七五三の由来には、実は隠された怖い意味があるんです!どんな意味なのでしょうか?また何故3,5,7歳に七五三を行うのか等も気になりますね☆
そのため今回は、七五三の由来は実は怖い?意味や何故3、5、7歳に行うのか、千歳飴等についてもご紹介します!^^
スポンサーリンク
七五三の由来とは何?
出典:https://smocking.site/2018/07/13/sitigosan/
七五三の起源と由来
七五三の起源は平安時代と言われてます。
それが年齢ごとに儀式として定着してきたのが江戸時代からになります。
ただ、江戸時代は武家社会だったため、庶民に広まり出すのはもう少し先の
明治時代に入ってからになりますね。
七五三は、
3歳で言葉を理解するようになり、
5歳で知恵づき、
7歳で乳歯が生え代わるなど、
成長していく中で、病気にもなりやすく、いろんな危険も起こる時期なので、
今まで無事に成長した事を感謝し、今後も健やかであるように神前に詣でる行事になっていますね^^
なぜ3歳、5歳、7歳なのか?本当は怖い意味
七五三は、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳にお祝いする行事です。
設定された年齢にはそれぞれ以下のような意味合いがあります。
- 3歳・・・男女とも髪を伸ばし始める ”髪置(かみおき)”
- 5歳・・・男の衣服である袴を着る ”袴着(はかまぎ)”
- 7歳・・・女の子の着物帯の装い始め”帯解(おびとき)”
次に、それぞれの儀式について見ていきましょう。
3歳(髪置)
平安時代には、男女とも生まれて7日目に産毛を剃り、3歳までは坊主頭で育てられました。
ですので、髪を伸ばしはじめるのは3歳の春からでした。
この髪を伸ばし始めるタイミングに「髪置き(かみおき)」の儀式が行われました。
5歳(袴着)
平安時代には男女とも5~7歳になると、初めて袴をつける「袴着(はかまぎ)」という儀式が行われました。
この儀式は時代を経て室町時代になると11月15日と定められ、江戸時代以降は男子のみの風習となりました。
現代でも宮中では古式にのっとった「着袴の儀」が行われています。
7歳(帯解)
室町時代になると、ひもをつけて着付けていた子どもの着物のひもをとって帯を結ぶ「帯解の儀」という儀式が行われました。
当時は男女ともに9歳で行われていましたが、江戸時代末期から男子は5歳、女子は7歳となりました。
怖い意味
7歳までの子どもで言葉が満足に話せない子どもの場合、
労働力として計算できない子どもは、
神隠しとして間引かれていたという話もあります。
住んでいる場所の村長が一存で子どもを育てていいかどうかを
決定する権限がありました。
七五三のお参りとはどのようなものか
出典:http://syufuarekore.com/1146.html
どこへお参りするのが正解?
七五三のお参りは家の近くの神社にいくのがしきたりとして残っています。
しかし家の近くにある神社やお寺に神職の方がいるとは限らないんですよね。
ですので、最近はお宮参りする神社を御祈祷をしてもらえる大きい神社へ行くか、
神職の方がいなくても近所の神社に行って、ゆっくりお参りする方に分かれているようです。
ですので、どちらが正解ということはありません。
お参り前に予約や事前確認はした方が良い?
ご祈祷をしてもらうために神社に事前に確認しておいたほうがいいでしょう。
と言うのも、ご祈祷をしてもらう場合は、その神社に神職の方がいないと出来ないですし、
その他、ご祈祷料(初穂料・玉串料等)、駐車場の有無や込み具合などを
事前に調べておいたほうがお子様のためを考えてもスムーズでいいでしょうね。
晴れ着はどういうものを着れば良いの?
七五三の晴れ着には伝統的な決まりがあります。
その決まりに込められた意味や思いを理解してお祝いしてあげるといいですね。
3歳女の子
華やかな色合いの着物や小物を選んで、とびきりかわいい3歳の思い出にしてみてはいかがでしょうか。
一般的に着物の上に、「被布(ひふ)」という袖と襟のないベストのようなものを羽織ります。
先にも書きましたが、3歳は「髪置(かみおき)」という初めて髪を伸ばし始めるという儀式のお祝いになります。
7歳女の子
7歳の着物の選び方としては、3歳のときはかわいい姿になるように選びましたが、
7歳の時は少し落ち着いた柄の着物で、より大人っぽい雰囲気を出していくといいですね。
大人の女性になると言う考えからきています。
次に男の子の着物の選び方について、みていきましょう。
3歳男の子
3歳の男の子の七五三を行うか行わないかは、地域や家庭によって異なります。
3歳男児の七五三の着物の選び方は、5歳の袴とほぼ同じでかまいませんが、
お子さまにあったサイズを選ぶようにしてください。
5歳男の子
幼児から少年への成長のお祝いとして、初めて袴を身に着けるという意味があります。
羽織袴が正式なスタイルで、黒と白を基調としたデザインが主流ですが、
最近はおしゃれで洗練されたデザインも多く見られます。
5歳の七五三は、女の子のかわいさとは違い、かっこいい男の子としての姿に成長を感じられそうですね。
スポンサーリンク
七五三はなぜ11月15日にお参りするの?
