴史からもわかるように、浴衣は湯上がりに着用したり、汗を吸い取ってくれるので蒸し暑い夏には最適です。
夕方に涼んだり、出かける時にも使用されていたので、カジュアルな夏の着物という気軽なものです。
甚平に比べて、浴衣のほうが素材や帯の色など個性的なお洒落を楽しめます。花火大会や夏祭りなど、男女を問わず、子供でも誰でも、普段と違ったイメージを演出できるのもいいところです。
また、日本各地の夏祭りにはお揃いの浴衣を着て踊ったりする習慣もあります。徳島の阿波踊りや富山の風の盆など、揃いの浴衣で踊っている姿は圧巻で日本の風物詩となっていますね。
甚平の用途
今は、夏祭りに甚平を着ている人をよく見かけますが、大人の女性や男性でも甚平で出かけるようになったのは平成になってからのことです。
甚平、浴衣の歴史からわかるように、もともとの使われ方が違いますね。
ですから、私たちが着る用途もそれぞれ理由があるのでご紹介しましょう。
甚平は部屋で着るためのもの、つまりルームウェアでした。
そして、甚平を着る人は男性でおじさんっぽい雰囲気がありました。
夏の寝苦しい夜はパジャマより快適なので、「父の日」のプレゼントに選ぶと喜んでくれます!
また、甚平は男の子も女の子も子供に着せると、とても可愛いですね。
これまでは、甚平を着るのは男性か子供という感じでした。
でも、今の若い人たちは、甚平をファションとして新鮮にとらえているところがあります。
動きやすくて、着るのが簡単なのがその人気の秘密かもしれません。
浴衣と甚平の違い4:着やすさ
出典:http://blog.livedoor.jp/nunogatari/tag/%E5%92%8C%E9%A2%A8?p=6
・浴衣の着付けができない
・動きづらい、トイレの時に困る
・中学生や高校生
・デートにおしゃれ感を出したい
・きっちりとした感じに見られたい
・お祭りの後、食事に出かけたい
浴衣になると、やはり男性も女性も大人って感じがしますね。特に女性の場合は、華やいだ感じになるので、デートには浴衣のほうが魅力的です。
甚平と浴衣は相手の人の服装にもよりますが、彼が甚平なら女性も甚平を着てみてもいいですね。
浴衣と甚平の違い5:TPO
甚平と浴衣、どちらもカジュアルな服装ですが、甚平はホテルのレストランとかは入れないかもしれません。
浴衣なら、大規模な花火大会がある日ならホテルのレストランも入れるところが多いようです。都心なら、隅田川花火大会、神宮外苑花火大会の周辺施設では、浴衣で行くと歓迎されるところもあります。
格付けのある場所は、予約するか事前に問い合わせをしておきましょう。
また、いつまで着れるかというと夏祭りや花火大会の時期とされています。夏祭りの時期というと7月中〜8月旧盆の頃までくらいになります。
しかし、浅草の三社祭は5月下旬ですが浴衣を着ている人もいますし、他の花火大会では9月下旬に浴衣を着ていくと入場料が半額になるところもあるそうです。
夏らしい行事に合わせて着るもので、一般的には暑さの残る9月前半まではお出かけや夏祭りに着ても大丈夫です。
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浴衣と甚平はどちらが人気?用途による?
出典:http://blog.kcg.ne.jp/mailmagazine/?p=777
女子
デートなら
甚平より大人っぽく、より女性らしさを発揮できるのは浴衣でしょうか。
夏祭りに着るなら、中・高校生くらいまでは甚平、それ以上の大人の女性は浴衣というところでしょう。
でも、絶対ということではないので、彼が甚平を着るなら女性も甚平を着ると、お揃いで仲のいい感じが演出できますね。
ただ、彼のほうが浴衣で女性が甚平というのは女性が引き立たないと思います。2人のバランスが大事なので、出かける前に、お互いファッションチェックも必要ですね。
女子会なら
気のおけない女子会なら、お祭り気分で、皆で甚平というのもありですね。
今はお洒落な甚平も出ていますし、女性でも夏祭りに甚平を着ていても可愛いですね。着付けの心配もないので、和装の初心者には人気が高まっています。
出かける場所にもよりますが、花火大会や賑やかなお祭りなど人混みをかき分けるような所なら、甚平のほうが汚れや着崩れを気にしなくてもいので、甚平と浴衣どちらを着て行ってももいいと思います。
男子
出典:https://item.rakuten.co.jp/kimonomachi/007248/
女子にモテるのは
夏の行事は全部甚平で通しちゃうという男性も多いはずです。
開放感あふれる、夏だけの甚平は気分も盛り上がりますね。
女子から見て、男子の甚平と浴衣どちらがカッコいいかというと甲乙つけがたいところがあります。
団扇片手に、浴衣の着流しが板につていてる、そんな男振りも確かに目に止まります。
それぞれ好みもありますが、甚平は近くの夏祭りや縁日にはピッタリ、浴衣はビシッと決まった感じがします。
年齢的には
年齢的には男性は10代だけでなく、大人になっても甚平は浴衣と同じくらいの割合で着られているのではないでしょうか。というのは、部屋着として着慣れていることもありますね。甚平はとにかくすぐに着られて動きやすいというメリットがあります。
浴衣は、男性ともしっとりと涼しげな雰囲気があって、こちらもまたいいものです。夏祭りのイベントは会場の雰囲気もあるので、甚平と浴衣のどちらかカッコよく着こなしてくださいね!
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まとめ
いかがでしたか?甚平と浴衣は、形状や歴史も違いがありました。甚平の着やすさ、浴衣の大人っぽさなど、どちらもカッコイイところがありますね。今年の夏祭りは、この記事を参考にして思いっきり楽しんでください^^
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