季節の雑学

海水浴はいつまで?海に入れる時期/シーズンを解説!お盆はクラゲに注意!

海水浴に行きたいんだけど、もう夏も終わり頃だし、まだ海に入れるのかしら

夏も終わり頃になると、海にまだ入れるのか心配になりますよね!

そんな方のために、本記事で詳しく説明していきます!

この記事でわかること

  • 海水浴のできる時期・期間について
  • 海水浴が終了したと分かるポイント
  • 9月以降でも泳げる可能性がある海水浴場

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【海水浴の時期】海にはいつまで入れる??

海水浴が終わる時期は地方によって異なります。

大きく分けて東日本と西日本では、海水浴が終了する時期になるのか見ていきましょう。

【西日本】海水浴はいつまで?目安は8月末

西日本の海水浴場の多くは、8月末まで海水浴を楽しむことができます

つまり、夏休みいっぱいは海水浴を楽しめるということです。

中には8月31日までではなく、27、28日までというところもあるので、毎年終了の日にちは変わるので、確認してから行く必要があります。

例えば関西の場合、海水浴場の営業期間は以下の通りです。

入れる可能性が高い海水浴場

  • 京都府宮津市 天橋立海水浴場
  • 大阪府泉南市 りんくう南浜海水浴場
  • 滋賀県大津市 近江舞子水泳場
  • 兵庫県姫路市 的形海水浴場

【東日本】海水浴はいつまで?目安は8月下旬

一方、東日本の方が早く秋が訪れるため、海水浴の終了する時期も西日本よりは早くなっていて、東日本の海水浴場の多くが8月20〜25日で営業終了となります。

東日本で比較的営業が長い海水浴場は下記の通りです。

入れる可能性が高い海水浴場

  • 神奈川県
    • 逗子海岸
    • 由比ヶ浜海岸
    • 三浦海岸海水浴場
    • 九十九里浜片貝海水浴場
    • 江の島海水浴場片瀬東浜
  • 千葉県
    • 白里中央海岸海水浴場
    • 岩井海岸
  • 静岡県
    • 弓ケ浜海水浴場
    • 谷川浜

暑いのに海に入れなくなってしまう理由

8月後半になるとクラゲが成長してくるため

まだ暑さも厳しい時期にも関わらず海水浴は終わってしまうのでしょうか?

それは、クラゲと関係があります。

クラゲの成長に適した水温は20~30℃。

ちょうどクラゲの成長に適した水温になって、クラゲが多く発生し始めるのが8月の中旬頃なのです。

それ以前にもクラゲがいないわけではありませんが、それほど多いわけではありません。

8月になると明らかにクラゲの数が増えるので、海水浴には適していないのです。

そのため、多くの海水浴場は8月中旬以降になると終了してしまいます。

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離岸流が発生しやすいため

離岸流とは、海岸に寄せられた海水が一気に沖へ戻っていく潮の流れのことです。

さらに、お盆の時期になってくると、波が高くなるため勢いが強い離岸流が発生しやすくなります。

あまり流れが強そうでなくても、知らないうちに戻るのが難しいほど沖へ流されてしまっていることがよくあります

海での事故は、お盆以降に発生しやすいのもこれが理由です。

離岸流の起こりやすい場所

  • 防波堤・桟橋などの付近
  • 遠浅で海岸線が開けている場所
  • 外洋から近い海岸

もしお盆以降くらいの時期に海に行く場合は、特に注意しましょう。

地域によってはお盆を目安にしているところも

西日本では8月末、東日本では8月下旬を目安に海水浴は終了となりますが、東日本の早いところではお盆が終わると同時に海水浴が終了となるところもあります。

お盆を目安にしている理由は、やはりクラゲが多く発生することを考慮しているのもありますが、お盆以降は天気が荒れやすい傾向があるのも大きな理由の1つです。

8月の後半になるとゲリラ豪雨や台風により天気が急変することが増えてきます。悪天候による危険を考えて、早めに海水浴を終了しているのです。

また、東北や北海道など気温が低めの地域では、お盆を目安に8月の中旬に海水浴が終了するところが多くあります。

海水浴が終了したことが分かるポイント

海水浴が終了したことが分かるポイント

海水浴の営業期間が終わっても、遊泳禁止になっていなければ海で泳ぐことはできます。

では、海水浴が終了したことをどうやって知ることができるのでしょうか?

監視員が配置されていない

海水浴が終了すると監視員やライフセーバーが配置されなくなります。

それでも遊泳禁止ではない場合は泳ぐことはできますが、いざというときに助けてくれる人がいないので、全て自己責任で泳ぐことになるのでご注意を!

特に小さい子どもなど、泳ぎに自信のない人は監視員やライフセーバーのいない海水浴場で泳ぐのは非常に危険です。

泳ぎに自信がない人は、監視員やライフセーバーのいる海水浴の営業期間に行くようにしましょう。

海の家が閉店している

海水浴の時期が終わると、それまで営業していた海の家も閉店してしまいます。

お腹が空いても食べ物を買うお店もなくなり、シャワーやトイレを貸してくれるお店もなくなってしまうのです。

普段から海の家のない状態での海水浴に慣れている人はともかく、そうでない人は不便を感じることも多いでしょう。

地方自治体の海水浴情報を調べてみる

海水浴へ行く前に、まだ海水浴をやっているのか知りたい場合は、各地方自治体の海水浴情報を調べてみるといいでしょう。

多くの自治体がホームページで情報を公開しています。

ホームページを探す際には、自治体名と「観光協会」を検索ワードにして検索すると、見つけられることが多いですよ。

9月以降に泳げるところもある?

