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甚平と浴衣の違いは?子供・女の子・女子に人気なのはどっち?

夏祭りや花火大会に甚平と浴衣どっちを着て行こうかと迷いますよね。では、甚平と浴衣の違いは何でしょうか?また、女性・女の子はどちらを着るべきでしょうか?
そのため今回は、甚平と浴衣の違いは?子供・女の子・女子に人気なのはどっち?をご紹介します!^^

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甚平と浴衣の違いは?

http://www.itoyokado.co.jp/special/fashion/yukata/

甚平と浴衣の違いは、下がズボンになっているかなっていないかの違いだけなのでしょうか?
それとも見た目だけでは無い違いがあるのでしょうか?

甚平と浴衣の違い1:形状

甚平 短めで、筒袖(袂がない) なし。襟先と脇についた紐を結ぶ
浴衣 長めで、振り袖(袂がある) あり。着物と同様

形状の違いは、見た目の下がズボンになているということはもちろんですが、それ以外にも袖や帯の有無にも違いがあるみたいです。
まずは袖ですが、甚平は短めで筒袖となっており、袂がありません。浴衣は袖が長めで振り袖になっており、袂があるタイプです。
続いて帯は、甚平は無しです。襟元と脇についたひもを結ぶ形になります。浴衣は帯があり、着物と同様になります。

甚平と浴衣の違い2:歴史

甚平と浴衣は、形状の違いはもちろんですが、歴史にも違いがあるみたいです。
形状が違うということは歴史も違いということですね。
まずは甚平ですが、甚平が一般に普及されたのはなんと大正時代だそうです。
意外に最近のことでびっくりしました。

甚平の名前の由来は、昔庶民が来ていた袖無し羽織(そでなしばおり)というものが
戦国時代に武士が着ていた陣羽織(じんばおり)に似ていたからだという説があります。
それでなぜ甚平になったかというとおそらく
陣羽織が甚兵衛場羽織になって、それが略されて甚兵衛になり、
現在の甚平となったのではないかと思います。

ちなみに浴衣の方ですが、まずこの浴衣(ゆかた)という読み方自体は当て字のようです。
今でこそ、『浴衣』の漢字を見れば『ゆかた』と連想できますが...
浴衣自体は平安時代ごろに、入浴の時に着られていた『湯帷子(ゆかたびら)』というものが
略されて『ゆかた』と呼ぶようになったみたいです。
そして、もともと入浴の際に着られていたものが湯上りに着られるように変わっていき、
湯上りの汗などをよく吸収するからという理由で、人気がでて普及が進んだみたいです。
なので、湯上りに着用していた服を『ゆかた』と呼び『浴衣』と書くわけですね。

甚平と浴衣の違い3:用途

出典:http://blog.livedoor.jp/nunogatari/tag/%E5%92%8C%E9%A2%A8?p=6

先ほどまでの話でも、甚平と浴衣は形だけではなく、使われてきた状況も全然違いましたね。
ということは、現代の甚平と浴衣も用途によって使い分けをした方が良いのでは?と思います。

まずは甚平ですが、そもそも甚平は部屋で着る為だけのものでした。着る人も大人の男性と
子供(男の子、女の子両方)が基本みたいです。
でも今では大人の女性が着ていたり、甚平でお祭りや花火大会に出かけたりと、
甚平で外出することが普通となっています。
でも、甚平で外出するようになったのは、なんと平成になってからだそうです。
それを聞くと花火大会なんかで、甚平を着ているカップルなどに否定的な意見があるのも
わかる気もします。なぜなら、甚平で外出するというスタイルはまだまだ新しいからですね。
ひとまず、甚平は部屋着だという前提があるということですね。

それに対して浴衣ですが、こちらももともとは入浴の際に着ていたり、湯上りに着ていたり
していたものです。ただ甚平と違うのは、湯上りで涼むために外出する際にも使われていたということですね。
なので、浴衣は外でも着るものという認識が昔からあるので、外で着るのもアリということですね。
しかも男女や年齢に関係なく着られていましたので、誰が着ていてもそれが普通のことです。

このように用途を見てみると、外出時に着るのは『浴衣』ということになりますね。
ただあくまで昔からの使われ方の話なので、好みや一緒に行く相手の格好に合わせることも
大切ですよね。

甚平と浴衣の違い4:印象

甚平は部屋で着るものという印象がありますが、今では祭りや花火大会に着ていくのも普通になっています。
やはり部屋着を外にも着ていくということなのでラフ印象が強いと思います。
それに対して浴衣は着物の夏版のような印象も強いので、甚平よりしっかりした印象と
より涼しげな印象を与えることが出来ると思います。

簡単にまとめるなら甚平なら活発な印象で、浴衣は清楚でしっかりした印象になるのではないかと思います。

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子供・女の子・女子に人気なのは?

