健康

風邪にはちみつは予防になる?その効果や食べ方・飲み方・飲み物も

はちみつは、体にも美容にもいいと言われています。寒くなってくると用心しなければならないのは風邪。

予防方法はいろいろありますが、はたしてはちみつはどうなのでしょうか。

驚くべきはちみつパワーを、そのバラエティー豊かな食べ方と共にご紹介します!^^

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風邪にはちみつは予防になる?

出典:https://slism.net/beauty/face-pack-with-honey.html

イメージ的に、はちみつは体にもよく、美容にもよいということから、

栄養をいっぱい持っていそうです。ではその栄養分とは、

いったいどういうものなのでしょうか。

糖(グルコース、フルクトース、マルトース)

グルコン酸、酵素、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、ポリフェノール

体に良さそうなオンパレードですね。

ではこの中から、風邪にからめて考えていきましょう。

糖分

まず圧倒的な成分である糖分。

40%がグルコース、50%がフルクトースです。

グルコースとは、ブドウ糖のこと。人間が活動するために

欠かせないエネルギー源です。脳にとってはもっとも大切なエネルギー。

フルクトースとは果糖。水にとけやすく甘味が強いので、砂糖の代わりに

使われることもありますね。果糖は血糖値が上がりにくいという利点も。

エネルギー源が満たされているということは、ウィルスに負けない体力が

しっかりついているということ。しかも、はちみつがすごいのはその吸収の仕方。

消化を必要としないのです。短い時間に腸壁から血液へと取り込まれ栄養になる。

ですから胃に負担をかけない。風邪は弱った粘膜を狙います。

そして糖分は疲労回復にとても大切なもの。疲れている時甘いもの食べたくなりますよね。

これらのことを見てみると、糖分は風邪予防に十分力を発揮しているといえるでしょう。

豊富なミネラル

マグネシウムなど、たくさんのミネラルを含んでいるはちみつは、

鎮静作用もあるといわれています。

風邪予防の大切な要因の一つは、たっぷりの睡眠。

睡眠を妨げるのは、疲れであったりストレスであったり、

神経の高ぶりによるものが多いです。

ミネラルにはストレスを取り除く鎮静作用があり、それによって

安眠が得られるということを考えれば、これも十分な風邪予防でしょう。

ビタミン

ビタミンも、みかんなどに比べれば少量ですが、あらゆる種類が含まれています。

これはミツバチたちが運んできた花粉が、蜜に混ざるという理由だからだそうです。

ビタミンは免疫力を強くします。ですから風邪の予防になることに間違いないでしょう。

グルコン酸

はちみつの効力の中でも最も優れているとされる部分。

それは強力な殺菌力です。

昔は食用というよりも、薬という感覚でとらえられていました。

殺菌力があるということは、消毒作用もあるということで、

傷口の消毒や、やけどの治療などにも使われていました。

菌に負けないということほど、風邪予防に適した力はありませんね。

風邪対策のはちみつの効果は?

