永平寺の御朱印を頂きたいんだけど、種類はいくつかあるのかな?
何時までいけば頂けるんだろう...
永平寺の御朱印が頂ける時間は、時期によって異なるので注意が必要です。
本記事で御朱印・御朱印帳について詳しく解説しますので参考にどうぞ!
※ちなみに、永平寺の読み方は、「えいへいじ」です。
この記事でわかること
- 永平寺の御朱印の種類と値段
- 御朱印・御朱印帳が頂ける時間・場所
- 永平寺の見どころ・何があるか
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もくじ
【永平寺の御朱印】種類・値段
御朱印の種類は1種類です!
御朱印には、「承陽殿」と書かれていました。承陽殿は永平寺の中でも日本曹洞宗の発祥の根源として、
聖域といわれるほどの聖地です。
御朱印の値段
- [大人]500円
- [小・中学生、障害者手帳を提示した方]200円
永平寺の御朱印が頂ける時間・入場時間
参拝時間:
- [5月〜10月]8時〜17時30分
- [11月〜4月]8時30分〜17時
参拝時間は、半年周期で変わります。
よく確認してから、参拝するようにしてください。
永平寺の御朱印のもらえる場所
場所:受付(寺務所)
拝観入口である通用門を抜けると右側に御朱印受付があり、そこで拝観前に御朱印帳を預けます。
拝観終了後に整理券と引き換えに御朱印を頂けます。
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永平寺で買える御朱印帳の種類は?値段・サイズ・色は?
- 料金:1500円
- サイズ:18cm×12cm
- 色の種類:金色と緑色が混ざったもの(1種類)
- 買える時間・場所:拝観時間(前の項を参照)
- 御朱印受付(寺務所)
御朱印帳は御朱印受付で同時に買うこともできます!
なので、もし御朱印帳がなくても、手ぶらで行き、永平寺でその場で買えばいいと思います!
その御朱印帳ですが、永平寺はオリジナルの「納経帳」です。
「納経帳」は「御朱印帳」とほぼ同じ意味であるため、ほかの神社や寺でも御朱印を頂けるので、安心して買っていただいて大丈夫です!
逆に、画像を見てもらって分かるように勅使門がかっこよく表紙になっているので、御朱印集めがより楽しくなること間違いなしです!
【永平寺の見どころ】何で有名なの?
それでは永平寺内で見どころとなるスポットをご紹介しましょう。
また、紹介するスポットを全てゆっくりみて回ると1時間弱かかります。
※階段が多いので、休憩しながらだともっとかかる可能性もあります。
勅使門
これは有名な勅使門ですね!イメージ画像などでもよく用いられるので見たことがある人もいるのではないかと思います。
この勅使門は名前の通り宮中からの勅使を迎えるための門でした。
周りの大木が歴史を感じさせて、より趣深い雰囲気を漂わせています。
七堂伽藍
伽藍とは、簡単に言うと、寺院の建物のことを言います。
この伽藍は、僧侶が修行をする清らかな場所という意味を持っています。
この伽藍の中でも、7つのお堂は「七堂伽藍(山門・仏殿・僧堂・庫院・東司・浴室・法堂)」と呼ばれ、日常の修行において欠かせない重要な建物となっています。
特に、僧堂・東司・浴室は三黙道場と呼ばれ、私語厳禁となっているそうです。
この七堂伽藍の配置は、座禅をしている姿を模しているとも言われています。
この七堂伽藍は、すべてが回廊によってつながっています。
この回廊は修行の一環で毎日磨かれているので、ずっとピカピカです!
日常の生活がすべて修行になっているんですね。
ここからは、そんな七堂伽藍の外観・内観の様子を紹介します。
階段が多く、お寺の中を全て回るのはなかなか大変なようなのでお気をつけて!
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山門
山門ですね。この建物は、1749年(寛延2年)に再建された永平寺の中でも最古の建物です。
門の正面の両側には、「ここより先は出家した者のための厳しい修行を行う道場であり、求道心のある者だけが門をくぐることが許される。」という意味の言葉が記されています。
この文を読むだけで、永平寺の修行の厳しさが想像できます。
生半可な気持ちで出家するなという当時のメッセージが未だに記されているのですね。
この門は中国唐時代の様式である楼閣門で針を使わずにすべて木組みで出来ています。
門の両側には仏教の守護神である四天王が祀られています。
ちなみに、1度上山すると下山までは住職以外は門からは出られません。
それほど神聖な場所です。
参拝客も山門から出ることができないので、注意してください!
