季節の雑学

春はいつから?暦や天気、生物や植物、暖かさ等で期間を判断しよう!

冬の厳しい寒さが続くと、ポカポカとした春の陽気が待ち遠しくなりますよね^^では、いつから春になるのでしょうか?春の暦や天気、生物、暖かさ等で判断できるのでしょうか?
そのため今回は、春はいつから?暦や天気、生物で、暖かさ等で期間を判断しよう!をご紹介します!^^

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春はいつから?

出典:http://qq1q.biz/OcF6

  • 暦上での春・・・2月4日頃(立春)~5月4日頃(立夏の前日)
  • 気象学での春・・・3月、4月、5月
  • 天文学での春・・・3月21日頃(春分)~6月20日頃(夏至の前日)

暦上での春

暦上での春は、2月4日頃(立春)~5月4日頃(立夏の前日)になります。

暦の上で春になる2月5日頃は、1月と並び一年で一番気温の下がる時期でもあり、春と呼ぶには少し早く感じますよね。

暦上(二十四節気)での四季は、

  • 春・・・2月4日頃(立春)~5月4日頃(立夏の前日)
  • 夏・・・5月5日頃(立夏)~8月7日頃(立秋の前日)
  • 秋・・・8月8日頃(立秋)~11月6日頃(立冬の前日)
  • 冬・・・11月7日頃(立冬)~2月3日頃(立春の前日)

となっています。

感覚としては、二十四節気は実際の季節とはひと月ほどズレていることになりますね。

気象学での春

気象学での春は、3月、4月、5月です。

気象学では、二十四節気と違い、実際の季節感に準じていますよね^^

ただ、5月下旬にもなると、春というよりは初夏を感じる日も多くなりそうです。

天文学での春

天文学での春は、3月21日頃(春分)~6月20日頃(夏至の前日)になります。

天文学では、「二至二分」で季節を四つに区切っています。

  • 「二至」・・・「夏至」と「冬至」
  • 「二分」・・・「春分」と「秋分」

つまり、天文学での四季の区分は、

  • 春・・・3月21日頃(春分)~6月20日頃(夏至の前日)
  • 夏・・・6月21日頃(夏至)~9月22日頃(秋分の前日)
  • 秋・・・9月23日頃(秋分)~12月21日頃(冬至の前日)
  • 冬・・・12月22日(冬至)~3月20日頃(春分の前日)

となるわけです^^

天気で見る春

出典:http://qq1q.biz/OcFD

春の天気は変わりやすい

春の天気は変わりやすく、寒暖差も激しくなります。

春になると、「寒の戻り」「花冷え」という言葉を耳にする機会がありますよね。

「寒の戻り」とは、「春の陽気が続く中で寒さがぶり返すこと」を言います。

「花冷え」も寒の戻りと似た意味で使われ、「桜の咲く時期の冷え冷えとした寒さのこと」を言います。

「寒の戻り」や「花冷え」は、低気圧が通過したときに寒気が上空に流れ、冬のような厳しい寒さになるということが理由として挙げられます。

また、移動性高気圧が関係する場合もあり、この場合は日中は暖かく朝晩は冷え込むといった特徴があります。

このように、低気圧や移動性高気圧が影響して、春の天気は変わりやすくなるというわけなのです。

春の長雨

3月中旬~4月にかけて雨の降る日が多くなることを「春の長雨」といいます。

「春の長雨」は、高気圧が北に片寄ることで、日本列島の南岸沿いに前線が停滞することが原因で起こります。

この時期の雨のことを「春の長雨」のほかに、「菜種梅雨(なたねづゆ)」「春霖(しゅんりん)」「催花雨(さいかう)」などと呼ぶこともあります。

それぞれの言葉が持つ意味について説明します^^

  • 「菜種梅雨(なたねづゆ)」・・・菜の花の咲く時期に降る雨のこと。
  • 「春霖(しゅんりん)」・・・「霖」とは、長く続く雨という意味なので、「春に長く続く雨」という意味。
  • 「催花雨(さいかう)」・・・花が咲くよう急き立てるように降る雨のこと。

