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クリスマスの葉っぱや赤い実の植物の名前は柊?意味や由来は?

皆さんはクリスマスの飾りでおなじみの赤い実とトゲトゲした葉っぱの正体をご存じでしょうか?
毎年12月になると、その植物がクリスマスリースなどでよく使われているのを見るようになりますが、私たち日本人はそれについて深く考えることはあまりないでしょう。ではあの葉っぱや赤い実の名前はなんでしょうか?また、葉っぱと赤色の実は、クリスマスやキリスト教においてはとても重要な意味を持っています!
そのため今回は、クリスマスの葉っぱや赤い実の植物の名前は柊?意味や由来は?クリスマスの楽天の人気商品もご紹介します!^^

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クリスマスの葉っぱの名前や正体は?

出典:https://nanisore-club.com/xmas-akaimi-8272

あのトゲトゲとした緑色の葉っぱの正体は、日本人にも馴染みのある

「ヒイラギ」という植物です。

「あれ?柊は見たことあるけどあんな植物だったっけ?」と

不思議に思われる方がいるかもしれません。

それもそのはず!クリスマスで使われるヒイラギは、

皆さんがよく目にする日本の柊とは別物で

「西洋ヒイラギ」とよばれる植物が使われています。

西洋ヒイラギとは、

ヒイラギの葉っぱと形がよく似ているために付けられた和名で、

英語名は「English holly(イングリッシュホーリー)」

品種はモチノキ科と全くの別の植物なのです。

(日本のヒイラギはモクセイ科です)

ちなみに花言葉は、「予見」「神を信じます」と

何ともクリスマスらしい花言葉ですね!

ヨーロッパでは別名「クリスマスホーリー」とも呼ばれているらしいですよ♪

クリスマスの代名詞と言っても過言ではない植物なのです(^^)

クリスマスに葉っぱの柊を使う理由は?

出典:http://illustsozai.digitallemon.co.jp/

なぜ、クリスマスにはヒイラギを使うようになったのでしょうか?

クリスマスと言えばイエス・キリストの誕生をお祝いする大変おめでたい日です。

もっと、華やかできれいな花を使ってもよいのでは、と疑問に思いますよね?

じつはそこにはキリストにまつわる深い深い理由があるのです!

今回は、その2つの理由をご紹介します。

「いばらの冠」に似ているから

ヒイラギの語源は、葉っぱを触ると「疼(ひいら)ぐ」(古語動詞でヒリヒリ痛むという意味)というところからきていることからも分かるように

葉っぱの「トゲトゲ」がとても特徴的です。

一つ目の理由は、そんなヒイラギの葉っぱの「トゲトゲ」からきています。

皆さんもご存知の通り、クリスマスはイエス・キリストの誕生日です。

皆さんがキリストと聞いてまず真っ先に想い描く姿と言えば、

「十字架に磔にされたキリスト像」ではないでしょうか。

現にカトリックの教会では数多くの十字架像が掲げられ信仰の対象となっています。

そんな有名なキリスト像の頭の上に乗せられているのが「いばらの冠」です。

クリスマスリースはヒイラギのトゲトゲを利用して、

その「いばらの冠」をモチーフにして作られた飾りになります。

キリスト教にとって「いばらの冠」とはキリストの受難の象徴であり、

それを門先に飾ることによって、その受難を忘れないようにという戒めと信仰の意味が込められています。

そう思ってクリスマスリースを見てみると、

あの幸せの象徴のような可愛らしい姿も少し違って見えてきます。

縁起の良い常緑樹だから

出典:http://www.irasutoya.com/2014/12/blog-post_70.html

クリスマスで使われるヒイラギやモミの木はどちらも一年中緑色の葉っぱを付けている「常緑植物」です。

常緑樹は、農作物の繁栄などの縁起の良い植物として、

キリスト教に限らず、古くからヨーロッパでは親しまれ、お祭りにはよく使われています。

クリスマスリースの輪っかは「冠」という意味と同時に「永遠」という意味もあり、

クリスマスリースを飾ることで、豊作祈願や人々の永遠の幸せを祈ることにもなるのだそうです。

日本でいうしめ縄のような感じなのかもしれませんね(^^)

宗教や言葉が違っても、不思議と文化が似通ってしまう所はとても親近感がわきます♪

また、ヒイラギとキリスト教に関しては逸話があり、

まだ幼いキリストが暗殺されるのを恐れ、聖母マリアとキリストが逃げた際、

追ってに追われヒイラギの茂みに身を隠したそうです。

するとヒイラギの枝や葉はどんどんと伸びて彼らを匿い、

それに感謝したマリアは祝福を与えたため、

ヒイラギは枯れることのない常緑樹となったそうです。

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クリスマスの赤い実の名前や正体は?

出典:https://nanisore-club.com/xmas-akaimi-8272

前記述のとおり、赤い実は西洋ヒイラギの実になります。

晩秋の11月頃から実がなりはじめます。

ちなみに、日本のヒイラギには赤い実はなりません。

西洋ヒイラギの実は、イチゴの様に真っ赤で美味しそうですが、

実際は、野生の動物も食べないほど苦みがあり、

かなりマズイそうなので飾り以外の用途では使わないほうが無難です(笑)

昔は薬として用いられていたそうですが、

現在ではあまり体に良いものは含まれていないことがわかっていて、

数個食べるとお腹をこわしたり、嘔吐したりするそうです。

食べ物としては百害あって一利なしですね・・・。

そのせいでしょうか?西洋ヒイラギには昔から魔力があると信じられていて

キリストの生誕以前から悪魔除けの意味合いで飾られることもあったそうです。

ヨーロッパではドルイドに聖木として使われたり、

古代ローマなどの文献にも度々登場する不思議な力を持った植物です。

クリスマスに赤い実を飾りに使う意味や由来は?

出典:http://www.pictcan.com/item/0091.html

キリストの赤い血

出典:http://www.irasutoya.com/

真っ赤なヒイラギの実は、十字架刑にかけられたときにキリストが流した血を表しています。

こちらも、前記述のいばらの冠と同じように

「キリストの受難」の象徴として表現されています。

あんなに可愛らしい赤い実がキリストの血だと思うと少しホラーに感じてしまいますが、

ゆえに「愛と寛大な心」を表しているのだそうです。深いです…。

日本人にとっては、キリスト教の祭事というと

どうしても華やかなイメージが先行してしまいがちですが、

クリスマスリースの意味を一つとっても、

私たちが抱いているイメージとのギャップを感じざる負えませんよね。

キリスト教徒の方々はこういった受難の象徴を飾ることによって

人々のために血を流したイエス・キリストを思い、信仰を深めるのだそうです。

ちなみにサンタクロースの服も赤いですが、こちらは血の色ではなく、

サンタクロースのモデルとなった「聖ニコラウス」の司教服が常に赤かったことからだそうです。

このサンタ=赤という図式は、コカ・コーラのCMもかなり一役買ったそうですよ!

優しいイメージのサンタクロースの服が血色でなくて少しホッとしました(笑)

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まとめ

いかがだったでしょうか?
私達にとってクリスマスとは楽しいイベントの一つであって、キリスト教の宗教行事だという事はしばしば忘れてしまいがちです。
ルーツを知ることで今まで見えてなかったものや感じていなかったものを発見できるのも異文化交流の楽しみの一つですよね♪
今年は、いつもとは一味違うクリスマスを過ごせるかもしれません(^^)

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