仏殿
これは仏殿と言い、位置的に七堂伽藍の中心となっている建物でもあります。
屋根は中国宋の時代の様式である二重屋根になっており、また床は石畳となっています。
昔は石畳に正座をしてお経をよんでいましたが、そのせいで膝や腰を悪くする人が多くいたため、現在では台の上に畳を載せて、そこに正座をしてお経をよむスタイルに変わったそうです。
中心的な伽藍なだけあって、建築美が際立っていますね。
この仏殿では中央の棚の須弥壇(しゅみだん)に阿弥陀仏(過去の仏様)・釈迦仏(現在の仏様)・弥勒仏(未来の仏様)を祀っています。
法堂
法堂では、禅師様の説法の道場として、または各種法要の場所として使われている建物です。
一般の寺院でいう本堂がこの法堂であり、七堂伽藍の最も奥で最も高い場所に位置しています。
そして永平寺には年に2回「制中(せいちゅう)」と呼ばれる百日修行があります。
制中の間は道場にこもり、修行僧のリーダー首座(しゅそ)を中心にして、いつもよりもさらに厳格な修行が行われるのです。
その一つが、この法堂で毎朝のおつとめの前に行われる楞厳会(りょうごんえ)です。ただでさえ朝早くから修行しているのに、もっと早く、そしてより厳しい修業とは…。
ぜひ興味がある方は制中が始まる日を狙って行ってみてください。
運よく見ることができるかもしれません。
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僧堂
僧堂は、仏殿の左側に位置し、「雲堂」「座禅堂」とも呼ばれる修行の根本となる場所です。
根本と言われる通り、ここでは座禅・食事・睡眠を行います。
規模でいうと、この僧堂で約82人が就寝でき、164名もの修行僧(雲水)が座禅修行をすることができるほどの広さです。
中央には、智慧(知恵)の象徴である文殊菩薩が安置とされており、その周りを「単」と言われる席で囲んで座禅をしています。
ここは三黙道場の一つです。普段生活していく場所で私語厳禁は相当きついですね…。
大庫院
大庫院は一般の寺院の言い方にすると庫裡(くり)という寺の台所にあたる部分の建物です。
1階には修行僧や参籠者の食事を作る台所である「典座寮」があります。
また、玄関の正面には、守護神である足が速いことで有名な「韋駄尊天」が祀られています。
そして、大庫院前には長さ4m、胴回りは1mもある巨大なすりこぎが展示されています。
このすりこぎは、女性は3回なでると料理がうまくなり、男性が3回なでるとご機嫌取りがうまくなるといわれているんです。
ぜひ、パワースポットなどに興味がある方は触って運気をためていってくださいね!
東司
東司は、いわゆるお手洗いです。ここも三黙道場の一つです。
この東司の正面には、「烏枢沙摩明王」を祀っています。
東司は一般の参拝者用と雲水さん用に分かれています。
道元禅師はお手洗いの中でも身も心も清らかにする作法を示しています。
よって、雲水さんはたとえお手洗いの中でも、戸の開け方や手の洗い方が決まっています。
本当にすべてが修行なんですね!
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浴室
ここは名前の通りお風呂場ですね。この浴室には、水によって悟りを開いたといわれている「跋陀婆羅菩薩(ばつだばらぼさつ)」が祀られています。
ここも三黙道場の一つです。水は大切に使うことによって、身も心も清めるための修行になるという考えから、入浴は作法に従い厳しく行われます。
ちなみに、お風呂にはいれるのは4と9のつく日だけだそうです。
いくら日常生活がすべて修行といっても、心を休めるところが一つもないように感じます…。
傘松閣(さんしょうかく)
この傘松閣は、別名「絵天井の間」と言われています。1階は参拝者のための控室や宿泊者のための部屋となっていっていますが、す
ごいのは2階です。
2階はなんと156畳もの大広間で、その天井には230枚もの日本画が埋め込まれているのです。
しかも全部昭和初期の有名な画家144人によって描かれています。
この絵のほとんどが花鳥風月をあらわした絵です。
ですが、この230枚の絵の中に、5枚だけ違う絵が隠れています。
絵の種類は鯉が2枚、唐獅子が2枚、栗鼠(りす)が1枚です。
この5枚を見つけると、なんと願いが叶うといわれているんです。
一つ一つの絵もとても美しくて飽きずに探すことができるので、ぜひ自分の目で確かめて、願いをかなえちゃってください!
永平寺は何の宗派か・何の神様?
永平寺は曹洞宗の大本山です。
寛元2年(1244年)に道元禅師によって出家参禅の道場として開創されました。
山号を吉祥山と称し、開山は道元、本尊は釈迦如来・弥勒仏・阿弥陀如来の三世仏となります。
永平寺での修行は現在も最も厳しいことで知られていて、浄化のパワースポットとしても有名です。
永平寺へのアクセス
電車からバス・・・えちぜん鉄道・勝山永平寺線「永平寺口駅」から、京福バス「永平寺門 前行」または「永平寺行」に乗り換え終点で降りた後、徒歩5分。
直行バス・・・福井駅から永平寺門前まで、直行バス(京福バス「永平寺ライナー」)が毎日運行中。福井駅から永平寺門前まで約30分。
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【まとめ】永平寺の御朱印は1種類!
永平寺の御朱印の貰い方や、永平寺の見どころなどについて解説しました!
永平寺でいただける御朱印は1つのみとなっています。
数種類用意しているお寺も多いですが、1つなのも貰い忘れがなくて良いかもしれないですね!
時期によって受付している時間が違うので、注意して御朱印を頂きにいきましょう。