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【2022・23年】三隣亡にやってはいけないこと! 三隣亡カレンダーあり!

引っ越しをしようかと思っているんだけど、三隣亡の日に引っ越しするのは避けたほうが良いんだっけ?

そうですね!

三隣亡の日は建築関係の凶日とされているため、引っ越しはやめたほうが良いです!

他にも三隣亡の日にやってはいけないことを紹介するので参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • 三隣亡の日にやってはいけないこと
  • 三隣亡の意味・歴史
  • 2022年・2023年の三隣亡の日

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【三隣亡にやってはいけないこと5つ】建築関係だけではない!

三隣亡にやってはいけないことは、次の5つです。

  • 引っ越しや建設にまつわる行事
  • 結婚式や入籍
  • 車の納車
  • 宝くじや財布を買うこと
  • お葬式にまつわること

1つずつご紹介します。

引っ越しや建設にまつわる行事

三隣亡は建設関係の凶日です。

地鎮祭、着工式、上棟式、建前、造作、引き渡し式などの建設にまつわる行事の他、土地や家の購入、契約なども避けるべきといわれています。

また、引っ越しについても、家の建設に関わることのため三隣亡は避けるほうがよいという考えがあります。

三隣亡は昔から伝わる迷信ともいわれていますが、自分が気にしていなくても隣近所の方が気にされるかもしれません。

新築を建てるということは、これからその土地で長く暮らしていき、ご近所付き合いもはじまるということです。

土地柄や場合によっては、ご近所の方とのトラブルの元にもなりかねません。

これから付き合いのはじまる隣近所の方と円満にお付き合いがはじまるよう、はじめの段階から配慮が必要だといえますね。

とはいえ、引っ越しの日を三隣亡以外の日にすることがどうしても難しいという場合もあるかと思います。

その場合は、引っ越し当日の三隣亡の日には挨拶まわりはせず、別の日におこなうなどの配慮をしましょう。

結婚式や入籍

結婚式や入籍も三隣亡の日は避けた方がよいです。

建設とは関係ないのでは?と思われるかもしれませんが、「新居を構える」「家庭を築く」「大黒柱になる」「引っ越しする」といったことが関わってきます。

前述の建設にまつわることと同様、自分が気にしていなくても、お相手やお相手のご家族が気にされるかもしれません。

新婚生活や家族付き合いをうまくスタートできるように、結婚式や入籍を三隣亡にするのは避けたほうがよいでしょう。

車の納車

納車は金額的にも大きな買い物でお祝い要素も強いため、基本的には吉日におこなうことが多いです。

三隣亡を絶対に避けるべきとはいいませんが、縁起を気にしている場合は、凶日とされる三隣亡や六曜の仏滅に納車をおこなうことを避ける方も一定数いるようです。

三隣亡については、車会社でも気にしている企業もあるので、縁起が気になる場合は購入する会社に伝えるとその日を避けてくれますよ。

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宝くじや財布を買うこと

三隣亡は「凶日」なので、宝くじや財布を買うのも避けたほうがよいといわれています。

基本的に、宝くじや財布は縁起を気にして吉日に購入する方が多いですよね。

一般的に宝くじや財布を購入するとよいとされる日は、下記のとおりです。

天赦日暦の1年の中で最もよい大吉の日。天が罪を赦す(ゆるす)日。
年に5~6日しかない。一粒万倍日と重なる日は最強・最高の開運日。
一粒万倍日一粒の籾が万倍にも実って稲穂になることから、お金についても何倍にもなって返ってくるとされる。
大安六曜の中で最も縁起のよい日。何をしてもうまくいき、成功する日とされる。
寅の日吉日の中で最も金運が上昇している日。

上記の吉日が複数重なる日は、宝くじや財布を購入するのによりおすすめですよ。

↓宝くじを買うタイミングに関しては、下記の記事でも紹介しています。

しかし、吉日だと思っていても、三隣亡も重なっていることもあるため注意が必要です。

三隣亡と吉日が重なっている日についても後述しているので、参考にしてください。

お葬式にまつわること

全国的には六曜の「友引」の日はお葬式をしないという慣習がありますが、三隣亡を避けるべきという考えは基本的にはなく、お葬式をおこなっても問題ありません

しかし、和歌山県の一部では友引の日以外にも三隣亡を避けるべきという慣習があります。

理由としては、3軒隣まで滅ぼすという三隣亡の字体から、3軒隣の魂にも不吉な影響を及ぼすと考え、避けられるようになったといわれています。

そもそも、カレンダーの三隣亡ってどういう意味?

