みなさんは、太刀魚という魚をご存知でしょうか?
太刀魚(タチウオ)の泳ぎ方は独特で名前の由来の通り、立った状態のまま泳ぐことがあります。でも、なぜ立ったまま泳ぐのか気になりますよね!
なので今回は太刀魚の泳ぎ方と締め方、捌き方などについて詳しく紹介していこうと思います。
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もくじ
太刀魚の泳ぎ方と生態、どんな魚か
出典:http://aquarium-mistral.blog.so-net.ne.jp/2009-11-28
最初に、実際の太刀魚がどのようにして泳ぐか動画を見てみましょう。そして、そのあとに太刀魚(タチウオ)についての生態と泳ぎ方について詳しく紹介していこうと思います。
太刀魚の泳ぎ方の動画
出典:https://www.youtube.com/watch?v=UsedhJNGgK8
群れで立って泳いでいる動画ですね!なんだか群れでいるとカーテンレースのような感じに見え、とても気持ちよさそうに泳いでいますね!
出典:https://www.youtube.com/watch?v=GHlmx93PRFI
水族館の太刀魚ですね!こちらも群れでいて、立って泳いでいるのもいれば、普通の魚のように横に向いて泳いでいるのもいますね!
何か違いがあるのでしょうか?
出典:https://www.youtube.com/watch?v=vy1My1icMGQ
こちらは水族館ではなく、実際の海の中の太刀魚のようです。何度も光のあるカメラのところにぶつかってきていますね。これも太刀魚の生態なのでしょうか?
では、実際に動画をみて太刀魚が立って泳いでることがわかりましたね。今度は、太刀魚の生態と泳ぎ方について紹介したいと思います。
太刀魚って立って泳ぐの!?
水族館で見たり、テレビの特集などで、太刀魚が泳いでる様子を見たことがある方はご存知かと思いますが、太刀魚は立って泳ぎます。常にこの泳ぎ方をしているわけではありませんが、基本姿勢は立って泳ぐようです。
ちなみに、立って泳ぐ魚なので、基本的には深い水深の場所を好みます。立って泳ぐので水深がないと泳ぎにくいのかもしれませんね。
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太刀魚はなぜ立って泳ぐのだろう?
太刀魚(タチウオ)は、別の書き方で「立魚」と名付けられています。これは、立って泳ぐからということなのですが、そもそも、太刀魚は何故立って泳ぐのでしょうか?
一説によると、通常の太刀魚は深さ100mくらいの泥底に群生して朝夕の薄暗い頃に表層に浮き上がり、餌を狙って立ち泳ぎしながら頭上を通り過ぎる獲物に飛び掛かって捕食するそうです。
下から食べたい餌を選ぶには立って泳いでいる方が楽なのかもしれませんね!
そして、太刀魚は目が良く、光なども捉えることも出来るので、小魚の光の反射などを頼りに餌をとっているという説もあります。
太刀魚はずっと立って泳ぐの?
太刀魚(タチウオ)は常に立って泳いでいるわけではありません。太刀魚が立って泳いでいる場合は、餌の小魚が集まりやすい、流れが緩やかな場所が多いです。逆に、立って泳ぐことが出来ない流れが急な場所などは、太刀魚も普通の魚と同じように横になって泳いでいます。
太刀魚ってどんな魚?
太刀魚(タチウオ)は、スズキ目サバ亜目タチウオ科に属する魚で、回遊魚です。ちなみに、見た目が太刀に似ていることから「太刀魚」と名付けられたという説があります。
一般的に、夜行性の魚とされています。なので、太刀魚釣りをしている人は夜にすることが多いです。
※ですが、必ず夜しか釣れないわけではないです。大きさは最大で2mを超えるようなサイズもいるようですが、釣れるサイズでは1.5mあたりまでが限界のような気がします。
太刀魚の生態!どこに生息していて、どんな餌を食べているの?
