菜の花は春を代表する食材としても親しまれていますが、菜の花の時期はいつ頃になるのでしょうか?旬の季節や見頃、おいしい食べ方についても気になりますよね☆
そのため今回は、『菜の花の時期は?咲く季節や旬の見頃、種類や産地や花言葉、食べ方のおすすめも』をご紹介します!^^
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もくじ
菜の花の時期は?
出典:http://ur0.work/Ofac
食用菜の花の旬の時期
食用菜の花の旬は、1月~3月です。
菜の花のイメージより、ちょっと早いですよね。
菜の花が黄色い花を咲かせるのは、2月~5月頃までです。
春の食材として有名な菜の花ですが、食用としては花が咲く前が旬なので、旬の時期と開花時期は異なるので注意が必要です。
花が咲いてからでも食べられないことはありませんが、苦味や固さが出てきてしまいます。
中には、11月頃から出回る品種もありますが、一般的に最盛期は1月~3月になります^^
■菜の花の旬については、別記事でもまとめています☆
fa-arrow-circle-right菜の花の旬な時期・季節はいつ?産地やおいしい食べ方、保存方法も
菜の花の開花時期
菜の花は、地域によって開花の時期が違います。
早いところでは3月から、遅いところでは6月に開花します。
- 北海道地方・・・5月下旬~6月中旬
- 東北地方・・・5月上旬~5月下旬
- 首都圏・・・3月中旬~4月上旬
- 埼玉周辺・・・5月上旬~5月中旬
- 千葉周辺・・・3月中旬~4月下旬
- 神奈川周辺・・・3月下旬~4月上旬
- 甲信越地方(山梨県周辺)・・・5月上旬
- 甲信越地方(長野県周辺)・・・5月上旬~6月上旬
- 東海地方・・・4月~5月
- 中国地方・・・4月上旬~5月上旬
- 四国地方・・・4月中旬~5月中旬
- 九州地方(長崎県周辺)・・・4月中旬~4月下旬
- 九州地方(熊本県周辺)・・・4月上旬~5月上旬
- 九州地方(宮崎県周辺)・・・4月中旬~6月中旬
- 九州地方(鹿児島県周辺)・・・4月上旬~4月中旬
桜のように、南から順番に開花するのではなく、九州地方よりも首都圏の方が早かったりするんですね☆
■菜の開花の時期等については、別記事でもまとめています☆
fa-arrow-circle-right菜の花の季節や開花の時期はいつ?見頃や旬のシーズンを紹介!
菜の花とは?種類や生産地、栄養や花言葉は?
出典:http://u0u0.net/OiXs
菜の花とは?
菜の花は、アブラナ科アブラナ属の総称で、春の食材として、食用としても利用されています。
菜の花はアブラナ科アブラナ属の総称ですが、アブラナ科には、大根、キャベツ、ブロッコリー、高菜、小松菜なども含まれています。
私たちにとって「菜の花」と聞くと、「春に咲く黄色い花」が真っ先に思い浮かびますよね。
ここで思い浮かべる「菜の花」は「アブラナ(油を搾る菜っ葉)」とも呼ばれています。
アブラナは、成長過程により呼ばれる名称が変わり、
- 「アオナ」・・・開花する前の若い葉(食用になるもの)
- 「ナノハナ」・・・開花している状態
- 「ナタネ」・・・開花後、種子ができた状態
となっています。
アブラナは菜種油の原料となっており、食用のものはビタミンCやミネラルも豊富に含まれています☆
春になると群生して黄色の花を咲かせる菜の花は、見ていてとても暖かい気持ちになりますよね^^
菜の花の種類
菜の花には、セイヨウアブラナ、セイヨウカラシナなどの種類があります。
道端に咲いている菜の花は、セイヨウアブラナかセイヨウカラシナという種類であり、スーパーなどに並んでいるものは、食用として品種改良されたものになります。
セイヨウアブラナとセイヨウカラシナは、花びらの大きさや葉の形などで見分けることが出来ます。
セイヨウアブラナは、セイヨウカラシナよりも花びらが大きく、葉が丸い形をしています。
そして、セイヨウカラシナは、花びらがセイヨウアブラナよりも小さく、葉の形がギザギザとしています。
この他にも、交雑している種類もあるので、道端で菜の花を見かけたときは、ぜひ観察してみてくださいね^^
菜の花の生産地
菜の花は日本各地で生産されています。
菜の花の生産量ランキングをご紹介します^^
- 千葉県(36%)
- 徳島県(20%)
- 香川県(17%)
- 高知県(9%)
- 大分県(4%)
- 福岡県(3%)
- 大阪府(2%)
- 京都府(2%)
- 滋賀県(0.5%)
- 岐阜県(0.5%)
平成20年のデータですが、関東地方から九州地方まで、幅広く生産されていることがわかります。
このうち、千葉県と徳島県で半数以上をしめています。
菜の花の花言葉
菜の花の花言葉には、「快活」「明るさ」「競争」「財産」「小さな幸せ」などがあります。
「快活」というのは明るく元気な様子を意味しており、春の訪れを告げる、明るい菜の花のイメージに合っていますよね^^
「競争」というのは、優劣を競い合うという意味の言葉でもありますが、同じ方向へ切磋琢磨し合うという意味でも使われます。
たくさんの菜の花が、空に向かい競争するように咲いている様子が由来となっています。
「財産」というのは、菜の花の「金黄色」が由来となっています。
青空の下で群生している菜の花の景色は、キラキラとしていて、とても輝いて見えますよね☆
財産という花言葉には豊かさという意味も含まれています。
「小さな幸せ」は、菜の花の小さな花びらが由来となっています。
春に道端に咲く菜の花は、希少性はないものの、私たちにとってとても身近な存在ですよね♪
そんな何気ない日常の中の、小さな幸せを象徴しているというわけです^^
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菜の花の美味しい食べ方は?