出典:http://blog.kcg.ne.jp/mailmagazine/?p=777

こんな人には甚平がおすすめ

  • 動きやすさを重視する人
  • 遠出をするので着崩れしたくない人
  • 高校生までの学生
  • 家でラフに着たい人

こんな人には浴衣がおすすめ

  • 落ち着いた雰囲気に見られたい人
  • きっちりした人に見られたい
  • 好感をもってもらいたい

行く場所や相手によっても変わってきますよね。
あとは年齢によっても使い分けた方が良いかもしれません。

小学生ぐらいまでの女の子なら甚平でも全然ありだと思いますが、
中学生ぐらいになってきたら、甚平では子供っぽいイメージにもなりますので、浴衣の方がおすすめかもしれません。

この甚平か?浴衣か?というのはやっぱり好みで意見が分かれるとは思います。
甚平は楽で動きやすいですし、着るのも楽でトイレも楽に行ける。ただでさえ人ごみなどで
大変なので、この楽さは本当に魅力的ですよね。

最近ではいろいろなデザインのものも出ていますし、甚平もオシャレに着れると思います。
ただ、女性からの支持が多いのはやはり浴衣ではないかと思います。
女性が着る浴衣はもちろん、髪形も普段とは違ったセットになったりして彼氏ウケも絶対に良いと思います。
男性の浴衣も、普段の私服のイメージからのギャップはとても大きいと思いますので
彼女は絶対に喜んでくれるでしょう。

夏祭り・花火大会

女性は自分が着るなら、やっぱり浴衣がおすすめだと思います。
ただ、夏祭りや花火大会はトイレが大変だったり、人ごみの中をたくさん歩くこともあるので
気崩れが心配だとも思います。でも涼しさなどは甚平よりも浴衣の方が上なのでやはり
浴衣がおすすですね。
ただ小学生ぐらいまでは、まだまだ走り回ったりすることもあると思いますし、
トイレで困ることもあると思うので、甚平の方がおすすめだと思います。

花火大会などに男性は私服で行く人も結構多いとも思いますが、女性からはやっぱり浴衣が人気だと思います。
ただ、相手が私服なら合わせた方が良いかと思いますが、相手が浴衣ならば浴衣か甚平で
合わせるのがいいと思います。
相手が浴衣なら、浴衣で合わした方が好印象を持ってもらえると思いますし、普段は私服や
スーツ姿しか見ていない相手に浴衣姿を見せれば、ギャップで喜んでくれるかもしれませんしね。

夏祭りなどは甚平でもいいかもしれませんね、近所の夏祭りや縁日のような場合はラフな甚平でも
全然OKだと思います。むしろかしこまり過ぎず楽しめるとも思いますよ。

デート

デートの時はやっぱり浴衣でしょう。もちろん相手の服装によりますが、
グループで出かけるなら自分のしたい格好で全然いいと思いますが、デートだったら
相手の服装に合わせる必要もありますよね。
女性が浴衣で男性が私服というのは全然ありだと思いますが、これが逆に
女性が私服で男性が浴衣というのは、ちょっと釣り合わないですし、温度差も感じますね。
なので、デートの場合などは相手の服装を確認するのが良いと思いますよ。
彼女が浴衣ならもちろん迷わず浴衣で!
でも彼女が甚平が好きなら甚平を着てあげるのも良いかもしれませんね。
でもやっぱり浴衣のカップルってオシャレですし、二人で浴衣を着たらとても楽しいと思いますよ。

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まとめ

甚平と浴衣、歴史も周りの好みもたくさんあって迷ってしまいますが、最後は自分が着たいものと、一緒に行く相手が喜んでくれるものがいいですよね。服装は気分を作るものなので、浴衣や甚平をきて楽しい思い出をいっぱいつくりたいですね^^
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