寒くなると、手足の先、鼻、耳などかゆくなりますね。そうです、しもやけの季節ですね!。赤くなったり腫れたり見た目も最悪。
では、しもやけの原因とは何でしょうか?また、しもやけになってしまったら治し方はどうすればいいのでしょうか?
しもやけの治し方は、関連記事で詳しく紹介しています☆
しもやけの治し方や治療法(足の指・手)12選!注意点・予防法も
そのため今回は、しもやけの原因は?体質も関係あるか、治し方(足の指・手)をご紹介します!^^
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しもやけの原因は?
出典:http://w.grapps.me/life-style/20161212/
しもやけは、毎年冬になるとなる人、まったくならない人がいます。
その差は何なのでしょうか。
しもやけの原因を探るには、どういう人がしもやけになるのか
ということを考えて、そちらと合わせて検討していくと
わかりやすいと思います。
しもやけの原因1:血行が悪くなる
出典:http://belta-cafe.jp/4198
そもそもしもやけとは、温度が低くなるせいで起こる血行障害です。
凍瘡ともいいますね。気温が5℃前後。特に、朝晩の気温差が激しく、
寒暖の差が10℃以上になるとなりやすいのです。
人間の体は、寒くなると血管を縮めて血流を弱めます。あまり流れなく
するのです。こうすることで、体内の熱を逃がさないようにすることが
できます。反対に暑い時は、血管を広げ血流を強め、汗をかいたりして
熱を放出し、温度を調節しているのです。寒暖の温度差が激しくなると、
動脈と静脈の働きの違いにより、
このようなコントロールがしにくくなってしまうのです。
一種の混乱状態ですね。この混乱から血行が滞り、
栄養も体の隅々まで届きにくくなり、炎症を起こすというわけです。
しもやけは皮膚炎の一種ですから、当然かゆみなども伴います。
どんな人がなるか
寒い地域とは限らない。
しもやけは、寒い地域の人がなるようなイメージを持ちがちですが、
いちがいにそうとも言えません。寒さではなく寒暖の差が大きな原因ですから、
寒暖の差が激しい地域、またはそういう状況に置かれやすい人がなると言えます。
気温差だけではなく、現代にしもやけが多いのは、
屋外と屋内における寒暖の差ということもあるということです。
エアコンで暑いくらいの部屋で汗をかき、寒風吹きすさぶ外での行き来を
繰り返さざるを得ないのが、今の私たちの生活です。
体がコントロールしづらくなってしまうのは、やむを得ない状況と
いえるかもしれません。
血行不良の人、冷え性の人
体質的なものですね。常日頃から冷え性の人はなりやすいと言えます。
しかしこれらは、普段からの生活習慣を見直したりすることで
改善ができるものです。ちょっとした運動やマッサージ、体を暖める
食べ物をとることで、血行不良や冷え性は格段に改善します。
私も以前、夜は靴下を履かないと眠れないほど、冬は氷のような足を
していました。靴下を履いた上に、モコモコの毛糸のブランケットを巻きつけて
ミイラの足のような状態で寝ていました。
いろいろな改善方法を試して、今ではすっきりみごとに裸足です。
幅の狭い靴を履く人、締め付けタイプの靴下を履く人
常に足が圧迫されている状態ですから、血行不良になりやすい。
しもやけの原因2:湿度も問題
出典:https://mens.tasclap.jp/a915
濡れたままでいたり、汗をかいてそのままの状態でいると、
気化熱が発生し、体の水分を蒸発させてしまいます。
蒸発の際、体温を奪っていきます。
皮膚の温度は下がり、体温もさがって血液の流れが悪くなります。
つまり冷えてしまうというところから、上記の血行不良状態が
起きるということになります。気がつきにくいものですが、
たとえば、お風呂上りにすぐに体をふかないと、急激に体が冷えてきますね。
あの状態です。夏に怖い話をきいたり、怖い思いをしたら、汗かきませんか?
