引っ越しをして新しく表札をつけないといけないのだけど、付け方を間違えると風水的に良くないかしら?
玄関は家の顔ですから、玄関付近にある表札も風水の観点から考えるととても重要です。
本記事でやってはいけないこと、NG例を紹介していきますので参考にしてみてください!
この記事でわかること
- 表札をつける際にやってはいけないこと
- 運気を上げるための表札のデザイン・付け方など
- 幸せを呼び込む、玄関の風水について
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もくじ
表札の風水でやってはいけないことはある?
表札は基本的に、一度取りつけるとそのまま何年も長く使うものですよね。
長く使うものだからこそ、風水的にもよい表札をつけたいと考える方も多いでしょう。
そこでまず、表札でやってはいけない注意点についてお伝えします。
これから家を建てようとしている方や、すでに住んでいるけど運気アップできる表札について知りたいという方は、ぜひチェックしてくださいね。
表札をつけないのはNG
まず、一番やってはいけないことは表札をつけないことです。
表札をつけないと風水的には「人が住んでいない家」とされ、神様に自分の存在を気づいてもらえません。
そのため、良い運気が家の中に入ってこなくなるのです。
表札をつけることは大正時代からの日本の風習ですが、最近ではプライバシーや防犯の観点から表札を取りつけていない方も多いようですね。
特にマンションやアパートに住んでいる一人暮らしの女性は、表札を取りつけてない方が多いでしょう。
しかし、表札をつけて名前を明記することは、運気を上げる以外にも下記のようなメリットがあります。
表札をつけるメリット
- 誤配送を防げるためプライバシーが守られる
- ご近所付き合いが円滑になり、災害時にも助け合いがしやすくなる
現在表札を取りつけてない方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。
マンションやアパートでも取り入れやすい、マグネットの表札やマグネットに吊り下げるタイプの表札もありますよ。
マグネットタイプなら壁を傷つけず、交換もしやすいため季節に合わせて取り替えもできます。
取り外したい時にすぐ取り外すこともできますよ。
木製やステンレス製、文字のフォントなどもお好みのものを選べるので、良い運気を得るためにもぜひ表札を取り入れてください。
割れやすい素材や鏡の表札はNG
「割れやすい素材」や「鏡」の表札は、おすすめしません。
プラスチック製は割れやすく傷もつきやすい上に、「火」の気が強いので運気を燃やすことになってしまうといわれています。
また、ガラス製、陶器製も割れやすいです。 表札が割れると家族運が下がるといわれており、家族関係が悪くなる、離婚するなどの不運を招いてしまうので避けましょう。
鏡についても、良い気まではね返してしまうため表札には向きません。
鏡が割れるのは不吉?運気を下げないための処分方法
マンションやアパートでは、プラスチック製の表札が備え付けであるかもしれませんが、その場合は木やコルクで枠を囲むなど自然のものをどこか1点取り入れるだけでも運気アップの助けになりますよ。
文字が読めない・汚れている表札はNG
表札の文字が欠けて読めない、錆びている、汚れたまま放置して蜘蛛の巣がはっているなどは、運気を下げる元となります。
あなたは、自分の家の表札を最後に見たのはいつですか?
自分の家を出入りする度に、表札を見ることはあまりないかもしれませんよね。
そのため、表札の現状に気づきにくく、気づいた時にはすでにボロボロになっていたということがあります。
玄関の掃除と一緒に表札も掃除するなど、定期的に掃除をする習慣をつけておくと、早めに気づいてメンテナンスをしたり、交換できたりするのでおすすめです。
何年も同じ表札を使っていると、その間にはどうしても雨風にさらされてしまうので、この機会に新しいものに交換するのも一つの選択肢ですね。
古くなった表札を処分する時は、感謝の気持ちを持って汚れをキレイに拭き取り、近くの神社でお焚き上げをしてもらってください。
素材によってはお焚き上げができないこともあるので、その場合は紙などに包んで自治体の決まりに従って処分してくださいね。
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苗字だけ表札に入れるのはNG
苗字だけを表札に入れているお宅が多いですが、実は風水的にはフルネームを入れた方が良いです。
ただ、門が通過してから玄関がある場合、門の表札は苗字だけにして、玄関はフルネームにすると良いでしょう。
表札をフルネームにすることは、開運表札とも呼ばれます。
とはいえ、プライバシーの観点からフルネームは心配という方もいらっしゃるかと思いますので、無理にやらなくても大丈夫です。
黒やグレーの表札はNG
黒やグレーなど、暗い印象の表札は気の停滞を招き、風水的によくありません。
また、赤、ピンク、紫は「火」の気が強い色です。 表札自体が「火」の気を持つため、同じ「火」の気を持つ色は気が重なり、良い気の場合はよりよく、悪い気の場合はより悪くなるため、あまりおすすめしません。
下記にそれぞれの色について風水的な特徴をあげます。
黒 | 外の良い気を吸い取るので、気が家の中まで入ってこなくなる。墓石も想像しやすく、表札に向かない。 |
グレー | 停滞・現状維持の色。今以上の発展が望めない。 |
赤 | 「火」の気を持つ。風水的に一番強い力のある色。イライラしやすく、争い事も多くなる。人気運のアップなどの効果はあるので、差し色程度に取り入れる方がよい。 |
ピンク | 「火」の気を持つ。女性の恋愛運やコミュニケーション力を上げる。 |
紫 | 「火」の気を持つ。知性、芸術性、インスピレーション力を上げる。 |
つける位置を間違えるのはNG
表札の種類にもよりますが、外壁に穴を開けないといけないこともあります。
その場合、適切な高さに水平に穴を開けて表札を付けるのは素人にはなかなか難しい作業です。
綺麗な表札を用意しても、表札の周りに穴ボコがあったりすると台無しです。
失敗しないために、プロに依頼するのが良いでしょう。
このような例もあるようなので、自分で取り付ける際は気を付けてください!
