「風邪を引いたら梅干しを食べなさい」ということ、聞いたことがありますね。おばあちゃんの知恵で、昔から体にいいものとして言い伝えられています。では、梅干しが風邪によく効くということはどういうことなのでしょう。その効果や効能も気になりますね!
そのため今回は、風邪に梅干しは効く!効果や効能、予防にも良い、食べ方のおすすめもご紹介します!^^
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風邪に梅干しは効く?その効果や理由
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あっ風邪かなっ!と思ったら梅干し!
梅干しを食べると抵抗力や免疫力がアップして風邪を引きにくくなります。
梅干しには、クエン酸といわれる有機酸類が豊富に含まれています。クエン酸は、筋肉の酸化を抑えて、疲労回復や食欲増進、整腸作用などに効果があります。疲れたりすると食欲もなくなって、免疫力が衰えるので風邪を引きやすくなります。そこで、アルカリ性食品の梅干しを食べると、免疫力や食欲のない体に効果的に働きかけてくれます。
梅干しは酸っぱいので酸性の食べ物と思う人もいるかもしれませんが、梅干しはアルカリ性ですよ。現代人の食生活はお肉やインスタント食品を食べることが多いので、身体が酸性になりがちです。本当は、私たちの身体は弱アルカリ性にできているので、偏った食生活や疲れがたまると酸性に傾いて、抵抗力が弱くなり風邪などを引きやすくなるのです。
そこで、アルカリ性の食品の梅干しを少し食べるだけで酸性からアルカリ性に体内で中和され、血液やリンパの流れが良くなります。血液やリンパの流れが良くなると、風邪のウイルスや菌に対する抵抗力や免疫力がアップするという訳です。
また梅干しには、ビタミンA・B1・B2・Cやカルシウム・カリウム・マグネシウム・鉄分・リンなどのミネラル類なども豊富に含まれた優れた食品です。
風邪を引いている最中にも梅干しがいい!
風邪薬を飲んでいるけどなかなか治らない。身体がだるくて起き上がれない。何だかぼーとして、熱っぽい。こんな症状を和らげてくれるのも梅干しです。疲労回復や殺菌、免疫力を高めてくれるので熱っぽく火照った体も、酸っぱい梅干しのを食べるとスッキリしてつらい症状を和らげてくれます。
また食欲のない時でも、お粥に梅干しなら食べられますね。子供のころは、風邪などで熱が出ると、ことことと作ってもらったお粥と家で漬けた梅干しの味が忘れられないですね。一人暮らしになっても、梅干しだけは実家から送ってもらって冷蔵庫に入っている、という人もいるのではないでしょうか。梅干しを常備しておけば、薬を飲むより梅干しに生姜やはちみつを加えてお湯を注いで飲むと、次の日には元気になったという経験はありませんか。
解熱作用や殺菌効果にも梅干しがオススメ
梅干しに含まれる成分のクエン酸は、疲労のもとになっている乳酸を分解してくれます。乳酸が体内に蓄積されることが、疲労の原因とされています。この乳酸が分解されれば疲労回復につながります。そこで、梅干しに含まれているクエン酸が乳酸を分解して、体外へ排出する働きをしてくれます。だから、風邪を引いて熱があるときでも、梅干しを食べると、跳ね返す抵抗力ができてくるという訳です。
喉が痛い時には焼梅干し
喉が痛いときは、オーブントースターで焼いた梅干しを食べると、味も塩っぱくなく痛みを和らげてくれます。また寝る前に、お吸い物風の梅干しスープもオススメです。お椀に梅干しを入れ、刻んだ白ネギ、かつお節と醤油数滴、そこに熱いお湯を注いで飲みます。温かいものを飲んで寝るとよく眠むれますし、白ネギにも風邪に効く成分が入っているので効果大です。この他、はちみつにも疲労回復や免疫力アップの成分が含まれているのではちみつ梅干しも、熱いお湯を注いで飲むと喉の痛みを和らげてくれます。
風邪を引いたときの塩分補給と栄養補給に
風邪の症状が重なって、鼻水と咳がひどくなってつらい。そんな時は梅干しをお湯に入れて飲むと体が温まって、鼻水や咳が出るのも抑えるだけでなく、塩分補給と栄養補給になります。病院で風邪薬をもらっていても、梅干しなら薬と併用しても問題ないので、早く治したいとか気分をスッキリしたい時は、ぜひ試してみてください。梅干しには、身体にいい成分がたくさん含まれているので、風邪の治りも早くすることが期待できます。
梅干しは貼っても効果がある!
