おみくじを引いたら凶だった……
悪いことあるのかなぁ、引き直ししようかな?
おみくじの引き直しは他の神社仏閣だと良いですよ!
それに凶は一般的に運が悪いと思われがちですが、その後逆にラッキーになる可能性があります
この記事でわかること
- おみくじが凶でもその後大丈夫な理由
- おみくじの凶をその後逆にラッキーにする対処法
- おみくじの運勢の割合やおみくじのルーツ
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もくじ
おみくじは凶でもその後は意外に大丈夫!
試しに引いてみたらおみくじが凶だった、となると、結構ショックですよね。
その後どうなるのか、不安になったり、心配になってしまうと思います。
しかし、結論から言っておみくじが凶でも問題ありません。
実際に凶を引いた方の話を見てみましょう。
十数年前に岩手県の平泉(現在は世界遺産)でおみくじを引いたら私も友人も「凶」でした。
一度その場を去りましたが、やっぱり気分が悪く、友人と共に戻ってリベンジしましたが、今度は「大凶」でした(笑)
その日はなんか1日ついてなかった事は覚えてますが、その年はそんなに悪くなかったと思います。
気の持ちようだと思いますよ!
引用:Yahoo!知恵袋
こちらの方はおみくじをご友人と引いて凶が出て、さらに引いたら大凶になってしまったとのことですが、その年は悪い年でもなかったとも書かれていますね。
このように凶だったとしても、その後悪いことが起きるということでもないのです。
おみくじは凶でもその後逆にラッキーになる?
凶だとこれから悪いことが起きるのでは、と思いがちですが、実際はそうでもありません。
むしろ、その後ラッキーになっていく可能性が高いんです。
その理由を解説していきますね。
逆にラッキーになる理由
凶の本当の意味は?
逆にラッキーになる理由は「凶は現時点での運気だから」ということと、「神仏からの助言だから」という2つの理由があります。
順番に見ていきましょう。
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その後運気が上がっていくから
おみくじは、引いた時点でのあなたの運気を示していると言われています。
凶ということは、これ以上悪くなることはなく、この先運気が上がる一方なので、実は逆にラッキーなのです。
安心してくださいね。
神仏からのアドバイスだから
おみくじは本殿に参拝して願い事をした後に引きますね。
おみくじにはその願い事の答え、神仏からのアドバイスが書かれていると言われています。
凶だからとむやみに怖がったり落ち込んだりせず、おみくじに書かれているアドバイスに注意しながら過ごすと、運気も上がっていきますよ。
おみくじの凶を逆にラッキーにする対処法
理由がわかっても、凶から吉に転じるために具体的にどうすればいいのでしょう。
凶を引いてしまったその後の対処法を見ていきましょう。
吉凶にとらわれず、おみくじをよく読んでみる
凶のおみくじでも、書いてあることが全て悪いとは限らないと思います。
吉凶以外に、お寺であれば漢詩、神社であれば和歌が書いてあり、さらに個別の運勢が書いてあるでしょう。
この内容をよく読み、思い当たるところを慎み、気をつけて日々を過ごせば問題ありません。
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おみくじを神社やお寺の結び所に結ぶ
まず神社やお寺に結んで帰る、という方法です。
これは「厄を神仏に引き取ってもらう」ということになりますので、良い対処法です。
おみくじに書かれていることを受け止めて、境内の結び所にしっかり結びましょう。
おみくじを結ぶのは、神様とのご縁を結ぶ、という意味にもつながります。
おみくじを持ち帰る
意外に思われるかもしれませんが、持ち帰るのも対処法として良いのです。
前述したようにおみくじは神仏からのアドバイスなので、本来は身に付けたり、その後折々に読み返して生活の指針とするものです。
財布や手帳などすぐ見返せるところに保管して、大切に扱うといいですね。
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おみくじの凶の割合・確率は?
そもそも凶になる確率はどのくらいなのでしょうか?
実は神社仏閣によっておみくじは種類が違う為、凶になる確率も変わってくるのです。
具体的に種類や割合を見ていきましょうね。
そもそも運勢は何種類あるのか
おみくじの運勢は神社仏閣によって違うことをご存じでしたか?
