最近、仕事が全然うまくいかない…
やっぱり厄年だからかも。
このまま、仕事の不調が続くようなら、思い切って厄払いに行こうかな…
厄年の期間は、どうしても厄年を意識してしまって、気が滅入るよね…
でも、仕事がうまくいかないのは、厄年のせいだけじゃないかも!
厄年について詳しく知って、厄年とうまく付き合っていこう!
この記事でわかること
- 仕事がうまくいかないのは、厄年が原因なのか
- 厄年の正しい解釈
- 厄年にやってはいけないこと
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もくじ
仕事がうまくいかないのは厄年のせい?
仕事がうまくいかないときには、不運や単純なミスが重なって、悪循環にはまってしまいます。
さらに厄年を意識すると、憂鬱な気分になってしまいますね。
このような状況では「仕事がうまくいかないのは、きっと厄年のせいだ」と考えてしまうでしょう。
しかし結論から言うと、仕事がうまくいかないのは厄年のせいではありません。
そもそも、厄年に明確な科学的根拠はないのです。
それでは、なぜ厄年に仕事がうまくいかないのでしょうか?
この理由は次の2点が考えられます。
- 体調の変化や疲れが起こる時期に重なっているため
- 厄年に起こる災難に対して敏感になっているため
先ほど「厄年に明確な科学的根拠はない」と述べたとおり、年齢ごとの体調は人それぞれです。
このため厄年は、「ごく一般的な」人生の節目の時期に男女別で設定されています。
以下の年齢はすべて、数え年での年齢です。
「自分は数え年で何歳なんだろう?」と気になる方は「年齢早見屋 数え年早見表2022年(令和4年)」をチェックしてみましょう!
- 男性…25歳・42歳(大厄)・61歳
- 女性…19歳・33歳(大厄)・37歳・61歳
たとえば、厄年の中で最も災難が起こりやすいとされる「大厄」の時期について現代の解釈から捉えてみます。
男性は数え年42歳にあたり、働き盛りで、中には役職が付く人も出てくるでしょう。
女性は数え年33歳の頃で、妊娠・出産・育児に追われる人も多い時期です。
このように厄年は人生の節目にあたり、おのずと体調の変化や疲れの影響が出てしまいます。
結果、仕事がうまくいかないと感じるのです。
また、厄年を意識しすぎて、何もかもが厄年のせいだと思ってしまっている可能性もあります。
「仕事がうまくいかなかったのが、偶然厄年の時期だった」ということをきっかけに、厄年に起こる災難に対して敏感になってしまうのです。
このように仕事がうまくいかない状況は、厄年への意識が影響していることもあります。
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厄年とは
厄年は「悪いことが起こる年」と、漠然と理解している方も多いのではないでしょうか。
この解釈は、正しい厄年の解釈とは少し異なります。
また、厄年については、誤って認識されている点がいくつかあります。
厄年の定義や内容を知って、厄年とうまく付き合っていきましょう!
厄年とは
- 厄年の定義
- 厄年の内容
厄年の定義
厄年の定義は以下の通りです。
俗信で、災難や障りが身に降りかかるおそれが多いので、万事に気をつけなければならないとする年齢。本厄。
特に、男の42歳と女の33歳は大厄とされる。
本厄前後の年齢を前厄・後厄といい、これを合わせた3年間をさして厄年ともいう。
デジタル大辞泉
男女別の厄年(本厄)の年齢(数え年)を再掲します。
男女別 厄年
- 男性…25歳・42歳(大厄)・61歳
- 女性…19歳・33歳(大厄)・37歳・61歳
自分の数え年がわからない方は、「年齢早見屋 数え年早見表2022年(令和4年)」をチェックしてみましょう!
厄年の内容
厄年は、前述のとおり「災難や障りが身に降りかかるおそれが多いので、万事に気をつけなければならないとする年齢」を指します。
このため、「厄年は悪いことが起こる年」という一般認識とは異なるのです。
つまり、厄年は「悪いことが起こる年」ではなく、「悪いことが起こる可能性を認識させるために設定された年」と言い換えることができます。
次に厄年と仕事について解説していきます。
厄年に仕事を始めるのは良くない?
厄年は「仕事を始めるのには適さないのでは?」と考える人もいるでしょう。
確かに、厄年の定義には「厄年には慎み深くふるまう必要がある」との記述も見られます。
しかし慎重に行動すれば、仕事など新しいことを始めても問題ありません。
反対に厄年を気にして、仕事を始めるのをためらってしまう方がもったいないと言えます。
先に紹介したように、厄年は前厄・本厄・後厄の3年間を指すこともあります。
この場合は、3年もチャンスを逃すことになるのです。
仕事に関して言えば、転職や転勤・副業・開業など、「仕事を始める」タイミングは多くあります。
仕事を始めるタイミングが厄年にあたる場合は体を労わり、特に慎重に行動するという意識を持つことが大切です。
厄年を意識しつつ、チャンスをものにしましょう!
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仕事のミスは厄年のせい?
