秋・冬の大きなお祭りの1つの酉の市!商売人達が集まる祭りです!では、この酉の市はどういった祭りで、どこで開催されているのでしょうか?また見所等も気になりますよね!
そのため今回は、酉の市の2018年の日程や由来は?花園神社・浅草・新宿の場所や見所、お土産や持ち物もご紹介します!^^
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もくじ
酉の市とは?
出典:http://japan-web-magazine.com/japanese/tokyo/torinoichi/images/15.jpg
酉の市は日本各地の鷲神社(大鳥神社、大鷲神社、鷲神社=おおとりじんじゃ)の年間行事で11月の酉の日に、にぎやかな市がたつことから「酉の市」といわれています。
また、「大酉祭」「お酉様」とも呼ばれています。
縁起熊手が名物で、この熊手には縁起物がたくさんついています。新年の開運招福、商売繁盛を願うお祭りとして親しまれています。
酉の市の由来は?
出典:http://www.tokyustay.co.jp/hotel/NS/topics/images/201029_PC_L.jpg
酉の市の起源には大きく分けて2つあります
・神道による起源
仏教では、酉の市の起源の逸話が作られました。
それは、かつて1265年、日蓮宗(長國寺の宗派)の宗祖「日蓮」が11月の酉の日に上総国(千葉県)滞在中に国家平穏を祈ったところ、明星が輝きだし、「鷲妙見大菩薩(わしみょうけんだいぼさつ)」という仏様が鷲の背に乗り現れました。
それにちなんで、1771年から長國寺に鷲妙見大菩薩が勧請され、11月の酉の日を開帳の日(ご本尊の拝観日)とし、その祭が酉の市となりました。
神道では、大酉祭が酉の市の起源になっています。
東京都台東区千束の浅草鷲神社(あさくさおおとりじんじゃ)や目黒区下目黒の大鳥神社など、日本武尊をまつる神社を中心に11月の酉の日に立つ市からきています。
また、暦により酉の日が2回ある年と、3回ある年があります。
1回目から順に一の酉、二の酉、三の酉と呼ばれています。
酉の市は毎年11月の酉の日の酉の時刻(午後5時~7時)に行われるのが通例となっています。
江戸時代以来の歴史をもつ酉の市で知られる浅草鷲神社の酉の市は、日本武尊が、戦勝祈願が叶ったことを喜び、社前の松に熊手をかけて礼参りをしたのが11月の酉の日であったことから、この日を例祭日としたのが始まりと伝えられている。
元は酉の祭といっていました。
近隣の農民たちが、秋の収穫を祝って鷲大明神に鶏を奉納し、奉納された鶏は、祭りのあと浅草の浅草寺に運ばれ、観音堂で放たれたそうです。
酉の市が開催される日程や場所は?
- 2018年11月 1日(木)
- 2018年11月13日(火)
- 2018年11月25日(日)
時間:0時~24時(まるまる24時間開催)
詳細は各酉の市のホームページをご確認ください!