出典:http://ur0.work/Ofa4
菜の花とツナのごま油和え
まずは、菜の花とツナのごま油和えのレシピをご紹介します。
菜の花とツナ缶があれば作れるので、簡単ですよ^^
【用意するもの(2人前)】
- 菜の花 200g
- ツナ缶 1個
- ごま油 適量
- 塩 適量
- 白ごま 適量
【作り方】
- 沸騰したお湯に塩を適量入れ、菜の花を茹でる。茹ですぎるとクタクタになってしまうので、注意。
- 茹で上がった菜の花を冷水にさらし、キッチンペーパーなどでしっかり水気を切る。
- 茹で上がった菜の花を2㎝くらいに切る
- ボウルに菜の花とツナ缶を入れて、混ぜる
- ごま油、塩をあえて完成
料理の付けあわせにぴったりですね^^
菜の花と卵の味噌汁
続いて、和食の定番、味噌汁に菜の花を使ったレシピをご紹介します^^
【用意するもの(2人前)】
- 菜の花 100g
- 溶き卵 1個
- 味噌
- 白だし
【作り方】
- 菜の花を3㎝くらいに切る。
- 鍋が沸騰したら菜の花を入れ、明るい緑色になるまで1分程度茹でてから、一度取り出す。
(取り出しておくことで、色味や食感を保つことができます。) - 鍋に味噌、白だしを入れ、混ぜ合わせる。
- 鍋を中火にかけて温めたら、溶き卵を入れる。
- 最後に取り出しておいた菜の花を入れ、ひと煮立ちしたら完成。
毎日のお味噌汁の中に菜の花が入っていれば、春を感じることができますね^^
菜の花の天ぷら
メインディッシュとしても使える、菜の花の天ぷらのレシピも紹介します。
【用意するもの(2人前)】
- 菜の花 100g
- 薄力粉 60g
- 片栗粉 10g
- 冷水 100ml
- 溶き卵 1/2個
- 塩 小さじ1/4
- レモン 適量
【作り方】
- 薄力粉と片栗粉をふるいにかけておく
- 菜の花の下端は捨て、天ぷらにちょうどよい大きさに切り分けます
- ボウルに薄力粉、片栗粉、冷水、溶き卵を混ぜ合わせます
- 菜の花を3にくぐらせて、180℃に加熱した油で1分ほど揚げて、油を切ります
- 塩、レモンを添えて、完成です
菜の花も天ぷらにすれば、季節を感じるメインディシュの出来上がりです^^
美味しい菜の花の選び方
出典:http://ur0.work/Ofao
菜の花は、どれを選んだら迷ってしまいますが、どうせなら美味しいものを選びたいですよね。
菜の花は、蕾(つぼみ)が密集していて、葉や茎が柔らかく、詰まっているものが美味しい菜の花です。
菜の花は、花が咲く前のつぼみの状態を食用とするので、できるだけ花が咲いていない若いものがおすすめです^^
調理する時は新鮮なものを使うようにして、時間が経ってしまって切り口が茶色くなっていたり、変色したものは避けるようにしましょう。
菜の花の栄養
出典:http://u0u0.net/OiXi
菜の花には、βカロチン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、鉄、カルシウム、カリウム、食物繊維などが豊富に含まれています。
菜の花は緑黄色野菜の中でも、とても栄養価が高いんです^^
カロチンやビタミンCは免疫力を高めるので、季節の変わり目にはとても適した食材ですね☆
鉄分も豊富なので、貧血気味の方にもおすすめですよ^^
菜の花の保存方法
出典:http://u0u0.net/OiX0
菜の花は、そのままの状態で置いておくと、すぐにしなびてしまうので、適切な方法で保存しておかなければいけません。
菜の花の保存方法を、冷蔵、冷凍別に紹介します。
冷蔵保存の方法
菜の花を冷蔵保存する時は、濡らした新聞紙で包み、ジップロックなどの袋に入れて保存しましょう。
新聞紙などで包み袋に入れたら、野菜庫に入れておきます。
野菜庫に入れる場合は、茎が曲がらないように気を付けましょう。
茎を曲げないよう、そのままの状態で根を下にして立てるようにして入れると良いですね^^
濡らした新聞紙で包んで袋に入れて保存したとしても、新鮮なのは3日程度です。結構短いので注意が必要です。
カットすると更に期限が短くなってしまうので、冷蔵保存するときは、できるだけそのままの状態で保存しましょう。
冷凍保存の方法
もっと長い期間保存したい時は、冷凍保存するようにしましょう。
冷凍する場合は、30秒ほど茹でてから冷水につけ、小分けにして冷凍するようにしましょう。
小分けにする時は、中の空気を抜くことがポイントです。
茹でた後に冷水につけることで、菜の花の鮮やかな緑色を長い期間保つことができます。
解凍する時はレンジには入れず、自然解凍するようにしましょう。
冷凍保存なら、1ヶ月~2ヶ月ほど保存することができます。
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菜の花のおすすめはこちら☆
野菜の健康パワーをおいしく上げるレシピです☆
129のレシピが掲載されており、野菜本来の栄養価を損なうことなく調理することができます^^
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国産菜種100%使用で、胸焼けしにくく、甘さや香りが高いのが特徴です^^
食用菜の花 (摘み菜)です☆
苦味の少ない黄葉系で、つま菜や菜の花漬(こがね漬)として利用されています。
春を呼ぶほのかな風味で、観賞用としても利用することができます^^
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菜の花は1月~3月が旬の食べ物です。栄養価も高く、貧血の方には特におすすめです☆
みなさんも、菜の花を食べて春を感じてみてはいかがでしょうか^^
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