円覚寺の紅葉の2017年の見頃の時期は？アクセス・混雑や見どころも

円覚寺（えんがくじ）は、鎌倉を代表する広大な寺院です。
それぞれの季節の花が楽しめる豊かな自然が魅力のお寺です。3月～４月の桜。4月上旬～４月下旬のヤマブキ。6月中旬～下旬にかけては、アジサイが楽しめます。中でも、秋には、境内一面できれいな紅葉が楽しめます☆
では、円覚寺の紅葉の見頃の時期はいつでしょうか？アクセスや紅葉の見どころも気になりますね！
そのため今回は、円覚寺の紅葉の2017年の見頃の時期は？アクセス・混雑や見どころもご紹介します！^^

円覚寺の紅葉の2017年の見頃の時期は？

出典：https://www.youtube.com/watch?v=s8nogFl3voc

モミジの紅葉は１２月１～２週がシーズンです。

モミジの方がイチョウより、少し遅い時期に見頃を迎えます。
境内の至るところに見どころがあり、中央に位置する居土林をはじめ、総門や三門、舎利殿、妙香池周辺などで、モミジは色づきます。
鎌倉のなかでも、円覚寺は、海から離れていて、潮風の影響が少なく、深みのある美しい紅葉が楽しめます。

円覚寺の時間,　料金,　アクセス

円覚寺の紅葉　2017年の混雑状況は？

新聞やテレビ， 雑誌の紅葉特集に取り上げられることから、紅葉狩りに鎌倉を訪れる人々は、11月にピークを迎え、混雑が予想されます。

円覚寺で、実際にモミジが紅葉を迎える時期は、12月上旬です。
この時期は、あまり人が多くありませんので、12月上旬に訪れると混雑を避けられ、ゆっくりと紅葉狩りを楽しめます。
11月に訪れたい場合には、朝早く訪れるか、15時以降、夕方に訪れて、混雑を回避する方法があります。
晩秋や初冬は、日の暮れも早く、16:00には、閉館しますので、混雑等を考えて紅葉狩りの計画を立てることが大切です。

円覚寺の紅葉の見どころスポット

山門に入る前にも右手に大きな銀杏が紅葉し、山門を入っても、ずっと紅葉が続いていきます☆
見所をご紹介します！^^

総門

出典：http://iwalkedblog.com/?p=10144出典：http://iwalkedblog.com/?p=10144

北鎌倉駅でおりて、わずか１分で、境内の入口となる総門に到着します。

鎌倉でも有名な紅葉のスポットです。

行事の際には、開基・北条時宗の家紋である「三つ鱗」の幕が張られます。
新緑やアジサイ、紅葉などの季節の豊かな彩が見どころで、特に紅葉の時期は、
鮮やかな色づきで、多くの参拝者が訪れます。

三門（山門）

出典：ｓhttp://www.engakuji.or.jp/grounds.html

総門から石段を上がると堂々たる三門が現れます。
夏目漱石の「門」や川端康成の「千羽鶴」、立原正秋の「やぶつばき」などの三作小説に登場する円覚寺のシンボル的な建築物です。
また、この門は、煩悩を取り払い解脱の世界である仏門に至る門とされています。

妙香池

出典：http://www.engakuji.or.jp/grounds.html

妙香池（ミョウコウチ）は、総門前の白鷺池と並び、円覚寺創設当初から知られた放生池です。江戸時代の絵図に基づいて、岸に露出岩盤を置いて、景観の中心になるように復元されています。

