数年使ってる扇風機から、異音がしてうるさいわ...
壊れたら困るしどうにかならないかしら?
ずっと異音がしていると困りますよね。
特に、寝る時に扇風機をつけている方には不快でしかないでしょう。
その異音がどういうものかによって原因は異なりますので、本記事で詳しくその辺を解説していきます!
この記事でわかること
- 扇風機から異音がする際の原因・直し方【カタカタ・キュルキュル】
- 修理代と買い替えるのはどっちが安く済むのか
- 扇風機のお手入れ方法
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もくじ
扇風機から異音(カタカタ・キュルキュル)がする・うるさい時の原因と対処法
倉庫や押入れから扇風機を取り出し試運転をしたところ、扇風機から異音が聞こえてきて、その原因がわからず困っている方はいませんか?
異音にもどんな音か種類があり、それぞれ原因と対処法は異なります。
今回は異音の中でも多い、カタカタ、キュルキュルと言うものについて調べてみました。
原因とその対処法を一つずつ紹介していきます。
「カタカタ」と扇風機から異音がするとき
まず、カタカタ音が下記のツイートをしている方と同じような音か確認してみてください。
扇風機からカタカタと音がするときにはいくつかの要因があります。
下記のチェックポイントを確認してみてください。
羽根を回転軸に固定する部品が緩んでいる可能性
まず一つ目の要因は、羽根を回転軸に固定する部品(羽根の前にあり、ネジで羽根を固定しています)が緩んでいるのが原因です。
こちらの対処法は、固定する部品が緩んでいるだけなので、締め直すだけで治ります。
一応は固定している部品を取り外し内部の方も確認してみましょう。
一般的な扇風機の回転軸は羽根が回転する方向とは逆に回すと取り外せるようです。
負荷がかかり、羽根元の軸に接する部分のプラスチックが欠けている、又は、ゆるくなっている可能性
そして、二つ目の要因は、何らかの原因で負荷がかかり、羽根元の軸に接する部分のプラスチックが欠けている。
又は、ゆるくなっている。が検索してみる限り主な原因のようです。
こちらの対処法は、プラスチックが欠けているので、それを補修しなくてはなりません。
最終手段としてボンドや近くの工具店で補修用のものを買って来て、直すのがいいのですが、余計にバランスが悪くなり、上手く治らない場合があるのであまりお勧めはしません。
そして、それ以外の要因として、何か物が引っかかっていたり羽根が曲がってどこかに当たっている時にもカタカタと鳴ることがあるそうです。
「キュルキュル」と扇風機から異音がするとき
まず、キュルキュル音が下記のツイートをしている方と同じような音か確認してみてください。
扇風機からキュルキュルと音がする原因にも、様々な要因があるようです。
一つずつ確認していきましょう。
軸受けのグリス(油)が切れている
まず、一つ目は、軸受けのグリス(軸受けなど摩擦の多い所につける、ねばりのある油)が切れているという原因の可能性があります。
こちらの対処法は、その場合は市販のグリスを買って軸受けに付けてみると治ります。
※注意点として、お店の人ではなく、素人が下手にグリスを付けると一般の家電製品なので出火する原因にもなってしまいます。
なので、ご自分でするときは自己責任で、出来るならばお店に持って行きお店の人にグリスを付けてもらいましょう。
グリスがない場合は潤滑剤をつけるのもありです↓↓↓
見たことありますね^^
ネジが緩んでいる
羽根などのパーツを固定をしているネジ緩んでいると、キュルキュルといった異音が出るケースが多いです。
とりあえず、見えている限りのネジをしっかり締め直してみると、異音がしなくなるかもしれないので試してみてください。
軸受けのベアリングが消耗している
そして、二つ目の要因は、軸受けのベアリングが消耗している。という時に扇風機がキュルキュルという音を出すときがあるようです。
こちらの対処法は、こちらも素人ではどうすることもできませんので、お店に持っていき修理してもらうのが一番手っ取り早いです。
ご自身で修理をする場合は、どこかでその製品の部品を買って、修理を行わなくてはいけないのでとても手間がかかります。
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その他扇風機からブーンやガーガーと聞こえる異音の原因と対処法
ほかには、ブーンと音がする場合やガーガー音がする場合があるそうです。
ブーンと音が鳴る場合は羽根に埃がついているのが原因だそうです。
こちらの対処法は、羽根を取り外し綺麗に掃除してからまたつけてみましょう。
ガーガーと音がする場合には、モーターが破損していたり傷がついていて、そのようになることが多いので、こちらもお店に持って行って店員さんに見てもらいましょう。
以上が扇風機からカタカタ、キュルキュルと異音がする時の原因と対処法でした。
鳴る音によって原因も様々で対処法も違ってきます。
ここで紹介したことは目安になると思うのでので参考にして、対処してみてはいかがでしょうか?