「仕事がうまくいかないのは、厄年のせいではない」と前述したように、仕事のミスも厄年のせいではありません。
ただし厄年は体調の変化や疲れが起こる時期に重なるケースもあります。
仕事に影響する時期にあたる厄年は以下のとおりです。
仕事に影響する時期にあたる厄年
- 男性…25歳・42歳
- 女性…33歳・37歳
また、厄年を意識しすぎて敏感になり「すべての災難は厄年のせいだ」と考えてしまうことも、厄年に仕事のミスをしてしまう原因です。
厄年をマイナスに捉えすぎることで、負の連鎖にはまってしまいます。
厄年にあたるときは、厄年をマイナスに捉えすぎず、特に気を付けて慎重に行動しましょう。
仕事のミスを防ぐことができますよ!
反対に、もしもミスをしてしまっても「厄年だから仕方がない」と割り切ることもできます。
厄年を言い訳にして、心を軽くするのに利用してしまうのも一つの手です。
厄年の勘違い①大きい決断をするべきでない
ここからは、厄年に関する勘違いを2つ紹介します。
「厄年には大きい決断をするべきでない」という考えは、よく聞きますよね!
しかし、「厄年に仕事を始めるのは良くない?」で紹介したように、体に十分気を付けていれば、大きな決断をしても問題ありません。
「厄年に大きい決断をするときには、注意せよ」という戒めの意味として認識しましょう。
また、厄年は一般的な人生の節目の時期に設定されています。
節目は転機や変化のタイミングを指し、転機や変化はチャンスと捉えられます。
このため、「厄年こそ大きな決断のチャンス」とポジティブに考えるべきです。
厄年の勘違い②悪い出来事がある年
2つ目は、厄年=悪い出来事がある年という勘違いです。
先に紹介したように、厄年は「悪い出来事がある年」ではなく、正しくは「悪い出来事が起こる可能性を認識させるために設定された年」なのです。
厄年を正しく解釈すると、厄年の節目に際して、注意喚起をしてくれていることがわかりますね!
逆にありがたいと思いませんか?
また、厄年の中で最も災難が起こりやすいとされる「大厄」の時期については、単なる語呂合わせが由来になっているのです。
男性の大厄の42歳は「死に」、女性の大厄の33歳は「散々」の語呂が当てはまります。
現代では42歳の男性は仕事盛り、33歳の女性は妊娠・出産・育児を迎える時期の人が多いでしょう。
しかし、この節目は現代の解釈に当てはめたものであって、語呂合わせの年齢と一致するのは、ただの偶然なのです。
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厄年にやってはいけないこと
よくある厄年の勘違いと、正しい解釈について説明しました。
厄年は注意を怠らないようにし、チャンスをものにすべき、ということがわかりましたね!
ここでは、厄年にやってはいけないことについて紹介します。
ここまでの説明から「厄年にやってはいけないことなんて無いのでは?」と考えるでしょう。
行動面では、厄年にやってはいけないことはありません!
体調などに注意しつつ、どんどんチャレンジしましょう!
一方、思考面では1点だけ、やってはいけないことがあります。
それは「厄年を意識しすぎること」です。
正しい意味での厄年の解釈は、「悪い出来事が起こる可能性を認識させるために設定された年」と紹介しました。
しかし、厄年を意識するあまり注意しすぎたり、慎重になりすぎたりすると、いざというチャンスに出遅れてしまうかもしれません。
また、注意や慎重さも行き過ぎれば、マイナス思考になり、不安な気持ちに飲み込まれてしまいます。
このため、厄年を意識しすぎず、チャンスと捉えることで、厄年とうまく付き合っていきましょう!
厄払いのベストな時期
厄年を正しく理解した上で、切り替えるために厄払いをする、という行動は良い選択です。
厄払いの時期は元日(1月1日)から立春(2月4日)の約1か月の間に行うと良いとされています。
初詣のタイミングで厄払いも一緒に行う人もいますよ!
しかし、有名な神社では、三が日は厄払いのために長時間待つ場合があります。
このため、有名な神社で厄払いを受けたいときは、三が日を避けるのが無難です。
厄払いは有名な神社である必要はなく、地域の神社でもOKです。
大切なのは「切り替えること」ということを忘れないようにしましょう。
また、厄払いは元日から立春に行うのが良いと述べましたが、この期間を外しても特に問題はありません。
厄払いは年中受けられるので、安心してくださいね!
厄払いの詳細については、事前に神社のホームページを確認するほか、神社に問い合わせてみるのがおすすめです。
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【まとめ】仕事がうまくいかないのは厄年のせいじゃない!
厄年にあたる年に仕事がうまくいかないのは、体調の変化や疲れが厄年と重なるため、また厄年に対して敏感になっているためです。
厄年の正しい解釈から、意外にも厄年は悪いものではないことがわかりましたね!
むしろ、注意を促してくれるありがたい年でもあります。
「注意しつつ行動するべき、チャンスの機会」と理解して、行動に移しましょう。
おのずと、うまくいかない仕事が好調に転じていきますよ!
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