梅干しに含まれるベンズアルデヒドという香り成分に痛みを和らげる働きがあります。こめかみに貼ると効果があるというのは、本当だったのです。
この成分は香料成分なので、貼らなくても近くに置いておくだけでも効果が得られそうです。
梅干し効果は食べるだけでなく、香りまで効くって知らなかったですね。なるほど、昔おばあちゃんが「風邪を引いたら梅干しを貼りなさい」と言っていたのは、理にかなったことだったのですね。
梅干しは風邪の予防にも効く?
疲れていて、食事もあまり食べたくないという時は、免疫力が下がって風邪を引きやすくなります。梅干しに含まれるクエン酸は疲労回復などに有効なので、疲れにくい体作りの効果が期待できます。
インフルエンザの流行時にも、毎日1日1~2粒づつ梅干しを食べておくと予防につながりますね。身体をアルカリ性に保つと、風邪を引きにくくなるので、梅干しは風邪の予防になります。
酸っぱい梅干しのクエン酸が体にいいので風邪予防に毎日続けて食べたいですが、塩分が気になるという人は、最近は減塩のものや粒の大きさもいろいろ種類が豊富なので、自分に合ったものを選んでみてください。
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梅干しのその他の効能は?
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風邪に効くことはよく分かりましたが、梅干しには他にもさまざまな効果や効能があります。驚くほどの梅干しパワーをご紹介します。
疲労回復
梅干しに含まれている有機酸が、疲れの元となる乳酸を燃焼させてくれます。また、レモンと比較しても、2.5倍もクエン酸が含まれています。疲れた体をリセットしてくれます。
下痢・腹痛
クエン酸などの有機酸には殺菌効果があります。体内に入った細菌が増えないようにする働きがあるので、昔からお弁当やおにぎりには梅干しを入れるのは腐るのを防ぐためもあったのですね。
二日酔い
二日酔いの時は、体は酸性になり胃腸が弱った状態です。アルカリ性の梅干しを食べると体が中和され、二日酔いに効き目があります。荒れた胃腸の粘膜も修復してくれます。
美肌・老化防止
クエン酸が新陳代謝を活発にし、老廃物の排出を促進し老化を抑えることにつながります。
胃に障害のピロリ菌を抑制
梅干しには、胃に障害を及ぼすピロリ菌の運動を抑える効果があります。ピロリ菌は胃がんの原因のひとつとも言われています。
血液サラサラ
梅干しに含まれるクエン酸によって血行がよくなり、血圧を抑える効果があります。それによって動脈硬化になりにくくなります。
ダイエット
クエン酸の効果で血液やリンパの流れが良くなり、余分な脂肪をためない体づくりができます。
風邪に効く梅干しの食べ方
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風邪を引いた時や予防にもつながる梅干し、症状に合ったおすすめの食べ方をご紹介します。
梅干し茶
梅干しの種を取り、身をほぐして、熱いお茶を注ぎます。1、2滴の醤油をたらすとさっぱりとして美味しいです。
好みで、ネギのみじん切りやおろしニンニク、生姜などを加えてもスープ感覚でいただけます。
大根も殺菌効果や消化にいいので、下ろして梅干し茶に入れて飲むと胃腸の風邪に効果が期待できます。
梅干し茶漬け
ご飯をレンジで暖かくして、梅干し1粒をのせて熱いお茶をかけていただきます。風邪で食欲がなくても、これならさらさらっと食べられます。この時のお茶は緑茶をオススメします。緑茶にも殺菌作用や疲労回復の効果があるので相乗効果が期待できます。
お粥に梅干し
熱が出てひどい風邪の時は、消化のいいお粥と梅干しが一番です。お粥は、土鍋で作る場合は0.5合のお米に普段の水600CCを入れて、コトコトと焚き上げます。冷凍ご飯や冷たい飯に多めの水をはって火を通しても、お粥ができます。
生姜はちみつ漬けの梅干し
梅干しに、生姜一片を摩り下ろしたものと、はちみつを入れて、お湯で溶いて飲むと喉の痛みなどに効果があります。
焼き梅干し
梅干しをアルミホイルで包んでオープントースターで焼いて、お湯に溶いて飲むと喉の痛みに効き目があります。はちみつ漬けの梅干しを使うと、デザート感覚でいただけます。
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まとめ
いかがでしたか?風邪の引き始めに梅干しがいい、喉や咳にも梅干しがいい、風邪の予防にも梅干しがいい、この他にも梅干しの効能は沢山あって驚きですね。
1日に1〜2粒食べて、この冬は風邪など引かないようにしたいものですね。
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