この秋二条城は大政奉還後150年を迎え、二の丸御殿のライトアップやプロジェクションマッピングなどの行事で注目を集めました。
二条城は、日本で4つしか存在しない「お城の御朱印=入城記念符」がもらえる貴重なスポットってご存知でしたか?
御朱印集めに奔走している御朱印ファンのみなさまへ、気になる二条城の御朱印についてご紹介します!
そのため今回は、二条城の御朱印と御朱印帳の受付時間、種類、値段、場所は?見所もご紹介します!^^
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もくじ
二条城の参拝や御朱印が頂ける受付時間は?
出典元:https://ja.wikipedia.org/wiki/
年末年始(12月26日から翌年1月4日まで)と毎年12月・1月・7月・8月の毎週火曜日が定休日となります。
お城の敷地はとても広いのですべて見学するのにはかなりの時間を費やします。そのため、お城の入城受付締め切りの16時までに入城しなければなりません。
さらに注意したいのは、御朱印をもらえるのはお城の受け付けではなく、二の丸御殿の近くにある「お土産屋さん」なのです!
そしてお土産屋さんの営業時間は16時45分までとなっています。
時間ギリギリまでお城を見学した後で御朱印をもらおうとしていては間に合わないかもしれません!早めに入城して、お土産屋さんの場所も確認しておきましょう。
二条城の御朱印の種類や値段は?
種類:1種類
出典元:https://ameblo.jp/sakurazaka128/entry-12187927160.html
「御朱印」と聞くと、歴史が長いイメージがありますが、実は二条城の「御朱印」は近年登場したものです。
「御朱印」とは、神社や寺院で参拝者に向けて押印される印章をさす言葉なので、お城である二条城での正式な名前は「入城記念符」となります。
もともとはお城に来たことを記念する「入城スタンプ」だけ設置されていましたが、御朱印ブームの影響もあってか、最近になり「御朱印的なもの=入城記念符」が誕生したのです。この入場記念符は、1枚300円で購入することができます。
二条城で手に入れることができる御朱印の種類は1つだけです。
「世界遺産・元離宮二条城」と大きく墨で書いた文字の上に徳川家の家紋が大きく押されているのが、二条城の御朱印の特徴です。
さらにお伝えしておきたいのは、御朱印帳に記入してもらうのではなく、「すでに御朱印が書かれた紙をもらえる」というスタイルです。日付を除く部分はすべて印刷されていますので、神社のように「自分の御朱印帳にその都度書いてもらえる」ものではありません。
1枚300円の御朱印ですが、収益は「一口城主募金」として文化財建造物の修理などに充てられるそうです。これからも美しい二条城の姿を見るためにも御朱印(入場記念符)を頂きましょう。
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二条城の御朱印のもらえる場所は?
出典元:http://kyoto-photo.jp
二条城の御朱印は、境内の中にあるお土産屋さん「京都市観光協会二条城売店」で販売されています。
このお土産屋さん、2016年に大きくリニューアルされました!これまでのお土産屋さんは正直「雑然とした感じ」でしたが、現在は抹茶カフェやコインロッカーなどの設備も充実されています。
カウンターも広くなり、案内板などの掲示物もさらに見やすくなりました。観光案内や赤ちゃんのための休憩室など、二条城を訪れる人のための施設としてさらにパワーアップしています。
ひとつ注意したいことは、このお土産屋さんには「定休日」があります。
二条城の休城日にあわせて、年末年始(12月26日から翌年1月4日まで)と 毎年12月・1月・7月・8月の毎週火曜日が定休日となっています。
また、営業時間も二条城と同じ8時45分から16時45分までなので、時間にも注意が必要です。
お土産屋さんの詳しい場所
出典元:https://www2.city.kyoto.lg.jp/bunshi/nijojo/
お土産屋さんの場所は、敷地内でいえば最も東に位置しています。
一番近い建物は、二条城最大の見所「二の丸御殿」です。二の丸御殿まで来たら、御朱印をもらいにお土産屋さんに立ち寄るのが一番分かりやすいかもしれません。
お城式に表現すると、もっとも近い入り口は「東大手門」となります。お土産屋さんには無料休憩所や多目的スペース、抹茶カフェなどがあるため多くの人でいつも賑わっています。
二条城で買える御朱印帳の種類は?値段・サイズ・色も
出典元:https://ameblo.jp/sakurazaka128/entry-12187927160.html
色の種類:1種類
買える時間・場所:二の丸御殿東側のお土産屋さんで8時45分から16時45分
二条城で頂く御朱印(入城記念符)ですが、「神社」でも「仏閣」でもない二条城の御朱印は、「神社系」と「仏閣系」どちらの御朱印帳に貼ったらいいのかが悩みどころとなるようです。
多くのお城では「来場記念スタンプ」が用意されているので、「城専用スタンプ帳」を作ってそちらに加える人もいるようです。
でも「城専用スタンプ帳」というものはほとんど売られていませんし、ノートのような「単なるスタンプ帳」では味気ないなあ・・・と思う人におすすめのものがあります。
二条城ではお城スタンプを集めるのに相応しい「御朱印帳」ならぬ「集印帳」が1冊1950円で販売されています!