9月以降に泳げるところもある?

多くの海水浴場が8月中に終了してしまいますが、9月に入ってもまだまだ暑い時期は続いていますよね。

では、9月以降に泳げる海水浴場はないのでしょうか?

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伊豆の白浜海岸

伊豆の白浜海岸は、9月中旬頃まで泳げることで有名です。

白浜海岸の水温は他の地域よりも高く、「気温よりも2か月遅れ」ともいわれています。

何と、10月に入っても水温が25℃を超えることも!

また、クラゲが他の地域よりも少ないことも、9月中旬まで泳げる大きな要因の1つです。

他の地域がクラゲを理由に海水浴場を終了しても、白浜海岸はクラゲに刺される心配が他の海水浴場に比べると少ないのです。

ですが、クラゲがいないわけではありませんし、9月に入るとライフセーバーも配置されなくなります。

あくまでも自己責任で泳がなければいけない点に注意しなければなりません。

沖縄本島や周辺離島なら10月中旬まで楽しめる

沖縄本島や周辺離島ならば、10月中旬まで海水浴を楽しむことができます。

沖縄周辺の海では、年間を通して海水温が20℃を下回ることはまずありません。

3月にはすでに海開きが行われるのですが、10月に入ってもまだ水温は23~25℃程度もあるのです。

さすがに10月の後半になると沖縄本島では少し肌寒くなってきますが、10月中旬までであれば、沖縄本島を含めた周辺離島のいずれでも長い間、海水浴を楽しむことができます。

しかし、海水浴場によっては営業期間が異なり、10月には営業が終了しているところもあります。

監視員のいる安全な環境で海水浴を楽しみたいのであれば、事前に営業期間を確認しておきましょう。

海水浴を楽しむためのポイント

海水浴をいかに楽しむか、5つのポイントをご紹介します!

トイレやシャワー、海の家などがあるか確認

食事をすることのできる海の家や、トイレやシャワーなどが完備されているかは事前に調べておく必要があります。

食事をする場所がないのであれば、持参する必要がありますし、トイレやシャワーがない場合はどうするのかを考えておかなければなりません。

事前に目的の海水浴場の情報を調べてトイレやシャワーの有無についてチェックしておきましょう!

UV対策は万全に

真夏の強い紫外線は肌に深刻なダメージを与えます。

曇っているように思えても、夏は強い紫外線が降り注いでいるのです。

ウォータープルーフの日焼け止めをこまめに塗り直すなどして、日焼けを防止する必要があります。

ラッシュガードなどの薄い羽織りもので直射日光を遮るのも効果的です。

もし日焼けしたい場合でも、一気に焼くのはあまりにも危険です。

皮膚が炎症を起こし、水ぶくれになってしまったり、最悪、脱水症状や重篤な熱中症になることもあります。

もし肌を焼きたいのであれば、1日で焼こうとせず数日に分けたり、サンオイルなどを塗ったりして肌を守りながらじっくりと焼くのがいいでしょう。

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遊具を持っていって楽しもう

ただ泳ぐだけでも楽しいですが、浮き輪やプールフロートなどの遊具があると一層楽しく遊ぶことができます。

ただし、空気入れを忘れないようにしましょう。

海の家などで貸してくれるところもありますが、万一借りられなかった時のことも考えて、持参するのが安心です。

念のため防寒対策グッズを持っていく

天気が急変して寒くなることもあります。

海水浴では体が濡れているので、気温の変化をよりいっそう感じることも!

いざというの時のために、防寒対策グッズを持っていくようにしましょう。

長袖のラッシュガードであれば、晴れているときの紫外線防止にもなります。

1枚あれば、紫外線対策、防寒対策、両方に使えるのでとても便利です。

海水浴では特にクラゲに注意しよう!!

海水浴を楽しむためのポイント

刺されてしまうと

クラゲの種類にもよりますが、下記のようなことになります。

クラゲに刺されると

  • 患部が赤く腫れる(3日間ほど続くことも)
  • 全身に痛みを感じる
  • 水泡になる
  • ミミズ腫れになる

このようなことになってしまうと、楽しい海水浴が台無しですよね。

そのため、しっかりクラゲ対策をしてきましょう。

対策

クラゲに刺されたら、迅速に対応しましょう!

クラゲ対策ですべきこと

  • クラゲがいるところでは泳がない
  • 肌の露出を減らす
    • 水着の上からラッシュガードなどを羽織っておくと、肌の露出を減らすことができます。
  • クラゲ除けのクリームなどを塗る
    • 日焼け止めと一緒になっているものもあります!
    • ワセリンを多めに塗る

ワセリンも塗って、日焼け止めも塗ってとなると大変なので、下記のような日焼け止め兼クラゲ除けのローションを塗ると良いです。

刺されてしまったら

ただ、いくら対策しても刺されてしまうことはあります。

そのような時はしっかり応急処置をしましょう。

クラゲに刺されてしまったときは

  • 海水で優しく患部を洗い流す
  • 針を抜く
    • 海の家などで、ピンセットをお借りしましょう
    • もしピンセットがなければ、手袋などで抜きましょう
    • 素手では決して触らないこと!
  • 冷やしながら病院へ
    • 症状が軽かったとしても、次第に重くなることがあるので、病院へ行きましょう

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【まとめ】海水浴はいつまでかは、地域のよって異なる!!

海水浴の時期・海水浴を楽しむポイントなどについて解説しました。

8月中旬ごろに終わってしまう海水浴場も多いです。

それには、クラゲ・離岸流などの危険があるためです。

お盆以降に海に泳ぎに行く場合は十分注意して楽しんでください!!

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