出典:https://192abc.com/13330
どうして11月15日?
諸説ありますが、
徳川家の袴着の義が行われていたのが11/15
だといわれています
旧暦で考えないと行けないですが、
旧暦の付きの決め方は11月は当時を含むと決められていたそうで
最初に11月が決定します。
時間の考え方は十二支に割り当てられていたので、
一番最初の11月は子の月であり最初の時になります。
旧暦の15日は満月になるように調整されていたそうで
11/15は1年で一番最初の満月の日と言うことになります。
と言うような意味を持っています。
他に俗説として、
15日という日付は、7+5+3=15 となることから定められたということが言われることもあります。
現代でも11月15日にお参りするもの?
11月15日は神社もピークになるので、最近はあえて避けてお参りする人も多いです。
できれば、ゆっくり参拝し、境内のベストショットがとれそうな場所で
せかされずに写真を撮ったりするなら
11月15日の前後1、2ヶ月にあたる9月~12月初旬ぐらいを目安に、
お子さまやご家族の良いタイミングでお参りするのもいいですね。
千歳飴とは?意味や種類など
出典:http://www.atfome.com/index.php?QBlog-20161016-1
千歳飴の意味
「ちとせ」は千年という意味で、子供の健康と成長を願い「長く伸びる」という意味と、
長生きするようにと願う気持ちも込められております。
最近はなぜか「太くて短い」ものも見かけるようになりましたが^^;
千歳飴の種類やサイズなど
千歳飴は細長いのが一般的なサイズですよね。
実はこれにも意味があったんです。
・紅白は縁起の良い色
七五三でをする思いと同じように、
千歳飴にも昔は、子供の生存率が低く平均寿命が短かったので、
「無事に育ってほしい」「長生きをしてほしい」といった親の願いが、
込められています。
ちなみに、千歳飴は年の数だけ袋に入れると良いとされています。
細長いままでは食べにくいので、食べやすいように小さく切って食べても問題はありません。
というか、そっちの方がみんなに縁起を分かち合うという意味でオススメです。
最近はピンク、赤、オレンジ、黄、緑、青、紫などのカラフルな千歳飴もあります。
袋についても、一般によくある千歳飴袋以外に独自のデザインの袋を使っているお店もあります。
また、カラフルな見た目だけでなく、味も楽しめるように、サイダーやレモン、苺など、
フルーツ系の味の千歳飴も売られています。
こちらは紅白の千歳飴ですが、味がイチゴミルク味とミルク味でこれまでとは違い、味にもバリエーションがあります☆
手提げ袋も昔ながらのものもあり、うれしいですね^^
スポンサーリンク
七五三のお参りの持ち物は?
出典:https://www.photohouse-recolle.com/contents/shichigosan-preparation/
持っていくべきもの
初穂料
ご祈祷のお礼として神社に納める謝礼です。
衣装の小物類
巾着(きんちゃく)、箱迫(はこせこ)、扇子(せんす)などの小物類は忘れやすいので、
家を出る前に付いているか確認したほうがいいですね。
あらかじめ別のバッグにまとめて入れておくなど対策も有効でしょう。
あった方が良いもの
- 着替えの洋服
- 子どもの靴&靴下
- ストロー
- ハンドタオル
- 保温性のある下着やブランケット
着替えの洋服
お参りと写真撮影が終わったら、いつ着替えることになっても大丈夫なように準備しておきましょう。
慣れない着物で半日も歩き回っているのでつかれているでしょうから。
こどもの靴&靴下
小さい足に足袋や草履はつかれる理由の1つですから、
写真撮影の時だけ履き替えるようにするのもいいですね。
お子さんが楽しくお参りするのが一番ですからね^^
ストロー
出典:https://feature.cozre.jp/71897
飲み物をこぼしたりして着物を汚してしまわないように、ストローは役立ちますね。
また、女の子であれば、口紅が落ちにくくなるので
お直しをする必要もなくなります。
お子さんに人気のストローボトルです☆
ストローで飲めるので、着物を汚す心配も少なくなりますね。
ハンドタオル
食事の時に着物が汚れないようにするための持ち物です。
首に巻けるように、クリップや洗濯バサミなどもあると使いやすいですね。
保温性のある下着やブランケット
時期が11月中旬ですから、着物だと足元も冷えるので、保温性のある下着を着せておくのがいいですね。
それ以外でも、疲れて眠ってしまうことも考えられますので、
羽織れるブランケットなどがあると便利です。
もちろん大人でも使えますが、お子さんが寒くなったり寝てしまったりしたときに
大判ストールがあれば重宝しますね。
七五三の服装に関しては別記事でも詳しくご紹介しています↓↓↓
七五三の服装は?子供・母親・父親の目安や持ち物、和装・洋装どちら?
まとめ+関連記事
今も昔も七五三に対する思いは同じですから、意味や由来も理解しつつ伝統的なしきたりなども守って、子どもが健やかに成長していくように願いを込めて七五三を行いたいですね^^
関連記事も良かったらご覧ください↓↓↓^^
【関連記事】
記事がお役に立ちましたら、ブックマーク・お気に入り登録をお願いします☆
スポンサーリンク