太刀魚は世界中の熱帯から温帯にかけて生息しています。日本では北海道から沖縄まで広く分布していますが、漁獲されるのは本州中部より西が多いです。
産卵時期は6-10月で、稚魚や幼魚のうちは、甲殻類や浮遊幼魚や小さな魚などを食べている。成魚になるとカミソリのような歯で小魚を食べるが、時にはイカや甲殻類を食べることもある。ただし貝やエビなどの固い殻を持つものは一切口にしないようです。
そして、太刀魚の歯は鋭く人の皮膚も容易に切り裂くため、生きている太刀魚を扱うときには手袋などをして身を守ることが推奨されています。
以上が、太刀魚についての生態と泳ぎ方についてでした。
とても特徴的な魚で独特な泳ぎ方をするので、一度見てみたい魚ではありますよね!もし、釣りや水族館で見かけたときはここで紹介したことを参考にして注意深く観察してみましょう。
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太刀魚の締め方、捌き方、美味しい食べ方について
出典:https://blogs.yahoo.co.jp/weapondealerjapan/61594731.html
太刀魚(タチウオ)の締め方、捌き方について、どうやっていいかわからない人もいると思いますので、その辺も詳しく調べて紹介していこうと思います
太刀魚は刺身で食べても、ムニエルや焼き物にしてもおいしいお魚です。
ちなみに、骨もせんべいとして食べられるます。
今回は、ムニエル、焼き物用と刺身を作る時用の二つの捌き方について紹介しようと思います。
太刀魚の締め方
太刀魚(タチウオ)の締め方について、どうやっていいかわからない人もいると思いますので、その辺も少し紹介していこうと思います。
魚を締める習慣のない人でも、この魚だけは締めます。そのままだと、鋭い歯があるので危険で、何より釣り針が回収できないからですね。そして、活きたまま手を口に突っ込むと大参事になります。なので、太刀魚は釣ってからすぐに締めます。
締め方としては、キッチンバサミなどがあれば画像のように頭の上側(目の少し上の部分)を切ります。
もしくはキッチンバサミなどの切るものがない場合には、サバの首折りの容量で大丈夫です。首折りのやり方は、顎のところを上に向け一気に上げましょう!
出典:http://xn--nbk302hg3euv7de5j.com/simekata.html
くの字になるくらいか90度くらい曲げるようにしましょうね。
横に首を折っても死にませんので注意してください。
念のために、エラも切っておくといいでしょう。
太刀魚をムニエルや焼き物にする時の捌き方
カミソリのような鋭い歯を持っているので、口を包丁で落としてしまいましょう。
尾先は必用ないので、この段階で落としておきます。
水洗いした太刀魚を、2つか3つに切り分けて置くと楽です。
これは非常に鋭いので、怪我をしないように注意して行いましょう。
背びれの両側から切れ目を入れ、ヒレを包丁で押さえながら太刀魚を引っ張ると取れます。
ムニエルや焼き物用ですので、中骨はそのままです。ここまでの処理が終われば、完成となります。
太刀魚をおろす(お刺身や骨なし料理用)
出典:http://urx3.nu/Er7S
こちらは、お刺身にしたり、骨なし料理に使えるように捌いていきます。
大名おろしとは、身割れしやすい魚をおろす際に頭を落とした後、
片側一回の包丁で中骨から身を切り離す方法 です。
えらの後ろから中骨の外側に包丁を入れて、そのまま尾の方に包丁を進め片身を切り離します。
刺身にするなら、太刀魚の皮は口に当たります。なので、イカに隠し包丁をするように、皮に何本か切り目を入れておくとよいですね。
これで太刀魚の下ごしらえは終わりです。
三枚おろしよりも、大名おろしの方が楽ということがわかります。
また、細長い魚ですので大名おろしはとても効率が良いですよ!
以上が太刀魚の締め方、捌き方、美味しい食べ方についてでした。
太刀魚は長くて、幅は細いため捌くときには難しそうなイメージですが、ここの紹介したことを参考に捌いてみてください。とっても美味しい魚なのでぜひ食べてみてください!
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太刀魚のおいしいおすすめの通販は?
太刀魚 1kg(山口県周防大島産もしくは長崎のブランド五島太刀 )
かなりビッグサイズの太刀魚です!
身が詰まっていて、評判もかなりいいです☆
太刀魚 600g(山口県周防大島産 もしくは長崎のブランド五島太刀 )
少し大きめの太刀魚です!
山口産の新鮮な太刀魚が食べれます☆
太刀魚塩干し
太刀魚の塩干しです!
塩干しもすごく美味しいんですよね~☆
まとめ
動画で実際に太刀魚が立って泳いでいるものをみて面白かったですよね!
どうして泳ぐかは記事でも紹介したように捕食する魚を見るためなどいろいろな説がありますが、実際にどうしてそうなっているのかはわからないので太刀魚に聞いてみたいですよね!間近で見たい人はいくつかの水族館にもいるようなので実際に見てみてください!
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