【表札の風水で幸せを呼び込む!】おすすめのデザイン・素材とは?
次に、表札の風水で幸せを呼び込むためのポイントをお伝えします。
家の全体的な印象に合わせることや、表札の素材や色、文字や取りつける位置についてご紹介しているので、表札選びの参考にしてください。
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家の外観にあったデザインにする
表札を家の外観にあわせて選び、家の全体的な雰囲気を統一することが大切です。
例えば、洋風の家なのに、いかにも日本家屋に似合いそうな木製・縦書きの表札を取りつけている家を想像してみてください。
きっと、ちぐはぐな印象や違和感を持つかと思います。
これは人が違和感を持つだけでなく、風水的にも逆効果です。 せっかく表札をつけたのに、不安定な運気を招くことになってしまいます。
家の全体的な雰囲気にあわせ、表札だけ浮いてしまわないように注意してくださいね。
素材は木製かステンレス
表札の素材で一番良いとされているのは、天然の木材です。
自然のパワーを持っているので、家全体を繁栄させてくれます。
ヒノキ、イチイ、クワの木は耐久性も高いのでおすすめです。
天然の素材なのでどうしても経年劣化はありますが、劣化はその家の厄を引き受けてくれたものだと、プラスにとらえましょう。
感謝の気持ちで新しい表札に交換することで、また良い気を取り込んでくれますよ。
表札はそれ自体が「火」の気をもつとされており、木はその火の気を得て燃えるということで、相乗効果で運気を上げやすいのです。
またステンレス製の表札は「良い気だけを吸収する」といわれています。
強度があり、ひび割れにくく、雨風にさらされても錆びにくいのでおすすめです。
手入れしやすいこともポイントの一つで、安定した運気を得られますよ。
自然をイメージさせる草花や曲線のデザインなどをほどこすと、より運気アップにつながります。
色はホワイトかナチュラルな木目
表札の色は、ホワイトまたはナチュラルな木目がおすすめです。
ホワイトは、金運や対人運に効果があり、特に、世帯主が男性の場合には仕事運にもよい影響をもたらします。
白い大理石やタイルなどを選べば、劣化しにくく耐久性も良いですよ。
天然素材の木製も、素材の木目を活かすのがおすすめです。
文字は縦書き・楷行書・浮き彫り
長方形で縦書き
表札の形は、家運アップに効果のある縦長の長方形がよいとされており、名前も縦書きがおすすめです。
神様に見つけてもらいやすいという意味で、家主のフルネームがよいという意見もありますが、プライバシーの観点からも名字だけで大丈夫ですよ。
また、縦書きでフルネームだと名前が下になり「名を下げる=名誉を下げる」ことになる点でも、名字だけでよいといえます。
楷行書
表札の書体は、楷書(かいしょ)と行書を組み合わせた「楷行書」がよいとされています。
楷行書は読みやすく、やわらかい印象を与える字体です。
風水的に縁起の悪い字体というものはありませんが、読みやすさは人に対しても運気に対しても大切です。
もし、珍しくて読みにくい名字の場合は、漢字と一緒にローマ字も併用するなどして、読みやすいように工夫されてみてください。
浮き彫り
表札の文字は、土台よりも文字が盛り上がっている「浮き彫り」がおすすめです。
文字が盛り上がっているため、家主の運気も盛り上がる、つまり運気が上がると考えられています。
逆に、文字が彫られているものは名前が凹んでいるので運気が下がってしまいます。
名前が彫られている墓石と同じですね。 縁起が悪いとされているので、浮き彫りにしましょう。
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つける場所は門もしくは玄関の右側
表札を取りつける場所は、家の外からみて門もしくは玄関の右側がおすすめです。
風水では進行方向の右側を、陽の気の進入方向とみなします。 そのため右側に表札をつけることで、陽の気を呼び込め、家全体の発展運が上がるといわれているのです。
しかし、右側に取りつけるスペースがないお家もあるかと思うので、その場合は左側でもよいです。
一番よくないのは、表札そのものを取りつけていないことなので、右側にスペースがない場合でも表札はつけてくださいね。
表札の高さについては、人の目線より少し上に取りつけることで、その家の住人を尊重するという意味になります。
地面から約1.8mくらいの高さが推奨されていますよ。
表札を取りつける時はあらかじめ掃除をして塩で清めておくと、よりよいです。
表札以外の玄関の風水は?幸せを呼び込む工夫をご紹介
出典:写真AC