酉の市は各地で開かれています。
・鷲神社(東京都台東区)※関東三大酉の市のひとつ
・花園神社(東京都新宿区)※関東三大酉の市のひとつ
・大國魂神社(東京都府中市)※関東三大酉の市のひとつ
・素盞男社(名古屋市中村区)
・長福寺(名古屋市中区)
・大安寺(静岡県浜松市中区)
・大鳥大社(大阪府堺市西区)※大鳥信仰の総本社とされています。
関東ではこの他にも30か所以上で行われています。
この中から特に人気の3つの酉の市の場所をご紹介します!^^
浅草の酉の市
出典:https://www.youtube.com/watch?v=xsPihQDswaY
酉の市は各地で行われていますが、中でも浅草の酉の市は有名です。浅草の酉の寺(鷲在山長國寺)や、各地の鷲(おおおり)神社・大鳥神社で行われる、開運招福・商売繁盛を願うお祭りです。
毎年70~80万人以上が訪れています。
熊手店は約150店舗、露天は約750店舗と、出店数が日本一の規模を誇っています。
酉の市といえば熊手ですが、浅草の酉の市ならではの名物があります。
一つ目は八頭(はっとう)別名唐の芋(とうのいも)、二つ目は黄金餅(こがねもち)、三つ目は切山椒(きりざんしょ)です。
場所・アクセス方法
東京都台東区千束3-19-6法華宗 鷲在山 長國寺 境内
TEL:03-3872-1667
・都バス 日暮里~錦糸町 竜泉バス亭下車 徒歩2分【電車を利用した場合】
・東京メトロ日比谷線「三ノ輪駅」下車徒歩9分
・東京メトロ日比谷線「入谷駅」3番出口下車徒歩7分
・つくばエクスプレス「浅草駅」下車徒歩8分
・都電荒川線「三ノ輪橋駅」下車11分
・JR山手線「鶯谷駅」下車徒歩19分
・東京メトロ銀座線「稲荷町駅」下車徒歩19分
・東京メトロ銀座線「田原町駅」下車17分
・東京メトロ銀座線・東武伊勢崎線「浅草駅」下車徒歩20分
・都営地下鉄浅草線「浅草駅」下車22分
・JR線「上野駅」下車徒歩25分
※専用駐車場がありません。コインパーキングなどを利用してください。
しかし、当日は車線規制が行われ渋滞しますので、なるべく交通機関をご利用してください。
新宿の酉の市
出典:https://www.youtube.com/watch?v=EnZNDlbbyiI
新宿の酉の市には名物の見世物小屋があります。
この見世物小屋は有料ですが、怪力女や河童女のショーなどを見ることができるそうです。
百聞は一見に如かずということわざもありますので、ぜひ1度行ってみることをオススメします。
日程・開催時間
「二の酉」 本祭:11月13日(火)、前夜祭:11月12日(月)
「三の酉」 本祭:11月25日(日)、前夜祭:11月24日(土)
12頃~26時頃
場所・アクセス
東京都新宿区新宿5-17-3 花園神社
TEL:03-3209-5265
・都営バス 品97系統新宿西口行き「新宿三丁目」徒歩3分
・都営バス 早77系統 早稲田行き「新宿伊勢丹前」徒歩3分 【電車を利用した場合】
・東京メトロ丸の内線副都心線・都営新宿線「新宿三丁目駅」E2出口 徒歩0分
・JR 小田急線・京王線「新宿駅」東 徒歩7分
車を利用した場合
・首都高速4号新宿線 新宿出口より5分
■酉の市の新宿/花園神社の2018年の日程や時間は?場所や熊手等の見所
府中の酉の市
出典:https://www.youtube.com/watch?v=kI5llYUJsBI
他の酉の市とは違い、騒々しさがなく。のんびりと熊手を購入することができます。
日程・開催時間
2018年11月 1日(木)
2018年11月13日(火)
2018年11月25日(日)
6時~24時
場所・アクセス
東京都府中市宮町3-1 大國魂神社
TEL:042-362-2130
・京王線府中駅 徒歩5分
・JR武蔵野線・南武線府中本町駅 徒歩5分
車を利用した場合
・中央高速国立府中インターから10分
・調布インターから15分
※駐車場は参道わきに200台あります。(15分100円)
満車の場合は府中駅周辺にも有料駐車場があります。
酉の市の一の酉、二の酉、三の酉とは?
酉の市は11月の酉の日に行われますが、酉の日は12日ごとに巡ってくるので、11月に3度行われる年もあります。
1度目を「一の酉」、2度目を「二の酉」、3度目を「三の酉」といいます。
「三の酉まである年は火事が多い」といわれており、火の用心につとめる風習もあります。
これには「宵に鳴かぬ鶏が鳴くと火事が出る」という言い伝えや、寒くなって火を使う機会が増えるため注意を呼びかける意味などがあるようです。
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酉の市の見所・面白さは?
