健康

風邪で眠い・眠気・眠くなる理由・原因と対策・対処法!だるいのは?

皆さんは風邪をひいたときに眠くなってきた!なんだかもう猛烈に眠い!という経験はないでしょうか。
風邪になると咳はでるし熱はでるし鼻水はでるし、はては眠気まででてくるし困ったな~と思っても、あまりにも自然のことで理由まで考えたことはないという人が多いかと思います。実は、風邪の菌やウィルスと戦っているからなのですがなぜ戦っていると眠いのかそのメカニズムを理解していきましょう。
そのため今回は、風邪で眠い・眠気・眠くなる理由・原因と対策・対処法!だるいのは?をご紹介します!^^

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風邪で眠い・眠気・眠くなる理由・原因

風邪ひくとなぜ眠くなるのか出典:https://www.photo-ac.com/

風邪で眠い・眠気がくる理由1:免疫反応

風邪はウィルスによって起こるのですがウィルスが体内に入ってくると自分の体の中で、そのウィルスに対応して免疫反応が起こります。何とかやっつけて風邪にならないようにしようと対策するわけですね。

ウイルスと戦うために様々な物質が生成されています!
免疫反応が起こるとアレルギーの原因といわれるヒスタミンやそのほかに聞いたこともないプロスタグランジンやサイトカイン、インターロイキンなどというものがどんどん出てきて風邪菌と戦いだすわけですね、
そして眠気を誘う睡眠スイッチが入るので眠くなってしまうのです。

冬は気温が下がると同時に免疫力も低下し、風邪をひきやすくなります。寒さのために体温が低下すると、体内で活躍するはずの免疫機能が鈍くなるからです

風邪で眠い・眠気がくる理由2:酵素の活性化

酵素の消化代謝を休めせるために眠くなる

そして酵素が病原菌などと戦うときにミネラルやビタミンを必要としますが、ミネラルやビタミンは普通に生活しているときも消化代謝などの酵素が必要としているので病原菌と戦うときはそちらを優先したほうがよいという判断が下されるのでしょう。そこで消化や代謝などに必要な酵素を休ませるために眠くなる!というメカニズムなのだと思われます。

免疫力は酵素の働き

免疫力は酵素の働きと考えられます。様々な酵素は独自の働きをします。例えば消化、分解、栄養素の組み立てそれを吸収させるなどです。そしてウィルスなどが身体の内部に入り込もうとすればそれを撃退するわけです。たとえばサイトカインというものも白血球などから緊急時に分泌されるタンパク質で免疫や炎症関連の働きをするわけですがそれは酵素の働きです。

発熱する

風邪を引いたときは熱もでますがこれもウィルスや細菌と戦っている証です。発熱することで免疫力が上がるからだといわれています。体温が上がると活性化してウィルスや細菌と戦いやすくなるのです。タンパク質の一種で体温が上がったほうが活動するものとして酵素がありますが、発熱も酵素を活性化するためと考えたほうがシンプルでわかりやすいのではないかと思います。

酵素は温度の高いほうが好き

何らかの病原菌などが体に入ると体内で悪さをしないように対抗しようとします。これを酵素の働きで無害化しようと働きかけるときによりよい条件で戦うために体温を上げようとするスイッチが入ります。酵素は40℃以上で最も加勢かするから風邪を引くと体温が上がるのはまさにそういった理由です。

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風邪で眠い・眠気・眠くなる時の対処法

ウィルスを撃退出典:https://www.ac-illust.com

とりあえず休む

免疫作用によって眠気のスイッチが入れられてしまったり、酵素が戦いやすいように他の機能を休ませようとするわけですからとりあえずゆっくり休むことが一番です。無理すると結局長引いてしまいます。

眠くならないタイプの薬を飲む

風邪に効く薬はいろいろとあるのですが、ゆっくり休んではいられないから薬を飲むという人は眠くなっては困るわけです。
風邪薬は眠くなることが多いのですが仕事が休めない場合眠くならないタイプの薬を選ぶようにしましょう。
それからなるべく風邪の初期に飲むことがお奨めです。風邪っぽいな?と思ったら早めの対処が後々まで風邪が長引かない秘訣です。そこで風邪の初期にお奨めの漢方の紹介します。

風邪の初期の対策に適しているもの

漢方 麻黄湯エキス顆粒


出典:http://www.tsumura.co.jp/products/karyu/maou.html 

麻黄・杏仁、桂皮、甘草となんだか体によいな生薬の漢方成分でできているお薬です。
風邪の引き始めで寒気と発熱などに効果がありますが風邪かな?少しだるいな?と思ったら早めに対処しておくとよいと思います。中国の薬学書にも古くから載っているほど有名なもので風邪の引き始めがお奨めの生薬です。
第2類医薬品です。

漢方 葛根湯エキス顆粒

出典:http://www.tsumura.co.jp/products/ippan/005/index_s.html
葛根・麻黄・桂皮・芍薬・甘草・大棗・生姜とこれもとてもよく効きそうなものばかりセレクトしたかのような誰もが名前くらいは聞いたことのある有名な漢方薬です。葛根湯は、体温を上げ、汗を出す効果があるので、すでに高温が出ていて汗をかいている場合よりも特に風邪の初期に適しています。

まとめ

風邪を引くと眠くなる・・・ということがわかっていただけたでしょうか。身体の内部では風邪のウィルスや細菌などと戦ってくれているという、何も意識していないけれど自然とそのような働きをするとてもありがたいことですね。そして風邪の対策がとても重要ですので無理せず休んで長引かないようにしましょう。

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