予防には適したものではあるようですが、

では、いざ風邪をひいてしまった状態にはどうなのでしょう。

出典:http://www.irasutoya.com/2013/07/blog-post_4994.html

咳、喉の粘膜に作用

やはりここでも殺菌効果が効力を発揮します。

特に咳がひどい時にはちみつがいいというのは、よく聞くことです。

咳は付着した菌を排除しようとする現象です。

はちみつはその菌を殺菌効果でやっつけます。しかしそれだけなら、

同じような効果を持っているカテキン(お茶)などにもある作用。

しかしはちみつは、咳で荒れた喉の粘膜を保護してくれるのです。

それによって咳がやわらぐというわけです。

風邪の他の症状、鼻水、鼻づまりなど、それ自体に作用することは

できませんが、鼻のかみすぎや鼻水の喉への侵入による痛みや不快感を

やわらげるということにつながります。

一方で、生のはちみつには「ボツリヌス菌」があるということが

知られています。ですから赤ちゃんは食べてはいけませんし

糖分がとても高い食べ物ですから、糖尿病の人も控えた方が。

はちみつにアレルギーを持っている人もいるので気を付けて。

風邪を引いてからの効力も、睡眠や消化によいなど、

ほぼ予防と重なりますが、どんな場合でも食べ過ぎてはいけないということです。

いくら良いものだといっても、そのままバクバクと食べる人はいないでしょうが、

やはり分量は考えて取るようにしましょう。

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はちみつの飲み物や食べ方も紹介

はちみつの使い方は数えきれないほどありますが、

ここでは、風邪予防や風邪の時に摂取する場合の

やさしい取り入れ方を抜粋して紹介します。

はちみつでホットミルク

出典:http://www.kyotodekuraso.com/t/303

牛乳の中のカルシウム、ビタミンに鎮静作用があります。

トリプトファンというアミノ酸により、神経を落ち着かせ、

安眠効果もあります。

カップ一杯(約200ml)の牛乳を膜が張らない程度に温めます。

そこにスプーン一杯のはちみつを入れるだけ。

ハニーウォーター

出典:https://www.mylohas.net/2016/08/056653honey.html

寝る前や朝に飲むコップ一杯のお水、または白湯は、

睡眠中の水分不足を予防し、血液ドロドロを防ぎます。

そこにはちみつを加えるだけ。栄養と効能がプラスされるとともに、

白湯だけよりおいしくなります。毎日の風邪予防に。

はちみつとヨーグルト

出典:http://i.isetan.co.jp/blog/staff/2012/09/1062.html

乳酸菌の働きで、腸内環境をよくするヨーグルト。

腸の粘膜を守る働きに、プラス殺菌作用のはちみつを加えて。

フルーツなどを加えてビタミンもプラス。

定番 はちみつレモン

出典:http://www.kyotodekuraso.com/t/303

レモンにはクエン酸が含まれています。

クエン酸には疲労回復という効能があります。

またビタミンと糖などといっしょに取ることで、

それらの栄養素の吸収率をアップします。

レモン汁スプーン一杯と同量のはちみつをカップに入れ、お湯を注ぐだけ。

はちみつとフルーツ

出典:http://msbeegarden.blog.fc2.com/blog-entry-5.html

レモンやキウイのはちみつ漬け

キウイもレモンと同じくクエン酸の効能が期待できます。

キウイは食べやすい大きさに切り、レモンは薄い輪切りに。

ぎりぎり浸るくらいのはちみつを入れ、一晩冷蔵庫で寝かせれば、

果汁にはちみつがしみ込んで、食べやすくジューシーに。

疲労回復効果があるため、スポーツの現場などに持参したりすることも。

りんごとはちみつ

まるでカレーの宣伝文句みたいですが、りんごは栄養の塊のような果物。

そのまま漬け込んでもいいですが、ことことはちみつで煮てもおいしい。

食べやすい大きさに切ってはちみつを入れて煮るだけ。

それをヨーグルトに入れて食べれば完璧。

また、リンゴ酢にはちみつを入れて飲んでも体にいいです。

免疫効果が期待できます。

しょうがとはちみつ

出典:https://www.beauty-co.jp/feature/press/BP004943/

風邪の予防に最適なしょうがです。

体を温め、消化をうながし、新陳代謝をよくします。

熱がある時、生姜をすりおろし、はちみつとお湯で割って飲むと

発汗作用で汗をかき、熱をさげやすくします。

咳や喉が痛い時、炎症を抑える効果もあるので、はちみつ生姜は最適です。

フルーツと同じように、はちみつ漬けにして、

炭酸や水を加えるという飲みかたもあります。

手作りのジンジャーエールですね。

レモンもいっしょに合体させて、はちみつレモンジンジャーの最強タッグも。

はちみつでうがい

はちみつがいいのはわかっていても、どうしても苦手…とか、

ときどきならいいけど毎日飲むのはちょっと…という人は、

うがいをおすすめです。

コップ一杯のぬるま湯にお好みの量のはちみつを入れるだけ。

たくさんいれなくていいですが、甘味を感じる程度は必要だそうです。

喉をしっかりはちみつで潤すように。

粘膜に貼りついた雑菌を取ってくれるとともに、

風邪の初期症状にもよくある喉のイガイガも、保湿効果でやわらげてくれます。

まとめ+関連記事

はちみつの潤い成分は化粧品や石鹸などにも使われています。

体の中も外も潤って、風邪の菌にまけない毎日に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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