大吉・中吉・小吉・吉・末吉・凶・大凶
の7種類や
大吉・中吉・小吉・吉・半吉・末吉・末小吉・凶・小凶・半凶・末凶・大凶
の12種類がポピュラーですが、6種類だったり13種類だったりと、結構差異があるのです。
京都の伏見稲荷大社のおみくじはなんと17種類とのこと。
神社仏閣によって本当に様々なんですね。
日本の神社仏閣のおみくじの吉凶の割合
運勢が7種類の一般的なおみくじの割合は
大吉 約22%
中吉 約8%
小吉 約13%
吉 約28%
末吉 約15%
凶 約13%
大凶 約1%
となっています。
大凶の割合が少ないのは、参拝者が気を落とさないように、わざと大凶を入れていない寺社が多いのです。
浅草寺のおみくじの吉凶の割合
外国からも観光客が来るくらい有名な浅草寺のおみくじの吉凶の割合はどうでしょうか。
大吉 約17%
吉 約35%
半吉 約5%
小吉 約4%
末小吉 約3%
末吉 約6%
凶 約30%
なんと凶が30%です。
100人中30人は凶になりますね。
これはおみくじの元を作成した元三大師による「元三大師御籤帳」に記されている割合とほぼ同じです。
「元三大師御籤帳」には大吉16%、吉が36%、凶が29%、その他が20%になるように、と記されています。
昔ながらのおみくじの割合ということですね。
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凶が出やすい神社仏閣がある?
前述した浅草寺、清水寺、鶴岡八幡宮などは、昔ながらの割合でおみくじが置いてあるので、凶を引きやすいことで有名と言われています。
鶴岡八幡宮のおみくじは、凶を引いてしまっても、「凶運みくじ納め箱」というものがあり、その後そこに納めて「凶運」を「強運」に変えることができるそう。
これなら凶を引いても安心ですね。
おみくじは引き直していい?
凶が出てしまいますと、つい、もう一度引き直したくなるかもしれません。
しかし、おみくじを引き直すのは基本的にあまり良くないのです。
おみくじは「神慮」と言って、神仏の意、つまり神仏からの助言がおみくじに書かれているものなので、それを無視することになるからです。
もしどうしても引き直したいなら、同じ神社やお寺で引く場合、1ヶ月程度は期間をあけましょう。
また願い事が異なる場合は、同日に2回目を引いても問題ありません。
他の神社やお寺で引くのも、ご本尊が違うので大丈夫です。
吉凶悔吝という考え
易経に吉凶悔吝(きっきょうかいりん)咎なし、という言葉があります。
占いで吉という結果が出ても、その後慢心して誠意を尽くすということを惜しむ(吝る)と運気は下がってしまうし、凶という結果が出ても、悪いところを反省して(悔やみ)めげず努力を怠らず過ごしていれば運気は上向いてくる、というものです
吉凶どちらの結果であっても、過失は改めることで物事は良い方向に向かう、ということですね。
おみくじに関するよくある質問
そもそもおみくじとは
中国最古のおみくじと言われるものがあります。
南宋時代に刊行された天竺霊籤(てんじくれいせん)というもので、これは観音菩薩のお告げと言われる五言四句の漢詩集を一首ずつ短冊状にして配ったものです。
これが日本に伝わり、天竺霊籤を整理したのが良源(元三大師)という天台宗の高僧で、良源はさらに観音菩薩のお告げを受けて自ら観音籤を作りました。
これが観音百籤(かんのんひゃくせん)、観音くじと呼ばれるものです。
そのおよそ600年後、寛永寺の天海大僧正という方の夢枕に元三大師が立たれ、「信州の戸隠山に観音百籤がある。人々の困難を救うため、観音菩薩に祈念していただいた。これで人々を救いなさい」とお告げがあり、戸隠に人をやると偈文(げもん・仏の教えが書かれた文章)百枚が納められていたそう。
これがおみくじの元になったと言われています。
おみくじの凶の運勢はいつまで続く?
おみくじに有効期限はないです!
おみくじは、お願い事に対しての神様からの助言なので、そのお願い事が叶った場合は、おみくじの効果は無くなったと言えるでしょう。
おみくじの効果は1年続くと思われがちですが、これは初詣の際におみくびを引くのが恒例となっているからですね!
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【まとめ】おみくじが凶でもその後逆にラッキーになる!
おみくじが凶だった時、その後逆にラッキーになるかを見てきました。
その後逆にラッキーである理由や対処法、凶が出やすい神社や歴史など、おみくじに関して様々に知ることができましたね。
おみくじが凶だと落ち込んでしまうかもしれませんが、内容をよく読み、その後過ごしていけば問題ありません。
むしろ、これから運気が下がることなく上昇していく一方と思うと、楽しみになるのではないでしょうか。
おみくじを元に、逆にラッキーなことがどんどん訪れるように過ごしてみてくださいね。