ただの雨でも、こういった呼び方をすることによって、とても風流な感じがしますよね^^

春一番が吹く

春一番は、立春(2月4日頃)を過ぎてから、初めて吹く南寄りの強風のことです。

「寒の戻り」と同じように、天気予報などで「春一番」という言葉を耳にすることがありますよね。

冬の訪れを告げる北寄りの冷たい強風である「木枯らし一号」とは逆で、「春一番」は南寄りの暖かい強風のことをいいます。

また、春一番が吹く日は、前日よりも気温が上がり、翌日になると気温が下がるといった特徴もあります。

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生物や植物で見る春

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梅や桜

梅や桜は春を代表する植物ですね^^

梅や桜は外見が似ているため、「これは梅?それとも桜?」と見分けがつかなくなってしまうこともありますよね。

梅と桜は、「花のつき方」「花びらの形」で見分けることができます☆

「花の付き方」での見分け方は、桜の場合、枝に付いた茎の先に花が付いていますが、梅の場合は茎がないため花が枝にくっついているように見えます。

続いて「花びらの形」での見分け方は、桜は花びらの先が割れていますが、梅は丸くなっています。

このように、見分け方はとても簡単なので、一度覚えたらもう忘れることはありませんね^^

ウグイス・ツバメ・モンシロチョウ

ウグイス・ツバメ・モンシロチョウは、春の季語になっている生物です。

ウグイスは、「春告鳥(はるつげどり)」「春見鳥(はなみどり)」とも呼ばれています。

ウグイスといえば、「ホーホケキョ」という独特な鳴き声が特徴的ですよね☆

実は「ホーホケキョ」という鳴き声は、春~夏にしか聞くことのできない鳴き声なんです。

ウグイスは春になると山野で子育てをしますが、この時期にオスがメスを誘うために「ホーホケキョ」と鳴くのです。

年中「ホーホケキョ」と鳴いているわけではないんですね^^

ツバメやモンシロチョウは、ウグイスと違い、街中でも見かけることができますね♪

ツバメは、地域にもよりますが、3月下旬頃から巣作りを始め、4月~7月に巣立ちの時期を迎えます。

ツバメが家に巣を作ると幸運が訪れると言われています。

家でツバメが巣作りすると、とても嬉しい気持ちになりますよね^^
(フン対策は少し大変ですが・・・^^;)

モンシロチョウは、3月~11月頃までの長い期間、見ることができます。
暖かい春に飛んでいるイメージが強いので意外ですよね・・・!

冬が近づいている時期でも、暖かい日にはモンシロチョウが飛んでいる姿を見ることができますよ♪

春の暖かさはいつから?

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春の陽気とは15℃以上のこと

一般的に、春の陽気とは15℃以上のことをいいます。

春の陽気とは、ポカポカとした良い天気のことを表す言葉です。
最高気温が15℃を越えてくると、冬の終わりを感じ、少し薄着になっても良い暖かさですね^^

春の陽気になるのはいつから?

春の陽気といえる、最高気温が15度以上の日が増えてくるのは、東京では3月に入ってからです。

もちろん、地域によって違い、鹿児島だと2月下旬くらいから15℃以上の春の陽気の日が増えてきますし、札幌だと4月下旬くらいからになります。

春の服装に変えるのはいつが良い?

最高気温が15℃を越える日は、春の服装でOKです☆

15℃を越える日は、アウターを軽めのものにするといいですね^^

春や秋の定番アイテムである薄手のトレンチコートなどが活躍します♪

最高気温が15℃ということは、一日の中で一番暖かくなる日中の気温が15℃ということですよね。

朝晩は気温がぐっと下がり冷え込むことも多いので、寒暖差に対応できるように春用だけでなく、秋用のアウターも用意しておくと良いですよ^^

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一般的に、3月下旬以降は暖かい日が増え、春の陽気になります☆季節の変わり目でもあるので、体調管理には十分気を付けましょう^^
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