クリスマスのサンタのトナカイ達の名前の意味と由来は？ルドルフについても

年末が近づくにつれて、Christmasのことが気になってくる季節です。
クリスマスに、サンタが乗っているソリを引っ張っているのはトナカイですが、このトナカイ達に名前や意味はあるのでしょうか？
また、その名前の由来も気になりますよね！特に、赤鼻のトナカイ『ルドルフ』の由来も気になります☆
そのため今回は、クリスマスのサンタのトナカイ達の名前の意味と由来は？ルドルフについても、またクリスマスの楽天の人気商品もご紹介します！^^

1 クリスマスのサンタのトナカイ達の全員の名前と意味は？
2 クリスマスのサンタのトナカイ達の名前の由来は？
3 クリスマスの赤鼻のトナカイ『ルドルフ』の詳しい由来は？
4 クリスマスにサンタはなぜトナカイに乗るの？
5 クリスマスの楽天の人気商品を紹介☆
6 まとめ

クリスマスのサンタのトナカイ達の全員の名前と意味は？

出典：http://xmas-count-down.com/b4/rudolph.htm

クリスマスソング「赤鼻のトナカイ」に出でくる、トナカイ達には、一頭ずつ名前がついています。
橇(そり)を引くトナカイの先頭から、 Dasher(ダッシャ－)、 Dancer(ダンサー)、 Prancer(プランサー)、Vixen(ヴィクセン)、Comet(コメット)、Cupid(キューピッド)、 Donder(ドンダ－)、そして、Blitzen(ブリッツェン)という名前です。

出典：http://xmas-count-down.com/b4/rudolph.htm

先頭から、Dasher(ダッシャ－)は、dash(ダッシュ)という英語から「突進する、急ぐ」という意味で、Dancer(ダンサー)は、 dance(ダンス)という英語から「踊る、跳ね回る」という意味で、Prancer(プランサー)は、prance(プランス)という英語から「踊り跳ねる、威勢よく進む」という意味で、この三頭は勢いがあり、元気がある強いトナカイを表しているようです。

その次に続くのが、Vixen(ヴィクセン)という英語から「メスのキツネ、口やかましい女」という意味で、Comet(コメット)は、英語で「彗星、ほうき星」の意味があり、Cupid(キューピッド)は、ご存知のように翼の生えた裸の美少年が弓矢を持った姿で描かれるギリシャの恋の神です。

そして、Donder(ドンダ－)とBlitzen(ブリッツェン)は、ドイツ語で「雷鳴と稲妻」の意味です。

もう一頭、忘れてはならないのが、真っ赤なお鼻のトナカイ「ルドルフ」ですが、どんな物語があるのでしょう。それを、下記でご紹介します☆

出典：https://www.youtube.com/watch?v=36l9ngO2gLA
感動的ですね^^

クリスマスのサンタのトナカイ達の名前の由来は？

出典：https://www.veltra.com/jp/europe/finland/a/13128

それぞれのトナカイの名前の由来は、アメリカ合衆国で発表された二つの児童文学の作品によって、名前がつけられています。
伝承において、クリスマスイブにやってくるサンタクロースは、伝統的に8頭、または9頭いるとされるトナカイに曳かれた橇(そり)に乗って空を飛び、世界の子供たちへ贈り物を持ってくることになっています。

二つの児童文学の作品のうちの一つは、ニューヨークの神学者クレメント・クラーク・ムーアが1823年に発表した子供向けの詩『サンタクロースがきた』(英語: A Visit from Santa Claus)です。
この詩の中で、サンタクロースは8頭のトナカイ名前を「Dasher(ダッシャ－)、 Dancer(ダンサー)、 Prancer(プランサー)、Vixen(ヴィクセン)、Comet(コメット)、Cupid(キューピッド)、 Donder(ドンダ－)、Blitzen(ブリッツェン)」と呼んで、早く走るように元気づけています。

【 A Visit from Santa Claus 】
'Twas the night before Christmas,
When all through the house....
More rapid than eagles his coursers they came,
And he whistled, and shouted, and call'd them by name:
"Now, Dasher! Now, Dancer! Now, Prancer, and Vixen!
"On, Comet! On, Cupid! On, Donder and Blitzen!
"To the top of the porch! to the top of the wall!
"Now dash away! dash away! dash away all!"

