毎年、7月7日は七夕ですが、どんなストーリーが隠されているか気になったことはありませんか?
このため今回は、七夕のストーリーやお話・伝説って何がある?雑学や豆知識は?をご紹介します!^^
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もくじ
七夕のストーリーやお話って何がある?
出典:https://www.irasutoya.com/2014/06/blog-post_751.html
織姫様と彦星様のお話
出典:https://sk-imedia.com/orihimehikobosi-7875.html
夜空にキラキラと煌めく天の川。
昔々、その川のほとりで綺麗な織物を織る織女がいました。
その織女の名前は織姫といい、それはそれは美しい娘でした。
織姫はいつも一生懸命に神様たちの着物を織っていたそうです。
織姫が織る布は5色に光り輝いて、季節ごとに彩りまで変わるという
それはとても美しいものでした。
天の神様(天帝)は、そんな娘がとても自慢でしたが、
織姫は年頃になっても化粧をせず、遊びにも行かずに織物ばかり織っていので、
織女の父である天帝は不憫に思い、
「織姫よ、そなたは年頃なのに人のはたを織ってばかり。そうだ、そなたに相応しい婿を探してやろうではないか」
天帝はそう言って婿探しを始めます。
一方その頃、とても真面目に働く牛飼いの青年、牽牛(彦星)がいました。
そして天帝は、働き者だという牽牛の噂を聞きつけ、牽牛に「ぜひ、私の娘と結婚してくれないか?」と願い出ました。
働き者の青年であれば、織姫と2人で幸せに暮らしていけると思ったのです。
牽牛はその話を有難く引き受け、織姫と牽牛は結婚することになりました。
2人ともお互いをひと目で好きになり、とても仲の良い夫婦になったのです。
ところが、あれだけ一生懸命働いていた2人は、結婚してから毎日天の川のほとりで話をするばかりで
いっこうに働こうとはしません。織姫は着物を織らなったので神様たちの着物がなくなり、
牽牛も牛たちの世話をしなくなったので飼っていた天牛が病気になってしまいました。
天帝はそんな2人を見て、
「2人ともそろそろ働いてはどうかな?」と心配しました。注意された2人は
「はい、わかりました」と返事をするものの、その後も仕事をせずに遊んでばかりです。
これに激怒した天帝は、「このまま放っておくわけでにはいかない」として、
織姫を西に、牽牛を東に、天の川を隔てて2人を引き離し、
お互いの姿を見ることもできないようにしました。
それからというもの、織姫は毎日泣いてばかりではたを織ろうとしません。
牽牛も落ち込んでしまい、家に閉じこもってばかりで牛の病気も悪くなるばかりです。
困った天帝は、2人に
「以前のように真面目に働くのなら、年に一度、7月7日の夜だけ会ってもよい」と告げたのです。
「7月7日になれば会える。またデートができる」と、織姫と牽牛は心を入れ替えて
また一生懸命働くようになりました。
織姫がまた綺麗な着物を織るようになったので、
神様たちはみんな喜びました。また、牽牛も一生懸命、牛の世話や畑の仕事をするようになったので
牛たち元気なり、畑にも豊かな作物が実るようになったのです。
これが織姫様と彦星様のお話です。
結婚した2人はその後に怠け者になってしまい、
それを見かねた天の神様が2人を天の川を堺に西と東に引き離したものの
状況がかわらなかったので、また一生懸命働くことを条件に
年に一度、7月7日の夜に会っても良いと許しを与えたというわけです。
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七夕の雑学・豆知識は?
出典:http://01.gatag.net/0006630-free-illustraition/
ここからは、
七夕に関するおもしろい雑学や豆知識についてご紹介します。
天の川
天の川は、空に浮かぶ
まるで帯状の川のような星の大群、銀河系と呼ばれる星の集まりです。
また、太陽と同じか、半分くらいの重さを持つ似たような性質の恒星です。
これらの星が無数に集まり、円盤状になったものが銀河系なのです。
さらに、昔は天の川を雲のような存在でしか認識されていませんでしたが、
天の川を星の集まりであることを発見したのはガリレイです。
その後、様々な観測を経て、天の川が銀河系の中から見える姿であることが判明したそうです。
日本では、夏と冬に天の川が南北に頭上を超える位置に見え、これをまたいで夏には「夏の大三角形」が、
冬には「冬の大三角形」が見えます。
天の川が綺麗に見えるのは23時頃からと言われており、
もしかすると天帝が、2人の仕事終わってから会うように示唆したとも言われています。
また、年に一度の七夕に雨が降ると天の川のかさが増して川を渡ることができませんが、
親切な鵲(カササギ)の鳥の群れがやってきて天の川のなかに羽を広げ連ねて橋となり
織姫様と彦星様の2人を会わせてくれたと言い伝えられています。
ちなみに、七夕に見られる星は7月7日だけでなく
この日を過ぎても七夕とほぼ同じ星空を見ることができます。
夏の大三角形
出典:https://blogs.yahoo.co.jp/ryo_smileforme/13983651.html
先ほど、夏には「夏の大三角形」が見られると説明しましたが、
この中に「彦星」と「織姫星」があるのはご存知でしたでしょうか?
織姫星は、こと座のベガ(1等星)。彦星は、わし座のアルタイル(0.8等星)のことを言います。
この2つの星に、「はくちょう座」のデネブ(1等星)を足した3つの星が「夏の大三角形」と呼ばれています。
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短冊に願い事
竹はとても丈夫で成長が早く、いにしえの時代からその竹にの空洞には神々が宿ると言い伝えられてきました。
日本では昔から様々な行事に、竹は神が好むとして用いており、
今でも地鎮祭や神葬祭などの神事で使用しています。
それらの習わしから、いつしか竹や笹の葉に短冊を飾り、
「織姫様のように裁縫が上手になりますように」、「織姫様のように字が上手になりますように」と、
日々の努力の成就を願って短冊を付け始めたのが、七夕の風習のはじまりだそうです。
催涙雨(さいるいう)とは
7月7日に降る雨のことを「催涙雨」と言い、
これには2つの意味があります。
1つ目は、織姫様と彦星様が再会の夢が叶わなかったときに流す悲しみの涙です。
2つ目は、再会したあとに別れるときに流す惜別の涙です。
会えても会えなくても涙を流すんですね。。。
洗車雨(せんしゃう)とは
もしかしたら、「催涙雨」を知っていても
「洗車雨」を知らない人がほとんどではないでしょうか?
洗車雨とは、七夕の前日(7月6日)に降る雨のことを言います。
意味は、彦星が織姫様を乗せる牛車を、年に一度の逢瀬に備えて洗う水のことだそうです。
なんともロマンチックな話なんでしょう。
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七夕のおすすめグッズは?
七夕飾り 笹 竹 140cm フェイクバンブー
葉や枝など、すべてポリエチレン製でできたリアルな七夕飾りです。
何度も使えるのでコストパフォマンスにも優れています。
バンブースプレー〔笹竹〕中90cm
高さ90cmと子供用にぴったりな笹竹です。
七夕はもちろんのこと、お盆の時期にも使えるので役立つこと間違い無し。
七夕用バンブーツリー*L(プラスティック製)
日本製の丈夫な笹の枝です。
プラスチック製なので雨にも強く、屋外に飾って使うのに最適です。
まとめ
織姫様と彦星様のお話は、最後までロマンチックかと思いきや意外にも複雑な事情があり、知らなかった人も多いのはないでしょうか?
もうすぐやってくる七夕に向けて改めて復習してみるとまた新しい発見があるかもしれませんね!^^
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