それでも治らない場合は別の原因になってくるので、面倒だとは思いますが、新しく買い替えるか、お店の人に見てもらうようにしましょう。
メンテナンスや買い替えを検討の方は、次に紹介するオススメの商品があるので、ぜひご確認ください!
扇風機から異音がして壊れそうなら買い換えるのも選択肢の1つ
大手メーカーのSHARPさんでは、扇風機の修理代は、12,000円~7,000円(税込)とのこと。
他のメーカーも大体これくらいの修理料金がかかります。
これくらいの金額を払うのであれば、買い換えて新しいものを買ってしまった方が良いかもしれません。
最近の扇風機はコスパが良いものも多く、シンプルなものであれば3000円もしません。
または、これを機に冷たい風が出る「冷風機」などにするのもアリだと思います。
異音がする扇風機がもし自力で直せない場合、修理ではなく買い替えをすることをオススメします。
修理だと戻ってくるのに時間もかかりますが、買い換えれば即日使えるというメリットもあります。
3000円未満で買える扇風機
シンプルな扇風機でよければ、こちらはめちゃめちゃ安いのでオススメです。
これなら修理に出すより断然お得に新品が手に入ります。
シンプルなものとはいえ、
- タイマー付き
- 5枚羽根
- 風量3段階切り替え
といった最低限欲しい機能はしっかり搭載されています。
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扇風機ではなく、冷風機にしてみる
こちらは、扇風機より冷たい風が出てきます!
お値段も修理代より安く済む可能性があるので、こちらに買い換えてみるのもアリですね!
水を入れたタンクを付属の専用保冷剤で冷やして、冷たい風が出てくるので、エアコンを使わずに過ごせる時間が増えて結果的に節約になるかもしれません!
または、上で紹介したシンプルな扇風機と保冷剤などを組み合わせて冷たい風を送るのも手段の1つです。
↓扇風機で冷たい風を出す方法はこちらの記事で詳しく解説しています。
扇風機で冷風を出す方法8選!保冷剤や氷で冷たい・涼しい風を出せる
扇風機のお手入れ方法
用意するもの
- 新聞紙
- ゴム手袋
- 中性洗剤
- 重曹スプレー
- 使い古した歯ブラシ
- スポンジ
- 雑巾
- 柔軟剤
工程は4STEP:
- 分解
- 洗浄
- 乾燥
- 静電気対策
- 組み立て
作業を始める前に、扇風機のコンセントプラグは絶対に抜いておきましょう!
工程は至ってシンプルで、まずは分解して、汚れを落とします。
その際に洗剤や重曹スプレーなどを活用していきます。
洗剤などをしっかり洗い流して乾かしたら、その後は静電気対策として柔軟剤を薄く塗ります。
そして後は組み立てて終了です!
柔軟剤をつけると、ホコリなどのゴミが扇風機につきにくくなるので、お手入れ頻度も減らすことができオススメです。
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【まとめ】異音を自力で解決できなければ買い替えするのがお得!
扇風機からカタカタ・キュルキュルのような異音がするときの原因について解説しました。
原因は音によって異なるので、本記事を参考に原因を突き止めて直せるか確認してみてください。
もし自力で直せないようなら、修理に出すという方もいますが、扇風機は修理するより買い替えてしまった方が安く済むことがほとんどです。
そのため、自力で少し直せるかチャレンジしてみて、もし無理そうなら買い替えて暑い夏を乗り切りましょう!!