選日の1つである三隣亡(さんりんぼう)とは、縁起が悪く、特に建築関係・引っ越しなどを作業するのに不向きな日とされています。

三隣亡と呼ばれている由来などは詳しくわかっていませんが、歴史からある程度予測することができます。

江戸時代には、三隣亡ではなく「三輪宝」と書物に書かれており、その日は「屋立て(建築関係のこと)はよし」とされています。

今は凶日とされていますが、江戸時代は全く逆で吉日と捉えられていたようです。

ここからは歴史家の推測も入ってしまいますが、「屋立てはよし」を「屋立てはあし」と読み違いをされ、吉日から凶日になってしまったという説が有力です。

そして、凶日なのになぜ「三輪宝」という縁起の良さそうな表記になっているのか、ということで、同音の「三隣亡」に書き改められたという経緯があります。

漢字から「三軒隣まで亡す」と読み取れるため、建築関係の凶日とされていますが、建築関係以外にも三隣亡の日に起こった縁起の悪い事例がいくつかあります。

三隣亡に起こった不吉な事例

  • 高いところに登って怪我をした
  • 土産物をもらった方が没落し、贈った方は成金になった

まとめると、江戸時代はむしろ吉日であったが、読み違いなどの関係で凶日とされ不吉な事例も重なって起きたため、現在では建築関係の凶日とされている

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三隣亡の2022年のカレンダーと凶日を避ける対策

下記に、2022年の三隣亡の一覧をご紹介します。

建設にまつわる行事や引っ越しなどはこの日を避けるように、参考にしてください。

三隣亡は、ひと月に24日、年に30日程度あります。

赤字表記は、三隣亡と吉日が重なっている日です。

「吉日なのでよい」と思ってしまいやすい日のため、注意してくださいね。

2022年の三隣亡
4月11日(先勝)、23日(先勝)
5月10日(先勝)、22日(先勝)
6月3日(先負)、6日(寅の日、赤口)18日(寅の日、赤口)30日(寅の日、先勝)
7月16日(一粒万倍日、大安)28日(一粒万倍日、大安)
8月14日(大安)26日(大安)
9月7日(先勝)、10日(寅の日、仏滅22日(寅の日、仏滅)
10月4日(寅の日、大安)8日(一粒万倍日、先負)20日(一粒万倍日、先負)
11月1日(一粒万倍日、大安)、18日(仏滅)、30日(大安)
12月15日(寅の日、友引)27日(寅の日、仏滅)

2022年の建設吉日は?

建設吉日は、家を建てる時に縁起のよい日のことです。

地鎮祭、着工式、上棟式、建前、造作、引き渡し式などの、建設にまつわる行事をおこなうのによい日とされています。

建設吉日は「六曜」とは異なるもので、「十二直(じゅうにちょく)」によって決められています。

十二直とは、北斗七星の星の動きから吉凶判断をおこなうものです。

「建・除・満・平・定・執・破・危・成・納・開・閉」の12種類があり、その中でも「建・満・平・定・成・開」の6つにあたる日が建設吉日とされています。

下記に、2022年の建設吉日をご紹介します。

2022年の建設吉日
4月4日、5日(一粒万倍日)7日(寅の日)、12日、13日、19日(寅の日)、21日、24日、29日(一粒万倍日)
5月1日(寅の日)、3日、6日、7日、8日、14日(一粒万倍日)、16日、18日、19日、24日、26日(一粒万倍日)、30日、31日
6月1日、5日、8日、10日(一粒万倍日、天赦日)、12日、13日、14日、20日、22日(一粒万倍日)、24日、25日、26日
7月2日、6日、7日(一粒万倍日)、8日、9日、13日、15日、17日、19日(一粒万倍日)、21日、25日、27日、29日
8月1日、2日、6日、7日、9日、11日、13日、15日(一粒万倍日)、19日、21日、23日(天赦日)、25日、27日(一粒万倍日)、31日
9月2日、4日、6日、8日、9日、15日、17日、19日、20日、25日、27日、29日
10月1日、2日、3日、7日、10日、14日、15日、16日(寅の日)22日(天赦日)、24日、26日、27日
11月3日、8日、9日(寅の日)、10日、14日、16日(一粒万倍日)、20日、22日、26日
12月2日、3日(寅の日)、4日、9日、11日、13日(一粒万倍日)、16日、17日、21日、23日、25日(一粒万倍日)、29日

ピンク色マーカーのある日は、建設吉日の中でも「天赦日」もしくは「一粒万倍日」、「寅の日」と重なる吉日です。

また、黄色マーカーのある日は、建設吉日の中でも「天赦日」と「一粒万倍日」どちらも重なるため特に縁起がよく、最強・最高の開運日です。建設関係の行事をおこなうのによい日となっています。

ぜひご参考にしてくださいね。

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寅年はずっと三隣亡?山形県の年間三隣亡とは

上記では2022年の三隣亡の「日」についてお伝えしましたが、ここでは「年間三隣亡」という考え方についてお伝えします。

年間三隣亡とは、十二支の中の「寅の年」「午の年」「亥の年」の3年については、その1年間全体が三隣亡の年だとする考え方のことです。

日本全体としては年間三隣亡の慣習はなく三隣亡の「日」について配慮されていますが、山形県の日本海沿岸地域である庄内地方には年間三隣亡の慣習があります。

こうなると、庄内地方では「寅の年」「午の年」「亥の年」は1年間建設関連の仕事ができず、2022年も該当するということになってしまいます。

しかし、現実的に考えて建設会社が1年間仕事をしないということは難しいですよね。

この対策として、三隣亡の年に入る前の年(丑の年、巳の年、戌の年)にお祓いをして「仮り柱」を建てるというものがあるようです。

前の年に家を建てはじめたことにしておいて、災いから避けるという考え方からきています。

庄内地方にお住まいの方が新築を建てる際には、年間三隣亡のことも考慮して進めることが必要ですね。

【最新2023年】三隣亡の日~早見表~

これらの日には、上で紹介した「やってはいけないこと」は控えるようにし、別に日に行うようにしましょう!!

三隣亡の日
1月12日・24日
2月10日・22日
3月9日・21日
4月2日・6日・18日・30日
5月17日・29日
6月13日・25日
7月11日・23日
8月4日・9日・21日
9月2日・17日・29日
10月15日・27日
11月13日・25日
12月10日・22日

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【まとめ】三隣亡の日はやっていけないことが多いので注意!

この記事をまとめると

  • 建設関係や引っ越し、入籍などは、三隣亡の日を避けたほうがよい
  • 自分が気にしていなくても周囲の方が気にしている場合があるので、配慮が大切である
  • 和歌山県の一部では、お葬式も三隣亡を避ける地域がある
  • 三隣亡と吉日が重なっている日があるので注意する
  • もともとは凶日ではなく「三輪宝」という吉日であったという説がある

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