冒頭でも申し上げたとおり「玄関はその家の顔」といわれており、風水においても重要な場所です。
人だけでなく、良い気も悪い気も入ってくる場所なので、玄関を整えて家の中に良い気を取り込めるポイントをご紹介します。
清潔にして靴を脱ぎ散らかさない
玄関は人の出入りが一番多い場所なので、ほこりや土もたまりやすいです。
そのため、こまめに掃除することが基本となります。
たたきに出しておく靴は、できればすべて靴箱に入れたいところですが、難しければ1人1足のみ出すようにしましょう。
とはいっても、靴箱の中が履いていない靴でぎゅうぎゅうに詰まっているのもよくありません。
特に古い靴は、昔の運気も引きずってしまうため、何年も履いていない靴があるのなら処分してください。
また、傘は風水的には陰の気を持っています。
特に濡れた傘は運気を下げてしまうので、外やベランダで先に乾かした後に、たたんで収納してください。
決して濡れた傘を玄関の中で広げて乾かさないでくださいね。
傘立ては、できれば玄関の外に置くと、陰の気を家に入れずにすむのでおすすめです。
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玄関マットの色で運気アップ
玄関マットは、外から入ってきた悪い気を落としてくれる開運アイテムです。
マットの色や柄によりその効果が変わるので、下記を参考にしてください。
運気別
全体的な開運 | 自然の柄(植物、動物、花柄など) |
金運 | 金、黄色、紫 |
人気運 | オレンジ、金色、緑 |
魔除け | 赤 |
玄関の向き別
東向き | 青系 |
南向き | 緑系 |
西向き | 黄色系、カーキ、茶色 |
北向き | 白、銀色 |
形別
長方形 | 仕事運、家庭運 |
円・楕円形 | 家庭運、金運、恋愛運 |
ご自分の玄関の方位や、取り入れたい効果から、マットの色や形を選んでみてください。
また、玄関マットの素材は、自然のパワーをもらえる綿、麻、シルクなどの天然素材がおすすめです。
悪い気を落としてくれる玄関マットですが、置きっぱなしにすると落とした気をその場にとどめてしまいます。
定期的に掃除することも忘れないでくださいね。
鏡は左右で効果が変わる
玄関に鏡を置くことで、運気アップをはかれます。
鏡は、玄関に入って「右」または「左」に置きましょう。
それぞれの置き場所によって得られる効果は下記のとおりです。
右 | 健康運、人間関係によい。地位や名声、名誉を上げる。 |
左 | 金運によい。 |
注意点は、両方の効果を得たいからと欲張って両側に置いてしまうと、合わせ鏡になってお互いの効果をはね返してしまうことです。
どちらの運も下がってしまうので、左右どちらか片方に置いてくださいね。
また、玄関を入って正面に鏡があると、悪い気だけでなく良い気もはね返してしまうのでよくありません。
移動できるなら、右か左に移動してください。
もし、鏡が壁などに埋め込まれたタイプで移動が難しい場合は、鏡を明るい色のクロスで覆い、その鏡は使わないようにしてください。
鏡のサイズは、全身映るサイズが光をたくさん取り込めて明るくなるのでおすすめです。
もちろん、鏡がくすんでいたりほこりがたまっていたりすると、せっかくの鏡の効果も逆効果になるので、いつもキレイに磨いておいてくださいね。
余計なものは置かない
あなたの家の玄関は、余計なものが置かれて物置がわりになってはいませんか?
例えば、自転車や三輪車、ゴルフバック、釣り竿、野球用品などです。
これらは遊びの気が強いので、仕事運を下げてしまいますよ。
玄関は人のみでなく、気の入り口です。 玄関にものが散乱していることで、気の通り道を自分で狭めてしまっているようなものなので、広々とした玄関を保ちましょう。
心当たりのある方は、今からでも玄関以外の別の場所に置き場を移動してくださいね。
また、ものがたくさんあると掃除もしにくくほこりもたまり、悪い気の温床になるため、定期的な掃除も心がけましょう。
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【まとめ】表札のやってはいけない付け方を避けて、運気を呼び込もう!
表札の風水をまとめると
- 素材
- 木製かステンレス製がよい
- プラスチックや鏡はNG
- 色
- ホワイトや木目がよい
- 黒やグレーは避ける
- 文字や形
- 縦書き・楷行書・浮き彫りがよい
- 苗字だけでよい
- 長方形の表札が良い
- その他
- 表札がないと運気が入ってこない
- 表札のデザインは家の外観に合わせる
- 表札は玄関や門の右側につける
- 玄関や表札をきれいに保つことが大切