出典元:https://twitter.com/alley_ismade/status/762630260642807810
この集印帳の素晴らしいところは、表紙のモチーフに、二の丸御殿で見られる障壁画(御常御殿一之間:松鶴の間)が使われているところです。
二条城の豪華な障壁画に心うたれた人なら絶対に手に入れたいレアアイテムです。見た目も御朱印帳のように豪華です!
ちなみに、お城で御朱印をもらえるのは全国でたった4箇所しかありません。二条城以外では会津若松城、郡上八幡城、長野県の松本城でも御朱印をもらえます。
御朱印ブームも加熱するばかりなので、御朱印がもらえるお城もどんどん増えていく可能性があります。二条城に訪れた機会に、お城専用の「集印帳」を作ってみてもいいかもしれませんね!
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二条城の境内の様子を紹介
二の丸御殿
出典元:http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/
二条城で最も有名なイベント1603年徳川慶喜によって「大政奉還」が行われたのが、この「二の丸御殿」です。歴史的舞台となった二の丸御殿は豪華絢爛のひと言に尽きます。
将軍への献上品の取次ぎ場所であった「式台」や美しい襖絵が印象的な「黒書院」、将軍の居間である「白書院」など当時の将軍の権威のすごさを「これでもか!」というほど知らされる歴史的建造物です。
二の丸御殿はかなりの広さです。当時の工芸技術の高さを垣間見ることができますので、日本の伝統工芸に興味がある方にはおすすめのスポットです。
二の丸庭園
出典元:https://jyo-sai.com/
「黒書院」や将軍の座が設けられている「大広間」から見える美しい庭園「二の丸庭園」も見どころの1つです。
現代でいう「VIP」たちが集う場所から見えるこの庭園は、池の中央に3つの島と4つの橋を設けた「神仙蓬莱」の世界を表していると言われています。
家康から始まる代々の将軍たちは、この庭を眺めながら政略を練っていたのかもしれません!そんな歴史上の人物たちに思いを馳せながらお庭を眺めてみてはいかがでしょうか。
二の丸御殿の障壁画
出典元:http://nico-wisdom.com/newfolder1/fusuma-nijyoujyou.html
二の丸御殿は「国宝」に指定されています。
歴史的健造物としての価値も計り知れませんが、御殿の中にある3000面以上の障壁画のうち1016面は国の重要文化財に指定されています。
つまり、二の丸御殿は外から内まですべてが国宝級ということになります。
障壁画は、「白書院」を除くすべての間は金箔が貼られた障壁画で飾られています。
二の丸御殿の中は照明が控え目にしてありますが、外の光を受けて輝く黄金の障壁画は豪華絢爛、まさに別世界です。
現在私たちが目にする障壁画は1626年に後水尾天皇が行幸される際、幕府御用達の絵師「狩野探幽」(かのうたんゆう)らが新たに製作したものです。
本丸御殿
出典元:https://kojodan.jp/castle
「二の丸御殿」がそれほど豪華なら、おとなりの「本丸御殿」はもっとすごいのか?と思う人が多いので、本丸御殿についても触れておきましょう。
創建当時は「本丸御殿」も、その名に相応しく二の丸御殿と同じくらいの規模を持ち、美しい天守閣が建っていました。
しかし、残念ながら天守閣は落雷によって焼失してしまいました。以後、天守閣跡のみとなってしまい現在では特別公開されない限り、内部を見学することはできません。
本丸御殿の歴史にまつわるエピソードですが、みなさんもよくご存知の皇女・和宮(こうじょかずのみや)様が、徳川14代将軍・家茂に嫁がれる前、こちらの御殿に住まわれていたそうです。
本丸御殿は、政治の上で重要な役割を果たした「公武合体」の象徴ともいえる皇女・和宮様の生涯に触れることができる重要な建造物なのです。
二条城のアクセス
電車でアクセスする場合
JR京都駅から地下鉄烏丸線「国際会館行き」に乗車し「烏丸御池駅」で下車。
地下鉄東西線から「太秦天神川行き」に乗車し「二条城前駅」で下車。
バスでアクセスする場合
京都駅前バスターミナルB1乗り場から「9系統・西賀茂車庫前行き」のバスに乗車し「二条城前」で下車。
またはB2乗り場から50系統・立命館大学前行き」のバスに乗車し「二条城前」で下車。
電車でもバスでも、下車したらすぐに二条城の姿をみつけることができますので、下車する場所を間違えないかぎりは迷うことはほぼありません。
(マイカーで訪問した経験がありますが、二条城には公共交通機関で行くことを強くおすすめいたします!)
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まとめ
二条城の御朱印は解りましたでしょうか?
是非、御朱印帳を持って、御朱印をいただきにいきましょう!
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