【翻訳】
それはクリスマスの前の夜だった、家の者みんなが．．．．．．
ワシよりも早く、サンタさんのトナカイのそりがきた。
そして、彼は口笛を吹いて、大声を出して、トナカイたちに呼びかけた。
「それ、ダッシャー、それ、ダンサー、それ、プランサーとヴィクセン！
行け、コメット、行け、キューピッド！それ、ドナーとブリッツェン！
家のポーチの上へ、壁を駆け上がれ、
さあ、急いで行け、行け、みんなで急げ！」

この詩はクリスマスのころに、英語圏の諸国の家庭や学校やテレビなどでよく朗読されるそうです。

また、もう一つの児童文学の作品は、ロバート・L・メイが1939年に発表した童話『ルドルフ赤鼻のトナカイ』（英語: Rudolph, the Red-Nosed Reindeer）で、それまでの8頭のトナカイの仲間に「ルドルフ」という名前の1頭を加えて、トナカイ・チームのリーダーとして活躍する様を書いた作品です。
ちなみに、この作品は、後に同名のアニメ映画と、赤鼻のトナカイという主題歌が作られて、私たちがクリスマスに歌っている「赤鼻のトナカイ」の原作になっています。

クリスマスの赤鼻のトナカイ『ルドルフ』の詳しい由来は？

赤鼻のトナカイ『ルドルフ』は、ロバート・L・メイ(Robert L. May/1905-1976)によって書かれた童話の中に登場する、アメリカ・シカゴで誕生したクリスマスのキャラクターです。
1938年、当時、シカゴに住んでいた男性会社員のロバート・メイが娘のために書いた詩を元に、1939年にシカゴの通信販売会社モンゴメリー・ウォード(Montgomery Ward)社によって、同社の宣伝用の児童書が書かれ、250万部のベストセラーとなりました。
同書は、1946年にも再発行され、さらに350万部を発行した大ベストセラーになりました。
そして、それを原作に作られたアニメは、世界中で大きな反響を巻き起こしました。

この作品が書かれた時代のアメリカ合衆国は、1929年10月の株価の大暴落(ブラック・マンデー)による金融恐慌から始まった凄まじい不景気に苦しんでいて、当時、貧しい生活を強いられていたモンゴメリー・ウォード社で広告宣伝・コピーライターとして働いていたロバート・メイも、妻がガンに倒れ、ただでさえ少ない給料は、妻の治療代や薬代に消えていきました。
「どうして私のママは、みんなと違うの？」と、寂しそうに尋ねる娘バーバラを前にして、ロバート・メイが、即興で赤鼻のトナカイ「ルドルフ Rudolph」のお話を始めたのが、この物語の始まりになっています。

クリスマスにサンタはなぜトナカイに乗るの？

出典：http://blog.goo.ne.jp/blog-nonstyle/e/cca701f9f1f05561506db1a1ed8d956c

それにしても、クリスマスイブには・なぜサンタクロースはトナカイのそりに乗ってやってくるのでしょう。
それも、先ほどご紹介した二つの児童文学の作品の中にありますが、そもそもサンタクロースとは、4世紀頃の東ローマ帝国・小アジアのミラの司教(主教)、教父聖ニコラオス（セント・ニコラウス）の伝説が起源とされています。

クリスマスにちなんだ伝承によると、「ある時ニコラウスは、貧しさのあまり三人の娘を身売りしなければならなくなる家族の存在を知り、彼は真夜中にその家を訪れ、窓から金貨を投げ入れ、このとき暖炉には靴下が下げられていており、金貨はその靴下の中に入ったといいます。」
それ以来、クリスマスの時は靴下にプレゼントを入れる習慣ができたといいますが、サンタが煙突から入ることになったのは、1822年にアメリカの学者クレメント・クラーク・ムーアが、フィンランドの言い伝えを伝承した「聖ニクラウスの訪(おとな)い」という詩の中で、「キラ星のなか、屋根から降るのは／小さい蹄の立てる爪音／引っこめ振り向いて見ると／聖なるニコラウス煙突からどすん」を書いたからと考えられています。