汗が気化熱で蒸発し、瞬間体温が一気に下がるので、涼しくなるという
と聞いたこともあります。それほど、濡れたままでいるということは、
体の体温を思っているより奪われているということです。
汗をかいたらすぐに拭く、着替える。
水に濡れた手足はしっかりと拭いて水分を残さないということが大切です。
どんな人がなるか
汗をかきやすい人
汗をかいてそのままになりがちな人です。つまり体質的な人と、運動をする人。
蒸れやすい靴を履いている人
ジョギングシューズ、ブーツを常時履いている人。
ブーツにタイツ、ミニスカートなど、冬と夏が合体した格好を
している人は実は危ない。すぐに気化熱が発生しやすくなるのだそうです。
(まあ、汗をかかなければいいのですけれど)
ブーツの中やスニーカーなどの中の靴下は蒸れやすい。
蒸れた靴下はすぐに履きかえるなど、注意が必要です。
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しもやけの原因3:遺伝
しもやけには遺伝も関係していると言われています。
血行不良を起こしやすい体質ということらしいのですが、
こればかりはしょうがない。しかしたとえ遺伝でも、
気を付ける事に気を付けていれば、対処の仕方は同じ。
しもやけの原因4:ビタミンE不足
出典:https://my-best.com/3131
赤ちゃんや子供は、温度差や湿度に関係なく
しもやけになりやすいですよね。
それは免疫力に関係があります。子供の免疫力は
大人よりもはるかに弱いのです。その上、まだまだ
体の機能も大人には及びません。免疫力とは、それほど
大切なもので、私たちの体を守ってくれるものなのです。
その免疫力を高めてくれるのが、ビタミンです。
特にしもやけに深く関わっているのが、ビタミンE。
ビタミンEは、まず活性酸素から体を守るという働きがあります。
しもやけというのは、炎症です。炎症が起きると、体の中に
活性酸素が発生します。この活性酸素が菌やウィルスをやっつける
役目をするのですが、同時に癌など病気の原因にもなります。
役目を終えた活性酸素をいつまでダラダラととどまり続けないように、
押さえていくのがビタミンEの仕事なのです。活性酸素が増えると、
しもやけだけでなく、シミなど皮膚に関する疾患に大きく影響してきます。
つまりビタミンEは、皮膚の抵抗力を強化する力を持っているのです。
ビタミンEは、活性酸素を押さえるだけでなく、血管を保護し、血行をよくする
という役目も担っています。冷え性も改善し、肩こりなども緩和します。
では、どんな食べ物にビタミンEは含まれているのでしょうか。
魚介類(魚卵、ししゃも、サバ、うなぎ、あんこうの肝など)、
植物油、(中でもひまわり油、それを使用したドレッシング、マヨネーズ)
豆類(ピーナッツ、アーモンド)、緑黄色野菜(かぼちゃ、モロヘイヤなど)
どんな人がなるか
お気づきでしょうか。上記の食べ物、かなり油が関係しているものが多いです。
ビタミンEは脂溶性の栄養素なのです。
どの食べ物を見てもけっこうカロリーが高い。
つまり、ダイエット中の人が当てはまりやすいことになります。
ダイエット中にはなかなか手が出しづらいものが多いということですね。
しかしこれらをとらないと体にとっては危険なのです。
決して食べ過ぎてはいけませんが、まったく取らないというのは、
決していいことではありません。何よりお肌のためによくないのです。
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しもやけの治し方は?
しもやけの治し方1:血行をよくする
出典:https://entame-lab.com/wp-admin/post.php?post=12737&action=edit
長い目でみれば、生活習慣、運動などありますが、
今すぐなんとかしたい!という場合の治し方です。
お風呂
シャワーで済まさず、しっかり湯船につかり体を暖めることが大切。
よく言われている方法として、しもやけの部分をお湯とお水交互につけて、
それを繰り返すというもの。40℃くらいのお湯と冷水に1、2分ごとに
5回ほどくりかえすそうです。水分はしっかりと拭きとることが大事。
重炭酸湯で入浴
ドイツで古くから「心臓の湯」と呼ばれています。
重炭酸湯は、シュワシュワの飲み物の炭酸ガスが湯中にとけこんだお湯のこと。
お湯の中で、炭酸ガスは炭酸イオンに変化し、これが温浴効果を高め、
血行を促進すると言われています。
入浴剤でもたくさん出ていますが、天然の温泉も日本国中
いろいろありますので、機会があれば行ってみたですね。
マッサージ
出典:https://item.rakuten.co.jp/kaitekiiyashisozokan/r005/
ポイントは足。足は血流が滞りやすい場所で、
特に筋肉量が少ないと、血液を心臓に戻す力が衰えてきます。
足裏、ふくらはぎをマッサージするだけで、
全身の血行がよくなります。下から上へ、血液を上へと運ぶように
マッサージするといいそうです。
しもやけの治し方2:薬、湿布
程度によって薬は違ってくるようです。
皮膚科に行くのが一番安心な方法ですが、
軽いしもやけ程度なら、市販の薬で十分対処できます。
最近はけっこう強めの薬も販売されるようになったので、
特にもともと皮膚が弱い子供や赤ちゃんなどは、自己判断せず
薬局でちゃんと相談し、購入するのがベストですね。
手に入りやすい軟膏は次のようなものです。
オロナイン軟膏(しもやけ、あかぎれなど皮膚疾患に)
間宮アロエ軟膏(外刺激から肌を守る役割)
ユースキンA(ずばりビタミンE配合でしもやけ予防にも)
しもやけの治し方3:ビタミンEを摂取する
出典:http://www.nikkeibp.co.jp/style/secondstage/kaiteki/otoriyose_060905.html
上記でも書きましたように、ビタミンEはとても大切な栄養素。
たらこやうなぎなんかは、パスタや丼と合わせて簡単にいけますが、
ピーナッツなどはけっこうむずかしい。そのままバリバリが一番おいしいですが、
そればっかりだと飽きるし、後はピーナッツバターくらいしか思いつかない。
オリーブオイルなど、植物油を使って料理をするというのもいいでしょう。
なかなか料理などで補充することが出来ない人は、
やはりサプリで補充が一番手っ取り早いでしょうか。
ビタミン類はいろいろなメーカーからいろいろな種類が出ているので手に入りやすいので便利です。
その他の治し方は、関連記事で詳しく紹介!
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まとめ
しもやけは、放っておくと、どんどん悪化する怖い疾患です。
軽くても甘くみないで、しっかり対処しましょう^^
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