池も前は、人気の紅葉スポットで、多くの人が紅葉を撮影しています。

方丈の庭園

出典：http://photozou.jp/photo/show/873224/230223387

心字池のある美しい方丈（ホウジョウ）の庭園。

本来は、住職が居住する建物を方丈と呼びますが、現在は多目的ホールのように使用されています。この庭園を方丈の部屋の縁側から眺めて、池と紅葉をお楽しめください。

方丈前には、鎌倉市の天然記念物に指定されている柏槙（ビャクシン）の古木も植えられています。

洪鐘（梵鐘）

出典：http://www.engakuji.or.jp/grounds.html

関東最大の鎌倉時代を代表する鐘です。
1301年に北条貞時によって寄進された梵鐘（国宝）です。
元寇で疲弊した国と民の安泰と幸福を祈って物部国光によって、鋳造されたものとして伝わり、「風調雨順国泰民安」の銘分が刻まれています。
高さ2.59ｍ、直径1.42ｍの巨大の鐘は、建長寺・常楽寺と並ぶ「鎌倉三名鐘」のひとつ
となっています。

帰源院

出典：http://blog.goo.ne.jp/marbo0324/e/1a7deb4a3b661ffc8d2d1c622c622a1d

文豪たちが参禅した小説の舞台です。
円覚寺の境内塔頭のひとつで、1894年には、夏目漱石が参禅しており、境内に句碑があります。
漱石は、この時の体験を小説「門」の中で書いており、 帰源院は、「一窓庵」の名前で小説に登場しています。
島崎藤村も小説「春」に 帰源院を書いています。
原則非公開ですが、事前にはがきで申し込めば、拝観ができます。

居士林

出典：http://www.engakuji.or.jp/grounds.html

「居士」（コジ）とは、在家の禅の修行を指し、居士林（コジリン）は禅を志す在家のための専門道場です。

居士林前の紅葉も落ち着いた感じでいいですよ。

土曜日など、一般向けに座談会が催されていますので、一度、お試しください。

仏殿

出典：http://blog.goo.ne.jp/masa1128tarou/e/5bf2abcc631d336f21668154f71c48ef

七堂伽藍の中心に位置する建物です。
本尊・宝寇釈迦如来像や梵天・釈迦天像などが祀られています。
1923年の関東大震災で倒壊しましたが、1964年に再建されました。

円覚寺周辺の紅葉のみどころスポットは？

鎌倉には、円覚寺だけでなく、周辺にもたくさんの紅葉の見どころスポットがあります。
紅葉の時期も様々です。鎌倉の紅葉スポットめぐりをしてみても楽しいかもしれませんね☆

瑞泉寺の紅葉

出典：https://www.youtube.com/watch?v=Gog8J-FFxfo

紅葉ヶ谷と呼ばれる紅葉樹の多い谷に位置するため、境内はもちろん、周辺もよく色づき、ハイキングコースにも取り入れられることが多い名所です。
三門付近、庭園の紅葉は特におすすめです。
妙本寺とともに最も遅く紅葉が始まるスポットです。

建長寺の紅葉

出典：https://www.youtube.com/watch?v=HR87NmC4v7M

境内の最も奥にある半僧坊の山道や石段が紅葉スポットで、赤や黄色に染まる美しい木々が見られます。石段を上がったところにある半僧坊大権現社は、晴れた日には、富士山と紅葉する山々が見られる絶景ポイントです。

明月院の紅葉

出典：https://www.youtube.com/watch?v=v_9uOyMroyE

アジサイの名所である明月院。
紅葉の季節もおすすめです。
境内のいたるところが、赤や黄色に色づきます。
中でも本堂の丸窓から見える紅葉は、撮影の順番待ちができるほどの人気です。
見ごろを迎えると本堂の後庭園が公開されるため、こちらも是非ご覧ください。

長谷寺の紅葉

出典：https://www.youtube.com/watch?v=BcKTJoN-vUE

ケヤキ、イチョウ，カエデなどの木々が色づき、それぞれ違った色合いが見られます。
紅葉シーズンには、池の周囲を中心にライトアップが行われ、昼間とは違った幻想的な空間で紅葉を楽しむことができます。

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まとめ

円覚寺では、座禅会や写経会も開催されています。
予約不要のコースもありますので、紅葉狩りに訪れた際に、ついでに参加してみるのもおもしろいかもしれませんね^^