熊手
出典:http://suzukitax.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2011/12/03/img_6192.jpg
元々酉の市で農具として売られていた熊手を、「金運を集める」「福を掃きこむ」といわれそれにさまざまな飾りがついたものが今の形になっています。
この縁起熊手ですが、いくつかポイントがあります。
- まずは小ぶりの熊手を購入しましょう
なぜかと言いますと、熊手は買い始めたら毎年大きくしてゆくのが良いといわれているからです。 - 熊手商さんとの駆け引き(値切り)を楽しみましょう。
様々な熊手店がありますがのでご自身の気に入ったお店で、熊手屋さんと値段の駆け引きをしましょう。【値段の駆け引きについて】
① 最初に値段を聞く
② 次に値切ります(3段階値切る)
③ 頃合いを見て商談成立
※しかしこれで終わりではありません。
④ 最初に聞いた値段を払い、おつりとして戻ってきたお金をご祝儀として渡す
⑤ 手締めをする - 熊手は高くかかげて持ち帰りましょう。
来年の酉の市までの1年間、より大きな福をかき込んでくれるように願って、熊手を正面に向けて高くかかげて歩きましょう。 - 持ち帰ったら高い場所に飾るようにしましょう。
・玄関の少し高い位置に飾る(向きは入り口方面)
・室内の少し高い位置に飾る(向きは正面を東・西・南方面)
・神棚や仏壇がある家はそこに飾る(神社やお寺で熊手を授かった場合)
けっこーガチなやつなんです^^笑
屋台
出典:https://www.youtube.com/watch?v=mk_pRrf5JAY
酉の市は24時間開催している地区もありますが、そのうち全ての屋台がずっと開店しているというわけではありません。
時間帯によっては閉店している屋台もあり、夕方などの人が賑わう時間になると開店するそうです。
1番盛り上がる日暮れ以降に行くとより多くの屋台が開店しているため、何時頃行こうか迷われている方は日暮れ以降の時間帯に行くことをオススメします^^
見物小屋呼び込み
出典:https://www.youtube.com/watch?v=4G61u5DXWH8
新宿の繁華街にある花園神社にて開催されています。
見世物小屋とは少しショッキングな演者をみせるためのものだそうです。
客を呼び込むための「呼び込み」や内装など昭和のレトロな雰囲気が味わえる場所です。
演出については行ってみてからのお楽しみです^^
お神楽
出典:https://www.youtube.com/watch?v=D_Z_JIM6lxU
東京都練馬区にある練馬大鳥神社では1日に4回ものお神楽の公演があります。
14時・16時・19時・20時30分に行われており、演目の内容は時間によって変わります。
そのため、1度だけじゃなく何回訪れても楽しむことができます。^^
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酉の市のお土産・持ち物のおすすめは?
縁起物/くまで/クマデ/酉の市
熊手を買い忘れてしまった方は、なんと楽天でも購入可能です!
サイズも小~大まであり、地方では売っていない場合があるのでオススメです☆
【楽天ランキング1位獲得】大判チェックストール
酉の市は外なのでやはり寒いです!
家を出た時と、長時間外にいた時では寒さが全然違うので、
外でも寒くないように持ち運びができる大判ストールがおすすめです!
寒いとマジで帰りたくなるので;;
iPhone モバイルバッテリー大容量 iPhone 10000mAh 極薄軽量ケーブル内蔵型
酉の市の写真をとっていると予想以上にバッテリーが減ってしまいます!
また、人が多いのではぐれた時に連絡をとれるようにしておくことは必須です!
こちらのバッテリーはなんと、内部にiPhoneとアンドロイドのケーブルを内蔵しているので、
家からケーブルを持ってくる必要もなくかなり便利です☆しかも、オシャレ♪
まとめ+関連記事
酉の市は全国さまざまな場所で開催されています。基本的には開運招福、商売繁盛を願うお祭りですが、各地区によって特色があるため、いろいろと行ってみることをオススメします。また、11月の夜は冷え込みも一段と厳しくなることが予想されますので、訪れる際は服装に十分注意してください。開運招福、商売繁盛を祈願しにぜひ足を運んでみてください。^^
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